2019/08/02 - 2019/08/04
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旅好き長さんさん
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湯布院にある会社の保養所を利用して、2泊3日で国東半島のお寺めぐりと高千穂峡を観光して来ました。
今回は天気に恵まれ,その分とても暑く、大汗をかきながらの旅になりました。
今回の旅程は、
8月2日(金)山陽・中国・東九州自動車道を走って国東半島に行き、道の駅くにみで昼食後、富来神社・文殊仙寺・両子寺・天念寺・富貴寺を巡って湯布院で宿泊
8月3日(土)湯布院より、やまなみハイウェイを走って高千穂に向かい、天岩戸神社・天安河原・くしふる神社・高千穂神社を参拝後、高千穂峡を観光して湯布院に戻って宿泊。
8月4日(日)九重夢大吊橋観光後、来た道の逆ルートで、途中田舎の墓参りをしたのち帰宅しました。
走行距離はトータル1400Km。結構走りました。
今回は旅行2日目の高千穂観光と3日目の九重夢大吊橋観光を紹介します。
高千穂は天孫降臨の地ということで沢山のパワーをいただきました。
当初は『高千穂神社』『天岩戸神社』『天安河原』『荒立神社』『くしふる神社』の5つのパワースポットを回る予定でしたが、『荒立神社』の場所がわからず、4つのパワースポットしか回られなかったのが残念です。
それにしても初めて見る天の岩戸と天安河原、とても神秘的な所でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
8月3日(土)、旅行2日目。
今日は高千穂観光の予定。
昨晩は早く眠ったせいか、夜明け前の5時に起床。
部屋の窓から外を見ると、由布岳が朝焼けに染まっています。 -
徐々に陽が昇り、ちょっと位置がずれていますが、ダイヤモンド由布岳になっています。
この日は高千穂観光のため朝風呂に入って早々に朝食をいただきました。
そして8時に宿を出発。 -
イチオシ
湯布院から高千穂までは地図で見ると近そうに見えますが、阿蘇山を迂回していくので車だと3時間くらい掛かります。
ただやまなみハイウェイを走るので、その間の景色は絶景です。
この写真は城山展望所からの眺めです。
よく見ると阿蘇山の中岳から噴煙が出ています。 -
アップで見るとこんな感じです。
結構中岳から噴煙が昇っています。
最近、日本国中の火山の活動が活発化しています。 -
さらに高千穂に向けて進んでいきます。
ここは、奥阿蘇大橋。 -
この橋は、五ヶ瀬川の支流川走川の急峻な渓谷に架設された橋長さ360m、幅員8m、アーチ支間201mとアーチ橋としては国内屈指の最大橋です。
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橋の上からの景色も絶景です。
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天岩戸神社には10時40分に到着。
湯布院から2時間40分。結構山道を走りました。
西本宮に駐車しようと思ったのですが、満車で天照大神がお住まいになられた東本宮の駐車場に車を停めて、歩いて西本宮に向かいます。
橋の欄干の人形も素敵です。 -
おみやげ屋さんが並ぶ商店街も飾り付けられ、何かイベントがあるようです。
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これが天岩戸の案内図です。
徒歩で天岩戸五社めぐりが出来るようです。
ただ今回は時間が無いので、天の岩戸をご神体とする西本宮と天野安河原を回ります。 -
まずはこの鳥居を抜けて西本宮に向かいます。
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その途中、この像を発見。
この像は天照大神が岩戸にお隠れになり、岩戸をあけて外をご覧になった際、岩戸のかげで待ち構えていた天手力雄命(奥社にお祀りしてある神様)が岩戸に手をかけ一気にガラガラと渾身の力を込めて、岩戸をあけてこの大きな岩を投げ飛ばしている像です。
なんとこの岩は戸隠山まで飛んだそうです。 -
この日は観光客も少なく参道は静かで神秘的です。
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その途中、松尾芭蕉の句碑もありました。
何とこの句碑は、1855年に建立されたそうです。
ちなみに句は、
『梅が香にのつと
日乃出る山路哉 はせを』
です。 -
これが天岩戸神社の案内図です。
ご神体の天岩戸は、西本宮の岩戸川を挟んだ正面にあります。 -
この天岩戸は、自由に見学できませんが、この写真のように定期的に『天岩戸遙拝所』に無料で案内していただけます。
私たちは11時からの便で案内してもらいました。 -
出発地の案内所を11時に出発し、神職の方から神社の説明を受けながら西本宮を目指します。
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ここから入ってまずは西本宮を参拝します。
燈籠も苔むして歴史を感じます。 -
これは西本宮の隣にある神楽殿です。
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これは象かな?
