東京島紀行part2【八丈島】その1.東海汽船「橘丸」乗船記 (東京～八丈島)

2018/11/26 - 2018/11/27

第110部-516冊目　1/4

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

先日、伊豆諸島の式根島に行きましたが、今回は東京島紀行part2と称して「八丈島」を旅することにしました。

本編は、東海汽船「橘丸」八丈島に向かう10時間20分の船旅です。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けたら幸いです。

表紙画像‥出航を待つ東海汽船「橘丸」。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成30年11月26日～28日 2泊3日

11月26日(月) 第1日目 晴れ
①東海汽船:橘丸.八丈島行
東京竹芝.22:30～(船中泊)～

★宿泊‥東海汽船：橘丸(特2等船室)。

11月27日(火) 第2日目-1 晴れ
①東海汽船:橘丸.八丈島行
～(船中泊)～八丈島.8:55

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東海汽船‥10320円
ファミリーマート竹芝ふ頭公園前店‥328円
橘丸船内‥1350円

エリア 八丈島(東京)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

21:20
皆様、こんばんは。

伊豆諸島や小笠原諸島航路の発着する客船ターミナルである、東京港竹芝桟橋にやって来ました。

竹芝桟橋 名所・史跡

今回は、伊豆諸島の「八丈島」を旅します。

ターミナル内には、伊豆諸島や小笠原諸島のパンフレットが置いてあります。
いくつか頂いていきましょう。

「利島」
伊豆大島と新島の間にある小さな島です。
先日、行こうと試みたのですが、宿がとれずに断念し、式根島に行きました。
今回リベンジを考えたのですが、今日は利島に行く「さるびあ丸」は休航日。
下田からの「フェリーあぜりあ」で行く方法もあったけど、いつもは労働によって乗れない夜行便に乗れるので「八丈島」に決めました。

私、東海汽船伊豆諸島クラブの会員になんです。
この会員になると、東海汽船の乗船券が20%引きになります。
ちなみに株主優待券の方が割引率は上です。

乗船券を購入。
東京～八丈島.特2等12900円が、会員20%割引で10320円です。

昨年は、東京～八丈島.特2等12230円/会員20%割引で9660円でした。
運賃には燃料油価格変動金が含まれており、燃油代が高騰しているので、運賃も高くなってしまいましたね。

東海汽船「橘丸」5681t。
東京～三宅島～御蔵島～八丈島を結ぶ三八航路に就航する貨客船です。
平成26年6月に就航。
スーパーエコシップとして、環境にやさしい船舶であります。

これに乗ります。

①東海汽船:橘丸.八丈島行
東京竹芝.22:30～(船中泊)～八丈島.8:55

東海汽船 乗り物

後ろからもカシャ。
相変わらず派手な色の船だ。

こちらは、東海汽船「さるびあ丸」4992t。
東京～大島～利島～新島～式根島～神津島を結ぶ片航路に就航する貨客船です。

今日は休航日です。

22:12
乗船案内がありました。
なんと、私が一番乗りです。
では、乗船しましょう。

あっ、恒例儀式を忘れてた。

乗ったぜ、橘丸！

案内所で個室の鍵を受け取る富裕層の上級船客を横目に、今夜の城へ。
特2等23番は‥
あっ！ここですね。

特2等室。
2段ベッドが並んでいます。
普通運賃で2等より3740円高いですが、今回も奮発しました。

※特2等(東京～八丈島)‥12900円。

私の城は一番奥の下段です。

寝台の装備は下記の通りです。

100円硬貨を入れて鍵をかけられるBOXがあり、貴重品はここに入れれば、ひとまず安心ですね。
100円は戻ってきます

2等寝台ではお決まりの折り畳み小網棚。
各寝台には、コンセントもあります。

毛布･シーツ･枕の3点セットが標準装備です。

そろそろ、出航時刻です。
出航の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。

神聖な出航の儀(単に眺めるだけ)に、起立して参列する筆者。(笑)

22:30
ホーサーがビットから外されました。

ホーサー‥係留用ロープ
ビット‥係留用鉄杭

ゴゴゴゴォー
巨大な船体が離岸しています。

東京～八丈島、約290km/10時間20分の船旅が始まりました。

出航の儀(単に眺めるだけ)に続いてのイベントは..

