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2015年9月20日羽田発ロンドン行きのANA211便は、午前11時30分に全乗客の搭乗が完了したため、定刻5分前の11時35分にプッシュバックを開始し、20分のタキシング後に34R滑走路から離陸した。離陸時に、オットマン上に置いたリラキシングウエアがどどっと前に落ちて来た。離陸後35分を経過した所で飲み物サービスが始まった。CAさん達には、アップグレード客と有償客との区別が付くらしく、心なしか、その接客態度には有償客優先の雰囲気を感じたが気のせいかもしれない。だが、有償客と無料特典航空券での搭乗客との区別は付かないそうなので、2016年6月の羽田・フランクフルト往復ファーストクラスでは有償客のような顔をして搭乗してやった。そしてフランクフルト行きの便でサービスに不備があったので、それを指摘した上で、その改善策を提案しておいた。すると、帰国便では、ちゃあ~んとその情報は担当CAさんに伝わっており、見事にサービスが改善され、行きの便の失敗を挽回するサービス振りを見せてくれたのはさすがのANAであった。<br /><br />CAさん達はしつこくない頻度で客の席を訪ねては用件を聞いてくれる。ビジネスクラスのようにコールボタンを押すまでほったらかしと言う訳では決してない。お料理は一皿を食べ終えると間髪を入れずに次の皿が出てくる手際のよさで、接客してくれたCPの高橋さんは料亭の女将のように客を持て成してくれたが、この辺のサービスぶりはさすがのANAである。とあるJALのCAさんがこのサービスぶりを、軽蔑を込めて「まるで日本旅館のサービスのよう」と評したそうだが、筆者はそれで結構だと思う。ファーストクラスでは公序良俗に反する事以外はどんな無理難題でも出来る限り対応してもらえる。例えば乗り継ぎ便の変更依頼や、空港に送迎用のハイヤーを手配してもらう事などは、ANAの現地係員を通じて代行してもらえるかもしれない。とにかく至れり尽くせりなのがファーストクラスであり、一度このクラスに搭乗するとはっきり言って、二度とビジネスクラスには乗れなくなる。従って帰国便のパリ・羽田はファーストクラスの設定のない便だったためビジネスクラスを利用せざるを得なかったが、フルフラットシートでもかなりきついフライトだった。ましてや往復エコノミーなどと言う旅では筆者は死んでしまうだろう。<br /><br />CAさんには初めてファーストクラスに乗る客とそれに乗り慣れてている客との区別はすぐ付くそうで、前者はとにかく舞い上がってはしゃぎまくるが、後者は、静かに読書をしながら寛いでいる人がほとんどだそうだ。広い座席に豪華な食事、そして世界最高級のシャンパンの飲み放題とくればはしゃぐ気持ちは分からんでもないが、たかがファーストクラスではないか、筆者にはいつでも何回でも乗れるので、さほどの感動はなかった。事前にウエブで学習した通りの展開で進んでいったし、「ああ、これがファーストのサービスなのね」が良く分かった。<br /><br />筆者は、今後東京オリンピックが開催される2020年までの六年間、毎年ヨーロッパをANAのファーストクラスで往復する予定になっているが、2015年はその序曲であった。<br /><br />トップ画像は離陸後17分を経過した時点での液晶画面である。筆者はヘッドホンを耳に当てながらNHKニュースを見る事にした。<br />

羽田発午前11時45分ロンドン行きNH211便のファーストクラス6

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2015/09/20 - 2015/09/20

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ANASFCさん

2015年9月20日羽田発ロンドン行きのANA211便は、午前11時30分に全乗客の搭乗が完了したため、定刻5分前の11時35分にプッシュバックを開始し、20分のタキシング後に34R滑走路から離陸した。離陸時に、オットマン上に置いたリラキシングウエアがどどっと前に落ちて来た。離陸後35分を経過した所で飲み物サービスが始まった。CAさん達には、アップグレード客と有償客との区別が付くらしく、心なしか、その接客態度には有償客優先の雰囲気を感じたが気のせいかもしれない。だが、有償客と無料特典航空券での搭乗客との区別は付かないそうなので、2016年6月の羽田・フランクフルト往復ファーストクラスでは有償客のような顔をして搭乗してやった。そしてフランクフルト行きの便でサービスに不備があったので、それを指摘した上で、その改善策を提案しておいた。すると、帰国便では、ちゃあ~んとその情報は担当CAさんに伝わっており、見事にサービスが改善され、行きの便の失敗を挽回するサービス振りを見せてくれたのはさすがのANAであった。

CAさん達はしつこくない頻度で客の席を訪ねては用件を聞いてくれる。ビジネスクラスのようにコールボタンを押すまでほったらかしと言う訳では決してない。お料理は一皿を食べ終えると間髪を入れずに次の皿が出てくる手際のよさで、接客してくれたCPの高橋さんは料亭の女将のように客を持て成してくれたが、この辺のサービスぶりはさすがのANAである。とあるJALのCAさんがこのサービスぶりを、軽蔑を込めて「まるで日本旅館のサービスのよう」と評したそうだが、筆者はそれで結構だと思う。ファーストクラスでは公序良俗に反する事以外はどんな無理難題でも出来る限り対応してもらえる。例えば乗り継ぎ便の変更依頼や、空港に送迎用のハイヤーを手配してもらう事などは、ANAの現地係員を通じて代行してもらえるかもしれない。とにかく至れり尽くせりなのがファーストクラスであり、一度このクラスに搭乗するとはっきり言って、二度とビジネスクラスには乗れなくなる。従って帰国便のパリ・羽田はファーストクラスの設定のない便だったためビジネスクラスを利用せざるを得なかったが、フルフラットシートでもかなりきついフライトだった。ましてや往復エコノミーなどと言う旅では筆者は死んでしまうだろう。

CAさんには初めてファーストクラスに乗る客とそれに乗り慣れてている客との区別はすぐ付くそうで、前者はとにかく舞い上がってはしゃぎまくるが、後者は、静かに読書をしながら寛いでいる人がほとんどだそうだ。広い座席に豪華な食事、そして世界最高級のシャンパンの飲み放題とくればはしゃぐ気持ちは分からんでもないが、たかがファーストクラスではないか、筆者にはいつでも何回でも乗れるので、さほどの感動はなかった。事前にウエブで学習した通りの展開で進んでいったし、「ああ、これがファーストのサービスなのね」が良く分かった。

筆者は、今後東京オリンピックが開催される2020年までの六年間、毎年ヨーロッパをANAのファーストクラスで往復する予定になっているが、2015年はその序曲であった。

トップ画像は離陸後17分を経過した時点での液晶画面である。筆者はヘッドホンを耳に当てながらNHKニュースを見る事にした。

同行者
一人旅
交通手段
飛行機

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