2019/06/28 - 2019/06/28
19位(同エリア346件中)
Kちゃんさん
8年目、9回目となる私自身の勝手な被災地訪問です。 いつものように仙台からレンタカーで志津川、気仙沼、陸前高田と廻ります。 1年前と大きく変わったのが気仙沼。 これまで陸前高田や志津川の嵩上げ地区の変化に対して気仙沼は(少なくとも)見た目の変化は少なかったのですが、南気仙沼地域の大規模集合住宅や大島行きフェリー埠頭岸壁あたりは随分と変わりました。 特に今年4月に気仙沼-大島間の橋が完成しフェリーの運航が停止したこともあり、このあたりの様子は今後も大きく変わっていくでしょう。 また三陸沿岸自動車道が無料/対面通行とはいえ仙台-釜石のほとんどの区間で開通していますので、旧来の海沿いR45号線は大幅に交通量が減り、またダンプカーなど復興車両も随分と減っています。 「その1」ではこれまで同様に仙台から志津川、気仙沼、陸前高田、を定点観測風に訪れるとともに、三陸自動車道の開通で帰路の時間が短縮されましたので、少し北へ脚を伸ばしてこれまで訪れたことのなかった大船渡の様子も加えます。
また、別項の「その2」では帰路更に寄り道をして、一度訪れてみたかった石巻の大川小学校の跡、また翌日午前中に時間があったので「プチ乗鉄」ばりに「リゾートみのり号」に乗ってみましたのでその様子を加えます。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
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6月最後の週末、首都圏では季節外れの台風来襲で交通機関混乱が心配されましたが無事仙台に到着です。
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今回は「駅レンタ」さんを利用。 何の変哲もないコンパクトカーを予約してあります。
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トヨタ VItzでした。
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途中で気がつきましたが、この車は4駆モデルでした。
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後ろにもデフがついています。 標準的な2駆よりも燃費的に不利ですね。
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これまでは五橋から仙台東ICへ向かうことが多かったのですが、今回は駅東側を通るR45から仙台港北ICを目指してみます。 市内を走る距離はこちらのほうが長い思いますが、仙台東ICより2つ先のICへ出られます。
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仙台港北ICから仙台東部道路へ
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生憎の梅雨空で、利府あたりでは霧雨が降ってきます。
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三陸道を北へ走るほど天気は持ち直します。 石巻あたり。
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三陸道の4車線化工事はだいぶ進み、いまや桃生津山ICの手前まで完全に4車線化されています。
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桃生津山手前で対面通行、この先は一部のIC付近での4車線追い越し車線区間以外は基本的に対面通行区間です。 この先三陸道は開通していますが、いつものようにここでR45へ降ります。
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北上川を渡ります。
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久しぶりに柳津駅に寄ってみます。 気仙沼線は小牛田/前谷地からここ柳津までは走っていますが、この先はBRTでの代行区間になります。
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以前訪れた時と違い、BRT用の駅(?)が整備されていました。 この先のほとんどの区間で気仙沼線軌道を利用したBRT走路となったからでしょう。
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BRTホーム
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この先は気仙沼線軌道を利用した区間となります。
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振り返ると、柳津駅ホームからBRTへ直接アクセス出来るように導線が出来ていました。
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柳津駅ホームです。 線路はここでおしまい。 列車の止まるホーム部分まではレールも光っています。
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2016年当時の柳津駅。
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同じ時ですがBRTバスはこのように停まっていました
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志津川湾へでるあたり、女川方面からのR398との連絡橋工事もだいぶ時間が掛かっています。
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志津川湾は霧に霞んでいます。 養殖用のイカダはまた増えたように見えます。
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志津川へ入ります。 R45の高架橋は昨年開通しています。 廻りの変化に対して吉野会館跡は取り残されたまま。
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さんさん市場も平日とあって人影もまばら。 6月のJR車内誌に載っていましたが志津川の飲食店では震災以前は地元民対象であったのが、現在では完全に復興観光客相手となってしまった、とか。
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山の上公園の神社。 このシーンだけ切り取ると震災前となんら変わらないのでは?
