2019/04/30 - 2019/05/01
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dechineさん
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中国に興味を持つようになって6年。
これまでに夫婦二人で蘇州や杭州、江南の水郷古鎮などを
ゆっくり回ってましたが、
GW10連休と言う幸運に恵まれて、以前より憧れていた安徽省への旅を実現することができました。
いつものんびり、ぶらぶら時間に縛られずに、お散歩気分で観光することが好きなので、9日間で回れたところは少しです。
それでも、古村落を4箇所、屯渓、黄山、そして二度目の紹興ととても充実した旅となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日は宏村に別れを告げて、黄山に行きます。
バスのチケットは昨日のうちに購入を済ませておきました。
11時05分発です。 -
黄山北駅ー宏村間は大型バスだったので、今回もそうと信じていたら
なんと小さなマイクロバスです。
観光客の他に、玉子や野菜を持った地元の人達も座席横の床に座って
近所まで乗せて行ってもらうっていうようなローカル感が
漂っていました。
この路線は車窓からとても美しい農村風景が楽しめます。 -
湯口にバスが到着すると、
地元のおじさん達が寄ってきて
何か言ってくるのですが、よくわかりません。
想像ですが、どうも「荷物を預かってやるよ」ということらしいです。
が、そこでお世話にはならず、とりあえずロープウェイ乗り場までの
バスのチケット売り場を探しに歩き出します。
ありました、ありました。
朝のラッシュアワーではないので誰も並んでいません。
よく読むと、ここの売り場でバス・ロープウェイ・入山券と
全て買わなければならないようです。
中国語が喋れず筆談ですので大変です。
集散中心ー云谷寺 19元×2
云谷索道票 80元×2
黄山風景区門票 190元×2
とメモ帳に書き、金額の合計を計算し、
メモ帳とお金を一緒に渡します。
計算が間違っててお金が足りず、100元付け足します。
しかし高いですねえ~。
いつも中国旅行は安く回っていますが、
今回はお財布から100元札が溢れるくらい持っていても
見る見るなくなってしまいます。
しかも現金支払いしているのは私たちだけで
中国の人達は皆QRコードでの支払いです。
なんだか自分たちがとても田舎者に感じてしまいます。 -
こちらは雲谷寺ロープウェイまでのバスチケット
-
これはロープウェイのチケット
-
そして黄山風景区の入山チケット
-
バスターミナルの中に入りました。
ここ湯口発のバス時刻表があります。
蘇州や杭州までの直通バスもあるようです。
私達は明日屯渓へ行きますので最終17:00までには
戻らなければならないことを確認しました。 -
その横に荷物預かりがありました。
トランクを預けます。1ケに付き20元です。
この施設の中には小さな売店しかなく、
黄山北駅のお店で見た折りたたみ式の杖が欲しかったのですが、
木製の物しかありませんでした。
バスが来たので乗り込みます。 -
バスを降りたら急ぎ足でキャビンに乗り、
霧深い山上に来ました。
キャビンに乗ってる最中も前のキャビンが見えないほど
霧に煙っていて、一枚も写真を撮ることができませんでした。
キャビンの到着地には山上にあるホテルや売店やレストランのための
食料品がたくさん置いてあります。
それを天秤棒で運ぶ体格のいい人夫さんの姿もあります。 -
どれも天秤棒で担いで運ぶ荷物です。
向こうは霧でよく見えません。 -
いよいよ歩き出します。
-
霧に霞みながらもなんとか近くの山並みは見えます。
-
遠くの山並みは全く見えません。
-
それでも美しいです。
-
このような雄大な景色が広がっているはずなのですが・・・。
-
眼下に広がる山肌しか見えません。
-
目の前の岩肌。
-
始信峰が見えるあたりにいるはずですが、
視界は閉ざされ、何も見えません。
かすかに向こうの岩肌は見えます。 -
写真では伝わりませんが、
すごく雄大な景色です。 -
どのようにしたらこのような岩から松が生えて、
過酷な気象条件で育っていけるのでしょうか。 -
宿泊する「北海賓館」の近くまで来ました。
一旦チェックインを済ませてから、
明朝のご来光を見る地点の下調べに行きます。
嬉しいことに、なんと明日は朝から一日中快晴の予報なのです。
