2019/04/25 - 2019/05/07
259位(同エリア984件中)
めいめいさん
今回の旅行の目的の一つがこの虎跳峡トレッキング。事前のネット調べでは満足な情報が得られず行き当たりばったりでした。結構ドキドキだったので、この旅行記が誰かの助けになればいいなと思い、できるかぎりの情報を書いていこうと思います。文章長くなっちゃいました。
※※※※※
10連休のGW海外に行きたい、でも飛行機代が高い。skyscannerとにらめっこしマイルを使い中国雲南省に行ってきました。安く済んだことに一種の達成感があります笑(航空券代往復3万円!)
お隣で見た目もほぼ同じ、言葉も同じ漢字圏。
それなのになぜか遠く感じる国「中国」。
一般的にあまり印象の良くない国ですが果たして本当はどんな国、どんな人たちなのか。
この旅行で自分で見てみることにしました。
雲南省はチベット自治区の境の地区。外国人が簡単にいけてチベット文化を感じられるらしいのです。というわけで主要空港昆明inでチベット方面に自然や古都を見ながら西に向かうルートで行ってきました。
①昆明到着 夜行列車編
②憧れの麗江古城編
③おすすめ玉龍雪山編
④虎跳峡トレッキング編 ←イマココ
⑤残念シャングリラ編
⑥住むように旅する大理編
⑦世界遺産石林・昆明駅編
⑧トランジット釜山編
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
虎跳峡トレッキングの出発は麗江ゲストハウスからです。私の泊まったゲストハウスからはほぼ毎日数名がトレッキングに行くのでオーナーも手馴れた感じで手配してくれました。私はドイツ人のご夫婦と3人で出発しました。
★21C Lijiang Scenery Guesthouseのサービス(オーナー英語堪能)
・麗江古城~橋頭(虎跳峡トレッキング入口)までのバス予約
・TINAゲストハウス~麗江or香格里拉までのバス予約
・大きい荷物(メインバッグ)をTina guesthouseまでバスで運び保管できることを教えてくれた
・トレッキングルートをアレンジしてくれる。次の写真にコメントします。
行きのバスはバス乗場までオーナーが連れて行ってくれました。帰りのバスはチケットではなく「行き先と料金は支払い済みであること」を書いたメモをくれます。
朝7:10にゲストハウスを出発し、10分弱で乗場に到着。暫く待って7:45頃にバスが来ました。オンタイムであれば7:30頃にバスが来るらしいです。バス内で料金を支払っている人はいなかったので、事前予約制だと思います。
※荷物はたぶん予約等無しでもバスに積みっぱなしにすればTINAゲストハウスまで運ばれると思います。でも確信はないのでドライバーに一言確認するといいかもしれません。 -
ゲストハウスで貰った地図。
オーナーお勧めの一般的なルートは1泊2日の「橋頭(チャオトウ)~HALFWAYゲストハウス泊~TINAゲストハウス~中虎跳峡~15:00発バス」とのことなので私もそのルートでトレッキングすることにしました。結論から言うと丁度良い配分でした。個人の体力に左右されると思うので私の事を書いておきます。
→ごく普通のOL、トレッキング・登山初心者、筋トレはしないけど運動はほぼ毎週欠かさず、体力には自信あり。トレッキングシューズと3kgくらいの荷物でした。
体力に自信の無い方は別のルートを歩いたり、2泊3日で完走する方もいました。20~30代の若者は1泊2日が多かった(というかそれしか会ってない)です。40代~のご夫婦や一人旅の方はショートコースを選択したり、途中で2泊に変更する方に会いました。1泊2日で茶馬ゲストハウスに泊まる人もいましたが、そうすると中虎跳峡に行って15時のバスに乗るには早起きするか、中虎跳峡をサクっと見てTINAゲストハウスに戻る必要がありそうです。
★アレンジルート
1.橋頭で下車せず、茶馬ゲストハウス or HALFWAYゲストハウス近くまでバスで行く~TINAゲストハウス泊~中虎跳峡~15:00発バス
2.橋頭で下車せず、TINAゲストハウスまでバスで行く~HALFWAYゲストハウス(逆走トレッキング)~車を交渉してTINAゲストハウスまで戻る~15:00出発バス
