2019/06/15 - 2019/06/19
681位(同エリア4052件中)
ミヤコさん
ボーノとチャオしか言えないヅカオタ(宝塚歌劇オタク)が
宝塚花組公演『祝祭喜歌劇 CASANOVA』に魅せられて、ひとりでイタリア・ベネチアに行ってきた記録です。
備忘録として ブログとやらを書いてみます。
予算、飛行機、治安、食事、舞台の聖地などなど、なにかを調べてたどり着いた方のお役に立てれば良いのですが。
***
①【日本出発から到着まで】
https://4travel.jp/travelogue/11508897
②【カサノヴァ観光】
https://4travel.jp/travelogue/11510734
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
私の好きな旅行系YouTuberさんが
「観光客だらけのところで観光客なくして観光するには早朝が一番である」
と言っていたので気合いで早起き。
ホテルの朝食は8:00~10:00と短めだったので結局食べられませんでした。 -
8:30にホテルを出発。
リアルト橋からサンマルコ広場までは8分ほどだと昨日で分かったので、今日はゆとりを持ってお散歩しながら向かいます。
まだ暑すぎず人も少なくて、路地裏探検が捗ります。 -
途中で「昨日の道と違うな?」と気付いたのですが、大まかな方角はあっているので積極的に迷子になってみることにしました。
相変わらず「サンマルコ広場はこっち」の看板がいたるとこに出ているのと、時おり広場から鐘の音が聞こえてます。
安心して迷子になれます。 -
あとから地図を見たらうねうねと曲がりながら東へ進んでいたようで、広場を跨いで運河の方へ出てしまいました。
ゴンドリエーレさんがお仕事の準備をしています。
お疲れ様です。 -
ここはどこだ…と思いましたがちょうどサンマルコ広場の船着き場でした。
この船着き場を確認できたことが、夕方の行動にとても役に立つことになります。 -
相変わらず街灯がディズニーシーです。
運河の中に浮かぶあちらの教会にも行ってみたいものです。 -
運河まで来ればもう大丈夫!
ということで、外回りしましたが小広場の方からサンマルコ広場へ入っていきます。
相変わらず2つの石柱はこんな迷子を導くように建っていてくれます。 -
今日の最初の目的はこの鐘楼に上ることです。
この日の鐘楼のオープン時間は9:00。
のんびり来たとはいえまだ8:45だったのですが、チケット売り場を覗くとなんと開いている…!?
恐るおそる聞いてみるとすんなりとチケット買えました。8ユーロ。
私がオープン時間を間違えていたのか?なんにせよ嬉しい誤算です。
まだ人がいなかったので整列ロープ(あのうねうね蛇行させるやつ)をショートカットしまくりながらエレベーターに到着。
なんと係員のおじさんと二人っきりで展望台まで上りました(笑) -
展望台にはさすがに人が何人かいらっしゃいました。
天井にはむき出しの鐘、まさに鐘楼の上に来た!って感じです。 -
四方の見晴し台はこのような網目の柵で覆われていますがガラスなどはありません。
網も荒いので、みなさんカメラのレンズをここから飛び出させて写真を撮っていました。 -
運河側の展望。
行きかう船で水面がきらきらと朝日を受けてその美しさに言葉も出ません。
ぽっかりと浮かぶサンジョルジョ・マッジョーレが素敵です。 -
さっき入ってきた広場も上から見られます。
人がゴミのようだ。 -
サンマルコ寺院、その隣のドゥカーレ宮殿も上から。
屋根や尖塔まで細工が細かいのがよく分かります。
本当に美しい建物です。
(手前に映っているのはパノラマガイドです) -
こうして見ると、宮殿が綺麗なコの字になっているのがよく分かりますね。
運河の先がカーブして、この景色が妙に気に入ってずっと眺めていました。
展望台が混んでいると写真を撮ってすぐ他の人へフォトスポットを譲らなければいけませんが、早朝にして大正解だったようです。
キッズ達は有料の望遠鏡に夢中。 -
広場側です。
屋根の色に統一感があって、奥の小さなお家までも景観に一役買っているのが素晴らしいです。
よーく見るとベランダからおばちゃんが窓のお花に水やりをしていたりして、生活感のようなものを感じられます。 -
突然まわりがきゃーきゃーピーピー騒ぎ出したので何ぞ?と思ったら、いつの間にかこの展望台でプロポーズをしていた方が居たようです。
