2019年春ミーダースのカルバリーチャペル

2019/04/22 - 2019/05/03

ミーダースのカルバリーチャペルは、4トラベラーの旅するうさぎさんの旅行記を見てから、いつか行ってみたい！(笑)と思っていた所です。
私の行っている教会もカルバリーチャペルと言う名前です。
カルバリーと言う意味は、ゴルゴダ……イエスキリストが十字架に掛けられた丘のことです。
現在のエルサレムは、その地の上に聖墳墓教会が建てられています。
イエスが十字架を担いで歩かされたヴィアドロローサも、現在は商店街、土産物売場でごった返していて……スリに気をつけましょう！と言う感じです……
むしろ、ここチロルのヴィアドロローサの方がミニチュアですが、雰囲気があります。
なので本当に行ってみたい場所でした。

ローマからドイツへ行くには、ブレンナー峠を越える為、このチロルから福音が伝えられたのでしょう。きっとチロルの村人は優しく愛を示し伝道者をもてなしたことでしょう。
厳しい自然と戦い、共存してきたチロルの人々は良い意味で閉鎖されていたので、信仰が守られてきたのだと思います。

エリア チロル(オーストリア)

ここから、ヴィアドロローサの始まりです。
聖書を知らなくても、理解出来るように造られています。
エルサレムのステーションは15箇所ですが、ここは7箇所で場面もオリジナルのようです。

一番目は、イエスが母マリアに別れを告げている場面のようです。

イエスが御使いと、話しているようです。
これから起こることを、御使いがイエスに言っているのでしょうか？

終着地点の教会とは近いです。

ピラトの前にイエスが立っている。と書いてありますが……
イエスが外からピラトを見ているようです。

イエスが捕らえられてムチ打たれている場面です。

これも捕らえられて、痛めつけられている。
おまえは、ユダヤ人の王なのか？と言われているのでしょうか？

イエスが捕らえられて、連れて行かれている……

十字架を担がされて……

ステーションが終わり、いよいよ終着地の教会が見えます。

十字架に掛けられたイエス様

カルバリーの丘にある教会です。

正面入り口屋根の絵は、善き羊飼い
イエス様が子羊を抱き抱えています。

正面全体です。本当に小さい教会で、芸術的に高いというわけではありませんが、内容が深くこのチロルで守られている信仰にハレルヤ！です。

教会に入って、正面にはゲッセマネの祈りの絵が描かれています。
「わたしは悲しみのあまり死ぬほどである。ここに待っていて、わたしと一緒に目をさましていなさい。
わが父よ、もし出来ることでしたらどうか、この杯をわたしから過ぎ去らせて下さい。しかし、わたしの思いのままではなく、御心のままになさって下さい」
それから弟子たちのところに行くと彼らが眠っていたので、ぺテロに言われた、
「あなた方はそんなに一時もわたしと一緒に目をさましていることが出来なかったのか。
誘惑に陥らないように目をさまして祈っていなさい。心は熱しているが肉体が弱いのである」

入り口の真上にあるのは、イエスがムチ打たれている場面です。

イエスが悲しむ母マリアと出会う場面です。

ピエタ　

イエスのエルサレム入城の場面です。
パームサンデーと言われ
子ロバに乗ったイエス様がエルサレムに入って行くと町中が騒ぎ立ち
「ダビデの子にホサナ
主の御名によってきたる者に祝福あれ
いと高き所にホサナ」

ミーダース村と教会