「2」の逆走トレッキングは結構見ましたがガイドを雇っている人が多いように見えました。「1」はオーナーもちょっと渋っていたのでメジャーではないようです。でもドイツ人夫婦はやってました。両方とも後述の最初の登山、28カーブ登山を回避できます。
★私の所要時(大雑把です)
10:10 橋頭着歩き始める
11:30 トレッキングルートに到着
12:20 納西ゲストハウス着(1時間:昼食)
13:20 トレッキング再開
※すぐに最大の難所28道拐突入(28カーブ)
15:30 茶馬ゲストハウス着(30分:休憩)
16:00 トレッキング再開
18:00 HALFWAYゲストハウス着
1泊
08:30 HALFWAYゲストハウス出発
09:00 瀧を通り抜ける
10:00 TINAゲストハウス着(30分:休憩)
10:30 TINAゲストハウス出発
11:45 中虎跳峡着(川沿いをうろうろ写真撮る)
12:30 中虎跳峡出発
13:00? 恐怖のスカイラダー(空中梯子)
13:50 TINAゲストハウス着
14:00 昼食
15:00 香格里拉行バス乗車
※バスを降りたところ~28道拐の途中?までは馬のおじさんが付いてくるので登山リタイヤ可能です(馬に乗る)
★あってよかったもの
トレッキングシューズ、帽子、お菓子、maps.me(地図アプリ)
売店がちょこちょこあるので水に困ることは無かったです。靴はスニーカーはすべるからきついと思います。maps.meはトレッキングルートがかなり正確に載ってたので、ここ右?直進?ってなった時に役立ちました。
★参考URL
中国語のサイトですが、簡易地図とルート、所要時間はこれが一番合っているかなと思いました。
https://www.backpackers.com.tw/guide/index.php/%E8%99%8E%E8%B7%B3%E5%B3%BD%E5%BE%92%E6%AD%A5%E6%94%BB%E7%95%A5 -
ここからはトレッキングの写真です。
麗江古城から2時間弱で最初で最後のトイレ休憩です。ここのトイレが噂に聞いたニーハオトイレでした・・・1元です。野菜やお菓子、フルーツが売っているので軽食を調達します。水はあったか定かではないので麗江で最低1Lは買っていくと良いかもしれないです。トレッキング中に売店がありますが、最初の売店に着くまで1時間弱くらいの登山なので。
トイレ休憩を済ませるとすぐにチケット売り場に到着です。バスの運転手からチケットを持っていない人は降りてチケットを購入してくるように、との指示があります。バスで購入したチケットを回収され、トレッキングの注意・免責事項が中国語と英語で書いた紙を渡されます。何か危険があった場合も全て自己責任ですよ~雨が降ると危険だから止めるべき云々書いてありました。 -
バスを降りたら左側の上り坂を上ります。このお馬さん誘惑です。納西族の馬のおじちゃんがトレッキング集団の最後をずっと(28カーブまで)付いてきます。そして疲れただろ、この先もっと辛いぞ、馬乗れ~(チーマ)って誘惑してきます笑
靴紐を結んでたら最後になってしまったので、ずっとおじちゃんと一緒、おかげで道を間違える心配はゼロでした。
小学校を通り過ぎて、トラックがばんばん通る舗装道路を少し登ります。数百メートル進んだところで舗装された道を外れ山に向かって登り始めます。この道がわかりにくいので他の人とはぐれない、もしくは馬のおじちゃんと一緒に行くことをお勧めします。 -
山肌をひたすら頂上目指して登るとトレッキングコース入口に到着です。やっと登りきったのにここからスタート・・・ダメージ大きい笑
ここに1つ目の売店があります。そのお店の壁に「トレッキング開始」みたいなこと書いてあるのですぐわかると思います。すでに疲れているので杖がとっても魅力的に見えます。
入口から2つ目、3つ目の売店まではずっと山を登ります。標高がどんどん高くなってくるので景色も良くなってきました!それに反比例して体力は無くなり、口数は減り・・・40代くらいのオーストラリアのご夫婦は次の納西ゲストハウスに宿泊するプランに変更すると言っていました。
ちなみに2つ目の売店では500mlの水が3本10元で売ってました。1本売りはなし。ここまで一緒に登ってきたロシア人と仲良くなり一緒に行くことになりました。この先のキツイ登りを走破できたのもこの子が居たからだなあと思います。一人じゃ正直辛かった! -
