2019/05/14 - 2019/05/17
310位(同エリア583件中)
ねずみんさん
新緑の福島へ夫とドライブ旅行。
令和のゴールデンウイーク10連休がおわり、人々が日常を取り戻した5月中旬。2泊3日の予定で私の亡き母の故郷でもある福島に行ってきました。
定年後の夫はサンデー毎日だし、私は勤務先の指示で4・5月は出勤日ゼロ(けっしてリストラされているわけじゃない)
平日に旅行できることを感謝して出かけたわけですが、初日は大雨。そーいえば数年前に夫と行った角館も雨だったなあ~と思い出す。もしかして夫婦で出かけると雨が降る?
1日目 我が家の愛車で首都高・東北道を走り、大内宿へ。会津芦ノ牧温泉 宿泊「丸峰観光ホテル別館 川音 」
2日目 会津・喜多方あたりを観光(計画はざっくり・その時の気分できめよう)宿泊「裏磐梯高原ホテル」
3日目 おじ夫婦(亡き母の弟夫婦)に会う。自宅へ帰る
・・・・の予定だったが、おじの家に泊まらせてもらい翌日自宅へ帰る。
- 旅行の満足度
- 5.0
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毘沙門沼の散策を終えて、叔父・おばと待ち合わせしている福島市内へ。叔父の住む福島市内の地理はまったくわかっていませんがナビの指示通り走ると、ナビの予告時間通りに待ち合わせ場所に到着しました。ナビ君すごい!
叔父・おばは私の亡母の弟夫婦。5年前の母の葬儀以来ご無沙汰でした。 -
まずは史蹟名勝の地「信夫文知摺公園」へ案内していただきました。
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奥の細道、松尾芭蕉の像
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芭蕉「早苗とる 手もとや昔 しのぶずり」の句を遺しています。
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古今集「みちのくの しのぶもちずり 誰ゆえに 乱れ染めにし 我ならなくに」と詠まれた石の伝説。悲しい伝説に涙が出そる・・・・・・かと思ったが出なかった。
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もちずり石(別名・かがみ石)
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これは、人肌のように温かいという石。さわってみましたよ。あたたかった!日に当たっているからだと思われますが・・・
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蓮の池とみごとな藤の花
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こちらは正岡子規の句碑
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県の重要文化財の多宝塔。この多宝塔の横でサンドイッチのランチ。気持ちいい季節です。
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去年の秋に亡くなった叔母。叔母が亡くなり一人暮らしをしているおじに会い、そのあと墓参りに行く。
叔母が生前「山門の 奥の静けさ 朴咲いて」と詠んだ霊園の門。 -
東日本大震災の慰霊の塔にもお参りした。
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お墓の向こうの山肌にあるのは・・・
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福島原発の除染した土壌が積み上げられている。信夫文知摺・石の伝説や松尾芭蕉奥の細道から一気に現実に連れ戻された気持ち。
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夕刻、叔父の家にお邪魔しました。私の亡き祖父母にお線香をあげ畑の中にあるお墓にもお参りした。
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叔父の家からの景色。のどかのひとこと。
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ガードレールの内側には白い紐状のようなものが張り巡らされいる。これはなに?
イノシシ除けの電線だそう。夜になると電流が通るらしい。東日本大震災で原発の影響で誰もいなくなった避難指示区域から繁殖したイノシシがここまで来て田んぼや畑を荒らしてしまうそうだ。被曝しているかもしれないイノシシは危険でるという。横浜に住む私はニュースで聞くような話がここでは生活に一部になっている現状に考えさせられた。 -
こんなのどかな景色に放射能だの被曝だの除染だなんて言葉はいつになったらなくなるのだろう。
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県指定史跡の飯野白山住居跡。
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約4千年前の縄文時代中期の住居として知られる竪穴住居。が復元(ふくげん)されました。教育委員会と市民が協力して取り組み、復元は今回で3度目だそう。
初代、2代目とも地元住民が主体となって復元に当たっていたため、今回も市民が協力。32日間の作業に約140人が参加し、地元の材木で骨組みを建ててかやぶき屋根をつくり、内部にいろりを再現されている -
予定ではこの日の夕刻に横浜に帰るつもりだったが、叔父たちと話が尽きず、お言葉に甘え一晩お世話になることに。
叔父さんの手作り餃子いただきまーす。 -
おばさんの手料理・旬のタケノコの煮物。味が染みていて美味しい!
なんと器は叔父さんの作品!叔父の趣味は絵画・版画・陶芸とすべてプロ級の腕前。 -
この小鉢も叔父さんの作品
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こちらのお皿も叔父さんの作品。素敵★!スナップエンドウの緑が映えますなあ。
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美味しいお酒と楽しいおしゃべり。豊かな時間をありがとうございました。
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翌日のおばが用意してくれた朝食。ホテルの朝食みたい★
もちろんお皿は叔父の作品。もはや売っているものにしか見えない、作家ものの皿。 -
朝からお野菜いっぱいの栄養満点の朝食★ごちそうさまでした。
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叔父に電話連絡が入る。隣に住む(隣と言ってもちょっと離れている)○○さんがイノシシを捕獲したので立ち会ってほしいとの連絡。
怖いもの見たさで叔父に付いて○○さんのお宅に庭に行ってみると・・・なんと、おおきなイノシシが横たわっているではないか!?すでに息が絶えた初めて見るイノシシにびっくり!!
放射能に被爆しているかもしれないのでこれは県の施設に持って行き処分してもらうらしい。 -
このわっかをイノシシが通りそうな土手や田んぼのあぜ道に仕込んでおくんだよ、毎日イノシシが掛かっていないか見回りにいくんだよと説明してくれる○○さん、ご苦労様です。のどかな田舎の中の衝撃的な朝の風景に驚きました。
このあと叔父たちと別れ福島を後にする。お世話になりました。 -
平日の移動は渋滞もなく昼過ぎに自宅に帰りました。
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近所に住む息子が来て、大量に頂いたキヌサヤの筋を取ってくれてた。
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土産にいただいたキヌサヤは新玉ねぎとベーコンでさっと炒めてみました。おいしい★お土産にいただいた叔父の作った小鉢に入れました。
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土産にもらったタケノコは煮物でいただきました。おじさんおばさんごちそうさまでした。
新緑の福島を十分に楽しんだ旅行でした。桜の時期・紅葉の時期・ヤマモモの美しい季節にまた行きたいと思います。
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