カルロヴィ・ヴァリ(Karlovy Vary)

2017/05/19 - 2017/05/20

カルロヴィ・ヴァリはチェコの西部、ドイツとの国境に近い町。チェコ最大の温泉保養地として知られており、世界中から観光客が集まる有名な観光スポットです。かつて、神聖ローマ皇帝カレル4世が温泉を発見したことから、「カレルの温泉」という意味のカルロヴィ・ヴァリと名づけられました。温泉というと、お湯につかるイメージが強いですが、ここでは飲泉がメインで、あちこちにコロナーダ(飲泉所)と呼ばれる場所があり、持つところが飲み口になっているコップを使って飲みます。おそらく、この手のコップはここにしか売っていないのでは。ペットボトルに入れて持って帰る人もいます。

エリア カルロビバリ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

チェコとドイツの国境。向こうがチェコ側。ナビどおりに走っていたら、ハイウェイを降りて、何故か、この道を。後から、有料道路を避ける設定になっていることに気が付くが時すでに遅し。ひたすら、チェコの田舎町を走り抜ける。

今回の宿泊先。車がないと、街中から離れているから不便かも。

Parkhotel Carlsbad Inn ホテル

チェックイン後、夕食もかねて、日が暮れるまで、街中をぶらぶら。（結局、気に入ったレストランが見つからず。。。）
この日と次の日も同じところを歩いたので同じような写真があります。この日は建物の中、飲料所を中心に。

トルジニー・コロナーダ
Tržní kolonáda

ここはカレル4世が脚の治療をしたと言われているところ。

トルジニー・コロナーダ
Tržní kolonáda

これか？最初にみたときは、周りに誰もおらず、どうしていいかも分からず。

トルジニー・コロナーダ
Tržní kolonáda

トルジニー・コロナーダ
Tržní kolonáda

トルジニー・コロナーダ
Tržní kolonáda

トルジニー・コロナーダ
Tržní kolonáda

ここが、カレル４世の足のけがを治療したという飲泉所。

トルジニー・コロナーダ
Tržní kolonáda

壁には、カレル４世が狩猟中に温泉をみつけた場面を描いた絵があります。

トルジニー・コロナーダ
Tržní kolonáda

カレル４世の名前がついています。（ピンぼけ）

ムリーンスカー・コロナ－ダ
Mlýnská kolonáda

ムリーンスカー・コロナ－ダ
Mlýnská kolonáda

だんだん、状況が呑み込めてきた。そこの女性、タバコをすっているみたいだけど、コップの持ち手が急須のように空洞になっていて、そこから、飲んでいる。
みんな自前のコップをもっており、ハシゴ酒、いや、ハシゴ温泉水を楽しんでいる。
残念ながら、この遅い時間では、土産物屋が開いておらず、そのコップは変えず。明日の朝に買うことに。

ムリーンスカー・コロナ－ダ
Mlýnská kolonáda

延々につづく回廊。柱と柱の間に、温泉を飲む場所があります。

ムリーンスカー・コロナ－ダ
Mlýnská kolonáda

ムリーンスカー・コロナ－ダ
Mlýnská kolonáda

こんな感じで。それぞれで、温度や鉄分が異なり、違った味わい。

ムリーンスカー・コロナ－ダ
Mlýnská kolonáda

Josef Zítek(1832-1909)　建築家。このコロナーダを作った人。

ムリーンスカー・コロナ－ダ
Mlýnská kolonáda

ムリーンスカー・コロナ－ダ
Mlýnská kolonáda

だんだん暗くなってきた。

ムリーンスカー・コロナ－ダ
Mlýnská kolonáda

前の広場。

サドヴァー・コロナ－ダ
Sadová kolonáda

サドヴァー・コロナ－ダ
Sadová kolonáda

サドヴァー・コロナ－ダ
Sadová kolonáda

ここのものが、一番、合ったかも。

サドヴァー・コロナ－ダ
Sadová kolonáda

この人はペットボトルに入れている。
同じく、翌日、ここで、ペットボトルに温泉水をくんだ。

サドヴァー・コロナ－ダ
Sadová kolonáda

サドヴァー・コロナ－ダ
Sadová kolonáda

ここが一番端のようなので、引き返します。

チェコといえば、ビール。ダントツで世界一の消費量を誇る。
スタンダードのブドヴァイゼル・ブドヴァル(Budweiser Budvar)をホテルのバーで頂く。
スペルが有名なバドワイザーと一緒だけど、実は、1876年にドイツ系アメリカ移民がアメリカでビールの製造を始め、地元欧州で有名なビールの名産地ブドヴァイスの名前をパクってバドワイザー (Budweiser) と命名、すぐに米国国内で商標登録を完了させてしまいました。

