シニア夫婦で行く　初めての南米　Vol.2 《 イグアスの滝・アルゼンチン側編 》　

2019/06/13 - 2019/06/22

　長年の憧れであった南米旅行。地球の裏側にある南米。体力、気力の伴う今しかないとの思いで行ってきました。海外旅行は30年近く前に行ったきりなので、旅行にあたって仕事の調整等、一年以上前から準備を始めました。ブラジル側、アルゼンチン側からのイグアスの滝、ペルー、ナスカの地上絵、リマ、クスコ観光、そしてマチュピチュ遺跡。　シニア夫婦で行くペルー、ブラジル、アルゼンチン南米3カ国周遊10日間です。
　　
　事前情報で、アルゼンチン側のボートツアーは、ブラジル側のよりも激しいと聞いていて、どれくらい濡れるのか、どのタイミングで準備をして終わった後は着替えができるのか、濡れたままでは寒くないのか、色々下調べをしました。準備をしたのは、ビーチサンダル、カッパ（使い捨て用に８枚セットで1000円以下のを準備）、ゴーグル、旦那は水着、日焼け止め。私は水着姿をご披露するのはNG体形なので、すべて着替えられるように準備。役に立ったのは、スマホ防水ケースです。ボートツアーの同乗者に日本人は私たち二人。滝に突入時 真下でスマホを構えているのも私たちだけで、防水スマホケースを見て羨ましそうでした。

エリア イグアスの滝周辺(アルゼンチン)

朝6時にお願いをしていた、モーニングコールが鳴らず、寝坊をするところでしたが、気が張っていたのか、その前に起床。モーニングのビュッフェをいただき、出発です。スイカが美味しかった。

今回の旅行は、旦那と二人なので、観光地ごとに専任ガイドとドライバーが案内をしてくれます。ブラジルのホテルを出発。　　ホテルを出た時は少し肌寒く感じましたが、ガイドさん曰く、これから晴れてくると汗をかくくらいになるから大丈夫とのことでした。

橋の途中でブラジルからアルゼンチンに入ります。ここはまだブラジル。

アルゼンチン。　ブラジルからアルゼンチンに入る瞬間をビデオでは上手に撮れたのですが、写真はちょっと汚い。（笑）

入国審査も無事に済ませ、ここはアルゼンチンです。

イグアス国立公園です。1日の日程を考えて、混む前一番のトロッコに乗るためホテルを早く出発したそうです。

朝８時、国立公園入口のセントラル駅に到着。ここからトロッコに乗ります。
悪魔の喉笛まで行くには途中下車をせず、ガルガンタデルディアブロ駅まで行きます。駅を出たら15分ほど一本道のコースを進み、 約1キロ進むと目の前に悪魔の喉笛が姿を現わすのだそう。

トロッコ列車を降り、遊歩道を歩きます。天気は良し。お日様が出ています。トロッコ列車はビデオのみで、写真はなし。写真も撮ればよかった。　

水の色は茶色です。大地の色ですね。

少し波が立ってきて

水の流れ落ちる音が聞こえてきました。

おっ！！　　滝が見えてきました。音もすごくなってきた。
一度立ち止まりカッパを着ます。準備完了。

水しぶきで、びしょ濡れです。空は晴れているので、雨ではなく確かに飛沫。

悪魔の喉笛。　土色をした物凄い量の水が爆音を立てて目の前を流れ落ちます。吸い込まれそうです。

飛沫で、流れ落ちる滝の底が見えません。

物凄い飛沫。

びしょ濡れになったカッパを脱ぎ捨て、気持ちを変えて　アッパートレイルへ

悪魔の喉笛　とはまた違った滝が見れます。

遊歩道の下を水が落ちます。

茶色の水と空の青のコントラストが美しい。

お天気は最高～。

アッパートレイル

滝の色々な景色が見れます。

何本もの滝が見えます。虹も見えます。

一息入れて、ランチタイム。

この後のアドベンチャーボートツアーに向けてビュッフェで腹ごしらえです。食事の後、トイレで旦那は水着とビーチサンダルに。私は、水着の準備はしてこなかったので、着替えの準備をし、ボートツアーに出発です。

みなさん、軽装でスタンバイ。

水着にTシャツというスタイルですね。

トラックバスに乗って、出発です。

ガイドのお姉さん。スペイン語の後に英語で説明をしています。乗客全員にどこから来たのかと聞いています。日本からはやはり私たち夫婦だけ。

舗装された道路の先は、ジャングルの中を進みます。

バスを降りて階段を降りていくと、川が見えました。途中で、大きな緑色の荷物を入れる袋を渡されます。

エッ！！　　このまま乗るの？　　ちょっと待って！！
慌ててカッパを着てスマホを防水ケースに入れ

一人づつ 手渡されるライフジャケットをつけて　乗船です。
バスを降りてから、歩いてそのまま乗船なので、途中で立ち止まって準備をする時間はありませんでした。

ずぶ濡れを楽しむには右側の席との事前情報で、運良く右側席をゲット。やったー！！

滝修行を無事に終えたボートが帰っていきます。お疲れ様です。

川の様子が次第に荒々しくなってきました。

滝が近づいてきます。虹も見えます。

この　防水ケースが最強でした。

ここで滝突入前の小休止。先頭から、濡れるものはビニール袋に入れるように言われると、誰からともなく、船の先頭で写真撮影が始まりました。前の席の若いカップルのお兄さんがカメラマンとして活躍。全員の撮影が終わったところで、さあ、いよいよです。

近づいてきました。

ワクワク！！

先頭さん、かっこいい！！

いざ！！

行きま～す！！

突入～～！！

息ができない！！ 防水ケースで万全のスマホを必死にかざし ビデオ撮影。 両手で構えたスマホが 水の勢いで 振り落とされそうです。

もう、めちゃくちゃ！！

真っ白！　絶叫！　悲鳴！　訳がわかりません。スマホを落としてなるものか！

おっ！！

頭上に岩が見えた！

私たち、真下で 滝修行中

息が！　　息が！
25mを息継ぎ無しで 泳ぎ切ったような感じです！

皆ハアハア、ゼエゼエと、息を整えています。
合計　3回突入しました。

全員無事生還。　ずぶ濡れの体で、岸までの高速ボートの風に打たれ、旦那は寒そうでしたが、私は、カッパを着ていたので、全身ずぶ濡れでも寒くはなく、正解でした。 階段を登ったところに ベンチとトイレがあり 私はトイレで 着ていたものを 全着替え

アドベンチャーボートツアーも無事終了。いい歳して、ワーワーキャーキャー楽しかった～！

帰りには　アルゼンチン、パラグアイ、ブラジルの三国国境のある川が見える場所に行きました。

アルゼンチンの街並み

観光1日目も無事終了、ホテルに到着。

ようやく、夕食です。
朝から 一日中お天気も良く 楽しい一日でした。

Vol. 3 《イグアスの滝・ブラジル編》へつづく