2019/07/19 - 2019/07/26
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ゆずのはさん
13年ぶりの海外旅行は英国周遊8日間の旅の続きです。
後編では、第4日目のストラットフォードアポンエイボンから帰国までを記します。
第1日目
自宅→成田空港→ブリティッシュエアウェイズ直行便にてロンドン・ヒースロー空港→(チャーターバス)→リバプール泊
第2日目
ホテル→ハワース(観光、昼食)→湖水地方観光(ボウネス散策、ウィンダミア湖遊覧船乗船)→リバプール泊
第3日目
ホテル→リバプール観光(キャバンクラブ、マシューストリート、アルバートドック)→チェスター観光→コンウィ(コンウィ城観光)→バーミンガム泊
第4日目
ホテル→ストラトフォードアポンエイボン観光(リバ-クルーズ、ホーリートリニティ教会、シェークスピア生家、アンハサウェイ生家)→ボートオンザウォーター→ラベンダー畑→バイブリー→バーミンガム泊
第5日目
ホテル→オックスフォード観光(クライストチャーチ、セントメアリー教会、マートンカレッジ)→ロンドン市内観光(大英博物館、コヴェントガーデン)→ロンドン郊外泊
第6日目
ホテル→ロンドン市内観光(ナショナルギャラリー、ウェストミンスター寺院、バッキンガム宮殿)→自由行動(ブラウンズホテルでアフタヌーンティー、ベーカーストリート、タワーブリッジ)→ロンドン郊外泊
第7日目
自由散策→(チャーターバス)→ホテル→ヒースロー空港→機内泊
第8日目
成田空港到着→自宅
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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第4日目の朝食。
シリアルとイングリッシュブレイクファスト。
旅の間中、ホテルではほぼ同じメニューだったのですが、ベイクドビーンズ(白いんげん豆のトマト煮込み)とソーセージは飽きずに毎回たくさん頂きました。
ミルクティー(Clipperという銘柄のミルクティー向きの紅茶)は相変わらず、おいしかったです。
しかし、このホテルの接客は残念なことが多くて、日本のホテルとは大違いだったけど、これもお国の違いということで・・・。 -
ホテルを8時に出発して、約一時間ほどで、ストラットフォードアポンエイボンに到着しました。
まずは、エイボン川を45分ほどクルーズ体験。
※正式には『ストラットフォードアポンエイヴォン』らしいですが、ちょっと面倒なので、ストラットフォードアポンエイボンと書かせて頂きますね。 -
エイボン川をのんびり船は進んで行きます。
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修復を繰り返してはいるそうですが、シェークスピアが生まれる前からあったという橋。
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観覧車が見えてきました。
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天気はあまり良くありませんが、のんびりとリバークルーズを楽しめました。
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アルバートドックにもあったナローボートが繋留されていました。
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曇っているので写真はイマイチですが、エイボン川の流れは穏やかで遊覧船からの景色もきれいでした。
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ホーリートリニティ教会が見えてきました。
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前方の橋を潜ったら、このリバークルーズも終わりです。
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石の橋好きにはたまらないな、この橋。
ナンチャッテ橋マニアの夫(カメラ小僧)のテンションはもちろん上がりっぱなし。 -
リバークルーズもあっという間に終わりが近づいています。
川岸にあるシェークスピア劇場を撮ったはずなのに、スマホのストライキにより写っていませんでした。 -
リバークルーズを終え、ストラットフォードアポンエイボンの街歩きが始まります。
まずは、シェークスピアの銅像を見ました。 -
シェークスピアの銅像(1888年ガウワー作)は、川縁の眺めの良い公園バンクロフトガーデンに設置されていました。
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ストラットフォードアポンエイボンの街歩き開始。
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遠くにギルド教会の塔が見えます。
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チェスターにもあったけど、木組みの家が中世の雰囲気を醸し出しています。
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ギルド教会。
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中世の家並みが多く残るこの街は、7世紀頃からウォーリックシャーの中心地として栄えていたそうです。
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これもシェークスピア縁の建物だそうです。
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ホーリートリニティ教会へ。
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リバークルーズでも見えたホーリートリニティ教会。(こちらは見事に逆光)
