ニッキとあんちゃんのクロアチア・スロベニア（アドリア海のリゾート地クロアチア・ドブロヴニク）

2019/05/07 - 2019/05/14

スロベニアの通貨はユーロですが、クロアチアの通貨はクーナなんです。
クロアチアに入国したらすぐにクーナに両替するのですが、最小限で大丈夫です。
ほとんどユーロが使えますし、特にドブロヴニクはユーロ表記が多いです。

さて、クロアチアで楽しみにしていた街の一つ「ドブロヴニク」
日本で調べた天気予報は旅行中の８日間本当に良くなかったんです。
ツアーのバスの運転手さんも「今年は異常気象だよ。いつもはプールに入れるほど暑いんだ。」って言ってました。

でも、雨予報のブレッド湖が快晴だった事もあり、添乗員さんに「晴れ女の〇〇さん（私）に期待しましょう。」って言われるし。
期待を背負って久しぶりに祈りました（笑）

祈りが通じて快晴の２日間。晴れてなんぼのドブロヴニク。
旧市街地の景観は本当に美しかったです。
まずは１日目。

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝８：００にスプリットを出発し、ドブロヴニクに向かいます。
途中とても綺麗な景色のところにバスを止めて、しばしフォトタイム。
アドリア海は輝いています。

一旦内陸をバスは走ります。
一面畑で、収穫の季節には採れた野菜や果物を道路沿いで売っているそうですよ。

途中ボスニアヘルツェゴビナのネウムと言う街でトイレ休憩です。
スーパーもあり、お土産も少々買いました。
風光明媚な所は必ず中国からの観光客がいます。
インド人も多かったなぁ。

海の美しさにドブロヴニクに期待せずにはいられません。
もう、ドキドキ！　楽しみー！

ドブロヴニクに着きました。
今年の５月から旧市街に入る車は停車でもお金がかかるそうで、運転手さんも添乗員さんも「聞いてないよー。」と大慌て。
そんなこんなでピレ門前は車の大渋滞が起こってます。
これから観光シーズンなのに大丈夫なのかしら？

門に入る手前のレストランで昼食です。

ここは本来高級ブテックで、最近２階にレストランを開店したそうです。

阪急交通社では旅行の終わりに必ずアンケートを記入するのですが、前に利用したレストランが本当に評判が悪くて、今回ここに変えたそうです。
このレストランは出来たばかりです。

オシャレなカナッペ。
結構美味しい。

まだ開店したばかりなので、ちょっとまごついているみたいだけど、美味しくいただきました。
このレストランに変えて大正解だったようです。

ドブロブニクの旧市街を一望出来る「スルジ山」の山頂へ登る「ロープウェイ」は、ストライキで2019年5月５日まで運休でしたがその後６月3０日まで延長。
理由はロープウェイ会社の脱税だそうです。
脱税分も含め税金を払えという街側と、税金を払いたくない逆切れした会社側。
意地の張り合いだそうで。
でも、どう考えてもロープウェイ会社が悪いよね。
調べたら現在は運休期間は未定。倒産したという話もあります。

ロープウェイだと山頂まで４分で行けるそうですが残念ですね。

で、私達は用意してくれた２台の車に分かれてスルジ山に上ります。
道幅が本当に狭いので、地元の運転手じゃないと難しいと思います。
山の麓にはタクシーがたくさんお客さんを待っていました。
もともとロープウェイの往復料金が高いので、３～４人で乗ったらタクシーの方が安いかも。

車を利用すると、とても良いことがあります。
上る途中の斜面で停まってもらい、こんな素敵な風景を見る事が出来ました。

ロープウェイを利用したら、歩いて下がらないと観る事のできない絶景です。
ねぇ、ねぇ、これってラッキー？

個人でタクシーを利用する人は待っている間も料金がかかるので、途中の眺望の良い所で停まってもらいたい事や、往復料金など、最初に交渉した方が良いそうです。
大体１万円前後だと聞きました。

それにしても、ドブロヴニクの旧市街ってきれいね。
さすがアドリア海の真珠。
ワクワクしてきました。
こんな素敵な絶景が見られて、やっぱり何だかんだとツキがあるわぁ。

スルジ山の山頂です。

展望台は山頂からの絶景ポイント。

紺碧のアドリア海とオレンジ色の屋根をもつ旧市街。
言葉には言い表せない程の美しさ！

魔女の宅急便のモデルになった街は、スウェーデンのストックホルムとクロアチアのドブロヴニクと言われています。
キキがほうきで飛んでいても違和感ないわぁ。

旧市街の港から一番近い島ロクルム島です。
ここにも船で行けるそうです。

車を降りプロチェ門から旧市街に入りました。

街の守護聖人聖ヴラホです。
街中でよく見かけます。

階段を上がるとドミニコ会修道院の建物があります。

ドミニコ会修道院には入らず旧港の通りを歩き・・。

着いたところが大聖堂。
１２世紀に建設されましたが、１６６７年の大地震で倒壊。
１８世紀にバロック様式で再建されました。

ここの主祭壇はティツィアーノの「聖母被昇天」で飾られています。
これが見たかった！
その他にも宝物室や街の守護聖人聖ヴラホの遺骨を納めた聖遺物が保管されています。