とても立派な彫刻です。 -
そしてこちらが西本宮拝殿です。
ここでまずは参拝します。
その後、拝殿の後ろ側にある『天岩戸拝殿所』に案内していただきました。
残念ながらご神体の天岩戸は写真撮影禁止ですので写真はありません。 -
案内は30分足らずで終了し、今度は個人で天安河原に向かいます。
天安河原は、天岩戸神社より500メートル川上にあるのでこのような道を歩いて向かいます。 -
岩戸川の渓流沿いの遊歩道を進んでいきますので、この日は暑かったもののヒンヤリとして気持ちよかったです。
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マイナスイオンたっぷりです。
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そしてここが天安河原。
仰慕窟(ぎょうぼがいわや)と呼ばれる間口40メートル、奥行き30メートルの洞窟内に社があります。 -
社(やしろ)内には、沢山の小石が積まれています。
これは、石を積んで願いことをする願い事が叶うとのことで参拝者の方が積まれたようです。 -
ここは天照大神が岩戸に隠れた際、八百万の神がここに集まり神議したと伝わる場所です。
そのためここもパワースポットの一つです。 -
それにしても岩戸川の渓谷美もきれいでした。
その後、次の目的地の『荒立神社』に向かいましたが、カーナビの地図に登録されてなく、やむなく『くしふる神社』に向かいました。
先日カーナビのソフトをアップデートしたばかりなのに何故表示しなかったのか不明です。 -
ここが『くしふる神社』
まずは社殿に向かいます。 -
この階段を登ったところに、1694年に延岡城主によって建てられた社殿があります。
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この『くしふる神社』から続く遊歩道で天孫降臨後に諸神が天上を拝んだ『高天原遙拝所』、初代天皇・神武天皇とその兄弟4人の皇子が誕生した『四皇子峰』などの神話スポットを巡る神話史跡コースもあるようです。
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この神社は五穀豊穣、出世開運、武運長久などの御利益があるそうです。
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そして次に向かったのが四つ目のパワースポットの『高千穂神社』
約1900年前の垂仁天皇時代に創建され、高千穂郷八十八社の総社で、神社本殿と所蔵品の鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。
主祭神は高千穂皇神と十社大明神で、特に農産業・厄祓・縁結びの神をして広く信仰を集めています。
高千穂皇神は日向三代と配偶神の総称で、十社大明神は三毛入野命をはじめとする10柱を祀っています。 -
これが神社本殿で、平成16年に国の重要文化財に指定されています。
本殿は1778年に再建されており、五間社流造で九州を代表する大規模な本殿です。
それにしても立派な本殿です。 -
この本殿の立派な彫像は、御祭神の三毛入野命が霜宮鬼八荒神を退治されたものを描いたものだそうです。
とても精緻な彫像です。 -
そしてこちらは鎮石で、石に祈ると悩みを鎮めてくれるそうです。
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境内にはこの神楽殿もあり、ここで毎晩20時~21時に観光客向けに高千穂神楽を奉納しているようです。
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こちらが神楽殿の内部で、三十三番の神楽の中から代表的な4番『手力雄の舞』『鈿女の舞』『戸取の舞』『御神体の舞』を毎晩公開しているようです。
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この舞台で神楽が舞われるようです。
舞台の上にある『えりもの』(神庭を囲む切り紙)は神域を表し、魔除けの役割をしているそうです。
切り紙は四面が異なり、自然界の神々や十二支などのモチーフになっています。 -
そして境内には立派な夫婦杉もあります。
この杉の周りを夫婦、恋人、友達と手をつないで3回まわると縁結び、家内安全、子孫繁栄の3つの願いが叶うと言われているようです。 -
お昼をちょっと過ぎたので、昼食はインターネットで調べた『食堂のぶ』でいただきます。
この食堂は、そばに駐車場がないのでちょっと不便です。 -
ここの名物はこのウナギ料理。
ウナギは宮崎から仕入れているようで、水槽内で泳いでいるウナギをその場でさばいていただけます。
そのため鮮度は抜群。
しかも蒸していないので食感もあって、とても美味しくいただきました。
料金はウナギを増量してもらって3000円くらいでした。
久しぶりに美味しいウナギをいただきました。
ウナギとパワースポット巡りでパワー満タンです。 -
そして最後の観光地の高千穂峡。
まずは高千穂大橋のそばにある、無料のおおはし案内所に駐車して、向かいます。 -
おおはし案内所から高千穂峡目指して山道を下っていきます。
この橋はその中間点にある石造りの神橋。 -
ここは渓谷の狭くなったところで甌穴(おうけつ)と呼ばれる所です。
河床の岩盤の窪みや割れ目に渦巻きが生じ、そのエネルギーによって穴が出来、その穴に入った小石が渦巻きによってできた深い円筒形の穴が沢山あります。 -
イチオシ
ここからは高千穂峡に架かる三本の橋を眺めることが出来ます。
一番向こう側から『神都高千穂大橋(コンクリート橋)』『高千穂大橋(鋼橋)』『神橋(石橋)』です。
駐車場は『高千穂大橋』の左側ですので、戻りは坂道を登っていく必要があります。
