2018/10/04 - 2018/10/06
25493位(同エリア46315件中)
はしび五郎さん
- はしび五郎さんTOP
- 旅行記21冊
- クチコミ1件
- Q&A回答0件
- 9,589アクセス
- フォロワー0人
ひとり旅。
刀と金工目的で京都へ。
-
京都へ二泊三日。
前々から一人旅はやってみたいと思っていた。
きっかけは京都国立博物館で、国宝の刀の特別展示があると知ったこと。
一日目。生憎の曇り。
確かに朝早い時間に家を出たが、9時あたりには京都駅に到着していた。速いものだと思う。
地下の荷物預かり所に荷物を預ける。地図で確認したにも関わらず、迷う。
下記写真の「地下中央口」を入った所にあった。「地下中央口」の看板の隣に「荷物一時預り所」ってあったの、後で気づいた。「地下中央口」が主張強すぎて気付いてなかった。 -
開館時間付近には既に博物館へ。バスも考えたが、Google先生は徒歩30分圏内と言ったので、徒歩で。
敷地内へはスムーズに入れ、開館待ちの列は数十メートル程。旅程の都合上、一番はじめに来たけど、こんなに待ち人いるのか。 -
時間通りに開館。肅々と入場。
ガイド音声は二種あったが、待ちが無くて料金も安い方にした。
午前中、丸々博物館。
最後の方、駆け足で見たにも関わらず、凡そ四時間かかった。大規模過ぎる。最後の方もゆっくり見たかったが、鑑賞疲れで頭痛が始まり断念。
休んでからの再チャレンジと考え、再入場スタンプを貰って一度博物館を出る。 -
一先ずの行き先として選んだのは清水寺。博物館から近、やはり京都の定番観光名所は押さえてみたかった。
…しかし、予想以上の人出。 -
本殿は現在改修工事中であった。
多くの部分がほぼネットに覆われており、内部は問題なかったが外部はほぼ見れなかった。
外国旅行の際、外観改修工事中の教会で、回収予定図をネット部分にプリントして景観を余り損ねないようにするというものを見たが…この規模と形では難しいのかもしれない。 -
結局ほぼ駆け足で要所だけ見て、近場の土産物屋のイートインで休憩。
……休憩は出来たのだが、おろすのを完全に忘れていたため、財布内の現金の残高がピンチに。店員さんに聞くと、ATMのあるようなコンビニや銀行は、二年坂を完全に降りきった先にしかないとのこと。
マジか。
この時清水三年坂美術館にいこうと思っていたが、入場料の支払いが現金のみである可能性が排除できない。遠回りだが、行くしかない。
……今後京都清水寺付近に観光に行く方には、財布の中身をチェックしてからの参拝をお薦めしたい。 -
…ATMは舞子さんだったらしい。
辿り着いたコンビニで現金をおろそうとしたところ、ATMが「いつもおおきに」としゃべった。手続き完了時は「また来ておくれやす」。
地方色溢れたATMとは初めて見た。 -
道中、おそらくレンタルであろう着物を来て歩いている人がとても多い。ATM使ったコンビニ行く途中に何軒も貸衣装屋を見たので、この辺はそういうので楽しむ人が多いのかもしれない。
お昼がてらにきんとと家というところのえべっさん巻きを買う。緑色の皮に、中は甘辛い味付けのひき肉。蒸してあったのですごく熱い。
ところで、えべっさんとは?? -
清水三年坂美術館は、一番気に入っている刀装具本に掲載されている作品の所蔵元の一つだったので、京都にある/京都に行くとなった時点で絶対行くと決めていた。
如何にも観光名所的な風光明媚な通りにあった。少し意外に思う。
この時の企画展のテーマは『印籠と緒〆と根付』。この次の展示が装剣金工だったので、行く時期をずらすか非常に迷った。結局は予算と、京都博物館の特別展の展示物の時期とを加味した結果、この時期に来ることにしてみたが……
印籠や根付は詳しくないが、私でも知っている幕末・明治期の金工の方の作品が幾つもあって見応えあった。
ここに来る前にテレビで特集していた、柴田是真の印籠(沢瀉に蝶図蒔絵印籠)は、テレビで知った知識を参考に鑑賞した。テレビ越しではもっと大きい印象だったが、本物は思いの外小さい。あのちいささに、複数の絶技を凝らすのはどれだけの技術や根気があったのだろうか。勿論、それだけではないのだろうが。
今回の展示で杣田細工の存在を知ることが出来たのは嬉しかった。螺鈿のモザイク画(極小)とでも言えばいいのか。外国で人気がでたというのも頷ける。
又きたい。遠いけど。 -
ここで自分用のお土産に本を買う。
勿体ないかもとも思ったが、そんなことはなかった。 -
夜になって再度博物館。
金曜日は開館時間が伸びているので、嬉しい。もう日も暮れてるのに、中の人の入りはそこまで変わってない。残念。
午前中、駆け足で見たところを重点的に再鑑賞。 -
見終わって外に出たら、旧館でも未だ展示やっているようだと気付いた。
そこを最後に鑑賞。 -
