２０１９ クラビ旅行４ クラビタウン編　～KLIA２

2019/06/24 - 2019/06/26

２０１２年から毎年６月にクラビに行くようになって８回目。
今回はアオナンビーチに２泊、ピピ島に４泊、クラビタウンに２泊と、いつもより２泊多い８泊９日のちょっと豪勢なビンボー旅行です。

エアアジアのBIGセールで約１年前に購入したチケットは、クワイエットゾーン等の座席指定料を入れて、羽田―KL―クラビの往復が１人３４０００円。
帰りの便の機内食も１食だけ付けてますが、荷物は７kg以内の機内持ち込みだけ。

ちなみに、旅行前日にBIGセールが始まったため、アタフタと来年の予約を取ったのだけど、なんとKLからクラビまで朝９時台発の便が出来たから、次回からはKLIA2で６～７時間もトランジットの時間潰しをせずに済みます。

あの時間が苦痛で、いつかは乗り継ぎの良いタイ航空で行きたいと願ってた私達ですが、これならずっとエアアジアでいいわ！

エリア クラビ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

クラビピアの出口付近でタクシーチケットを買い（クラビタウンまでは一律２５０B)、このドライバーさんの車で【Krabi Cozy Place Hotel】へ。

コージー・プレイスホテルは古めだけど、プールのあるホテルとしては中心部に最も近いんじゃないかな。
今回は２泊するのでプールが必須だったのです。

場所はクラビタウンの南の方で、ちょっとわかりにくいところにあります。

プールまで数メートルのデラックスルームは２泊で１００００円弱。
朝食は外で食べたいので付けてません。

冷蔵庫もちゃんと冷えるし、特に問題はなし。

ただ、ドライヤーと電気ポットと歯ブラシ＋歯磨きは無かった。

バスタブは無くシャワーだけですが、お湯の出に問題は無し。
壁にプッシュ式のシャンプーとボディソープが備え付けられてます。

洗面は狭いなりに使い勝手は悪くない。
トイレットペーパーがロールではなく、非常に取りづらい位置にあるけど。

荷物を解いて街を散策。

すぐそばに窓の無いコンクリートの四角い建物が。
これはツバメの巣を取るためのツバメのマンションですね。

ずっと北上してナイトマーケットを冷やかし。
未体験のドリアン。カットされたものは２００Bくらいだったかな。

原始人信号の原始人さんたちが衣服をまとってた。

原始人信号からすぐのヴォーグデパートへ。
３階まで一通り見てから、１階（半地下？）のスーパーでヤードムをお土産に購入。
空港では１個４０B、セブンイレブンでは２５Bくらいのヤードムがここでは６個で１００Bくらい。

空港はほんと、何もかもが高いわ。

この日は私のクラビの師匠、酒飲みパンダさん（https://wisata2.exblog.jp/）と川沿い屋台で待ち合わせ。
クラビで会うのは２度目です。

今は有料トイレになった、かつてイタリアンレストランなどがあったこの場所を川沿いにぐるっと回って目指します。

屋台街が見えてきました。

昨年はお気に入りの屋台が土曜定休日だと知らず、食べる気満々で行って呆然としたんだった。

一番南にあるこの炭火焼屋台が、パンダさんに教えてもらって毎年通うようになったお店。

左から時計回りにソムタム（青パパイヤサラダ）、サイクローク（発酵させたソーセージ）、メンマのなんとか（パンダさんお気に入りの辛い一品）、コームーヤーン（豚喉肉）、そしてガイヤーン（鶏もも）です。
右上の野菜カゴはお通しみたいなサービス。

炭火で焼いたお肉の美味しさはたまりません。
ガイヤーンは追加しました。

ビアチャーンは何本飲んだのか・・・・・・
お店のメガネのオネエサンとパンダさんが仲良しなので、だいぶオマケしてもらって総額７００Bでした。

スマホで自撮り＆画像加工。

この後、黒い雲が現れたと思ったらやっぱり雨が！

系列店がそばにあるので、そちらに避難させてもらい、２１時閉店まで飲んで食べて楽しい時間を過ごしました。

ホテルに戻って部屋に向かう途中、コインランドリーがあるのに気づきました。
４０Bだそうです。
外のランドリーサービスのある店も１ｋｇ４０バーツくらいだけど、匂いの強い洗剤を使われることが多いので、これはいいですね。

フロント横の壁の注意書き。
ドリアンを部屋に持ち込んだから、罰金１０００Bとのこと。

クラビタウン２日目

クラビに初めて来た２０１２年、クラビで最後の食事がこの『コ・スワン』のカオマンガイでした。
当時のレートが１バーツ２.６円だったので、４０Bのカオマンガイが１００円ほどで食べることが出来、美味しくて安くて感動したものです。

