2019/05/28 - 2019/05/30
142位(同エリア982件中)
松太郎さん
年末の沖縄のホテルのカウントダウンパーティで、「ホテルペアー無料招待券」が当たりました。ホテルの場所は日本最北端の稚内でした。その時のホテル名はANAクラウンプラザホテル稚内でしたが宿泊した時はサフィールホテル稚内にリブランドオープンになっていました。当たった時は喜びましたが、招待には旅費は付いていません。どう考えても交通費の方が大きな出費です。しかし、せっかく行くなら2泊はしないと観光もできないと追加の1泊は自腹で行くことにして出発しました。なんだかホテルの戦略に乗せられたような気持ちを持ちつつ、日本最北端を見てきました。結果は行って良かった。雄大な景色、美味しい海の幸を満喫出来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ ジェットスター
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
セントレア空港に来ました。LCCのチェックインカウンターは、駐車場からアクセスプラザを通って突き当りにある各航空各社のチェックインカウンターの列の一番右端です。今回はジェットスターで新千歳へ行き、そこからANAに乗り換え稚内まで行きます。
-
機材はエアバスA320です。機内はシートがぎっしりという感じです。
-
ひざと前のシートの間隔はギリギリです。すこし背の高い人なら、ひざがあたりそうです。
長時間の移動は厳しいですね。台北の3時間くらいまでなら・・・ -
1時間45分のフライトで札幌新千歳空港に到着。ここでANAに乗り換えますが、2時間半の待ち時間があります。
早速、前もって調べていた空港内の「北海道ラーメン道場」の「けやき」に行きました。 -
「けやき」はクチコミ事前調査で、札幌ラーメンの有名店で味噌ラーメンが美味しいそうです。当然味噌ラーメンを注文しました。870円です。スープが濃厚なのにしつこさがない。麺は少し太めでモチモチ感があってさすがに評判店だけあって美味しいです。
-
稚内行きANAの機材は、ボンバルディアDHC8-Q400です。プロペラ機です。以前は足回りの故障が多くて着陸時の脚が出ないとか色々と問題のあった飛行機でしたが、最近は故障の話は聞きませんね。
-
座席は通路を挟んで2シートづつです。全部で74シートの小振りなプロペラ機です。話題の三菱のジェット旅客機「MRJ」が90席から70席の「スペースジェット」に換えるのはこの大きさのジェット機に替わるのですね。
-
LCCではないので前後のシート間隔は余裕があります。これくらいないと機内食食べるとき窮屈ですよね。
-
北海道らしい平原の稚内空港に着陸です。
-
空港で予約していたレンタカーを借り、サフィールホテル稚内にチェックイン。ひとやすみします。部屋は少し広めのビジネスホテル仕様です。
-
バス、トイレ、洗面台が1つのせまい部屋に配置され、やはりビジネスホテルの仕様です。
-
シンプルで実用的な洗面台。
-
ベッドはシモンズのセミダブルでゆったりと快適な睡眠が得られました。
-
日没時間18:30に合わせてノシャップ岬にやって来ました。ホテルから10分か15分です。
-
岬は夕日の名所ですが、人はほとんどいません。
-
だんだんと日が沈んで来ました。
-
海も空も夕焼け色に染まって来ました。
この時に合わせるように、急に人が集まり始めそれぞれにカメラのシャッターを切っています。 -
幻想的な風景はあっという間に終わってしまい、集まった人もいつの間にかいなくなってしまいました。
-
南の方向には利尻富士がかすんで海に浮かんでいます。
-
夕食はホテルから歩いて5~6分で行ける割烹居酒屋風の「北の味心 竹ちゃん」へ来ました。まずはビールとメニューの中で目を引いた生牡蠣です。
-
地物刺身(7品)1800円 ぼたんえび、たこ、うに、いか、ほたて、さけ、ひらめ?
