2019初夏 台湾旅行記　6.嘉義（故宮南院①）

2019/05/12 - 2019/05/12

故宮南院に行きたいと前から考えていました。
台南から、故宮南院のある嘉義に向かいました。

エリア 台湾

11:48台南駅発→12:30嘉義駅着の自強号（139元）に乗りました。

台南駅 駅

田園地帯を北上します。

線路の高架化工事がはじまるのでしょうか？

大好きな台鉄弁富（60元）。台南駅の中で売っていたので、つい買ってしまいました。安定の美味しさ！

12:30、嘉義駅に到着しました。

故宮南院に行く方法は「後駅から台湾新幹線・嘉義駅までBRTに乗り、そこでバスを乗り継ぎ。」と書いてあったのですが、久しぶりの嘉義が懐かしかったので、まずは前駅に向かいました。

1933年（昭和8年）竣工の嘉義駅は、アメリカ軍の空襲を受けながらも、修復され現在まで昔ながらの姿をとどめているそうです。

台鉄嘉義駅 (嘉義火車站) 駅

前駅と後駅をつなぐ連絡通路で、後駅に向かいました。

台湾鉄道・嘉義（後口）駅と台湾新幹線・嘉義駅を結ぶBRT（バス・ラピッド・システム）。
ただのバスですが、専用車線を持ち、定時性を確保している（のだと思います）。

運転手さんに手渡しされた無料券。
新幹線に乗る場合、バス代が無料になるみたいです。
（台湾新幹線・嘉義駅から乗る場合は、台湾新幹線の切符を見せないと無料になりません。新幹線に乗っていなくても、悠遊カードで乗ることはできます。）

13:00出発のBRT、田園地帯を疾走し、

30分かけて台湾新幹線の嘉義駅に到着しました。
けっこう遠い！

ここで乗り換えます。
故宮南院行きバスの時刻表。

高鉄嘉義駅 (高鐵嘉義站) 駅

故宮南院に着きました。

故宮南院のバス乗り場にあった時刻表。

開館して3年。
外構は、いまだ工事中みたいです。

敷地は全部で70haあるそう。
（1ha=100m×100m）

この日は、なぜか入場料が無料でした。
浮いたお金で、日本語音声ガイド（120元）を借りました。理解が深まりました！

アジアの文化がテーマの故宮南院。
2～3世紀のインドの仏塔の柵。豊饒な感じです。

お釈迦様の誕生を現した「誕生仏」。
片手は天を、片手は地を指しているそうです。

17～18世紀のビルマの仏頭。

「これが仏像？」という風貌の、3世紀のガンダーラ（パキスタン）の仏像。
アレキサンダー大王以来の、ギリシア文化の影響を受けた仏像みたいです。

頭は無いけど造形美を感じる、7世紀の唐の仏像。
首飾りなどの装飾に、シルクロードを感じます。

10～11世紀のインド北部の女神様。

17～18世紀のネパールのシバ。
ヒンズー教のシバ神と思われます。

眩し過ぎる14～15世紀のチベットの大黒様。
大黒様は、ヒンズー教のシバ神に由来しているそうです。

国立故宮博物院南部院区 (故宮南院) 博物館・美術館・ギャラリー