彼女さんがもちろんオーケーの返事をして、周りの人たちが盛大に拍手していました。
ロマンチックですねぇ…お幸せに…(絶妙に顔が映らない角度で撮れたので載せちゃう)
思わぬハッピーのお裾分けもいただいたのでそろそろ降りるか。とエレベーターへ行くと、上がってきた時と同じ係員のおじさんが一緒でした。
そしてまた二人っきりでした。
このおじさんと何か縁でもあるのでしょうか? -
地上へおりると、少しですが人が増えてきていました。
鐘楼の入り口も数メートルは列が出来ています。
ネットやガイドで9:00って書いてあるもんな。そりゃその時間に来るよな。
「あいつ何でもう降りて来てるんだ」という視線を受けながら、そそくさと広場へ出ました。 -
昨日は気付かなかったんですが、このサンマルコ寺院の左側にある時計、これはローマ数字ではなく私たちが普段使う数字で文字盤が出ています。
しかも5分おきに盤が動いてくれて楽しい。 -
続いてサンマルコ寺院へ向かいます。
ていうか広場の中に鐘楼、寺院、宮殿と揃ってくれていて非常に観光しやすいですね。
共和国総督ありがとうって感じです。
フライト疲れの足にも優しい設計です。 -
営業開始まであと20分くらいでしたがすでに行列が出来ていました。
このサンマルコ寺院は基本無料で見学できるとあっていつでも混んでいるようです。
さっそく列に並んでみましたが、うまい具合に日陰&寄りかかれるところで待つことになったので快適でした。
有料で予約、先行入場を購入している人から順に案内が始まります。 -
中は撮影禁止なので入り口から見た壁画までしか撮れませんでしたが、中は荘厳な雰囲気で個人的にとても好きでした。
イメージで言うとパリのノートルダムのような雰囲気で、薄暗く、静かでミサを上げる人のための施設、というのが伝わってきます。
写真撮影を注意された若い団体さんが、撮れないのなら意味がないかとめちゃくちゃ足早になっていました。
その方々に限らず、やはり撮影禁止なのでみなさん全体的にスピードが早かったです。
動きやすかったですけどね。 -
正面から見て左手から出てきます。
サンマルコ寺院は撮影禁止のほかに、肌の露出が多い服装ダメ、大きなカバンだめ、と割と条件がありますのでしっかり調べていきましょう。
その場でダメ判定されると、肌を隠すスカーフのようなものを購入したり、カバンを預ける受付へ並び直さないといけなくなります。
入り口で、例えばグループのうちの一人が引っかかってしまうとそれだけで入場が詰まります。
私の少し前に並んでいた団体さんが数名ひっかかっていたのでコレは長丁場だぞと思ったら、わたしが一人だったからか詰まっている脇から入場させていただきました。
連れだって行く際は、お連れ様の装備も確認しておいたほうがいいかもしれませんね。
女性のハンドバッグ程度なら問題ありません。 -
出口からの風景です。
出てもすぐ広場へ戻れるところですので、観光でよくある「施設から出てきたらここがどこか分からなくなる」という事態にならなくて済みます。
共和国総督ありがとうです。 -
ちなみにさっきの文字盤が楽しい時計のすぐ傍へ出てきます。
もう10時を少し超えてしまいましたので、00時ちょうどの鐘は確認できませんでした。残念。 -
うまい具合に混雑を避けられたので、街歩き、鐘楼、サンマルコ寺院まで終わってしまいました。
旅行前に立てていた計画では、ここまでで夕方くらいになっている計算だったのですが、嬉しい誤算です(笑)
とりあえず朝はホテルのお部屋でパンを食べただけで見学疲れしていたので サンマルコ寺院の脇の小道で見つけたカフェでひと休みです。 -
ウエイターのお兄さんがやはり日本語を何個か知っていて、ここぞとばかりに披露してくれました。
日本人も多いんですかね。
カフェラテは確か4ユーロ。 -
さっきカフェしたばっかりで恐縮なのですが、そこからはお土産屋さんを見たりしていたのでもうお昼です。
あまり売り物を撮影するのは良くないと思っているので写真がありませんが、ベネチアングラスやイタリア柄のグッズ、そしてヅカオタが大好きなベネチアンマスクもたくさん売っていました。
誰が誰か分からないさ~と脳内でマーキューシオが歌っていますが、これは「ロミオとジュリエット」の曲ですね。
ちなみにロミオとジュリエットの舞台であるヴェローナは、ベネチアのすぐ隣の街です。
もちろん、CASANOVAにも仮面舞踏会が出てきますよ!