レインボーブリッジをくぐります。

レインボーブリッジ 名所・史跡

東京よ。
さらばじゃ。

八丈島も東京都だけど‥

東海汽船ネコ船長が登場！
モニターで船内のご案内が放映されます。
見てみましょう。

橘丸にご乗船頂きありがとうございます。

おぉ！
東海汽船キャラクター船長「キャプテンたちばな」のお出ましですよ。
生みの親は東海汽船名誉船長の柳原良平氏。
平成26年6月27日「橘丸」の就航に併せて登場しました。
そして右側の美しい女性は、橘丸就航時に東海汽船2代目マスコットキャラクターとして務めた「芹川香菜子」さんです。

東海汽船のマスコットキャラクターは‥
初代「田中ミリ」さん。
2代目「芹川香菜子」さん。
3代目「橘みづほ」さん ～と、引き継がれ‥
4代目は伊豆大島出身の「小池夏海」さんが、平成31年4月に就任しました。

※キャプテン橘と芹川香菜子さんの画像。
フォートラベル利用規約第７条該当の恐れで削除。

救命胴衣着用方法の説明です。
これは重要です。
よく見て、理解しておきましょう。

橘丸は2～6デッキが船客区画となっております。
では、恒例の船内視察を始めましょう。

4デッキから乗船すると‥
動線を考えた直線基調のエントランスが船客を迎え入れます。

エントランスには、案内所があります。

案内所には、両替機と船舶用衛星公衆電話。
それから‥

船旅の救世主‥
G〇RO袋も配備されています。
航空機と同じハイグレード仕様です。

天気図と海況情報なども掲示してあります。
今夜は黒潮が御蔵島から八丈島の間を外房沖に向けて流れていることが記されています。

到着予定時刻‥
三宅島と御蔵島を経由して八丈島には、明朝8:50到着予定です。

橘丸運航情報‥
三宅島と八丈島は通常通りで、御蔵島が湾内調査実施中ですね。

陸に近い区域ではWIFIがつながるようです。

自販機コーナー。
ビールやドリンク類、冷凍軽食類、カップ麺などがあります。
アルコール類の購入は免許証が必要です。

レストラン橘です。
営業時間外はフリースペースとなります。

メニューは‥
橘オムライス
明日葉そば.600円
明日葉カレー.800円
ジャンボエビフライカレー.1150円
カルビ丼.900円
ラーメン.800円
鶏の唐揚げ.700円
～などが、あります。

レストランの隣には‥
ラウンジ橘があり、ゆったりとおくつろぎ頂けます。

ラウンジの壁にある、橘丸物語は必見！
東海汽船名誉船長.柳原良平氏の力作です。

東海汽船名誉船長.(故)柳原良平先生のイラスト。
橘丸の奇抜なカラーリングは柳原先生によるものです。

喫煙室。
船内は禁煙です。
喫煙はこちらでお願いします。

多目的トイレ。
橘丸は、バリアフリーにも対応しています。

2等室。
かつて奴隷船のような大部屋雑魚寝だった2等船室は、各部屋10名前後の部屋となり、隣の方とは仕切られるようになりました。
毛布(1枚100円)が借りられます。
女性専用エリアもあります。

2等(東京～八丈島)‥8160円。

キッズルーム。
長い船旅でも、お子様は飽きませんね。

授乳室。
乳児連れのお客様も安心です。

手荷物置場。
大きいや荷物やスーツケースはコチラで保管頂けます。

大きいサイズのコインロッカー(左)。
生鮮食品も安心して預けられる冷蔵コインロッカー(右)もあります。

給湯器。
船旅にかかせないカップ麺も調理可能です。

冷水器。
冷たい水がタダで飲めるのは、うれしいですね。

流し。
G〇RO処ではありません。
ご注意願います。

※橘丸にG〇RO処の設備はありません。

橘丸に大浴場がありませんが、シャワー室があり、コイン式で、5分間100円です。
使ってみましたが、水を止めるとカウントがストップするので5分で問題ありませんでした。

