ザクセンスイス、バスタイ(Bastei)

2017/05/20 - 2017/05/20

このあたりは、ザクセンのスイスと呼ばれるところ。正直、スイスの方がはるかに規模は大きい。バスタイの深く切り立った断崖からスイスは連想できず、どちらかというと、若いときに行った中国、昆明近郊の石林に似ています。でも、平坦な土地のドイツでは、確かに断崖絶壁を見ることができるのはここだけか？

チェコから優雅に流れるエルベ川の流れに沿ってドライブ。小さい名も知らない街を通りますが、店の看板の表記がドイツ語の飾り文字のブラックレターに変わると、何故か旅愁をそそります。

ドイツ最大の要塞「ケーニヒシュタイン要塞」を横目に(すでに営業時間終了まじかだったのでパス)、目的地であるラーテン(Rathen)を目指します。


ブラックレター、中世から使われている書体、フォント。名前の由来は、文字の幅が大きく紙に書いたときに紙面いっぱいに黒い印象を受けるからとか。ローマン体とは違い、慣れないと読みづらい。活版印刷を発明しても、ドイツ人はこの書体を使い続けている。ヒトラーが使用を禁止した書体。中世では、(ローマン体に対して)ゴシック体とも呼ばれた。この場合は、ローマ帝国を滅ぼしたゴート族(ゲルマン人の古い民族)に由来し、やや軽蔑の意味を含む。（ゴシック美術も同様。）※私、個人の理解です。

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

クアオルト・ラーテン(Kurort Rathen)駅に到着。駐車場に車を停めます。ラーテンの町やバスタイは、エルベ川をはさんで反対にあります。渡し船に乗船。向こう岸に向かいます。（車でも行けますが、ぐるっと回り道をする必要がある。特にチェコ側からきた場合。）

渡し船の様子。

エルベ川。上流方向を見た写真。プラハを流れるヴルタヴァ川((モルダウ川(ドイツ語))がドイツに入るとエルベ川と名前を変えます。この場合、ドレスデンやハンブルグを経て、北海に流れます。ちなみに、ヴルタヴァ川は南にも流れ、ドナウ川につながり、その後は、ウィーン(オーストリア)やブラチスラバ(スロバキア)、ブダペスト(ハンガリー)、ベオグラードを経て、黒海にたどり着きます。

エルベ川。

切り立った断崖絶壁が隠れています。

エルベ川。

拡大。

遠くに目的地をみると、確かに断崖絶壁の岩が、にょきと頭を出しています。

拡大。

あっという間につきます。下船の準備をします。

渡し船。

ラーテン(Rathen)の町。

さて、船着き場からラーテンの町が続いており、街中を通り、途中に左手から、バスタイに向かうハイキングロードがあります。

バスタイ
Bastei

しばらくは森の中を通る緩やかに登る道を歩きます。写真は省略。

岩が増えてきて、見晴らしのいい場所にでると、この写真のようにエルベ川を見下ろせます。

バスタイ
Bastei

こちらが下流側。ドレスデン側。

バスタイ
Bastei

岩の合間をぬうように道を進みます。

バスタイ
Bastei

エルベ川。

バスタイ
Bastei

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)付近
Basteibrücke

ロッククライマー発見。

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)付近
Basteibrücke

エルベ川。

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)
Basteibrücke

バスタイ橋 建造物

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)の近くにあるメモリアルプレート。
Basteibrücke

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)
Basteibrücke

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)
Basteibrücke

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)
Basteibrücke

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)
Basteibrücke

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)
Basteibrücke

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)
Basteibrücke

そのまま進むと展望がいい、パノラマレストランがあります。

https://www.berghotel-bastei.de/de/gastronomie.html

シュニッツェルに季節ものの白アスパラを添えたものを頂きます。

バスタイ
Bastei

ドレスデンからの遊覧船らしきものを発見。

バスタイ
Bastei

エルベ川の向かい側。ドイツ最大の要塞「ケーニヒシュタイン要塞」が遠くに見える。（この写真では分からない）

バスタイ
Bastei

上流方面。渡し船の駅が川の両側に見えます。

バスタイ
Bastei

ロッククライマー。

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)
Basteibrücke

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)
Basteibrücke

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)
Basteibrücke

バスタイブリュッケ(バスタイ橋)
Basteibrücke

バスタイ
Bastei

バスタイ
Bastei

バスタイ
Bastei

付近に昔のお城、ノイラーテン城(Felsenburg Neurathen)があり、散策コースになっています。（有料）

バスタイ
Bastei

その散策コースを歩きます。

バスタイ
Bastei

バスタイ
Bastei

投石器発見。

バスタイ
Bastei

投石器発見。その説明。

バスタイ
Bastei

1706年の落書き？いや、碑文としておこう。

バスタイ
Bastei

ドイツ語、英語の説明のほかに、別言語で説明が。
おそらく、上、チェコ語で、下が、ポーランド語？
Rock room with an inscription from 1706 and a multi-arm crisis

Rock Chamber with inscription from 1706 and an inelegant cross

（グーグルの自動翻訳から）

バスタイ
Bastei

ローマ時代の貯水池(Cistern)

バスタイ
Bastei

船着き場まで戻ってきました。
しばらく、船を待ちます。

ちなみにこれが渡し船の切符。

ドレスデンに向かう途中にあった菜の花ばたけ。