精進湖から本栖湖へトレッキング

2019/05/23 - 2019/05/23

5月21日の大雨の後だったので、山道は枯葉などが流され、綺麗にお掃除されたようでした。昨日も快晴だったため、地面も微かに湿り気の残った足元が歩き易くなっていました。本栖湖は間近に見たことはあまりなかったように思います。精進湖のパノラマ台下から歩き始め、パノラマ台、烏帽子岳を通って、本栖湖畔へ。久しぶりのトレッキングだったので、河口湖畔の温泉「ゆらり」で足の疲れを解しました。東京も最高気温だった今日、温泉後のビールは一際美味しかったです。当分、暑さが厳しい日々が続来ますね。
表紙の写真は、午後3時頃から雲が取れた富士山頂です。午前中は雲が頂上付近に漂っていたため、今日は頂上が見れないかと思っていたのですが、こんな時間に雲が切れることがあるんですね。

エリア 富士五湖(山梨)

• 旅行の満足度: 4.5

精進湖畔から登り始めます。

イチヤクソウ科のギンリョウソウ（銀竜草）は、葉緑素がなく、腐った落ち葉などから栄養分を吸収するので、腐生植物と呼ばれています。褐色の根以外、全て透き通る白い色をしています。直立する太く茎に鱗片葉が互生し、先端に苞葉に包まれた花が下を向いて咲いています。毒がないということなので、軽く触って見ると、意外に硬かったです。多数の鱗片状の白い葉に包まれた姿を竜に見立てたところからこの名前が付いたそうです。

こちらは一片が少し開いていたので、良く分かりますね。初めて見たので、今日の収穫でしょうか。

富士山は単体のため、優雅な裾野の景色は他に類のない、世界中の人々の憧れの山です。

ツツジ科のサラサドウダンでしょうか。花軸には淡褐色の軟毛や開出毛があり、花冠５つに割れていて、列片は丸くなっています。帯白色か帯淡黄色で紅色の筋が入り、先端は淡紅色を帯びています。

サトイモ科のカラスビシャク

パノラマ台（1328m）からの眺め

黄色の矢印が精進湖、青い矢印はさいこです。

この下を下りていくと、千円札裏の本栖湖の逆さ富士が見えるそうですが、今日は山頂にまだ雲があるので、この辺りで引き返しました。

パノラマ台下は本栖湖ですが、急斜面になっています。

烏帽子岳（1257m）から見る富士山頂にはまだ雲があります。

露天風呂からもこのような富士山が綺麗に見えました。ここの温泉は最高でした。