道しるべに従って右方向に歩いて行きます。 -
美しく整備された道が続いています。
今日歩いてきた道は、どこもかしこも
それは見事に整備されていて、目を見張るものがありました。
高い入山料もこのように美しく保つために使われているのだと
思うと納得がいきました。 -
ご来光を望める地点、「曙光亭」「清涼台」も確認し、
一番向こうの突き当たり「獅子観海」に来ました。
どこからでも朝日が見えそうです。 -
来た道を戻り、
「こんな感じなら山歩きも楽勝!」
「心配するほどでもなかった・・・」などと
この時はそう思っていました。
「杖なんか荷物になるものを買わなくてよかった」
「自分の体力もまだまだ捨てたもんじゃない」
とも思いました。
この日の夜はホテルでバイキング料理を食べました。
お値段が張る割には、たいしたものはないなと感じましたが、
人夫さんが重い荷物を天秤棒で運搬している姿を見たあとですので
文句も出ず、有り難く満腹頂きました。
明日の日の出は5:23頃ということです。 -
5月1日、日本は「令和」の幕開けです。
この記念すべき日に国は違えど、ここ黄山で初日の出を拝めたら
最高の気分です。
4時半に起床し、ホテルの部屋に置いてくれている
ダウンジャケットを着込み、5時前に出陣。
昨日下見に行った3地点のうち、最も近くの「曙光亭」に
到着すると誰も先客がなかったのでここで待つことに。
あたりはまだ暗闇で月が美しく輝いています。
鳥たちが美しい鳴き声で夜明けの歌を歌っています。
とても神秘的です。 -
待つこと10分ほどで、
太陽の光が感じられるようになりました。
雲の動きがとても早く、この調子なら見えるかも。 -
しかし、肝心な時に急に雲が押し寄せて、
風も吹いてきました。
これでは見えないかも・・・、嫌な予感がします。
後から来て待っていた人達も、諦めて引き揚げて行きましたが
私達は諦めずに待ち続けました。 -
すると、ある瞬間、奇跡のように雲が遠のき、
太陽が姿を現しました。
なんてことだろう! -
その一瞬後には、もうどこからかすごい速さで
雲がやって来ました。
まあ本当に一瞬の出来事です。
ゆっくりと感慨に浸りながら令和の始まりを迎えることは
できませんでしたが、一瞬でも味わえたことは奇跡的だと
思います。
なぜなら昨日はホテルの前に到着してもホテルが霧に霞んで
よく見えないくらいでしたから。
とにかく幸せ一杯の気分でホテルに戻りました。 -
満員のレストランで、朝食を頂き、
チェックアウトの準備をしますが、
何だかお天気が微妙です。
快晴になる予定が、また昨日のように霧が立ち込めています。
それでも、いざ出発。8時です。
とりあえず、「排雲亭」の辺りを目指して歩きます。
ホテルの近くでは人夫さんに運んでもらう人も。 -
こちらは、おそらくホテルのリネン類を運んでいる人夫さん。
それはそれはただならぬ重さと見えて、休み休み進んでいました。 -
「大王松」
向こうは霧に覆われています。 -
山々にはシャクナゲのような花が咲き誇っています。
-
「西海飯店」、次に「排雲楼賓館」を横に見ながら通り過ぎて行きます。
霧の効果で幻想的な景色が広がります。 -
目指した「排雲亭」に来ました。かかった時間は35分くらいです。
「北海賓館」からここまでは、少々のアップダウンがあるものの、
ブラブラお散歩気分で来ることができました。
この辺りは、すぐ北側に「太平索道」の発着点があり、
それに乗って来た観光客達で騒々しいくらい賑やかです。
さて、ここから「光明頂」の方へ進むか、又は、
「西海大峡谷」の方へ進むか迷います。
この時点では、体力的にも時間的にも余裕(過信)があったので、
好奇心も手伝って「西海大峡谷」の方へ行くことにしました。 -
この頃より、ようやく晴れ渡って来ました。
青空が綺麗で、息を呑むほどの雄大な景色に圧倒されます。 -
シャクナゲの花です。
-
左手に広がる景色。
-
ずっと向こうまで見えます。
-
本当に言葉で言い表せないほどの迫力があります。
-
美しい・・・。
-
それでもまだ、急に霧が立ち込めます。
-
岩と岩に挟まれた細い道を通ります。
道はこの辺りから急な下りになって行きます。 -
眼下にはニョキニョキと筍のように岩山が並んでいます。
-
またまた雄大な景色です。
-
手すりを持たないと降りれないような急な階段が続きます。
-
岩から生える松。
-
太陽の光を浴びて、光り輝いています。
-
少し歩いては、迫力に魅せられてシャッターを
押してしまいます。 -
またパシャリ!