大聖堂のすぐ近くに建っているのが旧総督邸。
この街がラグーサ共和国だった頃の建物で、住居の他に執務室や裁判所など置かれ、政治の中枢だったそうです。

ここからスルジ山がよく見えるナイススポットですね。

グンドゥリッチ広場は午前中に青空広場が開かれています。
お土産物は明日のフリータイムのお楽しみ。
中央に立っているのが国民的詩人のグンドゥリッチの像です。

広場からオノフリオの大噴水を目指し、ショッピング通りを歩きます。
途中にあるセルビア正教会は猫ちゃんのたまり場でした。

オノフリオの大噴水に到着。
１４３８年に造られた大噴水は１６６７年の大地震で失われた部分もありますが、１６面の顔のレリーフは無事だったそうです。

５００年以上前に造った大噴水は１２キロメートル離れた源泉から水を引き、現在も飲む事が出来ます。

味のある良い顔してるじゃない！
口に水道管が付けられていて、街歩き用にペットボトルに入れる人もいるみたいですよ。

旧市街の目抜き通りプラツァ通りです。
西のピレ門から東のルジャ広場を結ぶメインストリートです。

５月上旬ですが賑わっています。
６月に入ると世界各国からバカンスで訪れて来るので、押すな押すなの大混雑だそうです。

プラツァ通りの北側は丘に向かって階段になっています。
こちらはグルメ通りといった感じでしょうか。

プラツァ通りの東端にある時計塔は高さ３１メートル。

時計塔の隣に建っているのがスポンザ宮殿。

ここが聖ヴラホ教会。
聖ヴラホは３１６年に殉教した司教で、１０世紀頃から街の守護聖人として親しまれていたそうです。

大地震と火災で倒壊した為、１７１５年にドーム屋根をもつバロック様式で再建されました。

主祭壇には天使に持ち上げられた聖ヴラホがいます。

聖ヴラホ教会を背に立っているのが自由と独立の象徴とされる伝説の騎士ローラント像。
残念ながら修復中でした。
この像の右腕の肘から手首までの５１．２センチメートルが商取引の基準の長さになっていたそうです。

こちらはオノフリオの小噴水。
源泉は大噴水と同じです。

ここからは１時間半のフリータイム。
添乗員さんが有志を募って観光ボートを提案。
１組（２名）以外是非という事で、皆で旧港へ。
１名１０ユーロでした。

青い美しいアドリア海に出られるなんてウキウキ！
旧港から城壁沿いにボートは進み、海からロヴリイェナツ要塞を眺めます。

ここからは一路ロクルム島へ。
ヴェネチアで船に乗った時と同じ感動。
アドリア海ってなんでこんなに青いのかしら。
美しすぎる～！

ロクルム島は旧市街から一番近い島で、４月～１０月はボートが１時間おきに運行しているそうです。

何かひょっこりひょうたん島みたい（分かる人は同世代）

ビーチも３か所あって、日帰りで楽しむ人もたくさんいるとか。

実は世界初のヌーディスト島なんですって。
クロアチア＝ヌードのイメージが無かったからビックリ！

こんなに美しい海なんですもの。
気持ちは分からなくはない。

島を離れて旧市街の東側にあるリゾートホテルが立ち並ぶエリアの方へ。

専用ビーチを備えている高級ホテルです。

今日のホテルはドブロヴニクからバスで２０分程のチャフタットという街にある「ホテル　クロアチア」
なんと５つ星のホテルです。
部屋はそこそこ広く、窓の外には小さなバルコニーも付いています。

夕食前にホテルのバルコニーに出てみました。
夕焼けがとっても綺麗です。
このホテル良いわぁ。

夕食はバイキング形式でたくさんの種類の食べ物が並んでいます。
めずらしく中国人観光客がいませんでした。

私バイキングは値段負けしちゃうんですよ。
でもとっても美味しかったので、いつもより頑張りました。

ギターの弾き語りをしているラウンジがありました。
皆さん、食後にお酒を飲みながら良い時間を過ごしています。

ホテルのテラスからチャフタットの港が良く見えます。
夜景が綺麗ですね。
高級ホテルで心も体も休めそうです。

月も綺麗です。
明日も晴れそう。