バスを降りてからトレッキングルートに入り納西ゲストハウスまでの登り1時間半くらいが最初の難所でした。
その辛い登りが終わると納西ゲストハウスまでは写真のような楽な道が続きます。クールダウンで歩いてる感じ。
納西族おじちゃん、ロシア人、日本人の不思議なチームが形成され、どうでもいいおしゃべりしながら進む。やっと話す余裕でてきました。ロシア人と私がわかる中国語がおじちゃんに通じなかったり、おじちゃんが話してるのが実は納西語だったり、中国なのに中国語ネイティブ誰もいない~って笑ったり、なんでその年齢で結婚しないんだとかおじちゃんにつっこまれたり。ほっといてくれ笑。ちょっとでも中国語勉強してってよかったなあって思った瞬間。 -
納西ゲストハウスのある村が見えてきました!
-
納西ゲストハウスで昼食です。ここでお昼を食べる人がほとんどなので賑やかです。オーストラリア人のご夫婦は30分ほど遅れて到着し今日はここに泊まるからと、ビールを注文。羨ましい~。私たちはまだ序盤なので1時間休憩して再出発です。
私たちの出発に合わせて馬のおじちゃんも出発。後ろから誘惑してきます。 -
納西ゲストハウスを出発してすぐは舗装された道。少し進むとついに28カーブに突入です。度々馬が私のバックパックを鼻で押してくる。腕には生暖かい馬の鼻息。馬のプレッシャーを感じながら登る登る。
-
28カーブは大きい岩がごろごろあって階段を登ってる感じで、いろは坂みたいなうねうね道。28って言ってるけど絶対28カーブ以上ある。途中で数えるのをやめました。この写真はほぼ上りきったところだったと思います。
この登りで追い越したり、追い越されたりした台湾人と仲良くなった。そして馬のおじちゃんの仕事はこの28カーブまでなのでお別れ。また来た道を戻って村に帰るんだって。 -
たしかこの写真ような景色が見える平坦なトレッキングルートが標高約2500m。街の標高2000mオーバー。垂直距離は数百メートルだけど傾斜が急だったから結構きつかった~。
28カーブが終わると距離は1/3くらいだけど、体力気力的には8割終わったようなものだった!ここからは綺麗な景色を見てみんなで写真を撮りあいながら楽しいトレッキング。 -
平坦道は景色が綺麗で、数百メートル毎にこれはフォトスポットでしょ!っていう場所があるから歩いては止まり、リュックを下ろし写真撮影を繰り返しをしている間に茶馬ゲストハウスに到着。
売店で中国人はトレッキングしないんだね、みたいな話をしたら売店のおばあちゃんが一緒にいた台湾人の事を「彼は中国人じゃないか」って言って微妙な雰囲気に。誰も何も返答しなかった。 -
茶馬ゲストハウスで30分ほど休憩し再出発。台湾人は茶馬で1泊するんだって。私たちはHALFWAYまで行きたいのであと2時間くらい歩きます。28カーブ以降が平坦だったおかげで体力的には結構余裕。台湾人はメインバックパック持ってたから体力削られてたみたいでお疲れモード。
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ずっと崖沿いを歩きますが、道幅は十分あるので危険は感じませんでした。ただ雨の日は滑って危ないようです。たまに山の中に入って森林の間を登ったり下ったりしましたが、そこは結構滑るので足元注意でした。
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哈巴雪山と玉龍雪山という5000m級の山に挟まれた谷なので迫力があります。むしろ高すぎて山頂が見えなかったりするので壁にはさまれているような感覚です。谷底には長江に繋がる河が流れています。この高さでは音は聞こえません。
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山の中を抜けると、HALFWAYゲストハウスに到着です。中国の標準時間は北京基準なのでそこからずーっと西側にある雲南は20時前まで明るいです。でも山に太陽が隠れた瞬間真っ暗になるので、いわゆる夕方みたいな時間が無かったような気がします。
入口にあるフロントで部屋が空いてるか聞いて鍵を貰いました。予約無しで来るのが普通みたいです。たしかドミは1人40元。フロントのお兄さんは英語OKでした。パスポートを見せたら驚かれました。日本人はほとんど来ないから韓国人だと思ってた~だそうです。ハーフウェイ ゲストハウス (虎跳峡中途客棧) ホテル
