大学の街　ライデン

2019/03/28 - 2019/04/06

なんだか　すっきりしない日が続きますね。梅雨だからしかたないか・・・・

みなさんのブログを読ませていただくのが楽しくて
　自分のブログを書く時間がなくなってしまっています。

オランダ旅行記も途中で　もう　写真をみても　忘れてしまっていることも多くなってきて
これは　やばい・・・早く　進めなくては・・・・と焦っております。

では　今日は　オランダ6日目　4月２日（火）のお話です。

エリア ライデン(オランダ)

• 旅行の満足度: 5.0

バビロンホテルの朝食会場です。

公園の緑が見えて　とても落ち着きますね。

チェックインの時　朝食を勧めて下さったフロントのお姉さんが　とても感じがよかったので
朝食をいただくことにしました。

オレンジの生絞り機
オランダでは　この機械　よく見かけました。

スーパーなどでは　ボトルに自分で入れて　レジでお金を払う方式かな？

朝から　モリモリ食べて　今日は　朝から　ライデンの街を散策する予定です。

フロントに荷物をあずけて　出発です。
帰ってきてから　今日は　インデスホテルに移動ですので
駅の近くのホテルを選んで　ほんとよかったわ

ライデンは　デンハーグから近いので　急行電車でも　普通電車でも　
そう時間に変わりはありません。　１０分程で　ついてしまいます。

電車の中には　止まる駅と時刻が書いてあるので　放送がなくても安心です。
日本の電車の中の日本語　英語　中国語　韓国語の放送は
アナウンスしているうちに　次の駅についてしまいそうです。

前日にキューケンホフ公園に行くために来たライデン駅に
再びやってきました。今日は　バスに乗らずに　駅から歩きます。

ライデンは　オランダで１番古くからあるライデン大学がある街です。

やはり運河に囲まれた町で　１４～１５世紀からの街並みが
よく残された歴史と文化の街です。

この街にも計量所だったところが　レストランになって残っています。
まだ　お店もあいていなかったので　先に　ライデン要塞にいってみましょう。

ライデン要塞に繋がる路地
大丈夫かな？こんなところにあるのかなあ？

突き当りを左にまがると　入口が見えてきました。

人の気配がないけど　登ってもいいのかなあ～

１５世紀　オランダは　スペインの飛び地となっていました。
１５６８年　オラニエ公ウィリアムのもとで　独立戦争が起こります。

１５７３年から１年間　ライデンはスペイン軍に包囲されてしまいます。

市民は　この城壁の中にたてこもり　飢えに苦しみながら
スペイン軍と戦いました。

勝利のご褒美に　オラニエ公が　ライデンの税金を免除しようと提案すると
ライデン市民は　税金免除より　大学を作って欲しいと要望したそうです。
それが　ライデン大学です。

城壁の上は一周できるようになっており
ライデン市街が一望できるようになっていました。

https://www.youtube.com/watch?v=9ecusc017iU

https://www.youtube.com/watch?v=IW04_iIw1AU

鐘の音が　聞こえてきました。
オランダの街は　どこにいっても　教会のカリヨンの音が　時を知らせます。

ライデン要塞から降りて　鐘のなっていた塔をめがけて歩いてきました。

https://www.youtube.com/watch?v=IW04_iIw1AU

真下で聞くと　かなり大きな音なんですね。

ライデン市庁舎です。16世紀に建てられたもので　アルクマールの市庁舎と似てる！

ピータース教会
ライデンで一番古い教会です。

ピータース教会の前には　ライデン大学の一部でしょうか？
旗があがっていますね。

個人の住宅でしょうか？ライデンの住宅もアムステルダムと同じように
隣りの家との間はなく　ぴったりと寄り添って建っています。

まだ４月初めなので　もう少しすると　木々も新緑になるんでしょうね。

あら　こんなところに　松尾芭蕉の句が・・・

１９９２年から　ライデンの街中で　世界中の詩人の詩をその言語で書くという
プロジェクトが始まったそうです。ライデンは日本と深いかかわりのある町ですものね。
ライデン大学にも　日本語学科があります。

