2019/07/08 - 2019/07/16
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HIDSYさん
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7/8に通勤の定期券が切れる時期に合わせて旅行を計画しました。
検討している所が事故やテロがあってなかなか決まりません。
一方で2年程前にチュニジアに旅行してわかったことはマグレブ地方は思ったほど遠くないということ。
ということでモロッコに旅先を決定。
チュニジアでも経験したメディナを彷徨ってみよう、ということを旅の目的に。
ところが子羊のように迷ってしまいました。まさにStray Sheep。
いかにも「梅雨」だったこの時期の埼玉を脱出し晴天のモロッコですっかり日焼けしての帰国です。
1ディラハム(Dh)=11.61円≒12円
7/11
フェズからのバスは早朝無事マラケシュに到着しました。
この日もメディナを彷徨いました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
バスは予定より30分遅れて5時過ぎ、マラケシュに到着しました。
私にとっては早すぎる到着なので遅延はむしろありがたかったです。 -
マラケシュのCTMバスステーションは早朝にもかかわらずキオスク(売店)やカフェが開いていました。
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バスステーション向かいにも開いている店が何件かありました。
小腹が空いていたので軽く食べることにしました。
メニューはアラビア語とフランス語しかありませんでしたが親切に英語で説明してくれました。
店のスタッフ、客など周りにいる人は皆半袖でしたが朝は冷えます。 -
注文したのはマトンのパニーニ。
丁度良いボリュームでした。 -
そして「モロッコティ」(大)も頼みました。
ミントティです。
最初の1杯は注いでくれましたがポットを高い位置から注いていました。
(後日何度かカフェでこのような光景を目にします)
そして目の覚めるような甘さ。
なのに大きめの角砂糖(というか棒状)が添えられていたのが驚きです。 -
店の人に駅までの行き方を押してもらいました。
大きな通りのモハメッド六世通りに出ましたが人も車もほとんど通っていません。
時刻は6時半。 -
すぐに駅に着きました。
立派な駅舎です。マラケシュ駅 駅
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時刻表を確認しました。
マラケシュに着いたばかりですが2日後、カサブランカに戻るときに何時の便に乗ればいいのか確認の為です。 -
まだ早いのでスープラトゥールというバス会社のバスステーションにも行ってみましたがカサブランカ行きの時刻表はありませんでした。
選択肢から除外です。
やっぱり鉄道かな。スープラツール バス系
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ハッサン二世通り、モハメッド五世通りを歩いてメディナのランドマークが見えてきました。
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メディナの入口、コブ門。
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イチオシ
ランドマークのクトゥビヤは朝日に照らされてきれいです。
クトゥビーヤ モスクとミナレット 寺院・教会
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まだ早いので少し周辺を歩いていました。
通る人もまばらです。クトゥビーヤ モスクとミナレット 寺院・教会
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マラケシュと言えばジャマ エル フナ広場ですが午前8時では人はまばらです。
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それでもこの時間から商売をしている人もいました。
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バックパックを背負っていますが少し散策してみます。
するとニワトリを運んできた車に遭遇。
鶏肉屋に卸されるものでした。 -
ごくごく一部ですが開いている店もありました。
本当に営業している? -
再びフナ広場。
この時間に活躍しているのは清掃員です。
朝からお疲れ様です。 -
さて宿探しにはいります。
安宿街をウロウロ。 -
今回は安いだけでなく迷わずに行き来できる所を探します。
すると路地に建っていた人が声をかけてきました。
「いいところを知っているからついてこい」と。 -
2件満室で3件目がこの宿です。
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1泊100Dh。
窓がないのが難点ですがこれで良しとします。
連れてきてくれたおじさんにガイド料として20Dhを払いました。 -
路地をウロウロ歩いてきましたが北方向とは逆に進めばフナ広場にはすぐに出られることがわかりました。
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ここがフナ広場から宿へのつながる通りの始まり。
リヤド・ズィトン・エル・ケディム通りの起点です。
わかりやすいです。 -
10時前のフナ広場。
