2019夏休み　ヘルシンキ観光②　~ヘルシンキらしい素敵なデザインの建物や景色を中心に~

2019/07/13 - 2019/07/14

治安が悪いという話（噂？）で敬遠していたベルギーとオランダに、2019年の夏休みを使って行ってみました。パリで大丈夫なら大丈夫だろうと。

ヨーロッパへのINとOUTは、ヘルシンキを選びました。日本から一番近いヨーロッパ（ロシアは除く）であり、街はきれいでデザイン雑貨を中心に買い物は楽しく、食事は美味しい。

そんなヘルシンキの街歩き２日目と最終日。
ヘルシンキ駅北西側のエリアを初めて散策してみました。
アールト建築に代表される美しい建物、市民がうらやましくなるような図書館、素敵な公園、タンタンに出会えるカフェなど。

その他、買い物どころや、F1ドライバーでフィンランド出身のアイスマン・ライコネンが経営に参画しているカラオケバーなども見に行きました。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

ヘルシンキ滞在２日目です。この日は土曜日。

朝９時から営業しているストックマンから旅はスタート。

ストックマンデパート前の「三人の鍛冶屋像」。

三人の鍛冶屋像 モニュメント・記念碑

ストックマンデパートでの目的は、もち買い物であります！

ストックマン 百貨店・デパート

フィンランドデザインのバッグを販売する現地ブランドの「GOLLA」。

空港でマークしていて、街中で買おうと計画していました。
勿論、免税をなるべく勝ち取るためです。

旅行にも使えるかばんを一つGETしました。
価格は日本の３分の２ぐらいですね。

マリメッコで買いたいものもマークしていたので、店内のマリメッコ売り場へ。

ストックマンでは１階や５階など何か所かにマリメッコ売り場が散在していて、日曜小物や女性用のテキスタイルなど、目的で売り場が分かれている感じでした。

マリメッコはもちろん、相当安いです！

ヘルシンキの街中でショッピングと言えば、ストックマンの他にソコス。

ここは、４階までコンパクトにビルを回るように買い物ができるので、意外と便利です。古そうに見えて品ぞろえもなかなか。

ソコス (ヘルシンキ店) 百貨店・デパート

もう一つが、カンピショッピングセンター。

ここは専門店が並ぶ、日本でもよく見る感じのモールです。

カンピ ショッピングセンター ショッピングセンター

マリメッコ探索しまくっているので、カンピでもマリメッコを訪れました。

カンピショッピングセンターは、地下２階が地下鉄駅接続です。

マリメッコ (カンピ店) 専門店

地下鉄で「アールト・ユニバーシティ」駅に移動し、アールト大学のキャンパスに向かいました。

ヘルシンキ工科大学 散歩・街歩き

建物がいちいちセンスがあって素敵です。

学部の他、日本の大学でいうレストランや生協が入った建物。

「A」の文字はあちらこちらで見かけます。
こんなところで勉強できたら、楽しいでしょうね。

アールト・ユニバーシティ駅に併設するモール。

大学のコミュニティ施設や学食のような施設まで備えていて、機能的な建物。

学食は営業していなかったのですが、一般の人には１０ユーロぐらいで提供する食事を学生には３ユーロぐらいで出しています。

こういうの一つとっても、日本は学生が勉強するための支援が全く足りていないのだと痛感させられます。学生は金もうけの道具ではないと選挙の時に野党の候補が言ってましたが、そのとおり。

