サンパウロ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
17年11月15日(水)お昼の12時過ぎ、空港からのリムジンバスで約50分ほど掛って、サンパウロ(Sao Paulo)のヘプブリカ広場(Praca da Republica)に到着。ここは元々はカルース広場(Largo dos Curros)と呼ばれ、19世紀には闘牛などが行われていた。1889年に共和国宣言後に共和国広場を意味するヘプブリカ広場に改名された。日曜日の露天市が有名だが、この日は日曜でなかったが、たくさんの店が出ていた。11月15日はまさにその共和国宣言が出された日で、共和制宣言記念日(Dia da Proclamacao da Republica)と云う祝日だったせいかもしれない。そのたくさんの出店が出ている後ろに建つのは、1894年に師範学校として建てられたカエターノ・デ・カンポスビル(Casa Caetano de Campos)で、現在は教育委員会(Secretaria da Educacao do Estado de Sao Paulo)として使われている。この公園付近はサンパウロ市でも一番治安が悪いと云う話だったので、非常に気を使ったが、長くいた訳ではないが、特に危険はなくて良かった。<br /><br />12時半になるので、公園の前の適当な店でお昼にする。Lanchonete Portal Da Republicaと云う普通の大衆食堂。ルールも分からず、メニュー(下の写真1)もさっぱり分からず、言葉も通じないがまあなんとかなるもんだ。まずは暑いしビール。無事地元産のスコール(Skol)をゲット(下の写真2)。出て来た食事はなんかすげえ大雑把な料理で、何頼んだのか忘れたけど、メニューを見ると、多分カラブレーザ(Calabresa)と云うソーセージの種類だと思う(下の写真3)。検索で出てくる写真と違うけど、他のメニューよりは近いし。豆のスープにライスにサラダと、たくさん付いて、量はたっぷりだった(当然食べきれなかったが)。味は、う~ん、ビール以外は美味しかった~という記憶はない・・・<br /><br />30分ほどで昼食を済ませると、いよいよサンパウロ観光のスタート。まずは、ヘプブリカ広場の南東、歩いて10分足らずのところにあるサンパウロ市立劇場(Teatro Municipal de Sao Paulo)へ。ここは素晴らしいコンサートホールで市立歌劇場交響楽団や合唱団やバレエ団の本拠地であると同時に、サンパウロが誇る名建築の代表でもある。1903年に着工し、8年もの歳月を掛け、11年にこけら落としが行われた。調度品の大多数はヨーロッパから輸入され、ブラジルとイタリアの建築家が手がけ、建築様式はイタリアのスカラ座を参照したとも、パリのオペラ座を模したとも云われる。バロックとルネッサンスが融合した様式となっている。60年代の改修工事で外壁が塗り替えられ、当初の特徴が失われたが、80年代に当初の姿に修復することを目的として再び改修工事が始められ、91年に完成した。さらに2011年の100周年記念の際に、全面修復された。屋根の上の彫刻も素晴らしい。<br /><br />市立劇場の前の交差点のはす向かいに立つクリスマスのリースや雪の結晶がデコレーションされたアメリカンボザール様式の立派なビルはショッピングライト(Shopping Light)と云うショッピングモール。正式にはアレキサンダー・マッケンジービル(Alexandre Mackenzie Building)と云い、1929年に電力会社の本部として建てられた。ビルの名前は建物のデザインを依頼した会社のディレクターの名前。99年からショッピングモールとして使われている。その向かいは一段低くなっているが、アニャンガバウ渓谷(Vale do Anhangabau)と呼ばれる北東から南西に向けて走る谷で、市民の憩いの場となっている。<br /><br />谷を高架橋で渡り、その先で北東に向かい10分ほどあるくとサンベント聖堂(Basilica de Sao Bento)に到着。1914年に修道院と共に完成したもので、ブラジル最古の哲学大学も併設している。そこから南に約10分歩くとコレジオ広場(Pateo do Collegio)。中央にサンパウロ市創設者記念碑(Memorial dos Fundadores da Cidade de Sao Paulo)があり、周りをアンシエタ博物館(Museu Anchieta)や司法事務局(Secretaria da Justica)の建物が囲んでいる。博物館は1974年に再建されたもので、サンパウロ誕生と伝道の歴史に関しての展示を行っている。名前はサンパウロ創立者の一人である聖人アンシエタ(Jose de Anchieta)から。司法事務局の建物は1869年から88年に掛けて建てられたもの。<br /><br />さらに南に進むとセー広場(Praca da Se)。マルコゼロ(Marco Zero)と呼ばれる方位起点を示す六角柱が置かれるサンパウロの中心で、南にカテドラルメトロポリターナ(Catedral Metropolitana)がある。カテドラルダセー(Catedral da Se)とも呼ばれるこの大聖堂は南米最大級の教会で、収容人数は約8千人を誇る。1954年に40年の歳月を掛けて完成したもので、ゴシック様式の2つの尖塔(67年に完成)に挟まれたルネサンス様式ドームの直径は27mで高さ65m。800トン以上の大理石が使われており、内部へ入ると、ドーム型の高い天井へと伸びる巨大な柱がすごい。窓はステンドグラスで彩られ、ブラジルのまぶしい太陽が差し込むと、白い柱が美しく色づく。また、イタリアから船で持ち込まれた南米最大級のオルガンや精密なモザイク画や数多くの彫像も見所。<br /><br />大聖堂からさらに南に進むと10分ほどで東洋人街リベルダーデ(Liberdade)地区。ここはアメリカのロサンゼルス(L.A.)の日本人街として有名なリトルトーキョー(Little Tokyo)と並ぶ世界最大規模の日本人街であったが、日系ブラジル人の現地への同化が進むとともに日本人の人口が減少し、それと入れ替わるように中国人や韓国人の移民が多く転入して来た事により混住が進んだことから、2004年に正式に日本人街から東洋人街へと改名された。それでも、ガルボン・ブエノ通り(Rua Galvao Bueno)には鳥居もあり、街灯が鈴蘭の形をしているなど随所に日本らしさを取り入れた街づくりが残されている。鳥居の手間の大阪橋の袂には日本庭園(Jardim Oriental)もある。74年に鈴蘭街灯と共に日本人商工会により造られたものらしい。ガルボン・ブエノ通りの南には移民資料館(Museu Historico da Imigracao Japonesa no Brasil)があり、寄ろうかと思ったら閉まっていた。祝日だったせいのよう。通りもえらい人やったわ。それも休みのせいね、きっと。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1873972162672799&amp;type=1&amp;l=e897c62f2a<br /><br /><br />後半へ続く。