いくつかピックアップしておいた中で現在地に一番近かったこちらのレストランに入ってみました。
『Ristorante CENTRALE Venice』
というお店です。
内装もおしゃれで可愛らしく、どんどんお客さんが入ってきて人気のようでした。
4トラ旅行記で言うのもナンですが、お店をピックアップしたり 現在地と照らし合わせたりするのにTrip adviserは非常に便利です。
このお店のすぐ近くに「CASANOVA」というレストランもあったのですが、そちらはまだランチの準備中でした。気になったんだけどな。 -
奇跡的に誰も映り込んでいない一枚。
壁に飾られた写真や照明もおしゃれです。
お手洗いをお借りして二階へ行きましたがそちらは広々と開放的な内装でした。 -
珍しくランチコースが設定されていなかったので単品でパスタを注文。
ボンゴレビアンゴ無いかなぁと思ったんですがうちのはトマトのやつだよ、と言われちゃったので、看板メニューっぽかったこちらのシーフードパスタを。
昨日も似たようなもの食べましたが好きだから良しとします。
それに、同じようなメニューでもお店によって全く味が違うということが分かりました。
こちらのメニューめっちゃくちゃ美味しかったです。
いや、昨日のも美味しかったんですがまた違うというか、
昨日のは細めでつるつるしたパスタ、殻ごと出汁を効かせて…という感じだったのですが
こちらは太くてもっちもちのパスタでした。
殻はなく、その分すごく肉厚なシーフードが大盛りになっていて、正直パスタまでたどり着く前にお腹いっぱいになってしまいそうなほどでした。
ラーメン次郎もびっくりです。 -
あまりにも美味しかったので、調子にのってティラミスも頼んでしまいました。
7ユーロ、ちょっと高いな、と思ったのですがとても大きかったので納得。
割と甘さ控えめのサッパリ系だったので完食できました。 -
盛り付けもおしゃれですね。
それにしても美味しかった。
もし再びベネチアに来ることがあればまたこのお店に来たいです。
ティラミスまで楽しんで満腹だったので腹ごなしがてら、再び積極的に迷子になってお散歩します。
それにしても猛暑でしたので、午前中で無くなってしまったミネラルウォーターの補充を兼ねて一度ホテルでシャワーでも浴びることにしました。
立地がいいホテルだとこういう休憩が挟めていいですね。 -
ベネチアの街は水路や小さな橋の他に、こういう細ーい路地がたびたび出現します。
裏道や抜け道などではなくメインの通りでも出現します。
CASANOVAの場には「愛の迷宮」という言葉が出てきますが、まさに迷宮ですね。
方向感覚に自信のある人でも、グーグルマップはダウンロードしておきましょう。 -
ホテルへ戻りがてらリアルト橋を歩くと、ずいぶんと人に慣れたカモメが居ました。
キメ顔ですね。
さすがイタリアはカモメまでイケメンです。 -
ホテルで休憩して回復したあとは、リアルト橋のすぐ奥にあるショッピングモール
『フォンダコTテデスキ』へ行ってみました。
免税店がたくさん入っています。
パリのラファイエットといい、ヨーロッパの百貨店というのは本当におしゃれですね。 -
こんな感じで吹き抜けを囲むようにブランドが入っています。
吹き抜け一階のホールではオリーブオイルやリモンチェッロなどのお土産ものもたくさん。
見てるだけで楽しいです。
デパートが好きな人は楽しいと思います。 -
それにしても中国の方がたくさんでした。
お友達のお誕生日プレゼントを探していたのですが、店員のお姉さんが「よろしければどうぞ」と中国語の案内パンフレットを持ってきてくれて申し訳なかったです。
おそらく本当に多いんでしょうね。
小物やお財布などが多めに置かれている印象で 実際いくつかお買い物もしましたが、もともと目星をつけていた商品は置いていないとのこと。
お姉さんに他にありませんか?と尋ねてみたところ
「ここはあくまで最低限のものを置いているだけだから、もしかしたら専門店には置いてあるかもしれない」と教えていただきました。
ちなみにイブサンローランでバッグを探していたのですが、私のiPhoneをちょっと貸して、と言われてあっという間にグーグルマップでお店の場所にピンを刺してくれました。便利な時代ですねぇ。
地球の歩き方の地図ではイブサンローランの店舗が載っていませんでした。
