湯治@草津温泉 vol.9──「天空の湖」

2018/05/27 - 2018/06/04

湯治@草津温泉 9日目。

この日で草津温泉ともおわかれ。東京へ帰る日の朝を迎えた。
せっかくなので、ローカル誌で紹介されていた地元周辺を
ドライブして帰ることにした。

道の駅六合（くり）、山の上にある天空の湖・野反湖など、
見所はいっぱいあるようだ。


ほぼ10日間近く世話になった草津温泉にわかれを告げて、いざ出発！！

エリア 草津温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

東京へ帰る日の朝を迎えた。
窓からの眺めも今日で見納めと思うとちょっと寂しい。

最終日の朝食。
最後までほのぼのとした「日本の朝ご飯」という感じの
品揃えだった。

隣の部屋の方から初物のサクランボの差し入れ。

本当は10粒ほどあったのに、途中まで食べてしまった（汗）。

9時にはお会計をすませて出発する。
お会計はなんと！！8泊泊まって朝と夜の2食がついて、
一人部屋料金と入湯税を含めて44,000円だった。
なんだか安すぎて申し訳ないぐらいだ。

お宿の駐車場からの景色。

今、出てきたばかりなのに、もう布団が干されていた。

途中、「草津ふれあい市」で山菜やお野菜などを購入。
特に美味しいという「とうもろこし」は
お取り寄せ可能とのこと。

やってきたのは「道の駅　六合（くに）」。

温泉施設や宿泊施設のある道の駅として有名らしい。

かつての「六合＝くに）村」という村は、
2010年に中之条町に統合されたのだそう。

ちなみにこの「六合」は、「日本で最も美しい村」
連合加盟地区の一つで、日本の原風景が楽しめる
温泉エリアとしても知られている。

R405をさらに北上して「野反湖」をめざす。
途中、採石場からの大きなトラックと向き合って、
何十メートルもの山道バックを強いられたりしたが
無事に「野反湖・野反峠休憩舎」に到着。

富士見峠にある駐車場からは好天にも恵まれ、
息を呑むような素晴らしい眺望が広がっていた。
まさに「天空の湖」といっても過言ではないだろう。

標高1,513m、群馬・長野・新潟三県の県境に位置する「野反湖」は、
周囲を標高2,000m級の山々に囲まれ、
水深25m、周囲10kmの高原ダム湖として知られている。
初夏から初秋にかけての湖岸は、様々な高山植物が咲き誇り、
絶景のハイキングコースなのだそうだ。
キャンプ場もある他、フィッシングなども楽しめるとのこと。
今の季節は「シラネアオイ」がかわいい花を咲かせていた。

運が良ければ富士山も拝めるのだそう。。。

湖の反対側にある「野反湖展望台・案内所」まで
足を伸ばしてみた。

ここにもクマが出るらしい。

案内所にかかっていた「冬の野反湖」の写真。
雪に覆われている。
冬季はクローズするのだそうだ。

さらにその先のダムまで行ってみた。
ダムの上からの一枚。


対岸に小さく、先ほど絶景を拝んだ「野反湖休憩舎」が見える。
「野反湖休憩舎」からの景色が一番感動したかなぁ。。。
人の手が加えられた観光地ではない分、
不思議なほどに静かな湖だった。
紅葉の季節はもっと素晴らしい景色が楽しめそうだ。。。

車はR405をまた戻って、一路、東京をめざす。
途中、わざわざ通ったJR吾妻線「長野原草津口駅」。

草津温泉まではJここからRバスで約25分で到着できる。

途中、「道の駅あがつま峡」で休憩。
「吾妻峡温泉」の源泉掛け流し温泉施設
「天狗の湯」を併設した道の駅だ。

ドッグランなどもあってとても広い。

どこかのワンコに吠えられてせっかくのソフトクリームが
こんなになってしまった（汗）。

足湯発見！！

疲れたのでちょっと休憩！！

草津温泉のお湯よりも相当に柔らかいお湯だ。
冬季は足湯はクローズとのこと。。。

こんな納豆を見かけたのでお土産にゲット！！
花豆ほどとは言わないが、とても大きな粒の納豆だった。

あとは関越を突っ走るだけだ。
途中、「かみさとSA」で遅いお昼ご飯。。。
お洒落なSAになっていて少々驚いた（笑）。
が、ガソリンの高いことよっ！！
セルフではなかったが、ハイオク173円は
最近の新記録かも！！
ケチって10Lだけ給油（笑）！！

一番人気という「つけ汁地粉うどん」（750円）。

疲れてきたのか、写真がボケボケだ。。。

70分後に自宅に到着。
「買い物ツアーか！」と家人に散々笑われるほど、
野菜やお酒、地元の名産品などを細々と運び込む。

そうそう、草津温泉のお土産といったら
温泉饅頭は外せない。

松むら饅頭のお饅頭はお宿で予約すると、
1割引になる。
やたら大きなお饅頭だった（笑）。

かくして全走行距離498km、
8泊9日に及ぶ「湯治の旅@草津温泉」は
無事に終了したのだった。

アトピーはだいぶ良くなったが、食べたい時に食べ、
寝たいときに寝て、上げ膳据え膳の
ストレスのない生活を送ったこともあり、
体重は約3キロも増えていた（滝汗）。


が、あの、ノンビリとした生活は実に魅力的だ。
今度は秋口にでも是非また再訪してみたい。。。