刺身は北海道に来たことの実感できる地物の刺身の盛合わせを頼みました。 -
タラの白子600円 相方は美味しいと感激しながら、箸が止まらない様子でした。
-
私の憧れうに丼、2種のうにがどんぶりの表面いっぱいに広がっています。ばふんうにとむらさきうにの二重奏・・・と彦摩呂風に感激してしまいます。3500円
-
アスパラのベーコン巻き200円 アスパラの季節なのでと思い食べてみました。
-
ばりばりジャガイモサラダ 500円 確かにジャガイモはうまかった。
-
東北、北海道でとれる高級魚と口コミでみた魚、八角軍艦焼き 1000円。背開きにして味噌を塗って焼いてあります。鎧を着たような魚で身があまり付いていません。
-
皮の方をひっくり返して見てみますと、ごっついトゲトゲに覆われています。クチコミでは頭も、中骨も食べられると書いてありますが、これはちょっと私には無理です。魚自体が大きくないので身は少ないですが味は旨いです。
-
ポテトフライ 400円。ジャガイモは、さすが北海道と思い込みなのか、美味しかったです。
-
2日目
朝5:30にホテルの部屋の窓から海を見ると、利尻、礼文島へ行くフェリーが出港するところでした。 -
朝食を取りにホテルのレストランに行きます。バイキングです。料理の補充などはテキパキとされて、欲しいものが無くなるということはありません。その点は元ANAクラウンプラザの伝統が引き継がれているのでしょうね。
-
今朝は洋食を中心に持ってきました。
-
紅茶はダージリンです。
-
朝食の後宗谷岬へ向かいました。途中、国道238号から内陸部に向かって細い道に入り「白い道」にやって来ました。
国道238号の宗谷川を渡ってすぐを右折するのですが、小さな集落の細い道を左折するなどわかりにくく何度か行き過ぎて戻ったりしました。 -
ほたての貝殻を敷き詰めた道が1本、宗谷丘陵の平原を走っています。青い空と緑のクマ笹の中を白い道がくっきりとあるのは印象的な風景でした。
-
広い草原を走っていると、草の中に何かが見えました。車を止めてじっくりと見てみます。
-
野生のシカです。エゾシカです、こちらをじっと見ています。
-
しばらく見ていますとエゾシカはゆっくりと去っていきました。
-
「白い道」は2km位ですがゆっくり走るのでもっと長く感じました。「白い道」が終わる頃から丘陵に風力発電の風車が沢山見えてきます。57基あるそうです。日本最大級の風力発電で稚内市の消費電力の60%を発電しているそうです。
-
しばらく走り県道ならぬ道道889号線に出るところで「白い道」への標識がありました。逆からの入り口である宗谷岬側からだと標識が所々にある事がこの後わかりました。宗谷岬側から入った方が迷わずに「白い道」に行けると思います。
-
宗谷岬へ向かう途中、宗谷黒牛?の牛舎の前を通った時エゾシカのファミリーが牛舎の横でウロウロとしていました。宗谷黒牛の餌のおこぼれを狙っているのでしょうか。
-
エゾシカは道路を走っていると丘陵に群れているのが何回か見ることが出来ました。
北海道以外では見ることの出来ない光景です。 -
宗谷岬にやって来ました。最初に見たのは高台にある間宮堂です。一軒家で存在感があります。
-
入り口わきの看板には「ラーメンは北に来るほどうまくなる」と書いています。最北端の地のラーメン屋ですので、宣伝効果抜群のキャッチコピーですね。早速食べてみました。
-
定番の塩帆立ラーメン800円。チャーシュの代わりに帆立が入っています。貝柱の出汁が良く利いて旨いです。
-
醤油帆立ラーメン800円。ヤッパリ塩のスープの方が帆立の出汁が引き立つと思います。
-
別注で帆立のバター焼きを頼みました。600円。
-
間宮堂のある高台にはアルメリアのお花畑の中に鶴の羽ばたく姿の大きなモニュメントが見えます。
-
クロユリ群生地の看板があり、そこにはクロユリはこの季節2週間だけ開花すると書いてあります。ラッキーです。
-
小さくて漆黒のユリが咲いています。思ったより真っ黒の花びらでした。
-
台地の下の海辺の方へ行くと間宮林蔵の像が立っています。
-
今回の目的の地「日本最北端の地」の碑に来ました。真正面43km先に樺太があります。しかし曇っているため今回は見えませんでした。
-
「宗谷岬」の歌詞と楽譜を黒御影石に刻んだ音楽碑があります。歌詞を見ると北方領土への望郷などでなく、宗谷岬公園の愛唱歌のような内容でした。
-
公園の隅の方にお土産屋さん「柏屋」があります。ここで「日本最北端到着証明書」が100円で販売されています。さっそく記念に買いますと、当日の日時を印字したものがもらえました。さらに奥には流氷館になっていて無料で入館できます。
-
中に入りますと冷凍室のようになっていて大きな流氷が積み上げてあります。表面に黒く付着している泥が自然の流氷の生々しさを感じさせてくれます。
-
午後は稚内から西の海岸オロロンラインに入り、南下して天塩へ行こうと思いましたが、途中国道40号線で内陸部に入ってしまい海岸には出れません。兜沼あたりで道に迷い、ひたすら海岸に向かって西方面の道を走りました。その道沿いには家族でやっているような小規模な牧畜農家の前を何か所も通りました。山あいの草地に牛が数頭づつ放牧されていてテレビで見るヨーロッパの山間部を走っているようでした。そうこうするうちにやっと海岸線の道路オロロンライン(宗谷サンセットロード)に出てきました。ここで、もう天塩は今からでは遠すぎると思い、稚内に戻ることにしました。海岸に沿って草原の中を真っ直ぐに走る道路です。滅多にすれ違う車も無く快適なドライブでした。