シェークスピアが洗礼を受けた教会なのですが、その内陣にはお墓もあるそうです。 -
こちらからは教会外観がきれいに撮れました。
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ホーリートリニティ教会内部。
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ステンドグラスが美しい。
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教会敷地内の遊歩道から見たエイボン川の流れ。
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こちらがウィリアムシェークスピアの生家。
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道化師像の前が集合場所でした。
慌ただしくて、おみやげを買う時間はほとんど無し。
個人で、ストラットフォードアポンエイボンにもう来ることは無さそうなので、ゆっくりおみやげくらいは見てみたかったな。
イギリス国内の有名どころは押さえてあるのがツアー旅行の良い点だけど、移動距離が長くて、肝心の観光は非常に慌ただしいってのが残念な点かなと思います。 -
バスに乗車して、シェークスピアの妻アン・ハサウェイの生家へ。
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アン・ハサウェイ生家近くのカフェで、昼食代わりのアフタヌーンティーを頂きました。
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アン・ハサウェイ生家の裏側が見えました。
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大分前に用意されていたのか、サンドイッチもスコーンもパサついていましたが、ミルクティーはやはりおいしかったです。
イギリスではポピュラーなロッダス社のクローテッドクリームも絶品でした。 -
アン・ハサウェイの生家後ろにあるおみやげ売り場へ。
ストラットフォードアポンエイボンからボートオンザウォーターまでは約50km、途中にラベンダー畑へ立ち寄る予定で、13時30頃に出発しました。 -
ボートオンザウォーターやバイブリーに向かう途中に立ち寄った、同じコッツウォルズ地方にあるラベンダー畑。
個人だと、しっかり4£くらい入園料を取るようですが、旅行代金に含まれているので、入口は配られたカードを見せるだけでした。
ところで、バイブリーって、本国ではバイベリーって発音するらしいです。 -
手前にピンク色っぽい花、これもラベンダー。
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スマホカメラだと一部しか撮れませんでしたが、なかなか見事なラベンダー畑でした。
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同じくラベンダー畑の景色。
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14時30分過ぎにボートオンザウォーターに到着。
約一時間の自由散策です。 -
ウィンドラッシュ川の近くにはおみやげもの屋さんもあり、観光客がたくさんいました。
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ボートオンザウォーターのメイン、ウィンドラッシュ川。
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名所の石橋の上には観光客がギッシリだったので撮らず、ウィンドラッシュ川のみを撮りました。
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おみやげもの屋さんの軒先に飾られたラベンダーの花玉。
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お盆に帰省する息子に、いかにもなイギリスみやげを購入し、石積みの塀を通って駐車場方面へ。
ボートオンザウォーターは素敵なところだけど、観光客の多さにちょっと辟易しちゃったので・・・ -
そんなわけで、駐車場に着いた時から目をつけていたスーパーマーケットへ。
夫はボートオンザウォーターの散策&撮影に夢中のため、もちろん別行動(笑)
現地のスーパーマーケットでばらまき用のおみやげを調達するつもりでしたが、メジャーなテスコにもセインズベリーにも時間的な都合で寄れなかったため、ようやくイギリス初スーパーマーケットです。
画像はありませんが、イギリスで人気のヨークシャーティー(ミルクティーにすると絶品!)が100パック入りで1£99P(280円弱)、トワイニングのアールグレイが100パック入りで4£99P(700円弱)と格安で手に入りました。
※エコ包装が主流のイギリスでは、ティーバッグも日本のような個包装でないことが多く、envelopeまたはティーバッグの絵が箱に記載されていない物以外はばらまき用に不向きなのでご注意を。
ばらまき用には、値段1£で4枚×5袋入り個包装になっている食物繊維たっぷりのビスケットを6箱購入しました。
コープは全体的にそんなに安いとは思いませんでしたが、日本で20パック450円もするトワイニングのアールグレイがこんなに安く買えるんだから、今度、イギリスに来ることがあったら、テスコ、セインズベリー、ウェイトローズ、M&Sなどのメジャーなスーパーマーケット巡りをしようと心に誓った私でした・・・。 -
ボートオンザウォーターから約22kmのバイブリーには16時半近くに到着。
蔦の絡まった建物がザ・スワンホテル・バイブリー。
橋の左側に養鱒場があるそうです(見学は有料)。
バイブリーでの散策タイムは45分間・・・ツアーだから仕方ないけど、なんとも慌ただしい。 -
蜂蜜色の石の家が建ち並ぶバイブリー。