でもこの店は閉店時間が１５時で、売り切れゴメンの場合もあるから、ピピからフェリーで戻ると間に合わないため、ずっと再訪できなかったのだ。

もっと遠いかと思っていたのに、コージー・プレイスホテルからコ・スワンまでは徒歩１２～１３分でした。

カオマンガイはまだ４０B。
メニューは前より増えているみたい。

雨が降り出したけど、地元の人で賑わっていて人気店であることは確か。

小ぶりサイズは変わらず、朝食にはちょうど良い量です。

ただ、以前は一切れのレバーが付いてたけど、シンプルになりましたね。
でも、鶏肉がしっとりしてて、柔らかいのに弾力があって、タレもスープも絶品で文句無く美味しく、これで１４０円は有り難い！

美味しい朝食で大満足した私達は、前から来てみたいと思っていたモーニングマーケットへ。

コ・スワンからは徒歩数分でした。
正式名称は【Maharaj Food Market】らしい。

想像以上に大きいマーケットだった。

魚介や野菜など新鮮な食材が揃っています。

観光客らしき姿はあまり見当たらず。

ここで買ったぶっかけ飯やお弁当を食べることが出来るスペースもあります。

お昼ご飯にガッパオガイ・カイダーオ３０B（１０５円）とカオモックガイ・カイトゥム３０Ｂを購入。

ガッパオガイは鶏ひき肉のハーブ炒め、カイダーオは目玉焼き、カオモックガイはカレー風味のサフランライスにチキン、カイトゥムはゆで卵。

私は苦手だけど、なぜかオットはココナッツジュースが好き。
一つ２０Ｂは安いですね。
ピピ島で飲んだときには６０か７０Ｂだったはず。

ピピ島が大好きで、今回「なんでクラビタウンなんかに２泊するんだよ。その分ピピに１泊でも多く泊まりたい」と言ってたオットですが、コ・スワンのカオマンガイとこのモーニング･マーケットのおかげで、「来年もクラビタウンに２泊してもいいかな」と（笑）。

１０時前にはホテルに戻り、プールサイドでゴロゴロ・・・・・・してたのは私だけで、オットは大きなプールに慣れ過ぎちゃったため、小さいプールには入りたくないと言う。
たしかにイチャイチャの若いファランカップルが何組も居る小さいプールは居心地悪いかも。

エアコンの効いた部屋のベッドでオットは夕方までウタタネしてました。

モーニング･マーケットで買ったランチ。
上がオットのカオモックガイ、下が私のガッパオガイ。
電子レンジがあったらもっと美味しかっただろうけど、私は十分満足です。

夕方、ホテルから２～３分のお店で最後のマッサージ。
オアナンでは２００～３００Ｂの首･肩･背中がクラビタウンだと３５０Ｂが相場みたい。
店のマネージャーらしき女性がどこかに電話してマッサージの女性を２人召集。

しかし私の担当はかなり力が強く、「痛い痛い」と声が漏れるたびに「イタイイタイ」と笑いながら更に強く押すというサディストでした（笑）。

でも終わったら痛かった部分が治ってた。
でも次は違う人にして欲しいわ。
チップ無しで２人分７００Ｂ払って出ました。

クラビ最後の晩餐はまた川沿い屋台でガイヤーンです。

だって、本当に美味しいんだもの。
また食べられるのは一年後だし。

ガイヤーン、ソムタム、サイクロークにパックブンファイデーン（空芯菜炒め）も頼んじゃった。
お会計は３８０Ｂ。ご馳走様でした！

帰国日

朝５時にアラームをかけて、朝食代わりのマンゴーを２人で食べました。
モーニング･マーケットのカオニャオマムアンの店でカットしてもらった大きめマンゴーは約３５Ｂ。
ちょうど良い熟れ具合で美味しかった。

右上はエアアジア旅の必需品、荷物が７ｋｇを超えないように量るスケールです。

まだ暗い中、キャリーを引く音だけがゴロゴロ。
悪くないホテルでした。

空港で声をかけてきたドライバーが「帰りもタクシーがいるだろ？」というので早朝の相場の４００～４５０Ｂではなく、「３５０Ｂならお願いするわ」と予約。
でも、約束の６時１０分に来たのは他のドライバーでした。
まあ・・・・・・問題はありません。