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志津川保育園の移転した跡は更地となったまま。
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2013年の様子です。
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2014年の4月末。 保育園でした。
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R45がだいぶ山間へとはいったあたりですが、この櫓は津波監視用でしょうか?
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このあたりの区間では開通した三陸道が平行しており、しかも無料区間ですので大抵の通過車両はそちらを走るようになったため、昨年/一昨年と比べると交通量は激減、しかも大型車両も少ないため抜群に走りやすくなっています。
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津波で流された気仙沼線軌道の橋も新設されBRT走路となっていますので、今となっては柳津から気仙沼市街の手前まではBRTバスはほとんど専用路を走り、R45へ降りてくることはなくなりました。
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そのため、R45沿いにあったBRT停留所も専用走路へ移設されています。
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歌津の復興市場です。 志津川の市場などと比べても更に閑散としています。
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歌津漁港脇のR45は橋が流されたまま。 山側への迂回路も変わっていません。 以前はここもダンプカーとすれ違いながらの通行でしたが、いまではすれ違う車も減りました。
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歌津漁港の防潮堤
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防潮堤の海側はこんなです。
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平行する三陸自動車道へのIC標識。 場所によっては上りまたは下りにしか入れないところもあります。
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本吉へ入る手前では川を渡る高架橋の建設中。 右の土手は気仙沼線軌道を利用したBRT走路。
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小泉-本吉、間はほんの2km~3kmですが三陸道が開通していません。 そのためR45も急に交通量が増えます。
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本吉から再び三陸道が出来上がっていて、この先気仙沼市街の手前(気仙沼中央)まで行けます。
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私は(旧)R45を走り続けますが、大谷海岸あたりでは道路左側が嵩上げ工事中で、この先はこの高い部分にR45が移るのでしょう。
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R45から気仙沼市中へ降りていきますが、このあたりは三陸道も未完成。
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またBRTバスも市中を走っていますので、全般的に気仙沼市街地区での三陸道や旧気仙沼線軌道を使ったBRT走路の整備は遅れ気味のようです。
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漁港のほうへ入っていくと道路は工事中で右へ左へと迂回です。
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更に漁港付近に近づきますと、新しい漁業加工関連の大規模な建物が建ち並びますが、
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2015年の同地域
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多分以前の南気仙沼駅あたりでしょうか? 大規模な集合住宅(市営住宅?)が建ち並ぶようになりました。
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道路も区画も全て新しく、いかにも計画された市街区の様相です。
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といった直ぐ先には、このように震災後全く放置されたままの建物も。
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海の市、横の空き地も震災当時のまま
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震災直後、6月の同じ場所です。
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震災直後、6月の同じ地区です。
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海の市
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震災直後、6月の海の市。 当時の外壁は青でした。
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漁港岸壁へ入っていきます。 対岸の教会は以前と変わりません。
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この漁船はいくつもの漁の認可を得ていますね
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今年は大型カツオ船の入港がみられません
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大島行きフェリーも以前のまま、と書きたかったのですが大きく様子が変わっていました。
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震災直後、2011年6月の大島航路フェリー乗り場。
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気仙沼-大島、間に大島大橋が完成し車両が直接行き来出来るようになった結果、4月10日をもって大島航路のフェリーは廃止となっていたのです。 旧フェリー埠頭あたりのタクシーも手持ちぶさたで・・
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以前は大島航路のターミナルや駐車場のあったところは「PIER7」と名付けられた新しい施設が出来上がっています。
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「PIER7」のデッキから。 以前はフェリー埠頭先の山肌には気仙沼女子校のカマボコ型体育館が見えていたのですが、廃校となりいまではマンション風の建物に替わりました。
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PIER7ですが、商業施設というよりも気仙沼市の地域交流館的な施設なのでしょうか? ハローワークも入っています。
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内部。 まだ完成したばかり、というよりは供用は始まっていますが周辺は工事中です。
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気仙沼FM放送のスタジオも入っています。 ONAIR中。
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若干の商業施設も入っていますが、平日とあって・・
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フェリー埠頭周辺では建設工事の真っ最中。 こちらは商業施設のようです。
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「両国」ブランドの角星酒造さんも建屋が再建されました。 屋根が落ちたままになっていたお隣の男山酒造さんはどうなったのでしょう?
