2019/06/15 - 2019/06/19
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Skunkyさん
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もうすぐ日本人のJRパス利用ができなくなるということで、人生初の一人旅を決行しました。いつもは旅行記を読ませて頂く側ですが、備忘録としてこれも人生初の旅行記を投稿することにしました。
関西の生まれ育ちということもあり、これまで陸路で行った本州最北端は日光東照宮。今回、乗りたい電車を心行くまで楽しみつつ東北を周りたくて、誰に気兼ねすることもなく、自分のペースで自分の行きたいところに行ける一人旅にしましたが、旅行中、居心地の悪さも不安も一度も感じることなく、本当に楽しく快適な旅を満喫することができました。友人や家族と行く旅行とは全く別物、一人旅の楽しさを知った旅となりました。
※表紙写真は青い森鉄道車内で頂いたカップ酒「男山」
これまで旅行の写真は撮らない派でした。今回の旅行も、旅行記を投稿する予定ではなかったので、写真をしっかり撮っておかなかったことが、今から振り返ると本当に悔やまれます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6月13日(木)、今日から2週間休暇の始まりです。
ヒースロー・ターミナル3で9:40発のJL042便を待つ間、とりあえずの朝ビール。 -
機内で観た映画では、Green Bookが一番良かったです。とても丁寧にストーリーを描いていて、ラストシーンでは心が暖かくなりました。EastwoodのThe Muleも同じく。彼は本当に良い役者であると同時に素晴らしい監督です。Bohemian Rhapsodyは1970年代後半に当時ライブでQueenファンだった50代にはちょっと展開が早かったかな。
羽田には翌14日(金)早朝5:25着、乗り継ぎの伊丹行き機材の変更による遅れで、国内線ターミナルカウンターでの荷物預け入れとなりましたが、無事離陸。
※天気は快晴、富士山もくっきり。 -
実家到着後、すぐに大阪駅みどりの窓口へ。今回の旅行の予定は、みどりの窓口でしか事前購入できないサンライズ瀬戸の寝台券が買えるかどうかにかかっています。ドキドキしながらみどりの窓口で空室状況を聞くと、翌6月15日高松発のサンライズ瀬戸B寝台シングルが取れました!
JRパスも奮発してグリーン車を購入、6月15日から21日までの7日間のパスと引き替えて指定席を確保しました。 -
イチオシ
阪神デパ地下、イカ焼きデラパンとビールで前祝い。
阪神名物 いか焼き グルメ・レストラン
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JRパスは、のぞみとみずほに乗れないところが少し不便ですが、そんなことを言えばバチが当たるほどの恩恵があります。
6月15日(土)、21:26高松発サンライズ瀬戸に始発高松駅から乗るために、18:08新大阪発さくら569号で岡山へ、19:12岡山発マリンライナー57号で高松へ。
※2階席確保 -
イチオシ
ずっと乗ってみたかったサンライズ号が目の前に!
高松駅構内にあるうどん屋さん「連絡船」で肉うどんを頂き、コンビニで寝酒とおつまみを仕入れて、いざ乗車です。
※写真が下手で柵が入ってしまってます。連絡船うどん グルメ・レストラン
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すっかりマイルーム状態のB寝台シングルw。機内持込サイズのスーツケースが収まる程度のスペース有り。
寝巻きはスウェットを持参したので、付属の寝巻は使用しませんでした。風情より楽さ優先で、温泉でも寝る時はスウェットです。
※寝酒はもちろんワンカップ。(おばさんおじさん化) -
下の階だったので、窓はちょうどプラットホームと同じ高さ。
@浜松駅
サンライズ瀬戸号乗車の興奮で眠れるはずもなく、途中の線路脇で列車の写真を撮る「撮り鉄」さん達をたくさん目撃。早朝からご苦労様です。 -