建物内に書かれている、アールトの肖像画。

フィンランドの生んだ２０世紀最大の建築家のスピリッツは今も学生たちに引き継がれているとともに、デザインの街・ヘルシンキを楽しいものにしています。

結果的に混雑する時間を少しずらして、「かもめ食堂」でおなじみ「ラヴィントラ・かもめ」に行ってみました。

入れないだろうから様子見、と思ってたら普通に席空いてました。

ラヴィントラ かもめ 和食

ランチメニュー。

完全なる日本料理のみで辞めようかと思いながらも、ここまで来たら食べたいという気持ちが勝り。

味噌ラーメンとビール。

お店の中の様子です。

「かもめ食堂」グッズや展示もありますよ。

アラビア・ファクトリー。

前回は日曜日に行ったので、ほとんどお店が開いていませんでした。

イッタラ&アラビア デザインセンター 専門店

陶器で有名なアラビアの、素手黄なデザインの工場が並んでいます。

100年前から今までの、アラビアの陶器とイッタラのガラス食器の展示が行われています。無料です。

なお、土曜もアラビアファクトリーのお店はほとんどオープンしてませんでした。
工場が稼働していない日はこんなもんなのかもしれません・・・

駅までトラムで戻り、現代美術館の方に。

近代美術館の前に立つマンネルヘイム像。

マンネルヘイム像 モニュメント・記念碑

現代美術館のお土産屋さんと、もしカフェで軽いものがあればつまもうと立ち寄りました。

ヘルシンキ現代美術館 博物館・美術館・ギャラリー

美術館のお土産屋さん。

カフェには昔あった小さめのサーモンスープが無くなっていて、休憩は諦めました。

ヘルシンキのショッピングストリートへ。

ストックマン前のハードロックカフェからスタート。

ハードロックカフェ ヘルシンキ アメリカ料理

デザイン家具のartek。

アルテック 専門店

丁度日本とフィンランドの交流イベント的なものをやっていました。

お店の中にも、和の食器がたくさんあったり、日本の織物があったり。

アカデミア書店。

アカデミア書店 専門店

ザクリス・トペリウスの記念碑。
フィンランドの詩人で、エスプラナーディー公園の一番西側に建っています。

エスプラナーティ公園の風景

エスプラナーディ公園 広場・公園

フィンランドの有名な詩人およびジャーナリストである、エイノ・レイノの碑。

ギャレリア・エスプラナード。

マリメッコをはじめとして様々なお店が入っているショッピングエリア。
（厳密にはこの写真、隣のホテル）

カンプ ガレリア ショッピングセンター

ウッディな小物が素敵な雑貨店・アーリッカ。

アーリッカ (ヘルシンキ店) 専門店

エスプラナーディーのショッピングエリアでの生演奏の風景。
北欧っぽくはないような気がしますが、素敵です。

こちらは有名な「バルト海の乙女」ですね。
この先がマーケットになっています。

バルト海の乙女像 モニュメント・記念碑

オールド・マーケット・屋内市場。

お目当てのお店があってお昼を食べに行ったのですが、残念ながら中に入るすべがなく諦めました。

オールド マーケット屋内市場 市場

ヘルシンキ駅に戻り、その北側に新しい図書館ができていていい場所だと読んだので、行ってみることにしました。

オーディー（Oodi）図書館。

こんな図書館なら通ってしまうよ！

本も分類ごとにきれいに陳列されていて、本棚もユニバーサルデザインでおしゃれです。

こんな本もありました。

ポゥ！

図書館内にはカフェもあり、ビールだって売ってますよ。

屋外のテラスに出て飲むビール、いや、この日はコーヒーでした、が最高です。
西側にテラスがあり、目線を向けるとヘルシンキを代表するような建物（アールト設計が多い）が色々見えます。

先ほどのバルト海の乙女の方に戻り、出島になっているカタヤノッカ地区。

ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンが生まれ育った場所としても有名ですし、このような素敵な建物が数多く建っています。

