弾丸①早朝香港で飲茶、そしてデモ現場へ

2019/06/14 - 2019/06/15

香港は多くの航空会社が日本発着路線を持っているので、台湾と並んで日本人観光客が多い国の一つ。
マカオにも行きやすいから、HKExpressで毎月のように訪問。
でも最近は毎週のようにセールを行っているけど、以前のように往復1.5万円のチケットなんて見つけられません。
往路10円とか言いながら、セール期間中は復路を値上げして、結局合計2万円くらいになるように調整してます（まぁ2万でも安いけど）。
会社の経営状態もよくないため今後更なる値上げが予想されるので、ピーチやジェットスターやそれ以外にも渡航手段を考えないといけません。
そんなところ春秋航空の名古屋ー深センという面白いフライトを発見。
2240名古屋→0200深セン、0555深セン→1010名古屋というもの。
出発2日前でも安かったのでチケット購入。
深センに深夜2時到着し、翌日早朝5時55分に帰国なので、空港往復を考慮すれば実質滞在20時間くらい。
でも今回は５つの目標を設定しました。
まず香港で点心食べて、友人が手術したのでお見舞いとマカオで久しぶりにエッグタルト購入、そして香港でのデモと港珠澳大橋の状況の確認です。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

仕事を終えてセントレアへ。
22時40分出発のフライトなのに、21時半過ぎに到着。
カウンターも閉める準備してましたが、笑顔で対応してくれました。
それにしてもなぜ忍者なのか？と毎回疑問に思ってます。

友人のお見舞い土産を購入したかったが、出発フロアのお店は閉店済み。
ちょっとしたお菓子は持ってきていたので、そのまま出国審査へ。
顔認証ゲートが整備中だったので指紋認証で出国です。
新パスポート3年目なのにもう34ページ目、半分以上使用済みだから極力出入国スタンプは避けてます。

雨が降っていたからかセントレアを30分遅れで出発、深セン空港に午前2時半頃到着。
中国の空港は大きいので、着陸後も滑走路をずっと移動します。
ようやく停止しバスに乗り換え、乗客はほとんど中国人だったのでイミグレの外国人レーンでは並ぶことなくすぐに午前３時前に入国できました。

深圳宝安国際空港 (SZX) 空港

とりあえず香港島側に渡りたかったので、湾仔までのバスチケットを購入。
チケットは2枚組みになっていました。
バスに乗るのかと思ったら、先客二人と合流して車で移動すること40分で国境到着。
この車は皇崗口岸までの送迎でした。

皇崗口岸は全く混んでおらず、スムーズに中国出国。
ここから2枚目のバスチケットを使ってバスに乗車し、落馬洲（香港側イミグレ）に向かいました。
e-channel登録済みだからこちらもスムーズ。
再びバスに乗って香港を南下。

トンネルを通過して香港島側に入ってすぐに上環に到着したので降車しました。
落馬洲から上環までは30分くらい。
MTRで羅湖経由だと1時間以上かかっていたので、想像以上に早かったです。

早速朝食を食べに行きたいのですが、早朝4時半なのでトラムもMTRも動いていません。
深夜バスはいつ来るか分からず、タクシーにしようかと悩んでいるところにバスがやってきました。

さすがに朝5時前なのでお客は少なめ、お店に着いてすぐ着席できました。
いつもはゆっくり烏龍茶飲みながらいろいろなものが出来るのを待ってるが、今回は時間に限りがあります。
とりあえず３品選びました。
香港の点心ではチャーシューメロンパンが有名だが、個人的にはふかふか生地にタレが染みこんだチャーシューまんが好き。

新興食家 地元の料理

物足りないから２品追加で、両方とも肉団子系。
５品で９５ドルにお茶代８ドル追加して合計103ドルでした。
お店には３０分ほどの滞在でした。
朝５時を過ぎればトラムが動き出すので、ちょうどいい時間です。

ケネディタウンからトラムに乗って東へ向かいます。
目的地は金鐘、事前に調べたところデモが行われている立法会大楼があるからです。
それにしても、このトラムは新しく乗り心地はよく、大きく開かれた窓からの風が気持ちいいです。
デモが行われている場所はトラム上から分かるだろうと思っていましたが、そんな雰囲気は感じ取れず、どんどん進んでいきます。
しょうがないので湾仔に着く前に降車しました。