洗面室です。
アメニティ類はありません。

一般のトイレ。
ウォッシュレット完備。
清潔に保たれています。

ペットルーム。
可愛いペットちゃんは、こちらでお預かりできます。

アウトデッキ。
ベンチとテーブルがあり、海風にあたりながら爽やかなひと時をお過ごし頂けます。
海上時化時は閉鎖されます。

5～6デッキは、1等･特1等･特等の上級船室のエリアです。
私のような下級船客は入れません。

1等室。
1室8名定員の相部屋です。
1人あたりのスペースが2等より広く、マットレスと毛布が備えられています。

※1等(東京～八丈島)‥17200円。

※1等室の画像。
フォートラベル利用規約第７条該当の恐れで削除。

特1等室は和室と洋室があります。

和室は、絨毯敷きの4名定員のお部屋です。
洋室は、2段ベッドの4名定員のお部屋です。
各室にシャワーとトイレが設けられています。

※特1等(東京～八丈島)‥20630円。

※相部屋はありませんが、定員以下での利用には船室貸切料金又はルームチャージ料金が必要となります。

※特1等室の画像。
フォートラベル利用規約第７条該当の恐れで削除。

特等室。
橘丸の最上級船室です。
シティホテル並みのツインルームとなっており、各室にはシャワーとウォシュレットトイレがついています。

※特等(東京～八丈島)‥24070円。

※相部屋はありませんが、1名様での利用には船室貸切料金が必要となります。

※特等室の画像。
フォートラベル利用規約第７条該当の恐れで削除。

6デッキに東海汽船歴代船舶が掲示されています。

先代の2代目「橘丸」1772t。
大正時代に建造された、初代.橘丸(392t)の後継船として昭和10年にデビューし、昭和48年まで活躍しました。

この船は、三宅八丈航路に貢献した船です。

「すとれちあ丸」3700t。
昭和53年.三八航路に就航した貨客船です。
初代おがさわら丸と姉妹船で、おがさわら丸がドック期間中の代船として小笠原航路に就航した事もあります。
東海汽船では平成14年5月まで活躍し、引退後は「さるびあ丸」が三八航路を引き継ぎました。

23:00
出航から30分。
東京湾羽田沖を航行中。
東京タワーと東京スカイツリーが見えます。

23:15
お腹すきましたね。
橘丸に乗ったらコレです。

「橘オムライス」
橘丸をモチーフにしたオムライスで、チキンライスとふんわり卵がマッチしていて美味しいです。
小笠原島レモンサワーと頂きましょう。

橘オムライス‥900円
小笠原島レモンサワー‥450円

23:34
竹芝出航から1時間4分。
横浜沖です。

24時をもって、特2等室と2等室は消灯となりました。

0:12
そろそろ寝ましょう。
おやすみなさい。

4:36
おはようございます。
東京竹芝から6時間6分。
三宅島沖を航行中です。

まだ夜が明けていませんが三宅島が近づいて来ました。

今日は、島の東側の三池港に入港するようです。
それでは、接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。

※周囲が暗いので画像は加工してあります。

4:50
タラップを架けて、接岸完了。
パチパチパチ‥

まだ、真っ暗です。
今日は港もひっそりとしています。

停泊時間15分。
ホーサーがビットから外されました。

5:05
ゴゴゴゴォー
出航！

三宅島よ。
さらばじゃ。

まだ眠いです。
もうひと眠りしましょう。

5:48
三宅島から43分。

あっ！
もう御蔵島に近づいていますよ。

甲板に出てみると‥
御蔵島が目の前です。

※周囲が暗いので、画像を加工しております。

御蔵島は、現地での判断で接岸が決定される条件付き入港とのでしたが、接岸体制に入りました。
入港の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。