Googleの勝利です。
お店の場所は分かったものの、なんの下調べも出来ていない場所だったのでどうしようか…と迷ったのですが、お姉さんから「ヴァポレットに乗ればすぐだよ」と言っていただいたのと、午前中におよその観光がスムーズに終わったことから
行っちゃえ!と冒険してみることにしました。
水上バス「ヴァポレット」に挑戦してみます。 -
ヴァポレットは75分間券、24時間券など時間制で売られているらしく 路面店を見に行くだけなので75分券を購入。7.5ユーロ。さすがは観光地です。
ひとり旅なのでゴンドラは諦めていたのですが、思わぬところでお船の機会に恵まれました。 -
バスの中はこんな感じ。
椅子のある船内と、立ったままですぐ降りられる船外(デッキというべきか)があります。 -
交通手段として船が大切なのでしょう。
ホンダのモーターの広告をあちこちで見かけました。
なんだか嬉しいですね。 -
思いかけず大運河グラン・カナルを進むルートに乗ったようで、こんな素晴らしい景色を楽しめました。
お姉さんに教えてもらった駅よりサンマルコ側の方が分かりやすいかな…など悶々としていたのですが、最寄りの船着き場が、なんと今朝に迷ってたどり着いた あの船着き場!
船に揺られるまま来ましたがここで一気に土地勘を把握し、スムーズにお店へ向かえました。
今朝の迷子だった私、グッジョブです。 -
このあたりはベネチアのブランド街にあたるらしく、両サイドに所狭しと高級ブランドが立ち並んでいました。
この通りを「3月22日通り」というのでしょうか?
ハイブランドからデイリーまで、一通りなんでも揃っている感じです。 -
通りはひとつ橋を挟んで、まだまだ続いています。
意外だったのは、こちらはフォンダコTテデスキと違いとても空いていたこと。
中国系の方さえもあまりいませんでした。
これは憶測ですが、もしかしたら最近できたフォンダコTテデスキの方がお買い物がしやすいためにツアー観光や案内などではあちらを勧めているのかもしれませんね。 -
通りに並んでいる、とは言ってもやはりここは歴史あるベネチアの街、ひとつひとつの建物に個性が残り、それが現代に続くブランドロゴと合わさって独特の魅力を感じます。
-
セリーヌは少しメインから外れたところにひっそりと。
色んなものを満遍なく見たいならフォンダコTテデスキをお勧めしますが、ゆっくり専門店でお買い物がしたいときは断然こちらですね。 -
このあたりなんだけどなー?と道端でグーグルを睨んでいると、Gucciのお兄さんが道を教えてくれました。
そしてイブサンローランは目と鼻の先でした。お恥ずかしい。
通りに人が少ないなら店内もとても空いていて、店員さんが付きっきりで接客してくださいました。
さすが路面店だけあって接客もとてもハイレベル。
おかげでお目当ての商品も買う事が出来ました。
お会計の時に免税書類をお願いすると、「ここからすぐ近くにグローバルブルーの事務所があるよ。空港のスタンプ以外は全部そこで手続きできるよ」と言って場所を教えてくださいました。
さすがは高級店が立ち並ぶ3月22日通り…。
そしてお店の外まで来て事務所の場所を案内してくださったお姉さん。
なんて優しい国なんだ…。
言われたとおり免税のグローバルブルーの事務所はすぐ近くにありました。
さっきの写真にあるGucciのすぐ向かいを進んだところあります。
言われるがまま来てしまいましたが、「事務所」というだけあって普通のマンション。
入り口には柵がついていて、部屋番号のベルがあるだけでした。
ベルを鳴らして中に入れてもらい、さっきの買い物について説明するとラウンジのようなところに案内していただけました。 -
あんまり写真を撮るポイントがなかったのですが、グローバルブルーのラウンジはこんな感じでとっても可愛くて素敵でした。
事務所の方にコーヒーやチョコレートをいただいて、免税の手続きを進めていただきました。
ちなみに今って、お会計や申請などは全部タブレット端末で行うんですね。
日本語に切り替えてくれてとても分かりやすかったです。
返金先のカードの登録などもこちらでやっていただき、
あとは空港でスタンプもらうだけでいいですよ、と言っていただきました。
お姉さんが一生懸命「Before check in!before!」と念押ししてくれました。
