2019/06/23 - 2019/06/29
319位(同エリア776件中)
ぶたこさん
青い海が恋しくなって、南イタリアに行くことにした。
ずっと前から行きたいと思っていたアマルフィがまず浮かび、アクセス方法を調べていたら最寄空港がナポリと分かり、ナポリでピッツァも食べたい!ということでナポリも追加。
地図を眺めていたらカプリ島も近い事が分かる。名前は聞いたことがあるけれどどんな島?と思ったらあの有名な「青の洞窟」がある島なのね。
こりゃ行かねば!ということでカプリ島も追加。
折しもヨーロッパに記録的な熱波の到来した1週間、暑い暑い6泊7日の旅になった。
旅程:
6月23日(日) 早朝出発、空路ナポリから陸路アマルフィ アマルフィ泊
6月24日(月) アマルフィ泊
6月25日(火) 高速船でカプリ島に移動 カプリ島泊
6月26日(水) カプリ島泊
6月27日(木) 高速船でナポリに移動 ナポリ泊
6月28日(金) ナポリ泊
6月29日(土) 深夜帰宅
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
カプリ2日目の朝。快晴。
気温は高いけど、島だからか良い風が入ってくるのでエアコンをつけずに一晩過ごせました。
こちらの宿の朝食システムはちょっと変わっていて、部屋を出た廊下にある各部屋毎のロッカーに朝食が用意されています。
コーヒーやお茶は部屋のコーヒーメーカーで作ります。
バルコニーで海を眺めながらの朝食。他人を気にしなくていいので気楽です。
気をつけなくてはいけない事がひとつ。
バルコニーのテーブルに朝食をセットして、飲み物を作ろうと一瞬目を離した隙にカモメが一羽飛んできて大事な朝食を盗もうとした!
慌てて追い払ったらすぐに逃げて行ったので良かったけど、びっくりしました。 -
朝食の中身はこんな感じ。
パックに入ったパンとラスク、クッキーにジャムとバター。
あとはリンゴ入りのパウンドケーキ。
ヨーグルトとジュースは予め部屋の冷蔵庫に用意されています。
あと、前日に買っておいた桃とオレンジも食べました。
こちら宿の口コミでは、朝食がショボいという意見がいくつかあったのは予め知っていたけど、普段朝食はほとんど食べない私と、旅行中の朝食は決まって菓子パンという夫にとってはパーフェクトな内容です。
パックに入ったパンなど私の分は、観光途中のおやつに取っておくことにしました。
朝食の後、早めに出発して青の洞窟に向かいます。
日帰り観光の人たちは、朝一のフェリーでカプリ島にやって来て、港でそのまま青の洞窟行きのボートに乗り換えて来るのが一般的。この場合海からのアクセスになるので、洞窟に入る順番待ちも揺れるボートの上になります。
混雑する時間帯は1時間以上待つのが当たり前という状況なので、ボートはきついかなということで、私たちはバスで行くことにしました。
日帰り観光組のフェリーがやってくる前に青の洞窟に到着したいので、宿を8時前に出て、カプリのバス乗り場まで歩いて行きました。
バス乗り場はウンベルト1世広場から車道に沿って少し行ったところにあります。
ここからまずは山の向こうのアナカプリまで行きます。 -
断崖を這うような1本道を通り抜けるとアナカプリの街に出ます。
バスターミナルで青の洞窟(Grotta Azzurra)行きのバスに乗り換えです。終点なので間違えることはなさそう。
まだ朝早いので、青の洞窟に行くらしき人は私達以外日本人らしきカップルが2組と他に数人といった感じで、そんなに混雑はしていませんでした。むしろ通勤通学の地元の人の方が多い。
バスが到着したら、右側の通路が青の洞窟の入り口です。
間違える人が多いのか、地元のおじさんがバス停に立っていて「こっちだよ」と教えてくれました。 -
陸アクセス組の方には既に結構な行列が出来ていました。
ガイドのお兄さんに聞いたら、40分待ちだそう。
ちょっとうんざりした感じでいたら、私の前に並んでいたイタリア人のカップルが、前日にボートでやって来たんだけど3時間待ちで結局タイムアップで入れなかったので、再挑戦に来たと言っていました。
これでもまだ朝早いので待ち時間としては全然短い方みたいです。
青の洞窟は朝イチで来るのが良いみたい。 -
海からアクセスのボート組もちらほら増えてきましたよ。この人たちはここから小型ボートに乗り換えての入場になります。
青の洞窟に入る小型ボートは基本4人乗りなので、こちらもかなりの順番待ちです。 -
おお、だいぶ増えてきたな。
-
洞窟の入り口はとても小さいのでこうしてボートに寝そべって入ります。
-
こっちは料金所。一人14ユーロ。なかなかのお値段。
あと、船頭さんにチップとして一人2~3ユーロ用意しておきます。
揺れる船の上なので、予めお金はお釣りのないように用意しておくとスムーズかも。
いよいよ洞窟に入ります。 -
おおー、美しい青!