この村に来る途中にもかわいい家がたくさんあったのですが、窓側を夫(カメラ小僧)に奪われてしまっため写真は無しです。 -
背の高い薔薇が植えられた小さな家。
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コルン川の岸辺の遊歩道を歩いて、アーリントン・ロウへ。
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観光客でごった返すアーリントン・ロウ・コテージ。
1380年に修道院の羊毛貯蔵庫として建てられた建物を17世紀に織物工場の職工の住むコテージとして改装し、現在はナショナルトラストの所有になり、居住用に一般の人にも貸し出しされているそうです。
だから、外観のみの見学となっています。 -
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川越しに見るとアーリントン・ロウ・コテージの全景が良く見えました。
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これは個人宅のようです・・・こんな素敵なお家に住んでみたいかも。
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お庭も素敵。
大好きなアガサ・クリスティーのマープル物やその他のイギリスのドラマで観て、前から感心していたのですが、こうして旅してみて、改めて、この国の人たちって本当にガーデニングに相当な情熱を持っているなと思いました。 -
コルン川に架かる木橋。
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バイブリー名所の一つの石橋。
橋の名前を調べたけどわかりませんでした。 -
バイブリーからバーミンガムへは約115km、予定では18時半には到着予定でしたが、どうしても予定通りには行かず、19時半近くにバーミンガムの市街地へ来ました。
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夕食の場所がわかりづらく、バスを停めた場所から結構歩きました。
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バーミンガムにもトラムが走っているのね。
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イギリス第二の都市であるバーミンガムは賑やかだけど雑多な雰囲気の街という印象。
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Bacchus Barというところで夕食を頂いたのですが、なぜかデザートのケーキしか写真が残っていませんでした。
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第5日目。
バーミンガムでの最後の朝、ホテル客室窓から見える風景。 -
バーミンガムからオックスフォードまでは約126km。
バーミンガムを8時に出発して、10時頃に到着しました。
ずっと不安定な天気ばかりで、しかも、大部分は曇り空だったのに、この日は一日中晴れ、いきなり東京みたいな猛暑がやってきました。 -
このマクドナルド・ランドルフホテル前を集合場所に、約一時間半のオックスフォード観光が始まりました。
このホテルのアフタヌーンティーは良いらしいです。 -
Oxford War Memorialsの近くでバスを下車しました。
この建物は、聖メアリー・マグダレン英国国教会だと思うんですけど。 -
セントジョンカレッジの一部?だったかなぁ・・・ベリオールカレッジはまだ先だったような。
徒歩観光の場合、必ずイヤフォンガイド『耳太郎』を装着したのですが、聞き逃しも多くて。 -
トリニティカレッジ・・・?
結構記憶力はそんなに悪くないはずだったのに、歩くのに必死で良く覚えていません。 -
カレッジの長い塀。
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エクセターカレッジの敷地内にアカデミックガウン(黒いガウン)を来た学生が何やらセレモニーをしているのが見えました。
このような風景、AXミステリーで放送されているルイス警部シリーズで何度も観た記憶が。 -
途中のSA辺りで壊れ始め、オックスフォード徒歩観光中、夫(カメラ小僧)の靴が完全に壊れるというアクシデントに見舞われてしまいました。
※ロンドンでアフタヌーンティー予定のため、革靴っぽい靴を履いていました。
急遽、近くのセール中の靴屋に飛び込み、69£のバッグスキンの靴をgetしたものの、当然のことながらツアーの皆さんとはぐれてしまいました。
ナンチャッテイングリッシュで警備員さんに道を聞いたり、中国人ツアーの方の後ろにくっついて行ったりしているうちに、運良く自分のツアーの一団に遭遇できました。
迷子事件のお陰で、聖メアリー教会や、その後ろにあるラドクリフカメラ(『ルイス警部シリーズ』で頻繁に出てきた場所)を見られなかったのがすごく残念! -
マートンフィールド。
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左側がマートンカレッジ、右側に見える塔はマグダレンカレッジ。
マートンカレッジは新天皇が留学されていた大学ですね。 -
クライストチャーチ。
オックスフォード大学最大かつ裕福な大学であり、オックスフォード主教管区の大聖堂でもあります。 -
ブロードウォークを通って、マクドナルド・ランドルフホテル方面へ戻る途中、あまりにも花と緑が美しかったのでパチリ。
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クライストチャーチ裏側が見えます。
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青い空が美しいですが、この日のオックスフォードの気温は35℃くらいあったのでは?(ちなみにロンドンも猛暑!)