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荷物を置いてすぐにご飯!キッチンのおばちゃん方が作ってくれます。そして今日初のビール!1日歩き終えた後の青島ビールと見渡す限り山の景色が本当に幸せでした。天気が良ければもっと良かったんですが。白人の若いおにいさんが3人で音楽かけてビール瓶何本も空けて楽しそうにおしゃべりしてました(とっても静かに!場所の雰囲気は壊しません笑)。逆隣には欧米人の女性が一人で本を読んでいて、奥では韓国人3人組がなにやら話し合ってました。私たちは携帯アプリでロシア語の勉強。ロシア人は私の発音に大笑い。オフラインアプリ入れておいてよかったー!
1日終えて、思ったのは天気が曇りでよかったなということ。一日を通して曇りでしたが、雨は降らず時折晴れ間が覗いていました。写真は晴れた時に撮れたし、直射日光を長時間浴びずにすんだので体力的に負担が少なかったです。気温は太陽があると暑いけど、曇れば涼しく半袖+ユニクロのUVパーカーで丁度良かったです。
朝夜はめっちゃ冷えるので、夕飯を食べた時はマウンテンパーカーを追加しても寒かったです。このゲストハウス、食事兼フリースペースがテラスだけでした。ハーフウェイ ゲストハウス (虎跳峡中途客棧) ホテル
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閑散期だったのか10人ドミトリーを2人で独占!個室みたいに使えて超ラッキー。シャワーも熱いくらいのお湯が出て感動しました。部屋のアメニティーはハブラシ・個包装のシャンプー・石けん・ヘアブラシ・シャワー用のサンダルでした。コンセントが3箇所しかないので、人が多いときは延長コード必須かなと思います。wifiは良くはないですが一応あります。ベッドも水廻りも清潔でした。
部屋の温度は快適でしたがなぜか、深夜ビックリするほど暑くて3時くらいに起きました。ロシア人は発熱したかと思ったって言ってました。朝起きると二人とも半袖でした笑 室内にエアコンは見当たらなかったので謎です。ハーフウェイ ゲストハウス (虎跳峡中途客棧) ホテル
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7時過ぎに起きて朝食。パンケーキなんていうオシャレな朝食メニューがありました!2日目も天気は曇り模様。
ハーフウェイ ゲストハウス (虎跳峡中途客棧) ホテル
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後方にHALFWAYゲストハウスのある村を振り返りながら先に進みます。このHALFWAYからトレッキングルートに戻る道がわかりにくくて一度間違えました。登らなくていい超超超急坂を登りきるという失態を犯しました。舗装道路からトレッキングルートへの分かれ道をmaps.meを見ながら進めば良かったなと思います。道が続いているのでそのまま進んでしまいました。出発早々二人とも息も絶え絶えでした。笑
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こんな崖沿いの道ですが、村の人が大群の山羊を連れて歩いていたり(放牧?)、赤ちゃん背負ったお母さんと子供が普通に歩いてきたりしました。これも生活道なんですね。
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歩き始めて30分くらいで瀧がありました!ギリギリまで近づいて濡れながら写真を撮ったりキャーキャーしてました笑。
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この時は石の上を歩けば靴は濡れずに通れましたが、雨量が多い時期だと避けて通れないかもしれません。防水トレッキングシューズじゃないと悲惨かも。
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ここで写真が跳びます。(写真は中虎跳峡に着いたところ)
瀧を越えた後は山を下ってTINAゲストハウスに到着です。ちょっと休憩して中虎跳峡トレッキングに出発しました。ここでゲストハウス前の道を右に行くか、左に行くかで大きくルートが違います!右回り、左回り、往復同じ道を通る(左右あり)4パターンです。往復同じはつまらないのでぐるっと一周する2パターンについて書きます。