運河沿いにぴったりと駐車する車と自転車
落ちないのかなあと思ってましたが　やはり　年間５００台ほど運河に落ちているそうです。

これは　ライデン大学構内でみつけた菅原道真の句

どこからが大学の敷地に入ったのかわからないのですが
ここは大学の校舎です。

大学構内にある植物園
１５８７年に造られたオランダ最古の植物園でシーボルトが日本から持ち帰った
イチョウ　カエデ　フジなどの植物も　ここに集められているそうです。

ライデン大学は　世界で初めて日本語学科を設立したという日本とかかわりの深い大学です。

大学内にも　ちょっとお邪魔しました。
ちょうど休み時間のようで　たくさんの学生さんたちが　いましたよ。
日本人の留学生も　「昨日　アムステルダムに行って来たのよ」とか　お友達とお話していました。
いいなあ～　こんな街で　大学生活おくれるなんて　うらやましい～

街と大学がうまく融合したライデンの街並みです。

この白い門は大学の裏門かと思いきや
旧市街地の門のひとつで1645年ひとつ建造の「ドゥーレン　ゲート」だそうです

https://www.youtube.com/watch?v=HJrXYtP6yu0

学生さん達が　授業を終えて　でてきました。
ランチにでも行くのでしょうか？
とても楽しそうです。

レストランのテラス席も　これから学生さん達でいっぱいになるのかな？

午前中のライデンの街は　静かでしたが
午後から夜にかけて　学生さんたちで　賑わうのでしょうね。

では　私達は　シーボルトハウスに向かいましょう。

シーボルトハウスにやってきました。

この建物はシーボルトが日本から帰って１８３２年から１８３７年まで住んだそうです。

日蘭交流400周年にあたる2000年に改装され、2005年3月に博物館として開館しました。

2000年5月25日には天皇皇后とオランダ国王が来館したそうです。

2005年には　小泉純一郎首相（当時）とオランダの首相が首脳会談を行ったんですって

「ようこそ」　
Japanmuseum 日本博物館と書いてありますね。

世界初の日本博物館だそうです。

受付のお姉さん二人は　流ちょうな日本語を話せるオランダ人でした。
ライデン大学の日本語学科の卒業生だそうです。
日本にも　来たことがあると言ってましたよ。

日本語がとてもお上手ですねと言うと　はにかんでおられました。

かって江戸時代　長崎出島だけで　貿易が許されていたころ　シーボルトがオランダから
日本の物を収集するよう特命をうけてやってきました。

彼は　医者という立場で　出島から出ることを許され　様々な工芸品や日常品　浮世絵などの
民族的コレクションを集め　オランダから持ち帰りました。

この日は　地域の小学生が見学に来ていました。

先生が　オランダ語で　説明されていました。

子供たちが　いっせいに集まったのは　このタカアシガニの前
オランダでは　こんなカニいないのかなあ？

動物もはく製にして　持ち帰ったのですね。

これは　シーボルトの飼ってた愛犬のさくら

裏庭にある　シーボルト像

小学生が　ランチを食べていました。
日本のこと　勉強してくれて　ありがとう！

シーボルトハウスの運河向かい側にも　素晴らしい建物が立っていました。

て　また　街歩き再開

あら　これは　オランダ航空でいただけるスコッチ入りハウスだよ～

ウェブスター大学？　娘が行っていたアメリカの大学のアンテナ校かな？

朝は　まだ　オープンしていなかった計量所跡のレストランで　ランチしようと帰って来ました。

中に入ると　昔の計量所の跡が残っています。

中は　学生さんらしき若い人で　いっぱい。
テーブルについて　待っていても　なかなか　注文を聞きにきてくれそうになかったので
諦めて　出てきました。　そんなにお腹すいているわけじゃ　なかったので
まあ　いいや