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『不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロルもオックスフォード出身なので、アリスショップがありました。
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クライストチャーチ正面玄関セントアルデートスのトムゲートの上にある8角形のトムタワー(別名グレートトム)。
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カーファックス塔。
この時計塔を見て、バスを駐車した場所に戻りました。
夫(カメラ小僧)の靴が壊れたせいで、ゆっくり観光とは行かなかったオックスフォードでした。 -
ロンドンに向かう途中で立ち寄ったレストラン。
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昼食は普通でしたが、別注のレモネードが非常に美味でした。
こちらのレストラン、冷房がありませんでした。(イギリスに猛暑日はほとんどないので、アパートなども冷房設備がないのが普通だとか) -
ロンドン中心部に入り、リージェンツ・パークを通り過ぎました。
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大英博物館到着。
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大英博物館の団体入口。
大英博物館の内部はさすがに冷房が効いてましたが、一歩外に出ると暑いのなんの・・・
スリの多い場所なので、要注意だそうです。 -
モアイ像。
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ピラネージの花瓶。
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明らかに偽物って感じだけど、人魚のミイラらしいです。
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ルイス島のチェス駒。
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1世紀頃のカメオガラスの花瓶、ポートランドの壺。
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死者の書。
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これ、なんだったか不明。
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新バビロニア王国時代のライオン壁画。
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大英博物館といえば、ロゼッタストーン。
ヒエログリフ(ヒエラティック、デモティックと並ぶエジプトの古代文字の一つ)の解明につながったといわれる歴史的なもの。
・・・これをいつか見るのが、夢の一つでした。 -
若きメムノン(ラムセス2世)胸像。
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柱の向こうにチラリと見えるのは、アメンホテプ3世の巨像だったかな。
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世界一有名な猫といわれるバステトの猫。
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ギリシャから返還を求められているらしいパルテノン神殿の彫刻群。
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同じくパルテノン神殿の彫刻群。
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売店のあるグレートコートが集合場所です。
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暑いですが、一度外に出て、大英博物館正面をパチリ。
広場にワゴン売りの軽食屋さんを見つけたので、冷たいレモネードを3£50Pで買って飲みました。
ペットボトルの冷え冷えのお茶が飲みた~い! -
アニメ展の看板を見つけたのでパチリ。
日本特有の文化だったアニメも今や世界的になりました。 -
コベント・ガーデン。
コベント・ガーデンでの写真はなんと一枚しかありませんでした。 -
コベント・ガーデンでツアー客の一人参加の方が迷子になり(結局、自力でホテルに向かったそうですが)、夕食が予定より遅くなってしまいました。
KENNEDYSというお店の看板を撮ったのですが、またまたスマホカメラのストライキにより写っておらず、いきなり料理の写真です。
まずは、お魚のスープ。 -
イギリスの名物料理といえば、やはり、フィッシュ&チップスでしょう。
モルトビネガー(左の茶色の瓶)を大量に掛けて頂きました。
正直、旅行中に食べた料理で一番おいしかったかも。 -
ロンドンでの宿は郊外にあるウェンブリースタジアム近くのホテル。
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ホテル近くに来たら、イベントがあるのかすごい人数の人が。
右奥側の茶色っぽい建物がヒルトン・ウェンブリー。
ホテルには21時近くの到着ですが、緯度の高いイギリスではご覧のような明るさです。 -
ヒルトンウェンブリーの朝食。
今までのホテルで一番種類がありましたが、イングリッシュブレックファストのメニューは同じでした。 -
第6日目は、ロンドン名物の赤い2階建てバスによる半日観光、午後からは自由行動の予定ですが、ウィンザー城観光が無料の日だっので、34名のツアー参加者中26名がウィンザー城観光参加、8名が自由行動を選択しました。
ブラウンズホテルのアフタヌーンティーを予約してあったので、もちろん、私たちは自由行動にしました。
テムズ川を渡る途中に見えた国会議事堂、象徴であるビッグベンは修復中のため布が掛けられていて見られず・・・ -
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テムズ川。
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まずはウェストミンスター寺院。
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バスに乗るため、パーラメントスクエアガーデン(?)を横切ります。
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ツアー専用の2階建てバス。
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バッキンガム宮殿へ。
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本日の衛兵は2名。