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大島への橋は鹿折地区からグルッと廻っていきます。
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来年訪れたらまた替わった景色になっているでしょう。
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以前仮設だった「紫神社前商店街」が恒久施設としてオープンしています。 ただ周辺はまだ工事中で・・
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その横にはカツオ漁船乗り組み員相手でしょうか、スナックも新たなお店に移転して・・
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このあたりは震災直後からかわりません
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この風景もかわりません。 この先どういう都市計画図になっているのでしょう?
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震災後1年経った2012年当時
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埠頭付近はだいぶ様子が変わります。
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陸前高田へ移動します。 右折すると大島大橋方向。 このあたりは震災直後にカツオ漁船が打ち上げられていた付近。
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2013年の同地域。
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この周辺も大規模な市営住宅が建ち並んでいますが、たいした嵩上げ工事が実施された様子もなく大丈夫なのでしょうか?
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周辺はまた三陸道の工事区間が近づいてきました。 どうも気仙沼市街は湾を跨ぐようにルートが設定されているようです。 以前にも書きましたがこの先の霧立トンネルは現在はR45として使われていますが、三陸道の一部です。
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昨年までは霧立トンネルを抜けるとまた自然にR45に戻っていましたが、今年から霧立トンネルの先は釜石まで三陸道として開通していますので、旧来のR45へ戻るにはトンネルを出た先のICで降りなければなりません。 なお、現在では三陸道はこの霧立トンネル~気仙沼中央IC間の10kmほど、また気仙沼氏南側の本吉津谷IC~小泉ICの2km程を除き、仙台利府から釜石までつながってしまいました。
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広田湾が見えてきます。
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気仙川を渡る直前の気仙中学跡。 年を経る毎に朽ちて行くようにも見えます。
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気仙川の橋は新たな橋に付け替えられていました。 このため一関方向へのR340号も分岐が替わっています。
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防潮堤と一本松。
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新しい橋から旧市街地方向を臨むと景色がだいぶ替わりました。
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橋を降りて直ぐの交差点、以前はここがR340への交差点でしたが現在は通行止め。 一本松茶屋だけが細々と営業中です。
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一本松茶屋も一頃に比べ客の入りは良くないようです。
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こうして見るとどこがどういう風に嵩上げされたのか良く解らなく、自然な風景に見えます。
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2015年当時です。 今にして思うと、この当時巨大なコンベアで運ばれた土砂はこのまま嵩上げられるのかと思っていましたが、実際はもっと奥の現アバッセ辺りに再度運ばれたのでしょう。 目の前の嵩上げされた土砂の辺りは今は水田となっていました。
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上の写真、一本松茶屋の前、以前は嵩上げ用土の置き場だったあたりが水田になっています。 この風景だけみると、津波や震災など信じられません。
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一本松への経路は更に不便に。
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道路反対側の公園が整備されるまで仕方が無いかもしれません。
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道路反対側の復興公園(?)には立派な建物が建ちつつありますが。 なお、今回道の駅跡へは入れなくなっていました。
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その先は運動公園の整備。 確かに嵩上げしない地区は一般生活区域とはなりえず運動公園などの利用しかないのかもしれません。
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アバッセへ向かう途中でまたナビが「この先踏切注意」と発声しました。 この車のナビはそんなに古いものでは有りませんが未だに大船渡線が入力されているのでしょうか?