St Mary Magdalene's Church
Kostel Maří Magdalény

聖マグダラのマリア教会

駐車場料金をケチって傾斜の上の方に路駐した為、徒歩で降りていく。正面にマリア教会。（入り口の反対側）

聖マグダラのマリア教会 寺院・教会

St Mary Magdalene's Church
Kostel Maří Magdalény

聖マグダラのマリア教会

横から。

St Mary Magdalene's Church
Kostel Maří Magdalény

聖マグダラのマリア教会

正面から。中には入らず。

ヴジーデルニー・コロナーダ前の間欠泉のある広場に降りてきました。

ヴジーデルニー・コロナーダ前のテプラー側に架かる橋。絶好の写真スポット。
神聖ローマ皇帝カレル4世が温泉を発見したことから、「カレルの温泉」という意味のカルロヴィ・ヴァリと名づけられました。英語読みだとカールなので、強いていうと、カールスバッド。アメリカ、南カルフォルニアにある地名だが、実は、そこで、掘った井戸からでてきた水が、ここのものと泉質が似ていたことから、地名に英語式の名前が付けられた。以下、Wikiより。
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カールスバッドの歴史は、現在のアグア・ヘディオンダ・ラグーンがある場所近くにパラマイと呼ばれる集落を造ったルイセーニュ族インディアンから始まっている。1880年代にジョン・フレーザーという元水夫がこの地域に井戸を掘った。この水を鉄道駅に給水することを始め、間もなくこの駅がフレーザー駅と呼ばれるようになった。2番目に掘った井戸の水を試験すると、オーストリア＝ハンガリー帝国（現在はチェコ共和国）のカルロヴィ・ヴァリ（英語でカールスバッド）にあるヨーロッパでも有名な温泉の水と化学成分で類似していることが分かった。の発見を活かすために、ドイツ生まれで中西部から移住してきていたゲアハルト・シュッテとサミュエル・チャーチ・スミス、D・D・ワーズワース、およびヘンリー・ネルソンがカールスバッド土地鉱水会社を結成した。その後間もなく町の名前もカールスバッドに決まり、観光客を惹き寄せるために大掛かりな宣伝活動も行われた。
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建物の壁に注目。

ヴジーデルニー・コロナーダ前の間欠泉。

ヴジーデルニー・コロナーダ前の間欠泉。
常に吹き上がっている。

ヴジーデルニー・コロナーダ
Vřídelní kolonáda
英語名は、Hot Spring Colonnade。
1970年代に建設されたヴジーデルニー・コロナーダはガラス張りで新しく、カルロヴィ・ヴァリの中では比較的モダンな雰囲気の建物です。毎分2000リットルもの温泉水が吹き上がっていて、観光客を圧倒しています。
ヴジーデルニー・コロナーダにはいくつか蛇口があり、温度の異なる(飲む)温泉水が楽しめる。蛇口に温度がかかれている。

St Mary Magdalene's Church
Kostel Maří Magdalény

聖マグダラのマリア教会

正面から。

聖マグダラのマリア教会 寺院・教会

三位一体の塔
Holy Trinity Column

さて名物の「オプラトキー」。クリームなどを挟んだ円盤状ウエハーズのこと。日本の風月堂のゴーフル(登録商標、フランス語なんだけど。)によく似ている。
ちなみに、日本の温泉地で食べられる炭酸せんべいの元祖らしい。

※この店には、元祖、カルロリバリのオプラトキーと看板が掛かっているが、ここから50km南に似たような温泉町、マリアーンスケー・ラーズニェMariánské Lázněがあり、こちらもこれを元祖として売っている。よくある話。

こんな感じで紙と一緒に手渡し。予想通り、素朴な味。

トルジニー・コロナーダ
Tržní kolonáda

英語表記は、Market Colonnade。何故かは不明。

トルジニー コロナーダ 温泉

トルジニー・コロナーダ
Tržní kolonáda

トルジニー・コロナーダ
Tržní kolonáda

レース状の飾りがかわいい。

ムリーンスカー・コロナ－ダ
Mlýnská kolonáda
Mill Colonnade

1880年代に造られた建物はネオルネッサンス様式で、ローマやギリシア風ともみえる、まるで神殿のような外観がとても目を引きます。その美しさから、カルロヴィ・ヴァリの中では一番美しいと評判で、観光客にもとても人気が高いコロナーダです。

ムリーンスカー・コロナ－ダ
Mlýnská kolonáda
Mill Colonnade

100mを超える長大な回廊があり、まるで神殿に迷い込んだかのような錯覚さえ感じてしまいます。多くの柱があり、そのところどころに温泉水を飲むための蛇口が設置されています。

ムリーンスカー・コロナ－ダ
Mlýnská kolonáda
Mill Colonnade

ムリーンスカー コロナーダ 温泉

Nábřeží U kolonády？

Freedom Springの名の小さな温泉飲み場がある広場。

Freedom Springの名の小さな温泉飲み場。

テプラー川。ちなみに川の両側にはブランド品の店が並ぶ

サドヴァー・コロナ－ダ
Sadová kolonáda

英語表記で、ドヴォジャーク公園に隣接している為か、Park Colonnadeと地図には記されている。ドヴォジャークとは、チェコ語でいうドヴォルザークのこと。チェコが誇る音楽家の一人。1881年に建設されたサドヴァー・コロナ－ダは、薄いブルーの円形のドームがとてもかわいらしく印象的で、装飾が美しいことでも有名です。

サドヴァー コロナーダ 温泉

サドヴァー・コロナ－ダ
Sadová kolonáda

サドヴァー コロナーダ 温泉

サドヴァー・コロナ－ダ
Sadová kolonáda

サドヴァー コロナーダ 温泉

サドヴァー・コロナ－ダ
Sadová kolonáda

サドヴァー コロナーダ 温泉

サドヴァー・コロナ－ダ
Sadová kolonáda

サドヴァー コロナーダ 温泉

ドヴォジャーク公園
ドヴォジャークとは、チェコ語でいうドヴォルザークのこと。チェコが誇る音楽家の一人。

ドヴォジャーク記念碑 モニュメント・記念碑

ドヴォジャーク公園

黄色とピンクの色の花が混じって咲いていた。

ここから来た道を引き返しますが、ムリーンスカー・コロナ－ダの手前で、高台に上がる道を選びます。
視線を感じて。。。

上から眺めると、街の景色が眺められます。

川沿いに色とりどりの建物が並ぶ。ミニチュアの町みたい。

川沿いに色とりどりの建物が並ぶ。

川沿いに色とりどりの建物が並ぶ。

三位一体の塔(Holy Trinity)と手前に不気味な噴水。

三位一体の塔
Holy Trinity Column

これでおしまい。バステイ経由で、ドレスデンに向かいます。