-
またパシャリ!
-
お天気がいいと、写真もつい撮りたくなります。
しかし相当キツいです、急な下りの狭い階段が。 -
今度は上り階段?
-
タケノコそのもののような、先の尖った岩山。
-
はるか向こうにも山々が見えます。
-
急な下り階段をハアハアと言いながら降りている最中ですが、
あまりの美しさに疲れを感じません。 -
右端の方に、今降りて来た石階段がちらっと写っています。
-
霧か雲かわかりませんが、
このくらいならあった方が美しいかも。
しかし、ちょっと休憩しないと足がグラグラしています。
次の分かれ道の手前で石に座って休みます。
気温も上がって暑くなって来たので、着ていたレインコートも
リュックにしまい込んで、今度は汗拭きタオルを首に
巻きました。 -
さて、10分ほど休憩した後、
また下へ下へと石階段を降りて行きます。
左下に道が見えます。
このような断崖絶壁のような所に、どのようにして
道を作っていったのか、想像を絶します。 -
切り立った岩肌。
-
雲の流れがとても速いです。
-
峡谷に下の方に、ケーブルカーの線路が見えてきました。
もうちょっとのような、まだまだのような。 -
「排雲亭」から約2時間かかって、
ケーブルカーの乗り場まで来ました。
体力と相談して、ここは無理をせずケーブルカーの
お世話になることにしました。
とても混雑していて、乗車まで20~30分並びました。
そしてやっと乗車でき、車体が動き出しました。 -
すごいスピードで、一気に上がって行きます。
今まで歩いている最中は、上から下を見ることが
多かったのですが、今度は下から上を見ています。 -
スピードが凄いので、景色の移り変わりも早く、
圧倒されます。 -
あれよあれよと、あっという間に上の方から見下ろす地点に
来て、ハイ到着!
3分くらいは乗車したでしょうか・・・。
確か乗車券は100元もしたのですが。 -
ケーブルカーの発着点近くの広場で休憩していたら、
右膝横が痛くて歩けるか心配と夫が言い出しました。
昔スポーツをしていた頃の古傷だと言います。
どうも西海大峡谷の急な下り階段の連続で膝に炎症が起きたようです。
それでも休み休みマイペースなら大丈夫と言うので、
「歩仙橋」の方へ向けて歩き出しました。 -
今度は西海第峡谷を右に見て歩きます。
-
こちらから見ても迫力満点です。
-
はるか向こうに、点のような「排雲亭」も見えたりします。
-
そそり立つ岩山群。
-
一枚岩を削って階段が出来ています。
凄い・・・。 -
途中の平坦なところも石畳になっています。
ここのルートは人が少なく、とても静かでオススメです。 -
刃物のようです。
-
ずっと下に階段が見えます。
え?また降りる階段が続くの?と、
夫の膝が心配になりますが、進む他はありません。 -
岩山てっぺんの松が可愛らしいです。
-
降りて来た階段を振り返ります。
-
相当降りて来たような気がした頃、
歩仙橋が見えて来ました。
まだ降りなければなりません。 -
もうすぐです。
歩仙橋へと出る穴が見えました。 -
説明書きには今の橋は1987年に完成とあります。
それ以前にも橋があったのかどうかわかりませんが
多分もっと簡素な橋があったのだろうと思います。 -
穴の中を通り抜け、橋を渡ります。
-
橋を渡ると大峡谷とは反対側の景色が広がっています。
緑の多い山々です。 -
そこから見た歩仙橋。
-
ここから橋を見上げることはできても、
橋の上から見下ろすことは、足が震えて、
とてもじゃないけどできませんでした。
ものすごい断崖絶壁で、向こう側は西海大峡谷が広がっていて、
足がすくみます。
ここは少しくつろげる所があり、見晴らしもよく、
昼ごはんを食べることにしました。
昼ごはんといっても、パンとおやつと飲み物程度ですが。
でも本当にこのルートは静かです。
西海大峡谷の騒々しさとは打って変わり、
思う存分楽しむことができます。
おそらく中国人の団体ツアー客のルートに入っていないのでしょう。 -
さて、そろそろ戻りましょうか。
今度は上り階段が待ち受けています。
夫の膝はどうなることか・・・。 -
少し上ったところで振り返り、
歩仙橋とその横のくつろいでいた所に別れを告げます。 -
途中で咲いていた可愛らしい青い花。
-
上り階段は果てしなく続きます。
-
今度は黄色の草花。
-
この景色の辺りに来たら、あともう少しです。
ようやく出発点に戻って来て、とにかく休憩!