ブラジル サンパウロ 旧市街・リベルダーデ(Centro & Liberdade, Sao Paulo, Brasil)

7いいね!

2017/11/15 - 2017/11/15

372位(同エリア605件中)

旅行記グループ サンパウロ

0

3

ちふゆ

ちふゆさん

17年11月15日(水)お昼の12時過ぎ、空港からのリムジンバスで約50分ほど掛って、サンパウロ(Sao Paulo)のヘプブリカ広場(Praca da Republica)に到着。ここは元々はカルース広場(Largo dos Curros)と呼ばれ、19世紀には闘牛などが行われていた。1889年に共和国宣言後に共和国広場を意味するヘプブリカ広場に改名された。日曜日の露天市が有名だが、この日は日曜でなかったが、たくさんの店が出ていた。11月15日はまさにその共和国宣言が出された日で、共和制宣言記念日(Dia da Proclamacao da Republica)と云う祝日だったせいかもしれない。そのたくさんの出店が出ている後ろに建つのは、1894年に師範学校として建てられたカエターノ・デ・カンポスビル(Casa Caetano de Campos)で、現在は教育委員会(Secretaria da Educacao do Estado de Sao Paulo)として使われている。この公園付近はサンパウロ市でも一番治安が悪いと云う話だったので、非常に気を使ったが、長くいた訳ではないが、特に危険はなくて良かった。

12時半になるので、公園の前の適当な店でお昼にする。Lanchonete Portal Da Republicaと云う普通の大衆食堂。ルールも分からず、メニュー(下の写真1)もさっぱり分からず、言葉も通じないがまあなんとかなるもんだ。まずは暑いしビール。無事地元産のスコール(Skol)をゲット(下の写真2)。出て来た食事はなんかすげえ大雑把な料理で、何頼んだのか忘れたけど、メニューを見ると、多分カラブレーザ(Calabresa)と云うソーセージの種類だと思う(下の写真3)。検索で出てくる写真と違うけど、他のメニューよりは近いし。豆のスープにライスにサラダと、たくさん付いて、量はたっぷりだった(当然食べきれなかったが)。味は、う~ん、ビール以外は美味しかった~という記憶はない・・・