6:00
タラップがかけられて接岸完了。
パチパチパチ‥

6:05
ゴゴゴゴォー

停泊時間わずか5分。
休む間もなく、出航の儀(単に眺めるだけ)に参列。
あぁ、忙し忙し‥

御蔵島よ。
さらばじゃ。

沖に三宅島が見えています。

船内で、ぼんやりする筆者。
この狭い空間が妙に落ち着きます。

6:35
夜が明けました。
この丸窓は、船旅の旅情をそそりますね。

甲板に出てみましょう。

あぁ～
日の出はダメですね。
残念！

この海域は黒潮の中を横切るので、船が動揺する事が多いのですが、今日は心地よい揺れを感じる程度です。
あの島は‥

御蔵島です。
こうして見ると、要塞のようですね。

橘丸のファンネル。

7:03
揺られていると、お腹がすきますね。
朝食にしましょう。

コムタンラーメン‥107円
紀州南高梅おにぎり‥110円×2
冷水‥0円

船旅にはカップ麺。
これ、やめられない。

御蔵島～八丈島は2時間45分。
どんよりとした雲の下を航行しています。

8:34
八丈島が至近距離に入ってきましたよ。
あの山は、八丈富士(854m)です。

海上からでもその存在がわかる富士山のような綺麗な円錐形の山で八丈島のシンボル的存在です。

そしてこちらが島の南側に位置する三原山(700m)。
八丈富士と異なり、横に広い山容をしている山です。
昨年、八丈富士に登ったので、今回はこちらの三原山に登る予定です。

橘丸の最終寄港地。
八丈島.底土港に入港します。

やって来ましたよ。
八丈島！

狭い湾内で船体を180度回頭中。

あっ！
あれは‥

ズームしてみましょう。
八丈島～青ヶ島航路に就航する、伊豆諸島開発「あおがしま丸」460tです。
昨年、あの船に乗って青ヶ島に向かいました。

直立不動で、神聖なる接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。

接岸体制に入りました。

あぁ～
楽しい船旅が終わっちゃうよ～

ホーサーがビットにつながれました。

8:55
接岸完了。
パチパチパチ‥

折り返し45分しかありません。
すぐに下船が始まりました。

名残惜しいですが、私も下船します。

東京港竹芝桟橋から10時間20分。
八丈島に着きました。
さて、この後、島を散策します。
続きは次回です。
拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

つづく。

この旅行記へのコメント （6）

• Akrさん 2019/07/15 17:29:57

  都会の夜景に映える、橘丸の２トーンカラー

  オーヤシクタンさま
  
  こんにちは。Akrでございます。
  
  ああ、表紙写真サイコーです。
  私の気になる船舶、橘丸じゃないですか。なんて素敵な色使いなんでしょう。
  イエローとグリーン。なかなかこんな奇抜なカラーの船、他にはありませんよね。
  素敵です。まるでブラジル国旗のよう。
  
  だからか、夜の撮影は船体のイエローが反射しますね。不思議な感じです。
  でも、見た目より大きいんですね。5000トン超えとは。
  そして船内の装備も整っていますね。
  客室の丸窓が素敵です。いかにも船旅って感じが出ています。
  一度、乗ってみたいのですが、どうしても伊豆諸島の航路って「大揺れ」のイメージがあって。。。(ネットで見すぎなのかな　笑）少し、躊躇しちゃいます。
  でも、途中の島々に寄りながらの航路は憧れです。
  
  でも、夏の繁忙期は外の通路にも人が寝てるほどの混雑とか・・・
  
  同じ東京都内へ行くだけの航路なのにこんなにわくわくするとは。
  
  島内での滞在の旅行記も拝見しましたが、日の入り＆日の出。最高に綺麗です。
  本土ではこんな素晴らしい景色はお目にかかれません。
  
  「絶海の孤島」好きなんですよね。
  いまのところ見てるだけですが・・・
  いつも素晴らしい写真をありがとうございます。
  
  -Akr-
  
  

  オーヤシクタンさん からの返信 2019/07/15 18:33:08

  RE: 都会の夜景に映える、橘丸の２トーンカラー

  Akr様、こんにちは。
  オーヤシクタンでございます。
  
  大都会東京の夜景の中で、出航を待つ東海汽船「橘丸」‥
  あの奇抜なカラーリングは、東海汽船名誉船長を務められた(故)柳原良平氏のデザインなんです。
  平成26年に就航。
  東海汽船の歴代船舶としては最大級の5700tあります。
  フェリーではなく貨客船なので丸窓からの風景が眺められます。
  伊豆諸島に限らず離島航路って船の大きさに制限があるので、時化たものなら「大揺れ」は免れません。
  島への物資の輸送という大役があるので、少しぐらいの時化では出航するんです。
  でもって、時にはやっとの思いでビットにかけたホーサーがぶっち切れたりすることもあるみたいで、なかなかワイルドな一面がある一方、凪の時は快適な船旅が楽しめるので、これはもうギャンブルに近いものがありますね。
  