頑張ります。 -
無事にお買い物が終わってホクホクでしたが、その時の私はクレジットカードもパスポートも免税書類も、そして何より大きなブランドロゴの入った紙袋も持った姿なわけでして、このままうろつくのはあまりにも怖いな、と思ったので再びホテルへ戻ることにしました。
思いがけずグローバルブルーでおもてなししていただいたので、帰りのヴァポレットは75分の制限時間ギリギリでした。
駆け込みで乗り場に入っておもわず「すいません」というと、隣にいらした日本人のご夫婦に声をかけていただきました。
定年してお二人でイタリアを周遊中なんですって。素敵ですね。
ここベネチアが最後なんです、と仰っていたので奥様にどこの街が素敵でしたか?と聞くとココですね、と即答されたのが面白かったです(笑)
他の街を知らないですが、私もそう思います。
お二人のおかげで荷物のドキドキはだいぶ軽減されて、何を盗まれたりすることもなくリアルト橋のホテルのお部屋に帰ってこられました。
あのご夫婦に感謝。
まさかの京都人。同郷。
こうして旅行記にすると午後から買い物してただけじゃねぇかって感じなんですけど、意外ともう夕方になっています。
とはいえ晩ご飯は何もないし、正直外食ばかりで疲れていたのもあって、何かないかなーと再びtrip adviserを検索したところ
テイクアウト部門で1位になっているお店が近くにあるとのこと!
お散歩がてら行ってみることにしました。 -
リアルト橋から少し北へ離れた小さなお店ですが、例の入り組んだ路地をグーグルマップで潜り抜けながらたどり着きました。
『BACI&PASTA』
というお店です。
メインはテイクアウトですが、小さなカウンターもありました。 -
タリアテッレなどのパスタの種類、ニョッキやラビオリなどの種類を選んで、さらにソースを選ぶ、というカスタム型のお店です。
店主らしきおじさんにお勧めを聞くと丁寧に教えてくれました。
フェットチーネ&バジルソース
ポテトニョッキ&ラグーソース
の2つを購入。 -
おじさんが「ひとりで食べるの?チーズは好き?」と色々聞いてくれて、優しかったです。
最後に写真撮っていいですかと尋ねると
「インスタグラムかい!?」とめっちゃ笑顔でした。
可愛いおじさんです。 -
テイクアウトの夕飯を持ってホテルへ戻ります。
だんだん西日になる街が本当に美しくて、こうして意味もなくリアルト橋の上まであがって眺めたりしてしまいます。
貪欲に観光へ歩き回るのも素敵ですが、この街はこうしてふと足を止めて、美しい景色を感じ入るのも素敵だと思わせてくれます。 -
途中で見つけたスーパーで、お惣菜のマリネなども買ってみました。
大運河グラン・カナル沿いを歩くとゴンドラ乗り場がたくさんあります。
CASANOVAの中で、カサノヴァ の気持ちが分からなくなったベアトリーチェが宮殿を抜け出しゴンドリエーレさんに「どこでもいいから船を出して」と頼むシーンがありますが、あんな風に水面を眺めながらゴンドラに乗れば元気がもらえそうです。
ちなみにその時の船乗りは実は変装したカサノヴァ 本人で、ベネチアのゴンドリエーレは歌が得意だと、自由に向かって船を漕ぎながら歌ってくれるのが素敵なんだなぁコレが。
次に来たら、乗ってみようかと思います。
ゴンドラからこの街を眺めたら、きっとベアトリーチェではなくてもとても素敵なことでしょう。 -
今日もたいへんよく歩きました。
おじさんおすすめの夕飯ですが、ひとつひとつのカップがちょっと少量で日本人向けサイズでちょうどよかったです。
そして冷めても非常に美味しい。
ひとつは翌朝の朝ごはんにしました。 -
スーパーで買ったマリネと、謎のエビ串。
バーなどでこういうおつまみを食べ歩く文化も有名らしいですが、これで十分でした。
スーパーで買ったものですら魚介が美味しい。 -
お部屋の窓から青くなっていく空を見ながら食べました。
余談ですがおじさんがつけてくれたこの木のスプーンがもろもろで、一応日本から持ってきたコンビニのフォークが非常に役立ちました。
今日もよく歩きました。
明日に続きます。
(追記)
続きました。
https://4travel.jp/travelogue/11514560
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