初夏の道東・釧路阿寒サロマ湖＿3.阿寒から網走へ

2019/07/02 - 2019/07/05

久しぶりの北海道、初夏の道東へ３泊４日の旅。

北海道の旅行では、これまでもたいてい道東を訪れていますが、今回は自然の風景など景色のいいところをポイントを絞って、無理しないで巡ろうと思い計画しました。季節的に初夏というのも初めてです。これまでは真夏か秋でした。

３日目は阿寒から網走へ、能取岬やメルヘンの丘、ドライブしながら途中の田園風景を楽しみサロマ湖の宿まで行きました。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ AIR DO
• 旅行の手配内容: 個別手配

３日目の朝。
ホテルの部屋の窓から阿寒湖を見下ろします。
遊覧船乗り場やボート乗り場が見えます。

ニュー阿寒ホテル 宿・ホテル

ボートが出ていきました。
航跡ってずっと消えないものなんですね。

チェックアウト後に外に出て湖畔を散歩しながら撮りました。
ホテルの朝食もこの景色を見ながらとても美味しくいただきました。広くて景色が良いレストランでした。
ビュッフェではいつも食べ過ぎてしまい、湖畔ではよい散歩になりました。

今日も天気はあまり期待できそうもないですね。
雨が降らなければいいのですが。

阿寒の街は南岸にあって、北に広がる湖の風景を眺めます。

東岸の手前の森は遊歩道が整備されたエリア。

阿寒湖 自然・景勝地

ボッケ、といわれる有名な散策路はこのさらに向こうの方。

しかしこの辺りの湖畔にも遊歩道が見え、良さそうです。

遊覧船が戻ってきました。

遊覧船の通過したあとの波が打ち寄せます。

写真はないのですが、このあと荷物をホテルに預けたまま、歩いて近くの「アイヌコタン 」に向かいました。

アイヌコタンはアイヌの人々が暮らす集落（コタン）。民芸品店などが並び、木彫や刺繍など見て回るだけでも楽しいです。
私たちはアイヌの民族衣装の紋様などの刺繍や柄がとても好きですが、高価でなかなか買えるものではないですし、宝の持ち腐れで結局いつもあまり買い物はしないのですが。

今回はこの小さな木彫のアイヌ民族像を買いました。

阿寒湖アイヌコタン 名所・史跡

高さはちょうど3cmのとても小さなものですが、とても精巧にしかも手際よく彫られていて技術の高さが伺えます。とても堅い種類の木材でできています。上の写真では女性の像ですが、同じ像の反対側の面はこのように男性像になっています。
木彫作品はたいてい着色仕上げされているものが多いですが、木地のままのものもいいですね、とても気に入りました。
マツネシリ民芸店というお店で購入。ご主人に木彫についていろいろお話ししていただきました。
ぼけていますが背景に見えるのはアイヌの刺繍のコースター。アイヌコタン手前の幸福の森商店街の土産物店で購入。買ったのはこの２点だけです。

阿寒湖周辺にも見所は多いのですが、私たちはさらに北に向かいます。
明日は最終日、天気が崩れないうちに網走方面のスポットを訪れたかったのです。

網走の能取岬に向かいます。田園風景のなかのドライブは北海道ならではです。
ときどき車を止めて景色を眺めました。

花。

能取湖を過ぎ、能取岬が見えてきました。
オホーツク海は穏やかです。

岬の先の灯台も見えてきました。

能取岬の駐車場から遠く西のサロマ湖の方まで見えます。

駐車場から。北のほうには能取岬灯台、広い草原の台地。

あちこちに花が咲いていました。
晴れてたらな～。

能取岬海岸 自然・景勝地

断崖からオホーツク海を望みます。

ミヤマラッキョウでしょうか。

エゾフウロでしょうか。虫がとまっています。

ハマナス越しに見る断崖と灯台。

ミヤコグサでしょうか。

柵越しに見る断崖と灯台。
晴れて青い空だったらよかったでしょうね。

カモメ。

カモメ。

飛んで行ってしまいました。

灯台の東に進むと何やらぽつんとモニュメントが見えました。

草原をぐるっと回ってモニュメントへ。

「オホーツクの塔」というんだそうです。
妻がポーズを真似していることに今気づきました（笑）。服まで似てる。

岩が海から突き出ています。

能取岬の灯台。もう、建ってから１００年以上経つんだそうです。

八角柱の灯台。
CMや映画にも度々登場したようです。

神々しい海。

エゾノシシウドと。

最近知った「メルヘンの丘」という景勝地を目指します。美瑛の丘の風景を思わせる、ということで最近注目のスポットらしく。
最終日の明日、女満別空港へ向かう前に寄ろうかとも思ってましたが天気がどうなるかわかりませんので今日行ってしまうことにしました。

ここはまだメルヘンの丘へ向かう途中の麦畑の風景。途中にもきれいなところありますね。

途中、と思って車を停めたところから国道39号を数百メートルも行かない道沿いで、ちょっといい景色かも、と思ったらそこが「メルヘンの丘」でした。
…あっけなく。
そこからすぐの道の駅でUターンし、駐車用の路肩スペースに停めました。

メルヘンの丘 名所・史跡

なるほど、１５年ほど前に行った美瑛を思い起こす景色。

同じような写真が続きます。

一列に並ぶ木と麦畑がとてもきれいです。。
もちろん美瑛ほどの広がりはありません。国道沿いの数十メートルのポイントから見える範囲の景色です。

道路の反対側の田園風景。

同じような写真が続きます。

自転車で旅する親子が通り過ぎました。

撮るタイミングが遅れ行ってしまったと思っていたら、もう１台、母子が来ました。
４人家族だったんだ、こんな自転車があるんですね。

麦畑の隣は緑に白い花の畑。

作物はなんでしょうか。

後で調べましたがじゃがいも畑のようですね。
さあ、そろそろ切り上げてサロマ湖湖畔のホテルに向かいましょう。

メルヘンの丘は８本の木が並び印象的ですが、この辺りは他にも素晴らしい田園風景がいたるところで見られ走っていて退屈しませんね。
ときどき車を停め、眺めていました。

夕日見れるかなぁ。

６時前にホテルに着きました。
ホテルの駐車場から見るサロマ湖。

サロマ湖 自然・景勝地

湖面が光ってきれいですが、水平線上の雲が暑くやはり夕焼けは無理そうですね。
夕日が美しいと評判で、それを重視して選んだホテルだったのですが、天気は仕方ないですね。

湖畔に降りて。

サロマ湖鶴雅リゾートのホテルの部屋の窓から。
とても眺めのいい部屋でした。

ホテルは思ったよりこじんまりしていて建物や設備は少し古めでした。そのため部屋は少し使いずらかったですが、料理は美味しくとても落ち着いた雰囲気なのはよかったです。

サロマ湖鶴雅リゾート 宿・ホテル

じっと動かなかったサギ。

夕食前に湖畔を散歩。
夕日が見れず残念でしたが、これはこれでいい景色。

湖畔を見ながら、静かで落ち着いたなか食事ができてよかったです。大きなホテルだと人が多くなかなかそうはいかないです。
品数は前日のホテルほど多くはありませんでしたが、海鮮盛り合わせが付いたビュッフェは美味しかったです。けっこう天ぷらを食べてしまいました。

最終日に続きます。

サロマ湖鶴雅リゾート 宿・ホテル