ジュース屋だけはすべての店がオープン指定明日。ジャマ エル フナ広場 広場・公園
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呼び込みがすごいですがその1軒でお勧めのミックスジュースをいただきました。
確かにウマい! -
徐々に店が開き始め出したのでスークを散策します。
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宿が決まっているので多少迷っていもいいやという安心感から気軽な気持ちで散策スタートです。
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人通りは多くありませんがフェズとは少し違ったの雰囲気があります。
ランプシェードの店がありました。
これを飾っただけで部屋のゴージャスさがアップしそうです。 -
もうすでに暑いですが進んでいけば屋根があるので少しは涼しいかな。
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小さな通りで革の鞄を作っていました。独特の革の臭いがします。
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道幅は結構広いのですが時々バイクが通るので注意が必要です。
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ラハバ カディーマ広場に出ました。
ここは100%観光客相手といった感じです。 -
さらに進むと地元の人を相手にしているような八百屋がありました。
当然値札はありません。 -
ベン ユーセフ マドラサに着きましたが改装工事で見学できませんでした。
かなり大がかりな工事のようです。
そしてモスクもありました。 -
マラケシュ博物館へ。
男性3名がくつろいでいますが赤い服の人がチケット売りです。
来館者がきたときだけチケットブースに入って販売していました。マラケシュ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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館内中央
ここから見渡すのが一番画になります。 -
映画の撮影にも使われそうな雰囲気があります。
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館内はベルベル人と思われる人たちの剣や日用品が展示されていました。
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民族の絵を売っている所もありましたが印象的なのは展示物よりもイスラムモザイクです。
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博物館を後にします。
モスクのミナレットがみえました。 -
メディナのさらに奥へと進んでみました。
あまり入って行けない雰囲気だったので外から一枚。
フェズでは見なかった革の染色の様に見えました。 -
ここまで来ると観光客らしき人は見当たりません。
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地図で確認すると北に向かっているつもりが西に進んでいた様です。
やっぱりメディナは迷路です。
この辺りで引き返しました。
なんとなくよそ者を歓迎してくれそうにない感じだったので。 -
来た道の西側を通って南下してきました。
全く気づきませんでしたがムアッシン モスクの案内がありました。 -
確かによく見たらお祈り用のマットと思われるものがが干されていました。
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この辺りの店には絵を売る店が多かったです。
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フナ広場に近づくにつれて道幅も大きくなってきました。
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油断するとまた迷ってしまいます。
時刻は13時近くになっていたので食事するところを探しながらの散策です。 -
小さな通りも見逃せません。
目移りしながら通り過ぎてしまいます。 -
結局一旦フナ広場まで戻り宿近くのレストランで昼食となりました。決め手は店前でクスクスを食べている人がいて美味しそうだったから。
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私も店の中でなく店前で通りを眺めながらの食事です。
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当然頼んだのはクスクスです。
マトンのクスクスとリンゴジュースで50Dh。 -
食後は昼食を摂った所の通りリヤド ズィトン エル ケディム通りをさらに進んでみます。
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10分程歩くと別の大通りに出ました。
交通量が多いです。
その先に市場らしき建物がみえました。
吸い込まれるように入っていきます。 -
予想通り市場でした。
時刻は14時を回っていたので少し閑散としていましたがまだ店をやっている所もありました。 -
果物や香辛料の店も開いています。
見ているだけで楽しい。 -
モロッコの市場では花屋が多い様に思われます。
花を贈る習慣があるのか?