  以前、東海汽船の貨客船は、奴隷船のようになることがありました。
  2等の座敷は早いもの勝ち‥
  乗船するやいなやダッシュで場所とりをするのです。
  常連はどこが勝ち席か知っているから真っ先に船体中央のいい場所をキープします。
  でもって、モタモタしているとだんだん船底になって来て、そこもいっぱいになると通路や甲板に人間がマグロのようになって寝るのです。
  今は、全席指定席となりました。
  なお、繁忙期は席なし券が販売されるので、その場合だけ寝る場所を確保しなくてはなりませんが、以前よりは混雑度が下がったようです。
  
  八丈島も東京都なんですね。
  最低賃金は全国最高額です。
  本土から10時間‥ひと眠りしたらそこはもう別世界です。
  今回の夕日は今までにない最高の夕日でした。
  温泉+登山+ツーリング+島料理などなど現地1泊2日でしたが、充実した島旅になりました。
  
  さぁ、この後もまだまだ続きますよ。
  今後もご期待頂けたら幸いです。
  ありがとうございました。
  
  オーヤシクタン。

• とのっちさん 2019/07/09 22:55:02

  表紙が傑作！

  オーヤシクタンさま
  
  こんばんは。東京の夜景に映える橘丸はすばらしい！表紙で旅人の心をぐっとつかみましたね！
  
  マリンレジャーなしでこれだけ島に行かれている方、なかなか珍しいのではないでしょうか。今回は夜行に乗って三宅島ですね～ＢＴＳさまもおっしゃっているように、やっぱりトリスの方なのですね。かわいらしいタッチながら各船の特徴をつかんだ絵なのでしょう。私も見てみたいです。
  
  深夜から早朝にかけての取材おつかれさまです。２３時回って名物のオムライス、朝からはカップラーメン、あらゆる方面から船旅満喫ですね～「食えるときに食っとけ」「寝れるときに寝とけ」と軍隊のような生活スタイルをこなせないと乗り物系トラベラーはつとまらないのでしょうか？それぞれも港では結構タイトなスケジュールなのですね～客も船員も地上スタッフも、みんな勝手がわかっているのでしょう。みなさん要領のいい仕事ぶりです。
  
  あおがしま丸を見て、いただいた焼酎を思い出しました。ごちそうさまでした。島といえばシクタン丸、どんな乗り物が登場するのでしょうか？
  
  とのっち

  オーヤシクタンさん からの返信 2019/07/10 12:38:54

  RE: 表紙が傑作！

  とのっち様、こんにちは。
  オーヤシクタンでございます。
  
  大都会東京をバックに出航準備をする「橘丸」。
  これから離島に行くんだと言う気持ちがわいてきます。
  夜行というのがまた良いです。
  深夜に東京湾を出て外洋へ‥
  夜明け前には、最初の停泊地「三宅島」に着きます。
  各島の停泊は「橘丸」も時間が短いですね。
  そこらへんはやっぱり都会の東京なのでしょうか。
  貨物量に差がありますが、鹿児島沖縄航路はもっと時間をゆったりととっています。
  平日だとマリンレジャーで乗船する人の方が少なくて、意外に多いのは土木関係の仕事で行く人や島民、それから釣りの方が多いです。
  島女子と言うのでしょうか？
  最近は一人旅の若い女性が増えてきましたね。
  
  
  そして、東海汽船名誉船長の柳原良平氏。
  キャプテンたちばなは、トリスの方なですね。
  船好きで有名なイラストレーターで、各船の特徴はしっかりとつかんでおります。
  東海汽船の他に太平洋フェリー・商船三井フェリー・佐渡汽船でも名誉船長を務められました。
  