トラムを降りると、警官２人組み発見。
異様なほど人通りが全くなく、ちょっとピリピリした空気を感じながら、立法会を目指します。
でもデモ隊がいる雰囲気は全くなく、立法会付近に到着しても本当にここでいいのか疑問に思いました。
ただバスが何台も留まっていて、少ないながら警官もあちこちにいました。

6/12にデモ隊と警察がの衝突があったので、３日後のこの日、路上は既に片付けられて閑散としている感じでした。
上から眺めてみようと歩道橋に向かいました。

こちらにはデモの痕跡として側面にメッセージがいっぱい張り出されており、立法会に向かう先はバリケードで規制されていました。
ただ、ここにいるのはマスコミだけで、早めに撮影スポットを確保しているようでした。
後で確認したら、帰国する日（翌日）のデモが呼びかけられていたようです。

デモの様子が全く見えず、動きも分からないので、夜にまた来ることにしました。
次は友人のお見舞いのため珠海に向かいます。
上環から珠海にフェリーが出ているが本数が少ないので、港珠澳大橋を利用することにしました。
まずMTRで金鐘から佐敦へ移動し、そこから九龍駅まで歩きました。
ここからはエアポートエクスプレスで空港へ。
同日往復は片道料金と同じ、多分乗継客が市内観光しやすいように配慮しているのでしょう。

空港からはバスに乗って、８時前に大橋の香港ポートに到着。
佐敦から九龍駅までかなり歩いて時間をロスしたが、それでもかなりスピーディーに移動できてます。

いつもはスマホの微信でチケット購入していたが、wifiつなげるのが面倒だったのでオクトパスで購入。
ちょうど珠海行きのバスが目の前で出発してしまったが、すぐに次のバスに乗車してすぐに出発しました。
香港ポートに到着してからバスが出発するまで１０分しかかかりませんでした。
やはりe-channel登録してあるのでイミグレは快適です。

大橋といっても、香港から珠海・澳門までずっと続くわけではありません。
香港ポートを出発して空港南側を西進し、陸上から少し離れたところに海ほたるのような場所からは海底トンネルを通ることになります。

バスは４０分ほどで珠海ポートに到着しました。
入国審査では指紋が読み取れず、画面を拭いてほしいと言われた途端に読み込んだよう、あとは問題なく入国できました。

珠海ポートからバスで拱北までやってきました。
出入国の待ち時間なら、拱北口岸より珠海ポートのほうが明らかに早く済むが、バス移動があるので時間的にはどちらともいえないかも。
９時を過ぎると日差しが強く暑い、とにかく友人のところへお見舞いに行こう。

友人と早めのランチを取りながらだらだらしていたらもう午後４時。
このあとマカオ経由で香港に戻らなければいけないのに時間が足りない。
それでもいつものように米粉屋に向かいます。
おかみさんももう顔を覚えていて、入店するなり「牛肉粉?？」と聞いてきます。
注文は煮卵追加した米粉麺と豆乳。
食べ終えてすぐにスマホ決済して「八月再来」と挨拶しました。

昔は人で溢れていた蓮花路、今はちょっと人通りが寂しい感じです。
閉店も目立つが、それでも食べ歩きするには問題なし。
それにしても中国人はたこ焼きが大好き、どこにでもあります。

いつもはタピオカミルクティー買ってから米粉屋に向かうが、今回は逆方向。
食後のミルクティーを買って、そのまま拱北からマカオに向かいます。

拱北の外国人レーンは最近１ヶ所しか空いていないことが多いです。
おとなしく並ぶしかないと腹をくくると、係官が怪しい動き。
中国人レーンはほとんど人がいないので、そちらに誘導するのかと思ったら、隣のレーンを開放。
夕方５時過ぎで遅番の審査官が現れた模様。
結局このレーンに一番に入り込み、待ち時間なしで出国できました。

拱北口岸 散歩・街歩き

珠海側はほぼ待ち時間なしだったが、逆にマカオ側は結構な行列。
それでも中国の入国審査と異なり、一人ひとりにかける時間が短いので待ち時間は苦になりませんでした。