奄美・しま旅（７）＠加計呂麻島

2019/07/01 - 2019/07/04

２年半前、渡航を断念した加計呂麻島
ずっと心残りでした
今回ピンポイントで狙いを定め、滞在してきました

”かけろまじま”と読みます
場所は奄美大島の南
島へ渡る手段は奄美大島の南端の町、古仁屋からのフェリーです
奄美大島の空港は北端に近いので、古仁屋までは車で1.5～2.0時間の時間がかかります

そして奄美といえば”アマミホシゾラフグ”
彼に会うため潜ってきました

エリア 奄美大島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.0

この日は鹿児島＝奄美大島航路の就航55周年記念日でした
鹿児島空港での搭乗の際、ちょっとしたイベントがあり、記念品を頂きました

奄美大島空港でレンタカーを借り、ひたすら南下
古仁屋からフェリーで加計呂麻島に渡ります

到着したのは諸鈍（しょどん）集落

この集落にある古民家をリノベーションした宿に宿泊します

「リリーの家」という名の宿は、「男はつらいよ」でロケ地となった所だそうです

奄美大島、加計呂麻島、徳之島に展開する「伝泊」です

伝統的な建築を宿泊施設に甦らせています

２つの建物を繋いだ古民家の１棟借りです

観たことはありませんが、当時のポスターが貼ってあります
「男はつらいよ」に関連するものはこれだけ

寝室側の棟
建物の外周に廊下が巡り、部屋とは障子で画されています

部屋の使い方は自由ですが、布団が置いてあったので寝室かな？
エアコンが右の部屋にしか無いため、実際は右の部屋で寝ました

玄関からキッチン棟を見たところ

キッチンはキレイになっています
冷蔵庫、電子レンジ、トースター、ＩＨ調理具、調理器具、食器、調味料など全て揃っています
必要なのは食材のみです

廊下からは海が見えます

外にはウッドテラスがあり、海を見ながらくつろぐことができます

救急セット、ポイズンリムーバーまで･･･
さらには緊急用の水や食材も完備されていました

目の前の諸鈍長浜

遊泳も可能で、近くの加計呂麻島展示・体験交流館でシュノーケリングセットのレンタルもしていました

島の東南端に位置する徳浜

この徳浜、実久ビーチ、そして安脚場の浜がシュノーケリングに適しているそうです

ヤドカリがたくさんいました

２日目、ダイビングへ
奄美といえばアマミホシゾラフグ
彼らの産卵所であるミステリーサークルを見に行きました
残念ながら既に産卵済みでサークルは大分崩れています

卵を守るオスのアマミホシゾラフグ
体色が砂とそっくりで撮影が難しかったです

孵化も近そうです

アカスジシラヒゲエビ

キンメモドキの大群集

スカシテンジクダイと黒い影

セジロクマノミ
子育て中らしいですが、卵を見つけられず･･･

ツバメウオ
人を警戒しないで寄ってきます

ミナミハコフグの中成魚

縁がなく、10年ぶりぐらいの再会です
（同一魚ではありませんが）

ヤシャハゼ
相方は穴から顔を出しています

ウミエラ
サンゴの仲間

アゴアマダイ（ジョーフィッシュ）
口の中で稚魚を育てる魚ですが、残念ながらいませんでした
しかしカエルのような顔です

キリンミノ

クチナガイシヨウジ
タツノオトシゴの仲間

オトヒメウミウシ

３日目、島内観光
島の最東端安脚場（あんきゃば）の戦跡遺跡の公園へ

駐車場から整備された遊歩道をぐるりと１周します
所要時間は30～40分

防備衛所
潜水艦を監視、機雷爆破のコントロールをしていた指揮所

中に入ることができます

コンクリートの建物の中に木製の建物を建てています

大島海峡

監視場所でもあるので眺望は抜群です

砲台跡

加計呂麻島展示・体験交流館
300円で展示コーナーとシアターを観ることができます

神女ノロの祭場アシャゲの模型
祭場としての機能は放棄されてしまいましたが、加計呂麻島にはアシャゲがいくつも残っているそうです

特攻艇震洋の基地跡
レプリカが置いてあります

武名のアシャゲ

武名のガジュマル

実久（さねく）ビーチ

夕日の丘
からの実久ビーチ

嘉入（かにゅう）の滝

伊子茂（いこも）のマモル君
宮古島と違い、１人で頑張っています

於斉（おさい）のガジュマル

瀬相のアシャゲ

この日14時40分のフェリーで奄美大島に戻り、翌日帰途につきました

桜島上空
錦江湾が茶色に染まっています