2019/05/07 - 2019/06/07
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シニアトラベラーさん
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2019年5月に行った1ヵ月間のドライブ旅行記です。と言ってもドライブしたのは3週間で、初めの3日と最後の4日はマドリードで過ごしました。また、トレドの3日間は列車で行きました。
マドリードの空港でレンタカーを借りて、初めはポルトガルのカスケイスで2泊、次にコルドバで3泊、アンダルシアの白い村をあちこち巡って7泊、グラナダで2泊、バレンシアで1泊、バルセロナで2泊、フィゲラスとカダケスで1泊づつ、ペニスコラで1泊、クエンカで1泊でマドリードへ戻りました。スペインでのドライブの様子やアンダルシアの白い村、ダリの原風景など、参考になれば幸いです。
①ではマドリードと列車で行ったトレド、ドライブの最後に寄ったクエンカ(マドリードから車で2時間ぐらい)を取り上げています。表題の写真はクエンカです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- イベリア航空 JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
写真はCallao駅近くのチョコレートで有名なValorというカフェです。
すいません、マドリードの写真がほとんどなかったので。
ホテルはグランビア駅近くにしたのですが、グランビア駅は工事中で地下鉄が停まりません。工事は広場も含めて大規模なものだったので、2020年半ばぐらいまで使えないのではないでしょうか。まあ、カリャオ駅からも歩けたので大丈夫でしたが、これから行くひとは注意してください。
マドリード空港から地下鉄に乗ったのですが、空港の自動販売機でディエス・ビアッヘス(10回券)を買うと空港利用料3ユーロを上乗せして購入します(2人で使うなら6ユーロ、人数をタッチパネルで選べる)。レンタカーを空港で借りたので、10回券で市内から空港へ行ったのですが、地下鉄の出口の手前に自動販売機があって、空港利用料をそこで清算するようになっています(ターミナル4の場合)。ちょっと分かりにくいので参考までに。
なお、10回券は同時に3人まで使えます。一人が改札を通ったら、次の人にゲート越しに手渡せばOK. -
マドリードで泊まったホテルの窓から見た街並み。グランビア駅から徒歩3~4分の所で、近くにコンビニやパン屋もあって、便利でした。一泊当たり65ユーロ(8千円ちょっと、2人で朝食なし)でした。
マドリードではプラド美術館とソフィア王妃芸術センターに行きました。プラド美術館は特に予約はしていかなかったので、入館するのにだいぶ並びました。予約なしでも入れることは入れるので、さほど予約の必要はないと思いますが、日程が決まっているなら予約した方が並ばずに済むと思います。
ソフィア王妃芸術センターはピカソのゲルニカで有名。私的にはいまいちでしたが、その下絵のデッサンがあって、そっちの方が興味深かったです。65才以上はシニアで入場無料。絵画はピカソのほかダリやミロ、マグリットやエルンスト、タンギーまであって、有名な絵も多く、あまり期待していなかったのですが、とても良かったです。
なお、マドリードの地下鉄はスリが多く気を付けるように、と知り合いにも言われたし、ガイドブックにも書いてあるし、駅の係員にも言われましたが、たまたま運が良かったのかそれらしき人も見かけず、とても安全でした。雰囲気としては危険な感じは全くなく、安全と思います。
また、お土産品はイングレスというデパートで購入しました。ソルの広場の近くとカリャオ広場の脇にもあります。地下がスーパーになっていて、いろんな食料品を購入できます。カリャオ店は最上階にもちょっと高級な食品が売っています。それと、カリャオ店の子供服売り場はお勧めです。子供服はデザインが少なかったりサイズがなかったりと選ぶのに苦労しますが、ここはしゃれたデザインのものがものすごくいっぱいあるうえ、サイズが豊富です。孫の土産に買いこみました。
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トレド駅にて。トレドへは列車で行きました。地下鉄でアトーチャ駅へ行ってキップを買いましたが、アトーチャ駅はとても広く、複雑。地下鉄の改札を出て、コンコースを歩いていくと広いホールに出るので、そこのエスカレーターで下の階へ移動、正面のキップ売り場に人が並んでいますが、そこではなく、右手の方にずっと歩いて、吹き抜けになっている通路を右に曲がった右手が切符売り場です。途中何度も人に聞きました。トレド行きのキップ売り場は長い列ができていました。
列車は快適な高速列車で、わずか30分で終点トレドへ着きます。トレド駅は趣のある美しい駅ですが、ホームの反対側は何にもない原っぱ。駅舎を出て右へ歩き、駅前広場の門を出たちょっと先にトレドの旧市街行きのバス停があります。一人1.4ユーロで旧市街の中のソコドベールの広場に着きます。なお、マドリードからトレドの列車は往復で一人22.2ユーロ。初めにキップを買うときに往復を勧められ、帰りの列車も予約しました。でも、帰りはトレド駅の窓口で一つ前の列車に変更してもらいました。すいていたので。
