おひとり様香港旅－船酔したけど亀で回復－

2019/05/21 - 2019/05/24

初めて香港を一人旅。
滞在中はなかなか天気には恵まれず、雷雨や湿度の高さに堪える日々になりましたが、それでも十分香港を満喫する事がでできました。
初めての香港なので、定番の観光地しか訪れていませんが、マイペースで香港を楽しく回る事が出来ました。
出発前には「燃えろドラゴン」「深夜特急」「恋する惑星」を見て予習・復習を行いましたが、なかなか映画をイメージする様な場所を見つける事はできませんでしたが、中国本土や台湾とは異なる中国文化を体験する事ができとても楽しかったです。
香港の夜景が想像以上に美しかったのですが、帆船の排気ガスには参りました。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

一度帆船に乗って見たく「帆船のツアー」を申し込みました。
乗船時間は、あまり人が混まない時間帯、シンフォニー・オブ・ライツ終了後の20:30の遅めにしました。
集合場所の尖沙咀（チムサーチョイ）フェリーターミナルを目指します。

近くの埠頭でも同様なツアーがあるので、しっかりとバウチャー内容を確認する必要があります。
帆船が停泊していたので、てっきりここかと思い並びましたが「おなたはのは埠頭３だ」と指摘を頂き慌てて埠頭３へ。
私を含め５名程度。団体もおらず静かに船旅を楽しむ事ができそうです。

帆船が赤く染まって見えるのは、赤いLEDライトのおかげです。

定刻通り8:30分出航です。

帆船といっても帆を広げて風力を利用して動いているわけではありません。（期待はしていませんでしたが、なんか少し残念です！）
出航時、エンジンの排気ガスが船内に立ち込みます。船員が口をマスクで覆っていた理由がわかりました。

まずは対岸の中環（セントラル）フェリーターミナルへ向かいます。
動き始めてしばらくすると船内のガスも飛んでいき、潮の香りになります。風が気持ちいいけど、結構揺れるよね。

見えてきました。中環にある「国際金融中心」ビル。

中環フェリーターミナル到着後、さらに数名のお客さんが乗り込みます。

フェリーターミナルと「国際金融中心」の中間に建てられた巨大観覧車。
お台場で見る観覧車の景色とは別の迫力があります。

ちっと角度をずらして。
この辺りまでは楽しくてしょうがない感じでした。

中環（セントラル）フェリーターミナル離れてしばらくすると、
夜景の景色にも飽きだし、船の揺れもだんだんひどくなってきました。

雨も降りだし、屋根のない船先、船尾に雨が降り注ぎ始めました。

濡れない船の中央に避難です。

雨と船の揺れにひたすらガマンです。45分は結構長い。

尖沙咀フェリーターミナルがやっと見えてきた。

埠頭着岸時、再度強烈な排気ガスが船に充満し、完全に船酔いです。
写真もブレブレになってしまいます。

「旺角」で回復を図ります。

「女人街」をふらふらしながら亀ゼリーの老舗「恭和堂」を探します。

屋台のテントが邪魔で、店がなかなか見つかりません。Tシャツ売り屋台の裏に見つけました。

店の前には金色の大きな釜が。

店の奥には古めかしい肖像画も飾ってあり歴史がありそうです。
理由なんてありませんが「なんか効きそう」です。

定番の「亀ゼリー」を注文。（＄５６）

来ました。真っ黒です。見た目は「珈琲ゼリー」の様です。

「苦い！」漢方の苦みです。
亀を食べた事がないので、亀の味がしたかどうかはわかりませんし、生臭い事もありません。ただひたすら苦い。

店のおやじさんより「シロップかけろ」と助言を頂き、テーブルにあるカップよりシロップをタップリかけます。

やっとこれで食べ進める事ができます。
美味しいとか不味いとかの問題でなく「これは体にいいに違いない、全部食べきる事が大切」と思い、ひたすら食べ続けます。

食べ終わった後は胃の中がすっきりした様な感じです。(多分）
船酔いも完治です。(多分）
明日は、お肌がつるっつるになってるはずです。(多分）楽しみ！！！！
ホテルに帰って寝ます。