-
進む道路の海側には利尻富士が存在感を持って見えています。
-
オロロンラインにはドライブインや道の駅などは無く、ただ自然の大地のなかをひたすら走ります。唯一途中トイレ休憩できたのが「こうぼねの家」(浜勇知ハマユウチ)展望休憩施設です。入り口にジュースなど飲料水の自動販売機があり、中にはトイレもあります。自由に出入りできるのですが管理人や店番の人がいるわけでもないようです。屋上は展望台になっています。初夏になるとハマナスやエゾカンゾウなどが咲き休憩場の名前になっているコウホネと呼ばれるスイレンのような花も咲くそうです。
-
休憩場から海岸に降りていくと、波打ち際の向こうに利尻富士がくっきりと見えます。
-
稚内公園に来ました。九人の乙女の碑です。沖縄のひめゆりの塔でもそうですが、使命感と悲しい運命に翻弄されて戦争の犠牲になる女性たちを想うと涙を禁じえません。
-
氷雪の門(樺太島民慰霊碑)です。
-
稚内公園は全体が丘の上にあり、稚内市街が一望できます。防波堤の手前に見える白い高いビルが宿泊しているサフィールホテル稚内です。
-
開基百年記念塔です。入館料400円を払い入館しました。
-
中に入ると、北前船の模型があり、その解説を読むと江戸ー大坂航路の樽廻船、菱垣廻船との違いも説明されています。北前船は港々で荷物を売買する商社的取引を行なっていました。樽廻船、菱垣廻船は荷主から荷物を預かる運送業に徹していました。その差が利益の大きさの違いに出てきて北前船は莫大な利益を上げていたそうです。昔から知恵のある人が大きな儲けを作り出すんですね。
-
ヒグマやオオカミのはく製なども置かれています。
-
展望台までエレベーターで上がります。地上70mの塔は海抜240mですよと、張り紙がしてありました。そこから360度の景色を見ることが出来ます。
-
海側の景色です。
-
公園には南極観測隊をサポートした樺太犬の訓練所跡があり、タロージローで有名なジローの銅像があります。
-
タロージローは帰国した後、もう1度南極へ行っているんですね。知りませんでした。
-
JR稚内駅に来ました。JRの線路はここで終わっています。
-
乗車券販売窓口も非常にシンプルです。北海道の雪深い駅というと、高倉健の「ぽっぽや」を思い浮かべてしましますが、ここはだいぶ近代化された駅でした。
-
ホテルに戻る前に、近くにある「稚内港北防波堤ドーム」を見にやって来ました。太い柱が一直線に並んでドーリア式の柱のギリシャ神殿のような雰囲気のドームです。
-
ドームの海側は防波堤ですのでシンプルにテトラポットが波打ち際に並べられていました
-
ドームからサフィールホテル稚内はすぐ近くです。
-
今夜の夕食は、昨夜の居酒屋の近くの焼き鳥屋「焼鳥まごじろう」に来ました。ビールは定番のサッポロ。このお通しの煮物は上手にできていて、今日の夕食の中で一番美味しかったです。
-
えだまめ。
-
焼き鳥各種、しっかりと上手に焼けています。都会によくあるアルバイトの兄ちゃんの半焼け、焼けムラ焼き鳥とは違って職人の焼いた焼き鳥と言いたい焼き鳥でした。
-
本日のシメはお茶漬け。お土産にウニの殻で作った交通安全風鈴を貰いました。おじさんが趣味で作っているそうです。アリガトウゴザイマス。
-
3日目
今朝は、朝早くから利尻、礼文島からのフェリーが入港してきています。 -
ホテルの朝食は朝6時から始まっているのはきっと、朝早いフェリーで礼文島や利尻島へ行く人の為の時間設定なんだろうと思いました。
-
ホテルの朝食、今朝は和食を主にチョイスしました。
-
お茶漬けがあるので、トッピングは鮭、のり佃煮。
-
今日の帰り便は11:45ANA4843便ですので8:40にチェックアウトして、海産物のお土産を見るために副港市場に来ました。
-
開店はしていますが、全店開店ではなくお客さんもまだ誰も来ていません。かえってゆっくりと買い物が出来ました。カニやホッケ干物、いか一夜干、いくらなど冷凍の宅急便で家に送ってもらいました。
市場の中には昭和時代のレトロ商店街があったり、温泉があったりと買い物以外でも楽しめるようになっていました。 -
稚内空港に来ました。こじんまりした空港で国際線の無くなった県営小牧空港をもうひとまわり小さくしたような空港でした。
-
ANA4842便ボンバルディアのプロペラ機です。
-
機内も2列が通路両側にある4列席でこじんまりした座席配置です。
-
稚内空港から離陸、札幌新千歳空港へ向かいます。
-
新千歳空港で2時間の待ちですので、ここでもお土産を見るつもりでしたが、次のLCCエアアジアのチェックインカウンターが空港ビルの1番端っこにある為、歩いても歩いてもたどり着きません。やっとたどり着いてチェックインすると、お土産屋のある所まで行って買い物をする時間も無くそのまま保安検査を通ってしまいました。
-
エアバスA320-200に乗り込みます。
-
座席の間隔はANAと比べると相当狭いです。
-
青い空に赤いエアアジアのロゴが映えていますね。
-
今回は富士山が遠く雲から頭を出している光景を見ることが出来ました。
終わり良ければ総て良しです。楽しい北海道、稚内の旅でした。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
稚内(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
92