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奈良国立博物館で開催されている、藤田美術館展に行ってきました。<br />昼食後、奈良へ。<br />近鉄奈良駅を出て右へ。<br />登大路には数多くの鹿がいて、歩道にも出てきています。<br />鹿への注意書き看板も有りますが、なんとなくの共存共栄感があり、ほのぼのした感じです。<br />鹿せんべいを持っている人の所にはどんどん寄ってきていて、皆が写真を撮っていました。<br /><br />興福寺の建物に向かう小路が右に。<br />そこから斜めカットの状態で国立美術館へ。<br />館内に入り二階へ。<br />様々な茶椀や棗などを眺め、曜変天目茶碗のコーナーは金色の太いロープでの仕切りの列へ。<br />暗いブースの中、曜変天目茶碗の間際までくねくねとした列を動き、すぐ近くまで。<br />四方ガラスの中に、上からの柔らかい光を受けながら、静かにたたずんていました。<br />茶碗のまわりをぐるりと360度回りながら見ることができます。<br />手のひらにほっこりと納まる茶碗は、まさに茶碗の中の宇宙。<br />天からの小さなスポットを受け、微細な金が散らばる中にきらめく昴の青の変化の美しさ、泡めく銀河の世界が器の中に広がり、見事としか言いようのない姿です。<br />居並ぶ列を考えれば、そう長くも見つめていられず、ブースから出て。<br />順路通りに行けば絵巻物のコーナーから次なる二部の方へ。<br />その手前にある、曜変天目茶碗のNHK6分ビデオコーナーも多くの人が座って、つい今しがた見た茶碗の美しさを再度と、見つめていました。<br /><br />二部は立像や画円柱、掛け軸などが並びますが。<br />圧倒的な曜変天目の美しさの余韻の中では、一部・二部共に、国宝である素晴らしい品々も存在感が弱くなる感じで。<br /><br />実は曜変の美しさに魅せられて、他の品々を見ていても頭の中は曜変のあの色合いの素晴らしさでいっぱいで。<br />行くなら空いている平日にと来ましたが、タイミングで列が短い時に、結局6回も並びなおして見てしまいました。<br />眺めながら、10回20回並んでも見飽きることがなく、きりがないだろうなと。<br />ほつくりと手に持っていたら、中も外も、10時間、いえ一日中眺めていても飽きないだろうな。<br />朝の光の中で見る姿、真昼に見る姿、夕暮れに見る姿、夜の人工光の下での姿、春の柔らかな日差しの時、夏の強い光の中、秋の穏やかな日の中、冬の冷たくもきりりとした光の中、1日のうちでも、四季折々の中でも、いつ見ても違う美しさを魅せてくれる。<br />まさに茶碗界の天皇陛下、皇帝、モナ・リザという感じです。<br />これを作った人がいるのだ・・・・そんな器でした。<br />世界に3品のみという曜変天目茶碗。<br />京都、大徳寺龍光院  東京、静嘉堂文庫美術館(稲葉天目)のも写真でありましたが、実物を見たということもありますが、やはり大阪、藤田美術館の天目が一番美しい、そう思いました。<br />藤田美術館の修復が完成したら、また一般公開してもらえるのだろうか。<br />その時にはまた是非見に行きたい。<br /><br />外は雨になっていて、お土産コーナーから地下階段を下りれば、仏像観まで雨にぬれずに行くことができます。<br />駅までの道には鹿たちも、雨で人通りが少なくなった中、のんびりと過ごしていました。<br />素晴らしい国宝を見ことができて、幸せな日でした。<br /><br />

曜変天目茶碗を見に、奈良国立博物館 藤田美術館展へ

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2019/05/14 - 2019/05/14

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奈良国立博物館で開催されている、藤田美術館展に行ってきました。
昼食後、奈良へ。
近鉄奈良駅を出て右へ。
登大路には数多くの鹿がいて、歩道にも出てきています。
鹿への注意書き看板も有りますが、なんとなくの共存共栄感があり、ほのぼのした感じです。
鹿せんべいを持っている人の所にはどんどん寄ってきていて、皆が写真を撮っていました。

興福寺の建物に向かう小路が右に。
そこから斜めカットの状態で国立美術館へ。
館内に入り二階へ。
様々な茶椀や棗などを眺め、曜変天目茶碗のコーナーは金色の太いロープでの仕切りの列へ。
暗いブースの中、曜変天目茶碗の間際までくねくねとした列を動き、すぐ近くまで。
四方ガラスの中に、上からの柔らかい光を受けながら、静かにたたずんていました。
茶碗のまわりをぐるりと360度回りながら見ることができます。
手のひらにほっこりと納まる茶碗は、まさに茶碗の中の宇宙。
天からの小さなスポットを受け、微細な金が散らばる中にきらめく昴の青の変化の美しさ、泡めく銀河の世界が器の中に広がり、見事としか言いようのない姿です。
居並ぶ列を考えれば、そう長くも見つめていられず、ブースから出て。
順路通りに行けば絵巻物のコーナーから次なる二部の方へ。
その手前にある、曜変天目茶碗のNHK6分ビデオコーナーも多くの人が座って、つい今しがた見た茶碗の美しさを再度と、見つめていました。

二部は立像や画円柱、掛け軸などが並びますが。
圧倒的な曜変天目の美しさの余韻の中では、一部・二部共に、国宝である素晴らしい品々も存在感が弱くなる感じで。

実は曜変の美しさに魅せられて、他の品々を見ていても頭の中は曜変のあの色合いの素晴らしさでいっぱいで。
行くなら空いている平日にと来ましたが、タイミングで列が短い時に、結局6回も並びなおして見てしまいました。
眺めながら、10回20回並んでも見飽きることがなく、きりがないだろうなと。
ほつくりと手に持っていたら、中も外も、10時間、いえ一日中眺めていても飽きないだろうな。
朝の光の中で見る姿、真昼に見る姿、夕暮れに見る姿、夜の人工光の下での姿、春の柔らかな日差しの時、夏の強い光の中、秋の穏やかな日の中、冬の冷たくもきりりとした光の中、1日のうちでも、四季折々の中でも、いつ見ても違う美しさを魅せてくれる。
まさに茶碗界の天皇陛下、皇帝、モナ・リザという感じです。
これを作った人がいるのだ・・・・そんな器でした。
世界に3品のみという曜変天目茶碗。
京都、大徳寺龍光院  東京、静嘉堂文庫美術館(稲葉天目)のも写真でありましたが、実物を見たということもありますが、やはり大阪、藤田美術館の天目が一番美しい、そう思いました。
藤田美術館の修復が完成したら、また一般公開してもらえるのだろうか。
その時にはまた是非見に行きたい。

外は雨になっていて、お土産コーナーから地下階段を下りれば、仏像観まで雨にぬれずに行くことができます。
駅までの道には鹿たちも、雨で人通りが少なくなった中、のんびりと過ごしていました。
素晴らしい国宝を見ことができて、幸せな日でした。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
私鉄
利用旅行会社
個別手配
旅行の満足度
5.0
観光
5.0

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