カタノヤッカ 散歩・街歩き

小さな島で、周囲を海に囲まれていて素敵です。

Wallis Karaoke Bar。

フィンランド出身の人気F1ドライバーであるキミ・ライコネンが出資したカラオケバーです。

お酒大好きだからねぇアイスマン。

夜の運試しでカジノ・ヘルシンキ。

カジノ ヘルシンキ カジノ・ギャンブル

行ってみなければ当たりません。

20ユーロちょっとですけど、いい気分で寝ることができます。

最終日。

少しばかり偉大な建築家・アアルトの建築もたどりながら街歩きを開始。

言わずと知れたアカデミア書店です。

アカデミア書店 専門店

こちらはアアルト関係なし。

カタヤノッカの流氷砕氷船です。
網走のと比べてもスケールでかいです。

エンソ＝グッツァイト株式会社の本社ビル。
こちらもアアルトの作品。

マーケット広場の脇にあるヘルシンキフライングシネマツアー。

ヘルシンキフライングシネマツアー 体験・アクティビティ

フィンランドやヘルシンキを３D＋モーションで楽しめるアトラクション。

フィンランドの素敵な自然を鳥になった気分で飛び回る映画でした。

マーケット広場の屋台でお昼ごはん。

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

この後もちょいちょいおつまみしながら歩く予定だったので、ビールとクラムチャウダーで港町らしさを出してみました。

オリンピックスタジアム。

１９５２年オリンピックの会場で、新しく整備されたようです。

オリンピックスタジアム スタジアム・スポーツ観戦

当時の聖火台です。

ヘルシンキの交通・観光を支えるトラム。

その路面電車の博物館。

小さな博物館ですが、無料です。

路面電車博物館 博物館・美術館・ギャラリー

路面電車の展示

昔の路面電車の係員のユニフォームや、当時の写真が展示されています。

Cafe Tin Tin Tango。

漫画の「タンタン（ＴＩＮ　ＴＩＮ）」の絵に囲まれたカフェです。

カフェの中にはこのような感じで、ＴＩＮＴＩＮの絵が山のように飾られています。

サンドイッチなどの手軽な朝食メニューがあります。

タダでお店に入る訳にもいかないので、一番安いセットを注文。

オレンジジュースとクロワッサン、コーヒーというヨーロッパらしい、かつ無難すぎるぐらい無難な組み合わせ。

ホント、ポスターが多いんですよ。
常連の方は見向きもしてませんでしたが（カフェとしても優秀です）、観光客としてはワクワクのお店です。

ヘルシンキ駅北西の一帯は、いかにもフィンランドというきれいな建物が並んでいます。入らなくても見ているだけで楽しいです。

こちらは、国立オペラ劇場。

国立オペラ劇場 劇場・ホール・ショー

ヘルシンキ中央駅北側の建物群を引き続き見てみました。
ここには独特かつ素敵な建物が一杯あります。

フィンランド国立博物館。

フィンランド国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー

コンサートなどが行われるフィンランディアホール。

アールトの晩年の作品だそうです。

フィンランディアホール 劇場・ホール・ショー

ヘルシンキ中央駅の北側に広がるトーロ湾。

湖にしか見えませんが、一応海までつながってます。

トーロ湾 海岸・海

ヘルシンキ・ミュージックセンター。

ここはヘルシンキの新しいフォトスポットになること確実かと思います。

ヘルシンキ ミュージックセンター 劇場・ホール・ショー

前日に行ったオーディー図書館の外観。

ほんと、こういう図書館があったら毎日でも通ってしまいます。
羨ましい・・・

ヘルシンキ中央郵便局です。

ヘルシンキ中央郵便局 建造物

観光の拠点になる場所であることもあり、フィンランドを代表するカバ、いやトロールの絵ハガキや切手なども売っていました。

お土産にも良さそうですね。

帰国のため空港へ。

免税のデスクは中国人を中心に混みあっていましたが、セルフサービスのキオスクがあったのでダメ元で挑戦。

やることは、免税フォームのバーコードをスキャンして、返金を受けるクレジットカードを登録する程度。

免税品をわざわざ税関で見せる必要もなしです。

無事成功して、返金されました！

キオスクはターミナル2・出発フロア(2F) 240番チェックインカウンター向かいにありました。

シェンゲンエリアに入りますが、日本の場合は当然非シェンゲンエリアになるため、パスポートコントロールを通過します。

日本・韓国・オーストラリア・カナダ・アメリカなどは、パスポート自動読み取り機で通過できます。日本人は韓国をバカにしますが、世界的に見ればこういう扱いなんですよね。海外に出ないと分からないことは多いです。

空港に来ても最後にマリメッコ。

マリメッコ (ヘルシンキ ヴァンター空港店) 専門店

エコバッグやハンカチをさらに衝動買いしました。

ハンカチは３年ぐらい困らないと思われますｗ

フィンランド航空の機内。

機内はフィンランドデザイン＆マリメッコのアメニティで統一されています。
飛び始めるとあまりCAさんが来ないのが、強いて言えば難点ですかね。

機内食です。

結構おおざっぱですが、まぁまぁだと思いますね。

到着後、和食が食べたくなり、電車までの間に向かったのはこちらですｗ

吉野家 成田国際空港第2ターミナル本館店 グルメ・レストラン

牛鮭定食＋サラダ。

これが６５０円で食べられる日本は幸せ

と、海外から戻ると思います。