空間自体はそんなに広くないですがとにかく青が綺麗。
船頭さんがカンツォーネを歌いながら洞窟を一周してくれます。うちの船頭さんは写真も撮ってくれてサービス良かったです。 -
あっという間に外に出て、青の洞窟観光終了。
何度もリピートするような観光名所ではないけど、1回は見ておくべき。
海況によって入場できる確率は60~70%くらいらしいので、1回で入れたのはラッキーでした。
再びバスに乗ってアナカプリまで戻り、今度は山に登ります。
ソラーロ山(Monte Solaro)は島の最高峰で589mあります。
登ると言っも自分の足ではなく、リフトで気軽に頂上まで行くことが出来ます。
アナカプリのバスターミナルすぐ近くにリフト乗り場があります。
往復12ユーロ、片道9ユーロという謎の料金設定。勿論往復でチケット購入。 -
最初はちょっと怖いけど、慣れてくるとカプリの絶景を楽しむことが出来ます。
-
人んちの庭の上も通ります。
-
頂上は展望スペースが綺麗に整備されており、絶景が360℃楽しめます。
-
写真では伝わりづらいけど、本当に素晴らしい景色です。
-
500m以上の断崖絶壁。
正直、青の洞窟より感動したかも。 -
カプリの街方面とファラリオーニ。
-
展望カフェで本日のグラニータ。
こちらの山にはリフトの他、登山道も整備されているので歩いて登ることも出来ます。
サンダルしか持って来ていなかったので今回は見送りましたが、カプリ島には絶景を望める山登りやトレッキングコースがいくつかあるので、次回チャンスがあれば靴必須で来たいです。 -
下りのリフトからはアナカプリの街と海が一望できます。とてもいい眺め。
-
行きのリフトはガラガラですぐ乗れたのに、私たちが帰る頃には上りのリフトは満席で、乗り場も行列でした。
青の洞窟もそうですが、カプリの観光名所は早め早めに行動するのが良さそうです。 -
バスでカプリに戻って来ました。
セレブな通りをウィンドーショッピングしながらアウグスト公園までやって来ました。
1ユーロの入場料を払って中に入ると、優雅な庭園が広がります。 -
この庭園はもともとドイツの富豪クルップさんが所有していたもので、敷地内にはクルップさんの名前の付いたホテルや、通りもあります。
-
これが海へと続くクルップ通り。現在は残念ながら立ち入り禁止になっています。
-
庭園内の展望台からの眺め。
ボートが沢山泊まっていて、泳いでいる人もチラホラ。
こういったクルージングボート、大体200ユーロくらいで貸切できるみたい。
他の人と乗り合いだったらもっと安くチャーター出来ます。
今回の旅行では残念ながら海に入る機会がなかったので、次回は海遊びもしてみたいです。 -
泳ぎたい・・・
-
カプリ島は本当にどこに行っても絶景が楽しめます。
庭園を出てすぐ近くにある高級香水店カルトゥージア(Carthusia)に入ってみました。
カプリ島のレモンや花を原料にした香水専門店で、こちらの本店の他カプリ島内に数件支店があります。
香水には全く興味がないのですが、ハンドクリームとリップバームを妹のお土産に買いました。自分用にもレモンのリップバームを。
どれも嫌味のない物凄く上品な香りで気に入りました。
他の支店やナポリの空港でもチラッと見ましたが、やはり本店が一番品揃えが良いようです。 -
カメレッレ通り(via Camerelle)はカプリ島きってのセレブ通り。
ここはパリか?ミラノか?と思うほど、誰でも知っているブランドのショップが立ち並びます。 -
お腹が空いたので、軽く何か食べることにしました。
リサーチしていなかったので、カメレッレ通りにあっためっちゃセレブ感漂うレストランになんとなく入ってみることに。
【Le Camerelle】 -
白基調の開放的な造りで、眺めもとても良いですが料理もお高そう。
-
夫のチキンシーザーサラダ。美味しかったらしい。
-
私はイタリア滞在中は魚介類を食べまくると決めていたので、シーフードサラダにしました。
オシャレな盛り付けで、ホントにシーフードのみ。レモンの風味が効いていて美味しかったです。
これにグラスワイン。新しいボトルを空けてくれて、味もすごく美味しいワインでしたが、そういえば値段見ずに頼んだな。
お会計お願いしたら、なななんと70ユーロ!
サービス料も入っているとはいえ、さすがセレブな島イチのセレブな通りにあるレストランだな。思いがけず散財したランチになりました。
ま、これも旅の思い出。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ぶたこさんの関連旅行記
カプリ島(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
30