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泊まったホテル。1階は商店になっています。カテドラルの入り口のそば、南側になります。一泊90ユーロ(1.1万円ほど。2人で朝食付き)と、私としては高めの宿ですが、古い趣のある素敵な建物で、朝食も豪華、屋上にはテラスもあって快適でした。
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トレド全景。ソコドベール広場からトレインビジョンという列車の形をした観光ミニバス?が出ていて旧市街の外側を一周します。一人7€と、値段が上がっていました。でも、この景色は有名ですよね。この景色が見える展望台で写真休憩があります。トレインビジョンのキップはソコドベール広場の屋台で売っています。
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サンタマリア・ラ・ブランカ教会。もともとはシナゴーク(ユダヤ教会)。
普通カトリック教会は聖人の像や聖書を題材にした絵画がいっぱい飾られて、金の装飾もありますが、ここはとてもシンプル。それでいて清らかで神聖な美しさがあります。小さい教会ですが、とても美しかったです。 -
トレドの通り。宿の人もトレドは安全だと言っていましたが、夜でも危険な感じはしませんでした。
街の遠景でもわかる通り、トレドは丘の上にあるので、旧市街の街中は坂が多いです。階段になっている所はあまりないので、スーツケースを転がすのにはあまり問題はないですが。
なお、マドリードに滞在したのは5月7日から9日と5月31日、6月3日から5日。トレドは6月1日から3日ですが、5月の初めから暑かったです。ライトダウンを着た日もありましたが、半そで半ズボンがちょうどよいぐらいの気温の日が多かったです。昼間は34度とか。湿度がないので、夜とか、昼間でも日陰にいれば快適なのですが、ずっと日陰にいるわけにもいかないし。念のため持って行った半ズボンが重宝しました。 -
クエンカ。空中都市。
クエンカにはドライブの最後に寄って1泊しましたが、レンタカーを使わなくてもマドリードから高速列車で1時間ほど、長距離バスでも2時間半ほどで着くようですからマドリードまで行ったらぜひ寄ってみると良いと思います。
旧市街は2つの川に侵食された断崖の上にあります。東と西の断崖に挟まれて、南北に細長い街が続いています。写真の右手に見える鉄の橋は東の川を越えた対岸に渡るもの。
正面の左手の崖の上に建っている建物が有名な宙づりの家です。中は抽象美術館になっていて、外から見るより結構広いです。
40~50メートルの高さの垂直な崖の上に立ち並ぶ石造りの街並みは幻想的で空中都市のようです。 -
上の写真の右手に写っている鉄の橋です。人が2人並んで通れるぐらいの幅しかありません。下は小さな川が流れていますが、相当な高さがあって、高所恐怖症の人は辛いでしょう。自転車で渡っている人がいましたが、私にはとても無理。
正面の奥にそびえて建っているのはカテドラル。 -
宙づりの家。建物の中はすっかり改装されていて、モダンです。テラスには出られません。
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崖の上にそびえるクエンカの街。空中都市みたいでしょ。
クエンカは見るといってもカテドラルと宙づりの家、鉄の橋ぐらいであまり見る所はありません。観光客も少ないし、レストランや土産物を買う店もあんまりないし。でも、マドリードから近いし、絶景の空中都市でのんびりするのはいいかも。 -
クエンカのカテドラル前のマヨール広場。建物の壁がピンクや黄色、グレーなどに色分けられていてかわいいです。カフェが2~3軒あるぐらいで、レストランもあんまりありません。ツアー客もいなかったし、車で来たらしい観光客がちらほらいるぐらいで、人気は少なく静かです。
新市街から川を渡ってマヨール広場までバスが通っています。もしクエンカに泊まるのなら、マヨール広場近くがいいかもしれません。旧市街の周りは崖ですが、中に入ってしまえば坂はありますが、そんなに急な坂を登ったり降りたりということはありません。
私が泊ったのは鉄の橋の下にある公共駐車場の近くのホテルです。車で行くとどうしても車の入りやすい公共駐車場の近くを選びます。(アンダルシアで旧市街に車で入り込んでひどい目にあったので)。でもクエンカの旧市街は道も広くて単純だし、車で入り込んでも大丈夫と思います。
なお、ホテルで割引した駐車券を発行してくれました。 -
マヨール広場を過ぎて、一本道を登っていくと市の門を過ぎたところに絶景が広がっています。崖の上が旧市街、奥の平野に広がっているのが新市街です。市の門を過ぎたあたりにレストランが何軒か固まっています。駐車場もあってみんなゆっくり座っています。
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旧市街の向かい、川を越えたところにある修道院。今はパラドール(城や修道院など歴史的建物を改装した豪華ホテル)になっているようです。
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クエンカを出てマドリードへ向かう高速道路。広大な大地が広がっています。
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