1.ゲストハウスを背にして左にぐねぐね坂を下るルート(地図の左側の道)
舗装道路を下るとゲストハウスのような建物があり、その奥の料金所で15元払います。2000mほどの距離を谷底に向かってくだり中虎跳峡に到着。帰りは地図右側の道を登り、途中でスカイラダー(天空梯子)という恐怖のアトラクションを通過してゲストハウスに戻る。
2.ゲストハウスを背にして右に向かい橋を渡って料金所に行くルート(地図の右側の道)
橋を渡ってすぐ天梯客棧というゲストハウス近くの料金所(わかりやすく中虎跳峡と大きく書いてある)で15元払います。その後は普通に谷底まで下り中虎跳峡に到着。帰りは地図左側の道を登ります。
私たちは何も考えず1のルートで行きましたが、地図の左の道では誰にも会いませんでした。帰りはたくさんの人とすれ違ったので、2の右の道から入場するルートが一般的なようです。 -
2000mの落差があるということを忘れれば、いたって普通のくだりでした。前日のトレッキングに比べたらとっても楽。約1時間で谷底に到着です。他の方のブログで橋を渡るのに10元払うとか見たのですが、そんなことは無かったです。最初に払った料金所での15元だけ。でも橋の横に「お金を払ってないヤツ通るな!」みたいなこと書いてあったのでたまたまだったのかな?不明です。
1枚上の写真の長い橋を渡った先にあるのが一箇所目の展望岩。岩の向かって右側に下る道があり川にもっと近づけます。虎跳峡 自然・景勝地
-
これが1個目の展望岩。こっちは人は全然いなかったけど、次の写真の場所は中国人がたくさんいた。たぶん右回り、左回りでタイミングの差かな?
虎跳峡 自然・景勝地
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これが2個目の展望岩。
こっちの方が岩の方が小さいせいか川が近い。水音が川の音じゃない。爆発のような、水が生き物のような凄まじいパワー。あ、落ちたら死ぬなって直感しました。川なのに垂直に落ちる瀧みたいな勢いで水が流れてる。
十分堪能してゲストハウスに戻ります。2000m登るのか~と少し憂鬱に鳴りながら。虎跳峡 自然・景勝地
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登りは案の定、辛かった。1日目の登りとはまた違った、ふくらはぎ、太ももにくる疲れ。もも上げしながら高い階段登ってる感じ。身長が低ければ低いほど大変そう。
しばらく登ると売店兼、スカイラダーの集金所(たしか10元)がある。おばちゃんいわく、この道(地図右側の道)はくだりは普通の登山道だが、登りは梯子を通らなければならないとのこと。確かに左側の道は広かったけど、右側は人がすれ違えないほど狭かった。
スカイラダー本当に怖かった。振り返ると遙か下に川が見える。1000mくらいの高さにあるんじゃなかろうかという絶景・・・メイドインチャイナの梯子、命綱は無い。怖すぎて景色なんて一ミリも綺麗だと思えなかった。恐怖で足が震えるという経験をしてしまった。2度と登りたくないなあ。 -
やっとの思いで登りきったところ。時間にして1時間20分ほどで川底から戻ってきたみたいですが、気持ち的には前日よりキツかった!登りの道には何箇所か売店兼休憩所みたいなものがあって、登る→休憩→登るの繰り返し。みんなだいだい同じペースだから顔見知りになってきて「疲れたね~」なんておしゃべりしたり。中虎跳峡だけトレッキングするのが中国人の定番みたいで、ここではたくさんの中国人を見た。
写真は中虎跳峡が見下ろせる橋の上から撮ったもの。ちょっとわかりにくいけどこの景色を見たら「あー!2日間やりきったー!」って気持ちが湧いてきて二人で「Good job!」とハイタッチ。 -
予定通りバス出発1時間前の14時にTinaゲストハウスに戻ってきて昼食。炒面っていう焼そばとビール。この2日間のトレッキング中に食べたご飯は本当に本当に美味しく感じました。
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Tinaゲストハウスのテラスからの景色。ここで前日別れた台湾男子と再会してwechatを交換。友達が2人もできたトレッキングだった。