空港に着いたら、なんか違う。
拡張工事のせいか、ドライバーが間違えたのか、出発階ではなく到着階に到着。

空港スタッフらしき人に「エアアジアのカウンターはどこ？」と訊くと、なぜか国内線のターミナルに行けと言う。

国内線のＢ１０がエアアジアのカウンターとなってました。

でも出発は国際線ターミナル。
というわけで戻ります。

なあんだ。
国際線ターミナルの出発階にはチェックインマシーンがありました。
機械が苦手な人は国内線ターミナルまでどうぞ。

ウエイティングルームで搭乗時間までしばし読書。
周りのショップは同じ商品でも街中より高いので見る気にもなりません。

とうとうクラビともお別れです。
また来年！

ＫＬＩＡ２（クアラルンプール空港）に着いたらもの凄い人。
出国手続きが終わるまで１時間くらい掛かっちゃった。

今まで旅行とは無縁だったようなアジアの皆さんが、エアアジアのおかげで観光しまくっているようです。
良い時代になったわ～

しかし、時差もあるのでもう１２時少し前ですよ。

大急ぎでＬ１の【nz】に向かいました。

ガ～～ン！お目当てのロティチャナイは終了してました。

朝食に食べられることが多い料理だから、前も飛行機が遅れた時に終わってて食べられなかったのだ。

やむなくＬ２に戻り、フードコートを目指してたら、【T2 Nasi Kandar】という店にロティチャナイの文字が！

ちなみに、ＫＬＩＡ２に隣接するＧＡＴＥＷＡＹの飲食店は
http://gatewayklia2.com.my/directory/store_listing.aspx?c=4　でチェックしてみて。

Ｌ１の【nz】だと１.８ＲＭのはずの Roti Canai（ロティチャナイ）は３.５ＲＭ。
Roti Telur （卵入りロティ）は４.８RM。

ええ～っとぉ、カレーは甘いしぬるいし、リピはないな。

１３：３５までに搭乗口に行かねばならないので、さっさと出発口から入ります。

でも、入国は拍子抜けするほど人が少なくてあっさりイミグレを通過。

今回の羽田行きのゲートはQ１０。
機内に入る前にお腹が空いていたら、飲食店が揃うフードコートがあるこの辺りでどうぞ。

前に恐ろしく寒かったことのあるQ１０搭乗口は、今回適温でした。

とうとう旅も終わりです。

機内でオットと私がビールを頼んだら、「１本１５RMだけど３本セットだと４０RMでお得ですよ」と薦められた。
飲兵衛のオットにもちろん異論はありません。

ただ、黒いキャップの水は美味しくなかったとのこと。

飛行機チケット購入時に頼んでおいたグリーンカレー＋水のセットは１９時半に持ってきてもらいました。

すごく美味しいとは言えないけど、エアアジアの機内食ではマシだと思う。
でも来年のメニューにグリーンカレーは無く、ガッパオガイっぽい料理があったのでそれを選択。

羽田空港に戻ってきました。
少し早めの到着だったので、いつものようにキャリーを引いて走らなくても余裕です。

頼まれたお土産の代金を除いた今回の旅行の総費用は、航空券￥６８０８２　ホテル代￥７７９４３　交通費や食費等にかかった現金（家から羽田までの交通費も含む）￥７４３５６　で計￥２２０３８１
マッサージ代と酒代を控えめにしたら２０万を切ってるはず。

８泊９日の旅行で２人２２万は雨季の恩恵です。

制限エリアを出たのは２２時半。
自宅最寄り駅に着いたのはちょうど２４時でした。



長い旅行記を最後までお読み下さり、ありがとうございました。
まだ当分、毎年６月にクラビに行くはずですので、これからもクラビの定点観測的な旅行記を書いていくつもりです。

その間に車椅子を押しての母との旅行があるかもしれません。
では、また！

この旅行記へのコメント （2）

• chikiroomさん 2019/09/12 12:40:10

  お疲れ様でした～

  今年度も楽しく拝読させていただきました。
  今年は船酔いしないで良かったですね。これだけ食べて、寝て、泳いで遊んで10万程度はすごい！日本でちょっと数日リゾートに行ったらこれぐらいしますものね。
  ピピ島、穴場だわ。
  
  息子が時々タイに行くので、「ここ、良さそうよ」と教えてあげました。
  また来年元気で旅立てますように(祝トランジット時短)、元気でいてくださいね╰(*´︶`*)╯♡
  

  ハニージンジャーさん からの返信 2019/09/12 18:38:43

  Re: お疲れ様でした～

  ありがとうございます！
  若い子なら、クラビタウンもお勧めです。
  そこを拠点にあちこち行くと、安くて美味しくて楽しいですよ。