では　国立民族学博物館に行きましょう。

こちらにも　シーボルトが　持ち帰ったものが　保存されています。

桜が満開でしたね。

日本の紹介映像が流れていました。

バッグミュージックは　「さくら　さくら」

これは　夜の東京？

どういうイメージなんでしょうね？　日本は・・・

出島の模型

他にも　アジア、アフリカ、南北アメリカ、インドネシア、オセアニアなどの何百年前にものぼる民族学に
関する貴重な資料が、なんと20万点以上も所蔵されているようです。

が・・・案内がなかったので　あまり　よくわからなかったわ・・・
私は　美術館の方が　好きだな・・・

この民族学博物館　立派は大きな建物なのに　とっても空いていました。

あ　あそこに見えるのは　風車博物館のようです。

雲行きも怪しくなってきたので　デンハーグに戻りましょう。

午後は　バビロンホテルで　預けていた荷物をうけとって
インデスホテルに移ります。

今日は　ここまでとさせていただきます。
お付き合いいただきありがとうございました

この旅行記へのコメント （4）

• akikoさん 2019/07/24 23:22:52

  ライデンの街

  ぎっちゃん、こんばんは～
  
  ライデン編見せていただきました。
  私も訪れたライデンなので、駅から計量所、そして要塞までの道を
  もう一度歩いている気分になり、懐かしい思いがしました♪
  
  ライデン要塞は朝だったせいか、観光客はほとんどいなかったの
  ですね。あの要塞の場で、市民が飢えに苦しみながら長期にわたり
  立て籠もっていたなんて、そして最終的にはスペイン軍を敗北させた
  なんて...歴史のロマンを感じますよね～　
  それにしても、市民が立て籠もったという割には、それほど広く
  なかったですよね～
  
  運河沿いのに駐車している車、年間500台も落ちるんですってね。
  隙間をあまり開けずに駐車しているので、運転技術が高いのかと
  思いきや、落ちる車がたくさんあるとは・・・（笑）
  
  ライデン大学の植物園では水仙がたくさん咲いていたのですね～
  大学の構内にも入られたそうで、学生たちの活気が伝わってきて、
  私もいいな～って思いました。校舎の内部はとても近代的なんですね！
  
  シーボルトハウスにしろ、民族博物館にしろ、ライデンで日本が
  文化面でもたくさん紹介されているみたいで、日本人としてうれしい
  ですね。
  
  akiko
  

  ぎっちゃんさん からの返信 2019/07/24 23:48:43

  RE: ライデンの街

  akikoさん　こんばんは〜
  
  
  ライデンの街　akikoさんが行かれた時は　緑が多くて　
  私の訪れた4月のライデンとは　ちょっと印象が違いますよね。
  まだまだ寒くて　学生さん達も　ダウンを着ていました。
  でも　とっても楽しそうで　学生生活を謳歌している感じでした。
  私も　４０歳若かったら　ライデン大学に留学したいなあって思いました。
  
  日本語学科もあり　日本に留学してきた人も多くて　ライデンは日本人にとって
  オランダに中で　一番過ごしやすい街なのかもしれませんね。
  
  なかなか　進まない旅行記にご訪問くださり　コメント残してくださって
  ありがとうございます。
  また　オランダ旅行記　がんばろうって気になりました。
  

• kikiさん 2019/07/15 12:11:41

  まいど

  ぎっちゃん様
  
  凄いですね～～
  遠く離れた街で日本の文化が紹介さたているなんて
  今回の巻は、とても勉強になりました～
  ぎっちゃん様の学に拍手！
  
  本日やっと休みで、ダラダラしている
  kiki (^^)
  

  ぎっちゃんさん からの返信 2019/07/15 13:04:57

  Re: まいど

  お～　kikiさま～　お元気ですか？
  早々のコメントありがとうございます。
  お忙しそうですね。
  お天気も　さえないし　ハワイの空が懐かしいですね～
  みなさんのハワイブログで　ハワイ病癒しています。
  
  オランダのライデンの日も　空模様がもうひとつの日でしたので
  空の色が　綺麗にでませんでした。
  そういう時は　博物館　美術館がいいですね。
  
  ダラダラの海の日　ゆっくり休んでくださいね。