引き返すのも結構大変です。 -
ここら当たりは、五ヶ瀬川の幅も狭くなっていて水もきれいです。
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これは槍飛橋。
この橋を渡って真名井の滝を目指します。 -
その途中、山道の遊歩道を抜けていきます。
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そしてここは鬼八(きはち)の力石。
この高千穂の地は、ミケイリノミコトが悪さばかりする鬼八を退治して治めたそうです。
そのときに鬼八が力自慢のため投げたと言われる石がこれで、重さは何と200トンもあるそうです。 -
さらに進むと真名井の滝が見えてきます。
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昨日までは増水して貸しボートは乗船中止になっていましたが、今日から再開したようです。
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イチオシ
真名井の滝周辺には沢山のボートが出ています。
水しぶきがかかり気持ちよさそうです。 -
遊歩道はまだまだ続くのですが、駐車場まで戻ることを思うと気が重くなるのでここから引き返すことにしました。
何せこの写真の中央の橋まで登っていかなければなりません。
その後、道の駅高千穂に立ち寄ってお土産を買って、湯布院まで引き返します。
何せ湯布院まで3時間弱かかります。 -
やまなみハイウェイを走っている途中、面白いものを見つけたので駐車して休憩します。
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いろいろな動物の形に剪定された木が沢山並んでいます。
かなりの範囲の木々がこのようにいろいろな動物などの形に剪定されているので必見です。 -
イチオシ
されに進んでいくと展望台が有り、阿蘇山の中岳を眺めることが出来ました。
これで阿蘇山ともお別れです。
結局湯布院の宿には18時前に戻ること出来ました。
その後お風呂に入って夕食をとりこの日も早めにやすみました。
結局、この日の歩数は11,821歩。
結構歩きました。 -
8月4日(日)、旅行3日目です。
この日も早く目が覚め、窓から外を眺めると由布岳の頂上には雲がかかっています。
朝焼けもきれいです。 -
徐々に陽が昇るにつれて雲が出てきました。
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そして雲の合間から陽が昇ってきます。
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イチオシ
今日は昨日と違い雲が多いのでダイヤモンド由布岳も今一です。
由布岳の頂の雲は、笠雲のようなので今日は天気が悪くなるのかな?
今日の予定は朝食後、九重夢大吊橋を観光後山口の田舎に立ち寄って墓参りして帰宅する予定。
そのため今日は700Km近く走ります。 -
朝食後、宿を8時に出発し九重夢大吊橋に向かいます。
ここまでの道はあまり整備されておらず、結構な山道を走りました。
ただ朝早いので日曜日にもかかわらず、観光客はまだあまり来ていません。
帰る頃になると、中国からの団体さんが大勢つめかけていました。 -
500円の入場券を買って橋を渡ります。
吊り橋の上からの景色は絶景です。
以前ここに来たときは大雨だったのでこの景色が楽しめませんでしたが、今日は天気が良いので絶景です。 -
イチオシ
この吊橋は、2006年にオープンしたもので、長さ390m、高さ173m、幅1.5mあり、歩道専用の吊り橋としては日本一の高さを誇るようです。
ただ長さは今年の春に行った三島スカイウォークが400mですので、それが出来たことにより二番目の長さになったようです。 -
橋の上からは『日本の滝百選』にも選ばれた『震動の滝雄橋(右側の滝)』と『雌滝(左側の滝)』を望むことができます。
雄滝と雌滝の間にもう一つ滝があるようですが、水量が少ないせいかこの日は見られませんでした。 -
吊り橋を渡った所に展望台が有り、そこから吊り橋全体を眺めることが出来ます。
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その展望台がそれで、ここに入るには入場料100円が必要です。
100円払って見るほどの景色ではないかな?
この九重夢大吊橋観光後、来たときの逆ルートで大分・東九州・中国・山陽自動車道を走って山口の田舎に向かいます。 -
その途中休憩したのが九州最北端の門司港に有る『めかりPA(パーキングエリア)』
-
このPA(パーキングエリア)からは関門橋が一望できます。
ただ橋の眺めは山口県側の壇ノ浦PAのほうがいいかな。
展望台が立ち入り禁止になっていたのが残念です。 -
その後田舎の墓参りを済ませ、いつも行っているお好み焼き屋さんで昼食をいただきます。
ここの広島焼き(こちらではお好み焼きと言います)は絶品。
今回もうどん豚玉をいただきました。
ボリュームもあり、600円とは格安です。
昼食後、さらに山陽自動車道をひた走り、18時に無事帰宅できました。
この3日間の走行距離は約1400Km。
結構走りました。
歳を取ると段々長距離のドライブも大変になってきますが、今回は高千穂で沢山のパワーをもらったので無事に旅を終えることが出来ました。
次はどこに行こうかな・・・。
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旅行記グループ 湯布院に泊まって国東と高千穂を巡る旅
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