6月16日(日)、7:08時間通り東京駅着。八重洲初藤さんで朝ごはん玉子焼きセットと生ビール。
やえす初藤 グルメ・レストラン
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7:56東京発はやぶさ103号で一ノ関経由平泉へ。関西の人間なので、赤と緑の新幹線を見たのは初めてです。その2台が連結しているなんて!(びっくり)
盛岡駅で切り離されて、緑のはやぶさは青森方面、赤のこまちは秋田方面へ。 -
10:28平泉駅到着。駅前の荷物一時預かり(一つ200円)にスーツケースを預けて、巡回バスで中尊寺へ。雨のせいか、日曜日にも関わらず観光客も少なくて、しっとりとした杉並木の月見坂を本堂へ。
(ここでミイラについて勘違いしていたことが発覚。即身仏ミイラは山形県の庄内地方に安置されているのですね)
ゆっくり見て回って1時間半ほど。結局写真を撮ったのは池のところで見たモリアオガエルの卵だけ(笑)、生まれて初めて実物を見ました。中尊寺 寺・神社・教会
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岩手で食べようと決めていたわんこ蕎麦で昼食。薬味はくるみの入った山芋とろろが美味しかったです。
(そろそろ、お腹は空いてないのに、ついつい美味しくて食べてしまう贅沢状態、「常にお腹いっぱい」状態が始まりつつあります。これ、海外在住日本人が一時帰国した時の「あるある」です)そば処義家 グルメ・レストラン
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中尊寺観光が予定よりも早く終わったので、16:26北上発やまびこ53号に乗る予定を早めて一ノ関14:14発やまびこ49号で新花巻へ。新花巻からフリーシャトルバスで今夜の宿「鉛温泉・藤三旅館」さんへ。
旅館の夕食はどこも本当に美味しいものばかり。藤三旅館さんのプラン、ベーシックな「梅膳」でもお腹いっぱいです。
※メインは花巻産白金豚の季節鍋。 -
三種呑みくらべx
藤三旅館さんにはお風呂が男女混浴合わせて5つ、朝6:00-7:00の女性専用時間帯を利用して混浴風呂「白猿の湯」を堪能しました。1メートル以上の深さで、お湯はぬるめ、朝からゆっくりできました。
藤三旅館さんはシャトルバスのバス停から更に下へと下り、ずっと川のせせらぎの音が聴こえる川沿いのロケーション。穏やかな時間を過ごすことができました。
今回泊まったのは木造本館でしたが、次回は是非湯治部に泊まりたいと思います。 -
一人旅の醍醐味は誰にも気兼ねせずに好きな時間に好きなことができること。24時間掛け流しの温泉に夜中に浸かりに行ったりテレビを見たりと、好き放題!
旅館の朝食は旅の楽しみのひとつ。朝から本当に美味しい食事を堪能いたしました。藤三旅館さん、お世話になりました。ありがとうございました。岩手 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館 宿・ホテル
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6月17日(月)、藤三旅館さんにシャトルバスのバス停まで送って頂き、9:47鉛温泉発のシャトルバスで新花巻へ。11:55新花巻発やまびこ43号で盛岡、12:37盛岡発はやぶさ15号で八戸へ。道中は防音壁とトンネルが多くて景色を余り楽しめなかったのが残念でしたが、日本一の速度で走る東北新幹線なので、そこは仕方ないですね。
今回東北旅行を計画した一番の理由は、高村薫さんの「晴子情歌」「新リア王」「太陽を曳く馬」の3部作を読んだこと。八戸、野辺地、鯵ヶ沢など、作品に出てきた地名を見ただけで感激です!「マークスの山」「レデイージョーカー」以来、高村作品には多くの感銘を受けて来ました。
青い森鉄道については、八戸、野辺地、青森での乗降についてのみJRパスが利用可能なので、八戸から野辺地乗り換えで青森へ。
※モーリー -
イチオシ
青森駅でスーツケースをコインロッカーに入れて、まずは青森名物の「のっけ丼」を頂き、ワ・ラッセでねぶたを鑑賞。
※青森で一枚も写真を撮っていなかったことが悔やまれます!