30分ほどで昼食を済ませると、いよいよサンパウロ観光のスタート。まずは、ヘプブリカ広場の南東、歩いて10分足らずのところにあるサンパウロ市立劇場(Teatro Municipal de Sao Paulo)へ。ここは素晴らしいコンサートホールで市立歌劇場交響楽団や合唱団やバレエ団の本拠地であると同時に、サンパウロが誇る名建築の代表でもある。1903年に着工し、8年もの歳月を掛け、11年にこけら落としが行われた。調度品の大多数はヨーロッパから輸入され、ブラジルとイタリアの建築家が手がけ、建築様式はイタリアのスカラ座を参照したとも、パリのオペラ座を模したとも云われる。バロックとルネッサンスが融合した様式となっている。60年代の改修工事で外壁が塗り替えられ、当初の特徴が失われたが、80年代に当初の姿に修復することを目的として再び改修工事が始められ、91年に完成した。さらに2011年の100周年記念の際に、全面修復された。屋根の上の彫刻も素晴らしい。

市立劇場の前の交差点のはす向かいに立つクリスマスのリースや雪の結晶がデコレーションされたアメリカンボザール様式の立派なビルはショッピングライト(Shopping Light)と云うショッピングモール。正式にはアレキサンダー・マッケンジービル(Alexandre Mackenzie Building)と云い、1929年に電力会社の本部として建てられた。ビルの名前は建物のデザインを依頼した会社のディレクターの名前。99年からショッピングモールとして使われている。その向かいは一段低くなっているが、アニャンガバウ渓谷(Vale do Anhangabau)と呼ばれる北東から南西に向けて走る谷で、市民の憩いの場となっている。

谷を高架橋で渡り、その先で北東に向かい10分ほどあるくとサンベント聖堂(Basilica de Sao Bento)に到着。1914年に修道院と共に完成したもので、ブラジル最古の哲学大学も併設している。そこから南に約10分歩くとコレジオ広場(Pateo do Collegio)。中央にサンパウロ市創設者記念碑(Memorial dos Fundadores da Cidade de Sao Paulo)があり、周りをアンシエタ博物館(Museu Anchieta)や司法事務局(Secretaria da Justica)の建物が囲んでいる。博物館は1974年に再建されたもので、サンパウロ誕生と伝道の歴史に関しての展示を行っている。名前はサンパウロ創立者の一人である聖人アンシエタ(Jose de Anchieta)から。司法事務局の建物は1869年から88年に掛けて建てられたもの。

さらに南に進むとセー広場(Praca da Se)。マルコゼロ(Marco Zero)と呼ばれる方位起点を示す六角柱が置かれるサンパウロの中心で、南にカテドラルメトロポリターナ(Catedral Metropolitana)がある。カテドラルダセー(Catedral da Se)とも呼ばれるこの大聖堂は南米最大級の教会で、収容人数は約8千人を誇る。1954年に40年の歳月を掛けて完成したもので、ゴシック様式の2つの尖塔(67年に完成)に挟まれたルネサンス様式ドームの直径は27mで高さ65m。800トン以上の大理石が使われており、内部へ入ると、ドーム型の高い天井へと伸びる巨大な柱がすごい。窓はステンドグラスで彩られ、ブラジルのまぶしい太陽が差し込むと、白い柱が美しく色づく。また、イタリアから船で持ち込まれた南米最大級のオルガンや精密なモザイク画や数多くの彫像も見所。

大聖堂からさらに南に進むと10分ほどで東洋人街リベルダーデ(Liberdade)地区。ここはアメリカのロサンゼルス(L.A.)の日本人街として有名なリトルトーキョー(Little Tokyo)と並ぶ世界最大規模の日本人街であったが、日系ブラジル人の現地への同化が進むとともに日本人の人口が減少し、それと入れ替わるように中国人や韓国人の移民が多く転入して来た事により混住が進んだことから、2004年に正式に日本人街から東洋人街へと改名された。それでも、ガルボン・ブエノ通り(Rua Galvao Bueno)には鳥居もあり、街灯が鈴蘭の形をしているなど随所に日本らしさを取り入れた街づくりが残されている。鳥居の手間の大阪橋の袂には日本庭園(Jardim Oriental)もある。74年に鈴蘭街灯と共に日本人商工会により造られたものらしい。ガルボン・ブエノ通りの南には移民資料館(Museu Historico da Imigracao Japonesa no Brasil)があり、寄ろうかと思ったら閉まっていた。祝日だったせいのよう。通りもえらい人やったわ。それも休みのせいね、きっと。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1873972162672799&type=1&l=e897c62f2a


後半へ続く。

7いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ブラジルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ブラジル最安 619円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ブラジルの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP