南条「花はす公園」第27回はすまつり（2019）

2019/07/15 - 2019/07/15

愛知.岐阜ハスを撮り終えて南条ハスへ
今回は、
水の汚れ濁った泥の中でしか咲かないハス
そして、綺麗な湧き水のような所しか咲かない
治左川（福井）と地蔵川（滋賀）との梅花藻、
今年は、醒ヶ井の梅花藻は、駐車場無く、断念。
越前市の味真野地区.治左川の梅花藻のみになります。
第27回はすまつりの後に、アップします。

南越前町南条地区の夏を彩る「花はす公園」

南条花はす公園は、
花はすの生産高日本一を誇る南越前町（旧南条町）に作られた公園です。
世界の花蓮池や観賞蓮園などがあります。
約130種が咲き揃う公園で、蓮の葉を使っての
「象(ぞう)鼻杯(びはい)」はす染め体験も楽しめます。
また、ミニ演奏会.玉響.箏、フルート、ピアノで構成された
全国的にも珍しい和洋折中のグループ。
幻想的な音楽で観客を虜にしました。

「花はす公園」可愛くも美しい花蓮
広さ約３万３千平方メートルの公園
ピンクや白の花が咲き、
泥沼にこんなに見事に咲く花の強さに仏心が感じられます。
古代の夢とロマンを感じさせてくれる蓮
全国一の花はす生産地 世界の花はす130種類
日本のみでなく、中国、ネパール、ブラジル、
ベトナム、アメリカなどの海外原産の品種.
2つの公園エリア 鑑賞池と蓮田エリア8つの鑑賞園
合わせて10ヵ所の鑑賞池があります。

7月中旬から8月上旬までが見頃です。
世界中の蓮が咲き誇る姿は本当に美しいものがあります。
はすの開花している姿を見るなら午前中がおすすめです。
私は、高速て２時間かけて来て、午前7時頃から、
およそ1時間近くいて、北へ越前市から滋賀の醒ヶ井への1日です・

■会場 花はす公園
■住所 福井県南条郡南越前町中小屋
■日程 2019年6月29日（土） ～ 2019年8月12日（日）
■清掃協力金　200円　
■お問い合わせ先 南越前町観光まちづくり課　0778-47-8013

***
　　2000年の眠りからさめた大賀ハス・その1（2019）愛知.春日井
　　　　　　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11516220
　　2000年の眠りからさめた大賀ハス・その2（2019）岐阜.恵那
　　2000年の眠りからさめた大賀ハス・その3（2019）福井.南条
　　　　　　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11518521

エリア 南条・今庄(福井)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

駐車場にて、小雨又は霧雨で、
傘を用意したが、途中引き返して傘を置いて、
蓮池へ向う途中に、
カメラを持ってられる方に、二人の男性に声をかけました。
一人は、地元の方で若く、カメラ歴は浅いので、
また、ここが始めてきた方なので、いろいろ話を・・・。
もう一人は、蓮池で一脚で撮られているのて、様子を伺い、
この方も地元の方で、蓮の状況を聞けば・・・。
今まで、このような様子は初めてと、ぼやきを。
確かに、岐阜の蓮の見頃の時でも、思うように咲いてなく、
ここ数年、南条の蓮を見に来てますが、
係員に聞けば、今がいい時ですよ?
でも、私も地元の年配の方同様、豪快に咲いてない。
違和感と不評を。

霧雨で、傘が、先ほどの若い地元のカメラマンは邪魔だとか・
一緒に撮っていたら、
岐阜の同級の仲間と、名古屋の仲間たちと合流した。

蓮が一杯咲いてる、印象が薄れて、
白やピンクの大輪を咲かせるハスを探しながら、
公園エリアの鑑賞池を、ゆっくりと撮り始めました。

片道、高速で早朝、朝日の出るのを予期していたが、
生憎の曇りから小雨で、撮るのも大変でした。
蓮の軍団に圧倒されるが、
今回は、蓮の花の命は4日と言われてる
美しきものは短命。
そのタイミングで咲いてる花を、
ミツバチが花を追いかけるように、
私も、およそ1時間
撮りながら、知り合いの方、仲間たちと話しながらの
慌ただしい、楽しい一時でした・

睡蓮が浮かぶこちらの池には鯉も元気よく泳いでいます。
橋はヒノキのいい香りが時間が経ちすぎて・・・。

蓮は、キレイな水ではなく、泥の中で育つが、
汚れることもなく美しい花を咲かせ、気高く清らかな姿に、
古代の人達は極楽浄土を見たといいます。
これが悪、煩悩に溢れるこの世の中で一切の汚れがない
仏の智慧、慈悲を象徴しているのだそうです。

