初めてオランダを訪れました。オランダはアムステルダムを中心にユトレヒト、デン・ハーグ、デルフト、ゴーダへ。オランダからミュンヘンへ立ち寄り、ヴィース教会、ノイシュバンシュタイン城を見て来ました。

ちあままが行く(2019) オランダとミュンヘンその④ アムステルダムとゴーダ

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2019/06/15 - 2019/06/23

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アムステルダム(オランダ)

今日はアムステルダム国立美術館へ。チケットを購入してありましたが、朝一番で行くとすでに行列ができていました。予約をなさった方は向かって左側に並びます。私は慌てて右側に並んでしまいましたが、こちらはチケットを持っていなかった方の入口でした。日本語オーディオガイドを借りて名誉の間へ。
一番奥にレンブラントの「夜警」
想像していたのよりずっと大きな絵画です。朝早いので人もまばら
フェルメールの「青衣の女」
「牛乳を注ぐ女」　今年上野で見ましたが、日本から戻ってきていました。日本で見るのよりずっと明るい光の中で見ました。
フェルメールの「恋文」
残念なことに「小路」は見ることができませんでした。
こちらはドールハウス。実に精巧に作られていて見入ってしまいます。
思わずわぁーと声をあげるほど、実に精巧にできています。
こちらは図書館です。
デルフト焼きのタイル。可愛らしいと思ってタイルばかりを見ていました。
チューリップ専用の花瓶
頂点が斬新です。
王女さまのベッドかしら？
ゴッホの自画像がここにも
こういった宗教画的なものが地下の方にこっそりとあります。イタリアやフランスの美術館とは異なる印象です。オランダの絵画はすごいなぁと、オランダに対する印象が変わったのはこの美術館を鑑賞したときでした。
島根県の旧岩屋寺にあった仁王像
「聖徳太子」
オランダに対する印象ががらっと変わったこのアムズテルダム国立美術館。
私は主だったものを見ましたが、それでも三時間以上かかりました。絵画の好きな方は一日取ったほうがいいかもしれないと思いました。もっと見ていたかったのですが、この日はこの後ゴーダに行く予定でしたので、仕方なく切り上げることに。
アムステルダムから電車に乗ってゴーダへ。街を散策します。本当にオランダはどこの街に行っても運河があるのだなぁと実感。そして絵画のよう。
中心部に向かうと、チーズ、チーズ。ゴーダチーズがいっぱい。
巨大なチーズ
毎週水曜日は蚤の市をやっています。
ゴーダの市庁舎です。長崎のハウステンボスにこれとそっくりな建物があったけどこれが本家ね。
市庁舎から聖ヤンス教会へ。ここもお金がかかります。英語のオーディオガイドもありますが、日本語の案内（コピー用紙１枚です）もあります。あまり期待しないで下さい。
70枚のステンドグラスが見事です。現代風のステンドグラスもありました。
こちらはチーズの計量所。１階はお土産屋さん。３階がチーズ博物館になっていて、入るのに5€位かかります。階段を登ると後ろから太ったおじさんがハアハア息を切らしながら上がって来て、ゴーダチーズの作り方のビデオのスイッチを入れて、それが終わると周りに展示してある道具を見てたりしたのですが、見ている人は私一人で、おじさんの「早く帰りなよー」の視線を感じて引き上げることにしました。
ゴーダの街を歩いていて見つけた可愛らしい案内。矢印の方向へ何分ってことでしょうか。
ゴーダにも風車があるので、風車を目指します。見に行く途中で見つけたアパート。
赤いライオンという風車です。
運河を渡り、ゴーダ駅に向かいます。ゴーダに行くなら木曜日がいいかも知れません。チーズ市が開催されています。
アムステルダムに戻りミッフィーちゃんのお店へ。このお店はホテルオークラの近くにあります。よだれ掛けやベビーカーに付けるおもちゃを買いました。今までこの手のものは買わなかったけど。
新たな命の出現は今までにない新たな楽しみを与えてくれます。
一度ホテルに戻り、着替えてからこちらの建物へ。アムステルダムに来た目的はここだったりします。昨年、ウィーンフィル、ベルリンフィルを聞いてあと一つ、アムステルダムコンセルトヘボウを聞いてみたいと思ったことからオランダ旅行を計画したのでした。ここではわりと日本人(年配の)を見かけました。
この日のプログラムはチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトとスメタナでした。スメタナはモルダウを含む三曲。聞いてみたかったコンセルトヘボウ。チケットは10ヶ月前に取っていました。ビロードのような響き。深くて厚みがあって、でも重すぎない。
コンサートが終わったのは10時半頃でした。ようやく辺りが暗くなり始めます。
トラムで中央駅まで戻ってきました。アムステルダムに来て良かったと、あの音が聴けて胸が震えるほどでした。アムステルダム最後の夜です。