2019/04/22 - 2019/04/29
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公共交通トラベラーkenさん
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2019年10連休ゴールデンウィークを避けて、少し早めに旅行に出かけました。今回はHISの「アートとワインを探求する大満喫フランス8日間」という添乗員付きのツアーに参加しました。大型バスに揺られて観光名所を移動する楽々ツアーです。
テロ事件や大規模なデモなど物騒なニュースが続いたせいで敬遠していたのですが、もう待ちきれないということで今回の旅行となりました。
ところが旅行出発の直前、4月15日にパリのノートルダム寺院で火災発生のニュースが飛び込んできました。約90mの尖塔が焼け落ちてしまい、パリの象徴ともいえるあの有名な寺院の姿が見られなくなってしまいました。
「いつか行きたい場所」がいつまでもあるとは限らない、ということを実感させられる出来事でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
本日から自由行動になります。前日、各自にミュージアムパス2日分が配られていました。これを利用してパリ観光を勝手に楽しんでくださいというプランです。
自由行動1日目はヴェルサイユ宮殿観光から始めます。混雑回避の目的で開園前に宮殿に到着しようということになって、ホテルの朝食は食べている暇がありませんでした。前日スーパーで買っておいたサンドイッチなどを持って出発します。 -
ホテル最寄りのポルトデクリシー駅で1日乗車券を購入して地下鉄に乗車M13線でInvalides駅でRERに乗り換え、終点まで約30分、ヴェルサイユに到着しました。
駅から徒歩10分ほどで宮殿前にたどり着きます。 -
入口のゲートでごく簡単なセキュリティチェックがありました。
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中庭に入って表示に従って入場口の方まで進みます。
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既に30人くらいなんでいたでしょうか、比較的すいている方でしょう。列に並んでいる間に持ってきたサンドイッチなどを食べて朝食を済ませました。
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9:00にオープンしてから9:10には中に入れていましたから、かなりスムーズだったと思います。ホテルの朝食を諦めてでも早く来て正解でした。
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向かって左側の入場口を入ってからいったん中庭に出ます。
なんともきらびやかな外観です。 -
向かって右側の棟に入ります。
中には巨大な礼拝堂がありました。 -
最初はガイドブックなどでいちいち部屋の名前などを確認して歩いていたのですが、どの部屋もすべて絢爛豪華な装飾で埋め尽くされていいるような感じなので、だんだん感覚がマヒしてきてしまいました。
口をポカンと開けたまま次々と部屋を移動します。 -
ヴェルサイユ宮殿の最大の見どころ「鏡の間」です。
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部分的に閉鎖している場所がありました。
現在位置を地図で確認しながらぐるぐる歩きまわります。 -
絵画なんかもいっぱい飾ってありました。
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ヨーロッパ各国の王室が建てた宮殿のお手本となったヴェルサイユ宮殿ですが、規模の大きさ、内装の豪華さなどの点でやはりここが一番だと思います。
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建物を出て庭園側にでます。無料だと思ったら別料金を取られました。どうやらこの日は噴水のアトラクションをやっていたようです。
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少しおなかが空いたので食べ物を買うことにしました。
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植え込みに囲まれた場所に食事ができるエリアもあったのですが、テイクアウトにして庭園のよさそうな場所まで移動して食べることにしました。
途中、噴水のショーみたいなのをやっていましたが、大したことはありませんでしたので少しだけ見て散策を続けます。 -
中央にある大運河の前のベンチで先ほど買った食事をたべます。
とても気持ちの良いお天気で外でご飯を食べるのにピッタリです。 -
食事を終えてから再び散策です。大トリアノン宮殿を目指します。
とにかく広い庭園です。ほとんど人がいないようなさびしい道もあります。
樹木の背が高いので周囲の建物などが全く見えません。正しい方向に歩いているのか不安になります。 -
すこし大回りしてしまったようで大トリアノン宮殿の裏側に出てしまいました。
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正面に回り込みました。
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巨大なヴェルサイユ宮殿を見た後なのでこじんまりとした印象を受けます。
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ここも建物の裏には広大な庭園が広がっていました。
ヴェルサイユ宮殿とその庭園を歩いてきた後だったので、さすがに庭まで歩いて行く体力はありませんでした。 -
残念ながらこの日は反対側の建物は閉鎖されていました。
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続いて小トリアノンの方へ向かいます。
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マリーアントワネットが愛した、可愛らしい建物です。
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内装などはとてもきれいです。建物の規模が小さいのでとても落ち着きます。
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こちらの庭園は先ほどまでの幾何学模様の庭園とは違って、自然の風景を模した作りになっています。
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なぞの白い生物がいました。大きなネズミみたいでしたが、よくわかりません。
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愛の神殿。
庭園はさらに奥まで小道が続いています。 -
愛の神殿から小トリアノンを振り返って見ます。やっぱり小さいです。
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小道の先には農村風景を再現したようなエリアがあります。