  「橘丸」は2回目の乗船となるので、内容は重なりますが、いつも通りの取材を行いました。
  閉店ギリギリにレストランでオムライスを頼んだら厨房から「エッーマジかよ」と声が聞こえてきました。
  閉店に向けての準備をせっせとしていたところに面倒なオーダーが入ったのでしょう。
  私も九州で名高い外食産業のファミレスで7年半勤めたので気持ちはわかります。
  もっと早くにレストランに入りたいのですが、出航の儀、レインボーブリッジ通過まで取材をすると、どうしても食事が23時を回ってしまい、橘丸に乗ったらオムライスと決めているので、今後は対策を立てなくてはなりません。
  
  翌日は夜明け前の三宅島接岸から取材が始まり、朝のカップラーメンも忘れてはいけません。
  普段なら朝からカップメンなんて食べないのですが、船上だと食べてしまう‥
  船旅の魔力ですね。
  
  あおがしま丸は橘丸に接続しています。
  欠航が多い航路ですが、この日は出航したようです。
  青ヶ島の青酎‥八丈島で売っていました。
  島といえばシクタン丸ですが、今回は二刀流で島を巡ります。
  ご期待頂けたら幸いです。
  
  とのっち様の訪問回数が1000回となりました。
  最多訪問です。
  ありがとうございます。
  今後もよろしくお願い申し上げます。
  
  オーヤシクタン。
  

• BTSさん 2019/07/06 10:43:34

  東海汽船「橘丸」

  オーヤシクタンさまへ
  
  こんにちは～
  表紙の高層ビルが立ち並ぶ竹芝旅客ターミナルと椿丸のツーショットは良いですね。これから始まる船旅のワクワク感が伝わってくる一枚です。
  
  東海汽船で派手なカラーリングの船を見かけたことがありますが、これは東海汽船名誉船長の柳原良平氏によるものなのですね。それに東海汽船キャラクター船長「キャプテンたちばな」は、どこかで見かけた（似ている）キャラクターだなと思い、「柳原良平氏」について調べたら、トリスウイスキーのキャラクター「アンクルトリス」の生みの親だったんですね。
  
  船を形どった「橘オムライス」は美味しそうですね。しかも卵はフワトロで…本格的なオムライスですが値段が900円とはリーズナブルな価格ですね。小笠原レモンサワーとの相性も良いことでしょう。オジサンが気になったのは、アシタバそばとアシタバカレーです。
  
  大きな波も無く無事に八丈島に着きましたね。
  今回はバイクのタクシン丸で島を回るのでしょうか、続きを楽しみにしています。
  
  BTS

  オーヤシクタンさん からの返信 2019/07/06 23:21:36

  RE: 東海汽船「橘丸」

  BTS様、こんばんは。
  オーヤシクタンでございます。
  
  竹芝旅客ターミナルに行くと、ワクワクしますね。
  東海汽船の貨客船はホワイトブルーが基本だったのですが、橘丸は東海汽船名誉船長の柳原良平氏が手掛けたもので、今までにはない斬新なものになりました。
  柳原良平先生は船好きのイラストレーターとしても有名なお方で、東海汽船・太平洋フェリーなど数社の名誉船長をお勤めになり、数々の船のイラストをお書きになられましたが、残念なことにお亡くなりになりました。
  トリスウイスキーのキャラクター「アンクルトリス」の生みの親も先生です。
  船好きだけでなく酒好きにも愛された先生でした。
  
  船を形どった「橘オムライス」は橘丸が就航したときに発案されました。
  デビュー時はブロッコリーものっていたのですがなくなってしまいました。
  ちなみに、同じ料理が橘オムライスではなく普通のオムライスとして「さるびあ丸」のレストランでも味わうことができます。
  小笠原航路ではありませんが、小笠原レモンサワーも橘丸に乗ったら外せません。
  ただ、前に乗った時は350円だったのが450円になってしまったのは残念なところでしょうか。
  
  アシタバカレーはどんな味がするのか？
  食べてみたいと思いながらも、オムライスにいってしまうのです。
  次の課題ですね。
  
  今回は海況がよく、快適な船旅ができました。
  あれでも、時化の時は大揺れするんです。
  
  さて、島に着いて乗るのは‥
  毎度おなじみのシクタン丸も登場しますが、今回はもうひとつ乗り物に乗り、二刀流で攻めていきます。
  ご期待頂けたら幸いです。
  次回も宜しくお願い申し上げます。
  ありがとうございました。
  
  オーヤシクタン。