残念ながら、衛兵の交替式は見られませんでした。 -
衛兵さんを望遠で。
この暑いのに、役目とはいえ、ファーの帽子に厚手の制服姿で立ち続けるのは大変でしょうね。 -
バッキンガム宮殿の正面側の外観。
内部の撮影はもちろん禁止です。 -
バッキンガム宮殿内の売店。
素敵なお品がたくさんありましたが、結構高くてちょっとだけしか買いませんでした。 -
売店のテラスから見たバッキンガム宮殿の庭と建物。
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ナショナルギャラリー前のトラファルガー広場に来ました。
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トラファルガー広場の向こうがナショナルギャラリー。
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1805年のトラファルガーの海戦に勝利した記念に造られたトラファルガー広場。
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トラファルガーの海戦でイギリスを勝利に導いたイギリス一の英雄といわれるホレーショ・ネルソン提督(1758~1805)の像もあります。
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ナショナルギャラリーを見学します。
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太っ腹なことに撮影自由(但し、フラッシュは禁止)
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右:ラファエロ作『教皇ユリウス二世の肖像』(1511年)
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ギリシャ正教のイコンもありました。
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キリストを抱く聖母マリア。
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ナショナルギャラリー収蔵作品として有名な『アルノルフイーニ夫妻の像』ファン・アイク作(1434年)
これ、ちょっと怖い絵の部類のような・・・? -
レオナルド・ダ・ヴィンチ作『岩窟の聖母』。
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右:(ちょこっとしか写らなかった)フェルメール作『ヴァージナルの前に座る女』(1670年~1672年頃)
左:フェルメール作『ヴァージナルの前に立つ女』
この二つの絵は対になっているみたいです。 -
コンスタブルの絵?
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ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナーの作品。
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ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー作『解体されるために最後の停泊地に曳かれゆく戦艦テメレール号』(1938年)
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クリムト作『ヘルミーネ・ガリアの肖像』(1904年)
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モネ作『睡蓮』(1899年)
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ポール・ドラローシュ作『レディ・ジェーングレイの処刑』
在位僅か9日間の悲劇の女王ジェーングレイの処刑を描いた作品。
怖い絵展で日本でも展示されたことがありますが、直視に堪えない痛ましい絵画です。 -
ゴッホの『ひまわり』はテート・ブリテンに貸し出し中で観れなかったため、売店でひまわりのトートバッグ(16£)と靴下(6£)を買って我慢。
最初の予定では、他にも観たい絵があってテート・ブリテンにも行く予定だったのに、時間がなくて行けませんでした。
次回があったら、絶対にテート・ブリテンに行くもんね。 -
見学を終えて出たところに、なぜかピカチュウ。
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チャイナタウンで昼食後、ロンドン街歩き開始です。
地下鉄のピカデリー線に乗ってまずはグリーンパーク駅を目指します。
地下鉄の一日乗車券が1~6のエリア内乗り降り自由で13£50Pで購入できるのですが、券売機の性能が悪いというか、すぐに使用中止となってしまって現金払いがうまくいかず、同じツアーの自由行動組の方にカード払いで購入して頂きました。
券売機で悪戦苦闘したお陰で時間がかかり、行ってみたかったハロッズには行けず・・・(涙) -
ピカデリー線ホーム。
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グリーンパーク駅着。
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グリーンパーク駅を出たところ。
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グリーンパーク。
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グリーンパーク駅から5分ほどのところにあるブラウンズホテル。
ミステリーの女王アガサ・クリスティーのお気に入りのホテルで、『バートラムホテルにて』のモデルの一つといわれる名門ホテルです。
日本からネットで、14時半にアフタヌーンティーを予約してあります。
通りの名前は、オールドボンドストリートというらしいです。 -
同じくブラウンズホテル。
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ブラウンズホテルのティーラウンジ。
ナンチャッテイングリッシュの私でもPM2:30に予約してあることは伝わりました。 -
サービスのハーブドリンクを持って来た時にウェイターさんが「シャンパンいる?」って聞くから、「モエで」みたいな感じで答えちゃったら、もちろんシャンパンは一杯10£の有料。
知らなかったけど、最近、シャンパン付きのアフタヌーンティーが流行ってるとか?(伝票にはシャンパン代がしっかり加算されていました)
モエのシャンパンが届いた後に運ばれて来たのが、フィンガーサンドイッチとオープンサンド。
フィンガーサンドイッチは、キュウリとかハムとかサーモンの定番、オープンサンドは海老のカクテル、パルマハムなどでした。 -
サンドイッチ類をアップで。
普通、フィンガーサンドだけのところが多いのに、三種類のオープンサンドもあってボリュームがあり、パンもふわふわで味ももちろん◎でした。 -
次に、スコーン&ペストリー(ケーキ)。
スコーンがほっこり柔らかくておいしかった!