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王妃の村里
フランス革命で処刑される王妃がこのような田舎の風景をこよなく愛していたというのが面白いところです。 -
小トリアノンを出てヴェルサイユ宮殿の方へ戻ります。かなり疲れましたが、ここまで来たら今更プチトランなどに乗るのももったいないので、このまま歩き抜いてしまいます。
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まるで森のような植え込みの間の脇道にそれてみると、円形の広場がありました。La Colonnadeという所のようです。ブラブラと歩きながら宮殿の出口に向かいます。
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宮殿正面のアルム広場。ルイ14世騎馬像が建っています。
私たちが帰る頃には入り口の行列がかなり長くなっていました。1時間くらいは待たされているかもしれません。早起きして良かったです。 -
RERの駅まで戻ってきました。
朝と同じルートでパリに戻ります。 -
乗り換え駅のInvalidesが終点たっだので安心してしゃべっていたら、折り返しで電車が出発してしまいました。仕方なく一つ手前の駅で下車しました。
ここからはエッフェル塔を見ることができました。見ておいて損はない観光名所でしょう。電車を乗り過ごして正解だったということにします。
予定とは別の路線の地下鉄に乗って次のスポットを目指します。 -
この路線の地下鉄内でロマ風の少女2人組のスリに会いました。不自然に近づいて来て妻のウェストポーチに手をかけていました。私がその手を振り払ったのですごすごと退散していきました。
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ギャラリー・ヴィヴィエンヌに来ました。入り口は地味なのでわかりにくかったです。
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有名な観光スポットのはずですが、お客は少なかったです。おかげでゆっくり観光できました。
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続いてお隣のギャラリーコルベールにきました。
ここはさらに人が少なかったです。ほとんど貸切状態でした。 -
入口にセキュリティスタッフがいましたが、それほど厳しくはありませんでした。
現在は、国立図書館の分館になっているそうです。 -
ギャラリー・コルベールの次はパレ・ロワイヤルに来ました。噴水の周りでのんびり日向ぼっこをしているフランス人たちが大勢いました。
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もともとはルイ13世の宰相リシュリューの城館だった場所だそうです。
さすがはフランスです、世界史の授業で出てきた人物の名前が次々に登場します。 -
ルーヴル美術館の前に出てきました。
今日は1日中、観光地はどこもすいていたのでラッキーでしたが、ルーヴル美術館の前はさすがに観光客でごった返していました。 -
カルーゼル凱旋門の方に来ました。
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ルーブル美術館の地下にあるショッピングモール、カルーゼル・デュ・ルーブルのほうから入場することにします。
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ショッピング・モールの中にあるレストランで軽く食事をしてから美術館にいくことにします。この日は金曜日だったのでルーヴル美術館は21:45まで開館しています。
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どこも結構なお値段でした。比較的安そうな惣菜を売っているお店で買うことにしました。
これはエビの入った厚焼き玉子です。とてもおいしかったです。 -
ボリュームのあるサラダ。
とてもおいしかったです。 -
2品で21.8ユーロ、かなり高いです。
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地下からルーヴル美術館に入りました。
思っていたより混雑していなかったのでスムーズに入場できました。
これはローマのボルゲーゼ美術館でも見たヘルマフロディトス(両性具有者)の像です。 -
有名なミロのヴィーナス。
誰もが知っている名品です。 -
サモトラケのニケ。
ルーヴル美術館の誇るお宝です。 -
モナ・リザの前は混み合っていました。スリも多いそうです。
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超有名な展示品を見て回るだけでも大変なくらい美術館は広いです。
お目当てのお宝作品以外にも所狭しと名画、彫刻が展示されています。
私は美術に対して造詣が深いわけではないので、ガイドブックに載っているような有名どころだけを押さえてあとは軽く流す見学方法を採用しました。 -
ナポレオン3世の居室というのがありました。
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恐ろしく派手な内装でした。絵画・彫刻展示エリアに比べてこちらはあまりお客さんがいません。
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午前中ヴェルサイユ宮殿を見てきたときの印象とかぶります。
ルーヴル美術館の観光はこのくらいで切り上げます。
あまりにも広すぎて、一度ですべてを見るのは不可能に近いですね。 -
地下鉄に乗ってオペラ・ガルニエの前に来ました。
ここは最終日に見学する予定です。今は右方向に進みます。 -
レオン・ド・ブリュッセルのオペラ店に入ります。
添乗員さんに教えてもらったムール貝がお手頃価格で食べられるお店です。
ベルギーのブリュッセルに本店があるチェーン店なんだそうです。 -
パンとプレッツェルは付け合せとして出てきます。
先ずは白ワインで乾杯しました。
この日はちょうど10年目の結婚記念日でした。 -
イカフライ。
美味しかったです。量も多くて2人で食べてちょうど良いくらいです。 -
名物のムール貝です。バケツに入ってきます。一緒にフライドポテトもついてきます。こちらも2人で1つ食べるくらいが適量でした。ムール貝はとても美味しかったです。ポテトも美味しくて二人ともおなか一杯になりました。
本日の観光はこれにて終了です。
帰りの地下鉄の中で再びスリに会いました。今度は男性グループで、私がウエストポーチを開けられてしまいました。盗まれるようなものは入っていなかったので損害はありませんでした。有名なパリ地下鉄のスリに1日のうちに2回も遭遇するなんてとてもびっくりしました。
ホテルのそばのスーパーでビールを2本買って部屋で飲んでから寝ました。
今日はたくさん歩いたので足がかなり痛くなりました。
明日もたくさん歩く予定です。
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