こちらにあったのは、名物骨喰藤四郎の写し。名前を忘れてしまったが、メインの展示のほうにも同じ刀工さんが作刀した刀があったと思う。こっちは撮影可能だった。
博物館を出たのは閉館30分前かその辺。
実質丸一日博物館だった。 -
京都二日目。
今にも雨が降りそうな、どんよりとした曇り空で朝が始まる。とはいえ台風が来てる状況にしては穏やかだろう。
朝一でどこに行くか。
当初割合迷ったが、高台寺に決定。
出掛け時にバスの一日乗り放題券をホテルで購入。地下鉄の乗り放題と合わさったのと迷ったが、多分地下鉄は乗らないだろうと踏んでこちらを選択。
実際バスは小まめに来たし、地下鉄乗りたいと思った場面には出くわさなかったので、この選択で正解だったと思う。加えて、こちらの方が安かった。
ただ、バス停を間違えかけたので、どの路線がどのバス停に留まるかはちゃんとチェックして行動した方がいいと反省した。 -
高台寺最寄りのバス停に到着。そこから坂を登って高台寺へ。
途中、懸念していた雨が早速降ってくる。荷物になるかなと思いつつ、傘(折りたたみじゃない方)を持ってきておいて吉。結構強めの降りになった。 -
参拝者(徒歩用)の階段を登る。
後ろ向いたら意外と綺麗な景色が。 -
登りきったら駐車場。その脇に入ってもいい建物あったので、覗いてみる。
-
お金払って参拝路へ。
午前中の早めの時間かつ雨のせいか、人があまりいない。 -
順路に沿って観て回る。
遺芳庵。吉野太夫さん(寛永三名妓というものの一人で有名な遊女さんらしい)が使っていた茶室。
普段、中は見れないらしいがこの時は特別に見れる期間だったらしい。近くにお寺の方がいて色々説明していただけた。
上の写真はみずや側から屋根部分を撮ったもの。屋根が瓦、こけら、茅葺きと三種類のタイプの屋根で出来ている。とても珍しいらしい。 -
開山堂、他。
開山堂の中は撮影禁止だったので、周辺のみ撮影。
この間、雨が少し止んだりまた降り出したり豪雨になったりと、大変空が騒がしかった。 -
霊屋。現在修復中らしい。
下の方の写真が修復終わった部分。鮮やかだ。 -
傘亭(中央)と時雨亭(右上)
どちらもねねさんが此処に移ってくる際に一緒に移築した茶室だそうだ。
ここにもお寺の方がいて、建物の説明をいただけた。
傘亭の表の入り口(左下写真の奥の入口)は「ふな入り口」という形式の入り口だそうで、小舟からそのままこの亭に入れるよう(小舟の舳先をこの入口に突っ込ませる感じ?)に作られた入口だそうだ。(つまり移築前は川縁に建ってたらしい)
時雨亭は珍しい(らしい)二階建ての茶室。ここでねねさんは大阪城の落城を見た、という逸話があるらしい。この時は雨なので見通しは良くなかったが、ここから大阪城(の火の手?)がみえたのか… -
雨の中、竹林を通って出口まで。
なんか時々硬いものに雨粒があたるのか、ぽつぽつ音がして楽しかった。 -
高台寺付属の美術館にも立ち寄る。
掛け軸などの記載、案外直に読めるものだと思った。 -
道なりに歩いて青蓮院門跡を目指すことにする。
途中、テイクアウト可能な日本式カフェというか現代風茶屋というかなお店があったので、ソイラテをテイクアウト。 -
公園を突っ切って行くと、知恩院の前に到着。
-
せっかくなので、知恩院を観ながら通っていく。本殿は改修中らしく、みることはできなかった。
-
この時分になって来ると、雨はまだ降ったままだが、太陽が結構出てきた。いわゆる天気雨状態。
雨に濡れた緑が日光に反射している。ちゃんと晴れてくれた方が散策しやすいけれども、綺麗だ。 -
青蓮寺に着く頃には雨が止んだ。
-
華頂殿。
名の通りの青い蓮子の描かれた襖。この襖自体は古いものではなく、2,000年代に入ってから奉納されたものだそうだ。
ガイドブックでこれを見て、旅行中のどこかのタイミングで来ようと思ってた。
襖の手前の赤い敷物や荷物は華道の展示会の準備らしかった。 -
屋内を散策。
-
屋内を散策その二。
ここにも展示会の準備が。 -
庭にも出る。
奥の方が少し登る感じになっていて、小さなお社もあったのでお参りをする。
しかし。
木製の遊歩道になってる部分があったのだが、雨上がりで濡れていたのもあり、すっコケた。後ろ歩いてた外国人らしきお姉さんに心配されてしまった。 -
青蓮院門跡を出た後は、三条大橋を通って新京極へ。
-
やっと昼食。
食に関してはこの旅で唯一の奮発して「京極かねよ」さん。鰻である。
きんし丼をチョイス。たまご焼きに鰻とか、好きなもの全乗せか。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
京都 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 京都旅行:2018年10月
0
35