お茶はよくわからないので、コーニッシュティーを選択。(コンウォール地方のお茶らしい)
スコーンをお代わりしたかったけど、お代わりを英語でなんていうかすっかり忘れたので、ウェイターさんが聞きに来た時、「フィニッシュ」っていっちゃいました・・・お茶のお代わりも欲しかったなぁ。 -
ペストリー(ケーキ)は見た目はいいけど、味はちょっと甘過ぎかな。
ウェッジウッドの薔薇柄のお皿とカップ、銀製のティーウェアがシックで素晴らしい。 -
最後になぜか出てきたビクトリアケーキ、ビクトリア女王が大好きだったジャムとバタークリームを挟んだスポンジケーキです。
高価そうな銀器類と一緒に撮りました。
ロンドンでも様々なアフタヌーンティーがあると思いますが、やはり、銀のティーポットでお茶を淹れてくれるところの方がアフタヌーンティーらしくていいです。
しめて、20000円超のアフタヌーンティーとなりましたが、アガサクリスティー縁のホテルで、本場のアフタヌーンティーを味わうことができて大満足でした。 -
ブラウンズホテル周辺は人通りが多過ぎて写真は一枚も撮りませんでした。
グリーンパーク駅からジュビリー線でベーカー駅へ。 -
ようやく辿り着いたシャーロック・ホームズ博物館。
夫(カメラ小僧)が反対方向なのに言い張った結果、歩けど歩けど到着せず、一応引き返しつつ、得意のナンチャッテイングリッシュで街行くイギリス人に「すみません、シャーロック・ホームズ博物館はどこですか?」と尋ねると、「反対方向だよ」と教えてくれました。
再びナンチャッテイングリッシュで「歩くとどのくらいかかる?」と尋ねると「5分くらいかな。」
・・・実際にはもっとかかったのですが、迷ったら早めにナンチャッテイングリッシュでいいから、歩いている人に尋ねた方がいいなと思った私でした。
そんなわけで、シャーロック・ホームズ博物館に辿り着いた時にはクタクタに疲れていて、しかも100人超が入場の順番待ちするのを見て入館は諦めました。(写ってないけど、左側に長蛇の列) -
足は棒みたいだし、普段疲れ知らずの夫(カメラ小僧)も気温39℃と無駄に歩き回って疲れたみたいで、博物館近くのアイスクリーム屋のオープンカフェスペースで休憩しようと言い出しました。
アイスクリーム屋なので、コーヒーも無く、二人で違う味のスムージーを注文、でも侮るなかれ、非常においしいスムージーでした。(手前・私の注文したジンジャーベースのスムージー、奥・夫の注文したベリー系ベースのスムージー)
お陰で疲れも(ちょっとだけ)吹っ飛んだかも。 -
気を取り直し、ジュビリー線でロンドンブリッジ駅へ、そして、ロンドンブリッジを見に行きました。
我々が子どもの頃、『ロンドン橋』という歌があり(今の人は知らないかも)「ロンドン橋落ちた~♪落ちた~♪落ちた~♪ロンドン橋落ちた~♪ロンドン橋~♪」っていう歌詞だったと思うんですけど、ロンドンに行ったら、本物のロンドン橋を見よう!と思っていたらしい夫(カメラ小僧)・・・行ってみたら、何てことないただの石の橋だったんですけどね。 -
ロンドンブリッジから今度はタワーブリッジへ。
こちらはロンドン名所として有名だし、写真を撮っても絵になります。 -
川沿いを歩いて、タワーブリッジの良く見える場所までやって来ました。
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タワーブリッジの左側に見えるのは、歴史上有名な王族や政治犯が処刑(ナショナルギャラリーにも処刑の様子を描いた絵があったレディ・ジェーングレイもその一人)あるいは幽閉された悲劇の場所としても知られたロンドン塔。
1483年、エドワード4世の遺児エドワード5世とヨーク公リチャードもここに幽閉されたまま、いまだに行方不明となっていることをテレビの特集番組で観た記憶が有ります。
行ってみたいけど、ちょっと勇気の出ない場所。 -
ロンドン塔の前を遊覧船がゆっくりと通り過ぎて行こうとしています。
ウェストミンスターからグリニッジまで行ける船かな・・・?