宗教の儀式に使うのか? -
広場に出ました。
周りには土産物屋やレストランが多いです。鍛冶屋の広場 (マラケシュ) 広場・公園
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広場の先を右に進むとエル バディ宮殿の入口です。
あまり目立たないなあ。 -
入場料70Dhを払うと最初に地下に進む案内がありました。
写真から昔は牢屋だったようです。 -
外に出ると中庭がありました。
ちょっとした迷路みたいです。エル バディ宮殿 城・宮殿
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なんか映画撮影に使われそうなところです。
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壁には多くの穴が開いており鳩の住処となっていました。。
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そういえばトルコのカッパドキアでも鳩を住まわせるためにわざと穴をあけていたことを思い出しました。
鳩の糞を集めてオリーブの肥料にするためとか。
でもここは違うようです -
見上げるとコウノトリ(?)が巣を作っていました。
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大きな中庭に出ました。
そこには門らしき建物があります。 -
内部は採掘現場といった感じでした。
立入禁止です。 -
モザイクタイルがあるところに出ました。
正直どんなところだったかはわかりません。
ただ壁に進んでいくと... -
ここも牢屋でした。
日の当たらない所に閉じ込められたら私なら3日ももたないでしょう。 -
再び外へ。
15時を回っていましたが日差しが相変わらず強く見学者は少ないです。 -
最後に北側の建物の屋上に通じる階段があったので上がってみました。
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宮殿の全体像が見渡せました。
写真は東側。エル バディ宮殿 城・宮殿
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反対の宮殿の外に目を向けてみると恐らく民家らしき建物が並んでいました。
パラボラアンテナがその証拠です。 -
宮殿を出た後はその周辺をウロウロ。
日本では見られないものが当たり前のように並んでいました。 -
フナ広場に戻ってきたのは16時過ぎです。
夜に向けて店を準備する人が多くいました。 -
人通りも徐々に多くなってきましたがまだ序の口といったところでしょう。
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気になる通りを見つけたので行ってみます。
通りが大きい割には観光客より地元の人が多く通っていたので... -
案の定観光客向けというよりは地元の人に向けた商売をしている店が並んでいました。
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鞄を壁に掛けて売る前で卵を売っています。
こういう雑多なところが好きです。 -
ちょっとした広場がありましたがそこでモロッコがいかにオリーブ大国かを見せつけられました。
見渡す限りオリーブ専門店です。 -
オリーブに圧倒されてフナ広場に戻ってきてしまいました。
時刻は20時前。
人通りはかなり増えましたがまだまだこれからです。 -
フナ広場からクトゥビアへの通り。
ここは暑さも和らいだので賑わっています。 -
観光用の馬車クチが並んでいます。
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振り返るといつの間にかフナ広場がすごい活気に満ちていました。
民族音楽や蛇使いの笛の音など賑やかです。 -
クチも人をよけながら進むので若干ゆっくり走っています。
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フナ広場で食事を摂る人も目につくようになりました。
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こちらはカタツムリ(エスカルゴ?)を食べさせる屋台。
フランスの影響なのか市場でも食用のカタツムリを売っている光景を目にしました。 -
私の夕食はというとこれ。
フナ広場に戻る前に歩いた通りでひときわ賑わっていたのがこの店でした。
肉や野菜を焼いてパンに挟んだサンドイッチ。
店前には出来上がりを待つ人が何人もいます。 -
肉、野菜そして卵が入っているので栄養バランスは良いはずです。
私にとっては程よい辛さでもあります。
これでたったの10Dh。
なるほど並んでも食べる価値はあります。 -
サンドイッチを頬張りながら夜のフナ広場を散策します。
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屋台からの煙もすごい状況です。
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朝からやっているジュース屋も今がかきいれどきのようです。
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屋台の前をちょっと興味あるように眺めているとすかさず客引きが寄ってきます。
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再びクトゥビアへ。
先ほどよりもより一層混雑しています。 -
こんなに暗くなる前にここをナイジェリアの国旗を掲げて車が一台走っていきました。
すぐにネイションズカップで勝利したことがわかりました。 -
21時過ぎの状況。
煙、音楽そして人出。
まさにカオスです。ジャマ エル フナ広場 広場・公園
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暫しカオスを楽しんだ後21時半には宿に戻りました。
朝が早かったので...
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