そろそろ私も足がガクガクしてきたような気がします。
夫の膝痛は限界近くにきているようです。
ここから玉屏のロープウェイ乗り場までどのくらいだろう?
平坦な道なのかな?
とか考えましたが、何しろ初めてなので何もわかりません。
とりあえずその方向へ向かって歩き出しました。
少し進むと山頂酒店や白雲賓館、その他売店やレストランがあります。
また排雲亭からのルートと交わる地点にもなるので、
大勢の観光客で賑わっています。
そこの売店で杖を見つけて、足を引きずって歩いている夫に
少しでも助けとなることを願って、1本買い求めました。
しばらく歩いて見かけた道標を見ると、玉屏ロープウェイまで、
2時間かかるようです。そんなに? -
しかも、また下り階段。
-
人も多くて前の方は渋滞しているようです。
膝に炎症を起こし、杖を持った夫は、
普通の人の波に付いていけないので、
私とは離れてしまいました。 -
時々立ち止まって振り返り、夫を待ちます。
今、どの辺を降りているのだろう?
それにしても、きつい下り階段が続いています。 -
前方は美しい景色が広がっています。
-
しかしよく見ると、前の大きな岩山の中央あたりに
人の行列が見えます。
「ええ?今度はあれを登っていくの?」
もう恐怖でしかありません。 -
日光も照りつけ、雲ひとつありません。
-
この辺りから、ロープウェイのキャビンが下の方に見え出しました。
もうすぐだ!もうちょっとだ!
気持ちははやりますが、道は乗り場まで直通ではなく、
意地悪なほど遠回りです。
所々で夫を待ちながら、そして、
最終の5時の屯渓行きのバスの時間も気にしながら、
心は焦ります。
しかし乗り場が近づいた辺りは長蛇の列で、
なかなか前へ進めません。
時計の針を気にしながらもやっとの思いで
チケット売り場に来ました。
そこで2枚購入して、夫が降りてくるのを待ちます。 -
フウ~、無事に乗れました。
4時前です。
何とかギリギリ最終バスに間に合いそうです。
やっぱり山の上で二泊するべきだったかな? -
慈光閣からバスに乗り、
湯口のバスターミナルまで戻って来ました。
バスの切符売り場の電光時刻表を見ると、
屯渓18:00となっています。
あれ?来るときに見た時刻表と違う・・・。 -
高鉄北駅へは最終17:30のはずが18:00となっていて、
しかもたくさんの便があります。 -
急遽、16:50発の高鉄北駅行きの切符を買い、
駅からは路線バスで屯渓に行くことにしました。
どうもバスの時刻表はあてになりません。
ころころ変わるようです。 -
バスは黄山北駅のバスターミナルに到着し、
路線バス乗り場まで移動します。
狭い日本と違い、何かと広大ですので、
ちょっとのはずの移動も延々と歩かされるような気がします。
山歩きで疲弊した身体では、特にそう感じてしまいます。
路線バス乗り場で時刻表を確認します。
21番のバスがホテルの近くまで行くようです。
ここでもホテルの前の道路が工事で閉鎖されていて
あるはずのバス停がないという事態が起こったのですが、
何とか無事にホテルにたどり着くことができました。
少し老街を散策しましたが、レストランはどこも超満員で
入れず、結局カップラーメンとビールを買って帰り、
ホテルの部屋で夕食を済まし、早めに眠りにつきました。
黄山・・・。
またチャレンジしたいです。今度は違う季節に。
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