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パノラマフォト。端っこに移る赤旗に共産主義を感じる。外国人しかいないトレッキングと大自然で忘れそうだったけどここは中国だ。
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バスは定刻15時にゲストハウス前を出発。席は満席でした。隣の席のフランス人っぽい10代の男の子は携帯で調べながらノートに中国語を書いて勉強してました。ご両親が駐在なのかな?よく車酔いしないなあと感心しながら1時間ほど山道をぐねぐね走り、売店に停まったのでドライフルーツを量り売りで購入。トマトとキウイが美味しかった。うとうとしていたら香格里拉に到着しました。(2時間半くらい)
以上、虎跳峡トレッキングでした。
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この旅行記へのコメント (7)
-
- shinkさん 2021/04/01 17:41:37
- 読み込んでしまいました
- はじめまして。そして、あまりにも面白くて旅行記をいろいろ読み込んでしまいました。
台湾、ロシア、中国、ミャンマーと旅行先もなんだかかぶっているし。
そして、アイコン!
北野天満宮の近くにある粟餅屋さんですよね?あれ、美味しいですよね。。
虎跳峡はかなり前に訪れたのですが、設備は断然きれいになっているものの
自然は全然変わっていなくて、また行きたいなあと思ってしまいました。
僕もGWに訪れたのですが、そのときは中国の大型連休とかぶっていて大混雑でした。。
また、旅行記楽しみにしています!
- めいめいさん からの返信 2021/04/02 15:41:11
- RE: 読み込んでしまいました
- コメントありがとうございます!
shinkさんの旅行記を拝見してびっくり!旅先が被ってますね!
しかも次は天草旅行を計画しています(笑)
私もウドンタニのピンクの湖も行きましたし、カンボジアなども訪れています。この機会に記憶を辿って旅行記を書いてみようかと思います。
雲南旅行記、大変だったのだと思いますが読んでいてわくわくしてしまいました。(こんな感想は失礼かもしれませんが…)
アイコンは御察しの通り、北野天満宮前のお店です!
凄いですね!きっと興味の対象が似ているんですね。
私もshinkさんの旅行記ゆっくり読ませていただきます!
めいめい
> はじめまして。そして、あまりにも面白くて旅行記をいろいろ読み込んでしまいました。
> 台湾、ロシア、中国、ミャンマーと旅行先もなんだかかぶっているし。
>
> そして、アイコン!
> 北野天満宮の近くにある粟餅屋さんですよね?あれ、美味しいですよね。。
>
> 虎跳峡はかなり前に訪れたのですが、設備は断然きれいになっているものの
> 自然は全然変わっていなくて、また行きたいなあと思ってしまいました。
>
> 僕もGWに訪れたのですが、そのときは中国の大型連休とかぶっていて大混雑でした。。
>
> また、旅行記楽しみにしています!
>
-
- hoshihoshiさん 2020/04/19 13:05:55
- お願い
- 私は昨年10月に同じコースへいきました色々参考にさせていただきましたありがとうございました
茶馬guesthouseからhalfwayguesthouseへのトレッキングで不思議体験をしたので確かめたい事が有るのです
茶馬guesthouseを3時頃出発しhalfwayguesthouseを目指しましたほとんど人はいませんでした
不思議な事があって急ぎ足で進むと6時位にやっとhalfwayguesthouseに着いたと思ったのですが白っぽいアパートのような建物で新築したのかなと思い不思議でしたが泊まりました恐らく客は私1人でそこで会ったのは若い経営者風の人1人でした
朝食はいらないと言ったせいか翌朝誰にも会うことなく出発しから道路の右側にhalfwayguesthouseの案内が→と共にあってほぼ隣がそうでした
何か夕べは夢を見てたのかなと思いましたが振り返らずに急いで進みました
halfwayguesthouseのすぐ手前道路右側にアパートのような造りのguesthouseは有りましたか?
