2019/05/03 - 2019/05/03
5749位(同エリア9239件中)
Tomoさん
朝の輪島をぶらり歩いた後、ローカル路線バスを乗り継いで禄剛崎まで行きます。ダイヤの都合上、一部区間はタクシーを使って見附島、恋路海岸に寄り道し、穴水駅まで戻る旅です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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輪島で一泊して、ホテルで朝食を済ませて、朝市とキリコ会館へ行ってみることにしました。7時過ぎに昨日利用した道の駅・ふらっと訪夢に来ましたが、まだほとんど観光客の姿はなく、千枚田へ向かうバスも発着していましたが、乗客はいません。
道の駅 輪島 道の駅
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輪島といえば、輪島塗という伝統工芸で知られるまちで、漆器を扱うお店もたくさんあります。
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輪島は能登地方を代表する町ですが、それでも寂れている感じがします。金沢から特急バスでも2時間少しかかり、交通が不便なためでしょうか。
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輪島朝市の歴史は古く、文献では平安時代から行われていたという記録があるそうです。
輪島朝市 名所・史跡
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朝市は朝市通りという360mの商店街で毎朝行われ、200以上の露店が立ち並ぶもので、地元の人や観光客で常に賑わいを見せている場所です。朝市でお土産を買ってから、歩いて10分の輪島キリコ会館へ。
輪島朝市 名所・史跡
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能登各地では夏から秋にかけて、神輿のお供にキリコと呼ばれる巨大な御神灯が氏子たちによって担ぎ出され、町の中を練り歩きます。キリコとは、漢字では切籠と書き、切子灯籠を縮めた略称のことです。
輪島キリコ会館 美術館・博物館
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武者などの絵が描かれたものもあり、明かりが灯ると浮かび上がってきます。キリコ会館を出て、いよいよ能登半島の先端・禄剛崎を目指します。
輪島キリコ会館 美術館・博物館
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馬場町のバス停へ行く途中には輪島温泉の足湯があり、源泉が流れていました。昨日と同じ宇出津駅行きのバスに乗って曽々木口まで行き、木の浦・狼煙方面のバスに乗り継ぎます。
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以前は木の浦まで行き、狼煙行きに乗り換える便が出ていたのですが、バスでここまで来る人は少ないのでしょう、現在では1日1便となってしまい、輪島で宿泊して曽々木口9:50発のバスでなければ行くのは難しくなっています。ここから乗ったのは私1人だけ。。
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曽々木から先、木の浦周辺には展望スポットがいくつかあり、車窓からも美しい景色が楽しめました。
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海岸沿いの平らな道を進むのかと思っていたのですが、バスはアップダウンの激しい山道を進んでいきます。
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貸切状態のバスに揺られること40分、ついに能登半島の先端に到着。公共交通の旅をするのが難しくなった現代では、路線バスで「最果て」に来ると感動を覚えるようになってしまいました。狼煙と書いて、のろしと読みます。
道の駅 狼煙 道の駅
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狼煙バス停からすぐのところに、灯台へ向かう坂道があります。かなり急ですが、手すりもあり、道も整備されていて歩きやすくなっています。
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ついに能登半島最北端に到着しました!「能登半島先端の地」という札が立っていますが、日本でも有数の最果ての地といえます。久々に感動の気分が味わえました。
禄剛崎 自然・景勝地
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輪島からでもバスで2時間を要する場所ですが、さすがに観光客で賑やか。公園からは美しい水平線が広がり、これを見るために来る価値は十分にあります。
禄剛崎 自然・景勝地
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禄剛崎の周囲は岩肌が海に侵食された状態になっており、宮崎の青島で見た鬼の洗濯板のようでした。
禄剛崎 自然・景勝地
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青空に映える白亜の灯台は、現在では機器の自動化によって無人ですが、明治16年に点灯してから禄剛崎沖を航行する船の道しるべとして重要な役目をしています。菊の御紋章がある灯台は日本でもこの灯台だけなのだそうです。
禄剛崎 自然・景勝地
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珠洲方面へ向かう次のバスまであと1時間30分あったので、食堂でさしみ定食をいただきました。道の駅で狼煙の名物という豆乳のソフトクリームを食べてゆっくりして能登飯田行きのバスに乗り込み40分、すずなり館へ向かいます。
民芸茶屋 グルメ・レストラン
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すずなり館とは道の駅の名前で、ここはかつて、のと鉄道の珠洲駅があった場所で、プラットホームの一部が残っていました。この先は宇出津方面へ南下するのですが、接続が90分あるため、タクシーを利用します。
道の駅 すずなり 道の駅
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タクシーで途中に立ち寄ったのが見附島で、その姿が軍艦に似ていることから、長崎と同じく軍艦島として親しまれています。
見附島 自然・景勝地
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島の上に生えている木々は鳥の住み家なのだろう、周囲にはたくさんの鳥が飛んでいました。ここは旅行ガイドなどでお馴染みの場所なので、大勢の観光客で賑わっていました。
見附島 自然・景勝地
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タクシーで下車したのが恋路浜で、のと鉄道・恋路駅が近くにありました。急行のと恋路号というパノラマ列車が走っていたのが懐かしい(といっても乗ったことはありませんが)。恋路とは約700年前にこの地に住んでいた助三郎と鍋乃の恋物語からついたそうです。
恋路海岸 ビーチ
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恋路海岸は縁結びパワースポットとして知られ、幸せの鐘も設置されています。島に続く鳥居もありますが、この日は潮が満ちていたので近くまで行くことはできませんでした。
恋路海岸 ビーチ
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この季節は人気も少ないですが、夏には恋路ビーチとして海水浴場となって賑わいを見せるようです。宇出津行きのバスに乗って、終点の宇出津駅へ。
恋路海岸 ビーチ
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宇出津駅とはいっても、すでに駅舎も取り壊されており、鉄道緑地広場となっていました。宇出津駅周辺にはスーパーやコンビニなどがあるため、ここで夕食を調達して穴水行きのバスで1時間、さらに、のと鉄道で和倉温泉まで向かいます。
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暗くなった頃、和倉温泉駅に到着しました。昼間は観光客で賑やかですが、この時間になると窓口や案内所も閉まるため、寂しい雰囲気でした。この後、和倉温泉で日帰り入浴し、翌日は七尾を観光します。
和倉温泉駅 駅
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