青森から青い森鉄道で、今夜のお宿浅虫温泉「宿屋つばき」さんへ。今夜は地元のお寿司屋さん「伊勢屋寿司」で夕食のプラン。のっけ丼を食べたのが遅かったこともあり、夕食は20:30で予約。宿屋のご主人に伊勢屋寿司さんに連れて行って頂いた所、地元の常連さんたちが先客にいらっしゃって、お話をさせて頂いているうちに意気投合、夜12時近くまで一緒に飲ませて頂きました。
お寿司屋さんの御主人を含め、皆さん本当に気さくな方々で、地元の色々なお話を聞けて本当に楽しい一夜を過ごすことができました。地元の人たちとの触れ合いは、旅の一番の思い出です。ありがとうございました。
※写真はその夜頂いたウニ。途中まで食べてから写真を取るのを忘れていたことに気付きました。カラから直接ウニを食べたのは人生初めてです。(箱から食べたこともありませんw) -
宿屋つばき、お部屋からの眺め。
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6月18日(火)、朝一番で空いていた貸切露天風呂でゆっくりさせて頂いた後、朝ごはん。ドリンクにはアイスコーヒーがありました。
宿屋つばきさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。浅虫温泉 宿屋つばき 宿・ホテル
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浅虫温泉9:05発青森行きの電車が、体調を崩した乗客の救急搬送のため遅れていて、予定していた五所川原への乗り継ぎができなくなるのではと焦りましたが、9時15分ごろに運転再開。遅れていたひとつ前の青森行きに乗り、青森、川部を経由して五所川原駅へ。
コインロッカーにスーツケースを預けて津軽鉄道で金木駅へ。津軽五所川原駅 駅
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昔ながらの切符売り場。50代にとってはノスタルジックです。
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昔ながらの厚紙切符。乗車の際のきっぷの切れ目も昔のまま。懐かしい!
津軽鉄道では太宰治生誕110周年記念開催中でした。使用済切符収集の際に記念に頂いてきました。 -
待合所。冬はいい雰囲気なんでしょうね。
※ホームへは出発時間まで入ることはできません。 -
1両編成のワンマンカー。
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皆さんによる手作り感満載のデコレーション。
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イチオシ
斜陽館。太宰治は本物のおぼっちゃんだったんですね。超豪邸でした~。
※超快晴太宰治記念館「斜陽館」 美術館・博物館
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斜陽館2階の廊下。当時だと本当にモダンな造りだったんでしょうね。
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金木駅。五所川原駅とは違って駅舎はモダンです。
金木駅 駅
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線路を渡って向かいのホームへ。斜陽館の観光が予定より早く終わったので、五所川原駅でスーツケースを回収し、リゾートしらかみ橅編成で今夜の宿「水軍の宿」がある鯵ヶ沢へ。
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五所川原から鰺ヶ沢へ、五能線上には「津軽富士」こと「岩木山」が左手にくっきり。
岩木山(津軽富士) 自然・景勝地
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鰺ヶ沢では駅前にホテルのシャトルバスが待機中。列車の到着時刻に合わせて待っていて下さっているようです。
※日本のサービス、さすがです!
まだ明るい時間ですが夜ご飯。お腹いっぱい状態ですが、きっちり頂きました。@水軍の宿 -
五種飲み比べ(お酒は別腹ですw)
せっかく東北に来ているのに地酒を頂かないという手はありません。
この日の夜、10時半頃、山形で震度6の地震がありました。その時間にはちょうど露天風呂に入っていましたが、全く揺れを感じることもなく、地震のことは部屋に戻ってきてテレビをつけて知りました。大きな被害にはならなかったようで良かったです。東北大震災以降、日本中、常にどこかで地震が起こっているような気がします。
「水軍の宿」さんでは和洋室「星のしずく」に泊まらせて頂きました。お部屋にはネスプレッソもあり、とても快適に過ごさせて頂くことが出来ました。
お世話になりました。ありがとうございました。 -
6月19日(水)、9:55鰺ヶ沢発リゾートしらかみ2号で秋田へ。
※駅の背後に見えるのは岩木山鰺ケ沢駅 駅
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6月19日のリゾートしらかみ2号はくまげら編成。
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今回、五所川原駅で青池編成を目撃。鰺ヶ沢へは橅編成に乗車したので、ある意味、全種類の編成制覇ですw
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小学生の社会の時間で習った「八郎潟」が目の前に!
遠くに見える防砂林の松林までずっと水田です。秋田にいるんだな~と実感しましたx八郎潟 自然・景勝地
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今、秋田にいるんだ!(感激)
半世紀以上も生きていて初の秋田です。八郎潟駅 駅
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秋田駅到着。今夜のお宿は「乳頭温泉・妙乃湯」。
14:14秋田発こまち28号に乗る前に、秋田駅で稲庭うどんで軽く昼食。いぶりがっこが付いてきました。(お腹いっぱいでお酒は入らず…悔しい…)
※旅の後半は、「JRパス利用おばさん一人旅②乳頭温泉~道後温泉」に続きます。
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