案の定、リバークルーズしたかったと言い出す夫(カメラ小僧)、そんな時間ないに決まってるじゃん!と一刀両断しましたけどね。
ロンドン街歩きを堪能するには、最低、あと二日ないと無理・・・二日あれば、私の行きたかったテート・ブリテン、ウォータールーブリッジ、ハロッズ、リバティ、バーバリーのアウトレットにも余裕で行けたかも。 -
ロンドンブリッジ駅に戻る途中、もう一度ロンドンブリッジを撮りました。
この川沿いには観光客がたくさんいました。 -
ツアーの皆さんとはトラファルガー広場前のレストランで合流するため、ウォータールーでノーザン線に乗り換え、チャリングクロス駅で下車。
チャリングクロス駅のホームの絵がユニークなのでパチリ。 -
チャリングクロス駅改札口。
無事にツアーの皆さんと合流してホテルに戻ることができました。
楽しかったけど、半日ではさすがに堪能できなかったので、やはり、フリープランで来るしかないなぁ。 -
レストラン到着がバスの発車時間ギリギリだったため夕飯は食べ損ねたので、ホテル近くのバーでタコスとビールで簡単に済ませました。
しかし、オーダーが手間取るっていうか、タコス一つさえ、オーダーに時間がかかるイギリスのバーって何?・・・大して混んでもいないのに、オーダー後もなかなか持って来ないし(ちょっと文句) -
第7日目。
イギリス旅もついに最終日となりました。
機内食まで何も食べられそうにないので、最終日の朝食は今まで以上にたくさん頂きました。
このイングリッシュブレックファストともお別れだから・・・なんて(笑) -
フライトが15時45分で、ホテルのロビー集合は11時半くらいとのこと。
朝食後に、ホテル周辺を散策しました。
まだ午前9時なのに、ウェンブリーの辺りも猛暑のため、ちょっと歩くだけで汗だくになってしまいました。
写真はホテルすぐ近くにあるアウトレット。 -
ウェンブリースタジアムの近くにも行ってみました。
暑くて、これ以上無理。 -
ヒースロー空港。
ウェンブリーからヒースローまでわりと近いのですが、渋滞のため13時頃になってしまいました。 -
ヒルトンウェンブリーから同乗した日本人係員がまとめて手続きを行ったのですが、手荷物保安検査場には、ビジネスクラス、スーペリアエコノミー、エコノミーの順に入るため、エコノミークラスの私たちが通過するまでかなり時間がかかりました。
しかも、ヒースロー空港って異常に細かくって、ドリンク類は没収、液体物は目薬に至るまでジップロック様の透明なパッケージに入れて提出(入口に多量に用意してあるので用意していかなくても大丈夫)、また金属じゃないものまで感知してしまうため、腰痛ベルトをしていた私は詳しく身体検査をされてしまい、無罪放免になるまで大変でした。(夫も引っ掛かり、靴まで脱いだとか)
本当だったら、出国までかなり余裕があるはずだったのですが、手続きで待たされ、保安検査場で時間がかかり、楽しみにしていた空港でのおみやげ購入の時間があまりありませんでした。
ばらまき用のウォーカーズのショートブレッド等も自動精算(50£札使用不可)、これも手間取り、ハロッズの免税店でも慌ただしい買い物をしただけで出国することに・・・。
空港でゆっくり買い物できなかったのは初めてだったし、ハイブランドのバッグを一つも買わなかったのも初めてでした。
イギリスブランドの○ルベリー(←なぜか、ここだけ伏せ字)のバッグが買いたかったなぁ。
・・・またこの国に来なさいってことかしらね?(笑) -
第5ターミナルはブリティッシュエアウェイズ専用ターミナルなので、BA機ばかり。
直行便だから楽といえば楽だけど。 -
15時45分の離陸予定が大幅に遅れ、16時30分頃にようやく離陸。
翼越しに見るロンドン郊外の景色・・・イギリスともしばしのお別れね。
細かなアクシデントもあったし、良い印象ばかりじゃなかった国だけど、今度はいつ来ようかしら?なんて思っちゃうから不思議。 -
南部の田園地帯を飛んでるのかな?