蓮の葉入りのはすソフト（300円）で休憩。

ミセススローカム

蓮の花の寿命は正確に４日間。
初日は、開花初日は午前６時頃から花弁が開きはじめ、
３～４ｃｍほど開いたのち、
８時頃には閉じはじめつぼみの状態にもどります。
ちょっと咲いただけで開花しきらず、
２日目になると、早朝より咲きはじめ、午前７～９時頃には満開に。
きれいに開花し、昼頃に再び閉じる。
３日目には最大に開きます。受粉しためしべは黒っぽく変化し、
花の色が光退色します。昼頃には閉じはじめ
最大に開くが花の色はややあせてきて、
昼頃になっても完全には閉じきらない。
４日目になると、７時前から開花して８時過ぎには花びらが散り始め、
昼頃にはすべて散ってしまう。

蓮の花言葉
いくつかあるのですが、『清らかな心』は、
泥水を吸い上げながらも美しい花を咲かせることに由来するそうです。
そして、『休養』は、
午前中に咲いた花が午後には閉じてしまう様子を表したものだそうです。

象鼻杯は、早朝のためか
まだ開いてませんでした・

以前来た時は「象鼻杯(ぞうびはい)」の体験しました。
象鼻杯とは古代中国で暑気払いとして親しまれていた飲酒方法で、
蓮の葉にお酒を入れて空洞の茎から吸って飲むというものです。
その時の茎の形が象の鼻に似ていることから
「象鼻杯」と言う名が付いたそうです。
葉の中央に穴を開けた時に出る苦い樹液の成分が
茎を通るお酒に溶け、長寿、健康に効果があると。

大自然に囲まれた花はす公園のハスが見ごろを迎え
とは、ここを管理してられる方の言葉ですが。
少し聞けば、天候には勝てません・・・。
苦しい言葉と、苦笑いを・

花の中心部にできる花托（果托　かたく）が特徴的で、
その形状が蜂の巣に似ていることから、
「はち巣」　となり　「はす」　
とよばれるようになったという説があります。

短い時間に、いろんな方にお話できて、
最後に、大阪から老夫婦の方から、聞かれましたので、
私と、地元の年配の方と
いろいろ説明しましたが、
興味が薄れたか、帰ろうとされるので、
1時間半もかけてこられたので・・・。
色々御勧めして・・・。

ミニ演奏会.玉響

箏、フルート、ピアノで構成された
全国的にも珍しい和洋折中のグループ。
幻想的な音楽で観客を虜にしました。

2000年以上前の弥生時代のハスの実が発見
2000年の眠りからさめた大賀ハス
黄色の花托を淡いピンクの花びらが囲み、
とても上品さが愛される美しさで見る人を魅了する

真如蓮（シンニョレン）

青菱紅蓮

花はす公園 公園・植物園

月の兎

この旅行記へのコメント （2）

• よしめさん 2019/09/06 12:20:03

  美しいですね。

  　風に吹かれて旅人様
  　初めまして。よしめと申します。フォロー、いいねを押してくださり、ありがとうございます。どんな方かなあとちょっとおじゃまし、拝見させて頂きました。
  　何十年も千葉に住んでいながら、先月ようやく成田空港のバス停前で、「大賀ハス」を見て、美しいなあと思ったところです。お花は大好きなのですが、蓮にもこんな表情があるのですね。知りませんでした。カメラも良いのでしょうが、撮る方の心も写真に現れるのでしょう。
  　いつも、飛行機でビューン、ちょっとうろっとして、スマホで写真を撮って・・と言うのが私の旅の仕方です。娘たちに言わせると「生き急いでいる」もう少し年を重ねて、動くのがちょっと辛くなって来たら、日本の旅をしたいと思います。せこせこスタイルは変わらないかもしれませんが（笑）
  　またお邪魔させていただきます。まずはお礼まで。
  　　　よしめ

• koikeiさん 2019/07/20 09:38:13

  お久しぶりです。

  いつも福井の情報をありがとうございます。
  
  そろそろ蓮も見ごろだろうから、一回見に行ってこようと思いながら、地元でありながら、私はなかなか行けないで、時ばかりが過ぎていっています。
  全体のお写真を拝見する限り、今年はいつもの年と比べ物にならないくらい花の数が少ないようですね。
  
  精力的に活動されていらっしゃる風に吹かれて旅人さんを少しでも見習いたいです。
  今後もたくさんの旅行記のアップ、期待しています。
  今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
  
  　　　　　koikei