変なお願いで恐縮ですが教えて下さい
突然変な投稿ですが何卒よろしくお願いします
- めいめいさん からの返信 2020/04/20 14:34:58
- RE: 白いゲストハウスについて
- hoshihoshiさん
旅行記参考になったようで良かったです!
不思議な体験…どのようなことがあったのですか?
白いアパートのようなゲストハウスについては少し覚えがあります。
確か、林や山肌を歩くトレッキングルートが開けると比較的すぐ3階建て
くらいで道路に面した壁はガラス張り?の真っ白い建物がありました。ただ、室内は空っぽで人が居る気配もなく工事中のような雰囲気でした。
周囲の建物や風景とあまりにミスマッチだったので覚えています。
> 私は昨年10月に同じコースへいきました色々参考にさせていただきましたありがとうございました
> 茶馬guesthouseからhalfwayguesthouseへのトレッキングで不思議体験をしたので確かめたい事が有るのです
> 茶馬guesthouseを3時頃出発しhalfwayguesthouseを目指しましたほとんど人はいませんでした
> 不思議な事があって急ぎ足で進むと6時位にやっとhalfwayguesthouseに着いたと思ったのですが白っぽいアパートのような建物で新築したのかなと思い不思議でしたが泊まりました恐らく客は私1人でそこで会ったのは若い経営者風の人1人でした
> 朝食はいらないと言ったせいか翌朝誰にも会うことなく出発しから道路の右側にhalfwayguesthouseの案内が→と共にあってほぼ隣がそうでした
> 何か夕べは夢を見てたのかなと思いましたが振り返らずに急いで進みました
> halfwayguesthouseのすぐ手前道路右側にアパートのような造りのguesthouseは有りましたか?
> 変なお願いで恐縮ですが教えて下さい
> 突然変な投稿ですが何卒よろしくお願いします
- hoshihoshiさん からの返信 2020/04/21 08:04:13
- Re: お願い
- 発足ありがとーございました
不思議な体験というのはそろそろ山中が終わるかなと思う頃前から若い女性が歩いて来たのですこの先茶馬guesthouseまで民家も無いししかも服装が麗江の町で見かけるような派手な服でした
この先は家も無いですよと言いたかったけど言葉もわからないなあと思っているうちに通り過ぎました
ふっと不気味な感じがして振り返らずに足早に進んで誰も居ないような宿だったので翌日昨日のことは優芽だったのかななどど思いました
そのような笑われるような体験でした
ありがとうございました
- めいめいさん からの返信 2020/04/21 10:43:33
- RE: Re: お願い
- あんな場所に派手は服装の女性とは不思議ですね。私もあのあたりでは誰も見かけませんでした。
唯一見たのは早朝のヤギの放牧と見るからに村の親子連れくらい。
山の中ですし何か不思議なことがあっても納得な気もしますが…(笑)
なんにせよ、無事トレッキングを終えられてよかったです。
> 発足ありがとーございました
> 不思議な体験というのはそろそろ山中が終わるかなと思う頃前から若い女性が歩いて来たのですこの先茶馬guesthouseまで民家も無いししかも服装が麗江の町で見かけるような派手な服でした
> この先は家も無いですよと言いたかったけど言葉もわからないなあと思っているうちに通り過ぎました
> ふっと不気味な感じがして振り返らずに足早に進んで誰も居ないような宿だったので翌日昨日のことは優芽だったのかななどど思いました
> そのような笑われるような体験でした
> ありがとうございました
-
- レイチエルさん 2019/08/11 14:39:53
- 素晴らしいです
- ファイトと行動力と勇気に感動しました。
日本女子素晴らしい。。、きめ細かいコメントにも
きっと誰かの役たつでしょうねー。随分まえ玉龍雪山、昆明などが出て来る中国テレビドラマを見てから いつか玉龍雪山を見てみたいと思っていました。
ドラマの中の玉龍雪山は大きく雄大で凄かった。そこを歩くなんて凄い。
もし行けたらツアーでしょうが。笑
フオローさせて頂きますますね。宜しくお願いします。
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