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私の好きなイギリスの児童文学者エリナー・ファージョンが旅したライやアルフリストンにも、いつか行ってみたいな。
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南部辺りの田園地帯。
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こちらも南部辺りの景色。
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ドーバー海峡を過ぎて行きます。
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ノルウェーが見えてきました。
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氷河が作り出した複雑な海岸線。
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入り組んだ海岸線と大小の湖沼が美しいのですが、スマホカメラでうまく写らず残念。
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翼の下の奥辺りがノルウェーの首都オスロらしいです。
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1回目の機内食。
チキンは照り焼きみたいな味でした。 -
飛行機からの景色。
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同じく飛行機からの景色。
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シベリア上空で見た朝日。
日本時間の朝5時半頃、映画を観ていたら、男性乗務員さんが起きている乗客だけにアイスチョコバーを配っていました。
早朝にアイス?!と思ったけど、ありがたく頂いたら、これが超がつくくらい美味!(イギリスのアイスらしく見たこともないパッケージでした) -
2回目の機内食は、なんとイングリッシュブレックファスト。
ホカホカで意外においしかったけど、8日間中、7回もイングリッシュブレックファストとはね。 -
日本の陸地がようやく見えてきました。
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日本の陸地を見ると、やはりホッとしますね。
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霞ヶ浦上空。
あと少しで成田空港に到着します。
12時間のフライトって、やはりすごく長く感じられました。
次に長年の夢をまた一つ叶えるとしたらアイルランド・・・でも、また、ヒースロー空港だわ(苦笑) -
13年ぶりの海外旅行は、ちょっとしたアクシデントもあり、日本とイギリスの価値観や文化の違いをまざまざと感じさせらることもあったけど、ハワース、ウィンダミア、大英博物館、本場のアフタヌーンティー等々、しばらく忘れていた海外旅行の楽しさとドキドキワクワク感を思い出させてくれた旅でもありました。
国内旅行、温泉旅行にも行くつもりだけど、年一回くらいは海外旅行に行くのも悪くないかな。
これからも、お金と時間と体力がある限り、イギリス再訪はもちろん、アイルランド、北欧、ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリーには行ってみたいなと思います。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ゆずのはさん 2019/09/13 23:08:17
- yoshieriさん、コメントありがとうございます。
- 国内旅行は頻繁に行っているのですが、海外は2007年にパスポートが切れてから、取得が面倒になってしまって、海外旅行から遠ざかっていました。
でも、久しぶりに海外に行ってみたら、意外に楽しくて、慣れたら、ツアー旅行はやめて、個人旅行にしようかな、なんて思うまでになりました。
国民柄か全体的にサービス精神があまりないこと、ヒースロー空港でのスタッフの態度の悪さなど気になる点もたくさんありましたが、観光してみたい所もまだまだたくさんあるので、できれば再訪してみたい国です。
yoshieriさんも行かれたことがあるのですね~スコットランドは今回のコースに入ってなくて残念でした。
オータムクラシック、羽生選手の初戦がいよいよ始まりますね♪ワクワクします!
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- yoshieriさん 2019/09/13 22:40:29
- 英国周遊8日間の旅、お疲れ様
- ゆずのはさん こんにちは!
英国に行かれたのですね。13年ぶりの海外旅行でしたか。
もっと行かれているように思っていましたよ。
私も2013年の夏に団体旅行で英国周遊に行きました。
私たちはヒースローからエジンバラに飛び、最初はエジンバラから観光を始めました。
ウィンダミア地方、チェスター、シェイクスピアの生家、バイブリー村、ロンドンなどは私たちも行ったので、写真を拝見して懐かしかったです。
旅行会社のパック旅行は便利な反面、もっと見たいのに集合時間になってしまったりと不自由なこともありますね。
イギリスでちょっとしたアクシデント、というのも同じです。うちは夫のスーツケースがヒースローでローストバゲージになってしまいました!あとになって思えば、印象深い思い出といえるかもしれません。
オータムクラシック始まってますね。楽しみですね~
yoshieri
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