2018 ヨーロッパ周遊 <バルセロナ編> Vol２.世界遺産とガウディ巡りの3日目

2018/10/21 - 2018/10/24

美食と芸術に感動した1～2日目を終えて、3日目は世界遺産とガウディに浸りました。バルセロナはサグラダファミリアがあるだけで凄いのに、同じ街中にはその他の世界遺産も点在しており、とても魅力的な街でした。

この旅行記は、3ヶ月間ヨーロッパを周遊した際の一部、そしてスペイン滞在3日目になります。

【3日目】
食　：ブケリア市場
観光：カタルーニャ音楽堂
観光：カサ・バトリョ
観光：サン・パウ病院
観光：カサ・ミラ
食　：Trobador Rambla（地中海料理）

--- ヨーロッパ周遊のざっくり概要 ---
8月　日本→ローマ(イタリア)→マルタ *学校*
9月　クラクフ(ポーランド)→プラハ(チェコ)
　　 ドレスデン(独)→ロンドン(英)*学校*
10月 バルセロナ・マドリード(スペイン)
　　 リスボン・ポルト(ポルトガル）
11月 ルクセンブルク
　　 フランクフルト(独)→日本

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ブエリング航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目の9時半、朝ご飯を食べにブケリア市場へ。カタルーニャ広場からランブラス通りへ入って徒歩数分で辿り着けます。

デ ラ ブケリア（ブケリア市場内） 地元の料理

スペインと言ったら生ハム。

1つ1つのお店はそう広くはないので、人気らしいお店は席が埋まっています。

ストロベリー＆チョコレート。美味しそうだけど、ハエがたくさんいるので食欲が湧かない。笑。

やっぱり食べたい生ハム。4ユーロから種類によって値段が異なりました。一番安いのでも十分美味しい。

朝食はここに決めました。程よく空いていて、メニューとショーケースから選べるのが分かり易い。

お腹一杯になったので、歩いてカタルーニャ音楽堂へ。事前予約はしておらず、ガイドツアーのみということで、次回の英語ツアー開始時間まで40分ほど、近くを散策しながら待つことにしました。（現在は、自由見学も出来るという情報もあるようですね。）

カタルーニャ音楽堂 建造物

ガイドツアーの待ち合わせ場所は、チケットカウンターではなくカフェがある方の入口付近にあります。時間になると案内が始まりました。

まず小さなホールで、ガイドさんとスクリーンを利用したビデオ解説を聞きます。ここはガウディ建築ではないよ～と。

次は、ルイスミレー休憩所。

建築や楽団創設に関わった方の像などがある他、ステンドグラスや自然の木々や花が描かれていました。

バルコニーはより鮮やか。

階段を上って、上階からコンサートホールを見学します。

豪華な内装で特に天井のステンドグラスに目を奪われます。

客先に座り、ガイドさんから座席数や壁の彫刻の意味などを教えてもらいます。今でも現役のコンサート会場なので、クラシックだけでなく、ジャズや伝統音楽なども公演されているとのこと。

とても細かく綺麗で面白い形。お昼時なので、自然光で綺麗に照らされてます。

次は下に降りて、1階からコンサート会場を見学。

近くで見ると更に美しい～。

そして次は、ガウディ建築のカサバトリョへ。一見周りの建物に溶け込んでいるように見えますが、近づくと全然違います。

バルコニーや窓枠の曲線が独特。

カサ バトリョ 現代・近代建築

全体的な立体感も独特。バルセロナカードを利用したので事前予約はしていませんが、15分ほど並んで入れました。

スマホ型のオーディオガイドを受け取って見学スタート。海底洞窟をイメージしているという説があるようで、そんな雰囲気もあります。

スマホをかざすと色鮮やかな映像が流れ、ガウディの建築意図を解説してくれます。例えばこのキノコ型の休憩場所は、左右にベンチがあるのでデートでも利用されました。昔の時代はデート中の女性の付き人が対面のベンチに座って監視していたのだとか。

美しい内装。今の建築技術でもこの曲線を造るのは、手間がかかって大変そう。

窓も素敵。

細部に渡って全てが曲線美。

たまに使い方が難しかったけれど、このガイドは良いシステムだと思います。

色の濃淡にも理由があります。

そして屋上にもガウディの世界が。

確かに、ドラゴンの背中にも見える。

良い天気にも恵まれ、気持ちよく見学出来ました。

次は、バスに乗ってサンパウ病院へ。敷地内には病棟が何棟もあるので、見学できる場所を45分くらいで見て回りました。

サン パウ病院 現代・近代建築

各病棟は全てこの地下通路で繋がっているようです。たまに白衣を着た人が歩いていました。

地下から上がるとこんな感じ。

敷地の中心です。

全体像。

疲れて来てしまい、この部屋が何だったかよく覚えていません。

日本的な展示。綺麗です。

病棟内。当時の状態から少し復元されています。

最後は入口にある管理棟へ。一番大きくて解放感がありました。

ピンクの天井が優しい雰囲気。

この管理棟からは、サグラダファミリアが見えます。

おお！明日行く予定なので楽しみ。

本日の最後は、ガウディ建築のカサミラへ。実業家ペレ・ミラの邸宅と貸し住居で、今も数世帯が住んでいます。当時は見た目の評判が良くなかったそうで、なかなか借り手が見つからず、その時の契約条件「3世代に渡って値上げをしない」が続いていて、現在の相場よりも1/10の価格で住めているとのこと。
個人的にカサバトリョより好きでした。

カサ ミラ 現代・近代建築

入口からガウディの世界。

下から見上げた感じは、カサバトリョと似てますね。

中は吹き抜けになっていて、外観とはまた別世界。

まず階段で屋上へ向かいます。

夜の18時半、景色と建物のコントラストが綺麗に見える時間帯でした。

海をイメージしているのがなんとなく分かります。

素敵な屋上。

どの角度から見ても新鮮。

グラシア通り。

屋上を下りて屋根裏の展示階を見学。

カサミラだけでなく、カサバトリョやサグラダファミリアのガウディ建築についても触れられています。

カサミラの模型。

カサミラの屋上は迫力があってとても素敵でした。

階段を下りて、公開されている居住空間へ。

丸い形状の部屋の使い勝手はどうなのだろうか。

内装は普通で、カサミラの中とは感じられません。

けれど、当時では豪華だったのでしょう。

3日目は観光三昧で満足でした。頭も体も疲れたので、宿近くの地中海料理店Trobador Ramblaで軽く夕食。大好きなイカ墨パエリアは普通に美味しかったけれど、1日目に行ったXiringuito Escriba（チリンギート エスクリバ）のパエリアが今のところNo.1です。