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去年発見した大船渡線の踏切が無くなってしまった、と思いましたが・・
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進入してきたのは嵩上げされた新たな道路で、隣のやや低いところに踏み切り跡がまだ残っていました。 来年には取り壊されるかもしれません。
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昨年の同じ場所。 今回は右側の嵩上げされた部分に道路が移されていました。
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アバッセ横に
BRTバス陸前高田駅が綺麗に出来上がっています。 これまでは単に停留所風でしたが、駅舎が出来あがり「みどりの窓口」の表示もあります。 考えてみればBRTは列車扱い、しかもJR東日本ですから。 -
昼時のアバッセ高田。 駐車場には結構な台数が停まっています。
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店内に入ると、もうどこにでもある商業施設そのもの。
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前回は蕎麦の「やぶ屋」さんにお邪魔しましたので今回は寿司の「鶴亀鮨」さんでお昼を頂きます。
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お店構え
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お箸のケースは一本松
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裏側
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ご主人曰く、震災前は古くから駅前に店を構えていて、その後仮設店舗を経てここへ移転、とか。
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ご多分にもれず有名人もご来店なさっています。
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ランチの海鮮丼を頂きました。 お椀も美味しい。 御主人には震災直後のお話や現在の様子などうかがいましたが、「こんなりっぱな商業施設をつくっても、震災後多くの人が内陸に移り住んでしまったので、車なしには来るにも来られない」と苦悩も語っております。 ただここは志津川の観光商店街と違い地元民のための商業施設ですから状況も違います。
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鶴亀鮨さん横の通り。 まだ馴染むには少し時間が掛かりますね。
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その高田高校グラウンドから見る広田湾。
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高田高校グラウンドにあった仮設住宅は撤去されていました。
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2015年当時。 高田高校の新校舎は完成していましたが、グラウンド部分は仮設住宅に用いられていました。
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嵩上げ地区の分譲地も昨年からほとんど販売された様子もありません。
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仙台からここまで151.9km。 この車には車載燃費表示機能が無く、燃費の目安がわかりません。 この車、レンタカー用の安いグレードなのですが、このようにメーターも簡素、室内装飾もプラスチック地肌むき出しで安っぽい反面、車線逸脱警報や安全ブレーキ装備などの機能は装備されているという、現代量販車の典型でしょうか?
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今回は少し時間に余裕が有りますので、この先の大船渡まで脚を伸ばしてみることにします。 R45沿い、道の駅高田の前にあったガソリンスタンドはこんなところに移っていました。
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R45は途中から三陸道に誘導されてしまいます。 地図で見ると三陸道無料区間はまだ高速道路扱いされていなくてR45のバイパス扱いですから道理なのですが。
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そのまま三陸道に乗っていると大船渡市街は通り越してしまいますので適当なところで降ります。
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大船渡市内に入りますが、道端の看板には「新沼謙治のふるさと」とあります。 地元とは聞いていましたが有名なんですね。 ちなみに千昌夫は陸前高田の出身。
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大船渡湾、にも養殖イカダが
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大船渡市街地機が近づいてきます。 もっと離れていると思っていましたが、陸前高田から岬を一つ廻った程度、15kmほどで大船渡に入ります。
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港近くに来ますとやはり津波被害地区は周辺が全て新しい建物だらけで直ぐに解ります。
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ここも大船渡線の軌道だったところ。 BRT専用走路となっています。
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BRT走路を横断するのは、踏切の扱いですかね?
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港の防潮堤
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大船渡駅、いまやBRTの停留所です。
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「駅前」は新築されたホテルなど立ち並んでいます。
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区画整理された中を綺麗な道路が通っています。 震災前はどんな市街の様子だったのでしょう?
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駐車場の奥に少し小高い場所がありますが、ここの建物は古いものが多く、この辺りの段差が津波被害の大小を別けたのかもしれません。
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道路脇には被災したままの建物も残されています。
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地元を知る人に聞くと、大船渡の中心はやはり港や大船渡駅のあたりが盛んだった、とのこと。 ただ大船渡線の終点は少し先の「盛」駅となります。 ここはまた三陸リアス線への乗換駅でもあります。 この駅舎の様子をみますと港からやや離れたこの地域は津波の影響が軽かったようにみえます。
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三陸鉄道の車両と線路。 線路右側の舗装路は以前の大船渡線の線路跡。 現在は舗装されBRT軌道となっています。
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盛駅、左がJR(BRT)駅、右が三陸鉄道の駅ホーム。
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JR側の駅舎ではBRTに乗ろうとする乗客が待っています。
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出札口
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JR側、BRT乗り場と対面の三陸鉄道ホーム
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大船渡観光案内、となっていますが、内容はほぼ三陸海岸の案内ですね。
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仙台からここまで167kmを記録しています。
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