「Haruka in China(煙台、西寧、青海省 果洛藏族自治州) + Korea」vol.3　標高3000～4000mを行くバス旅

2019/04/29 - 2019/04/30

西寧からバスに6時間ほどのところにある青海省 果洛藏族自治州(ゴロク・チベット族自治州) マチェン県 拉加鎮に向かいます。途中、標高4000mを超える所もあり少々の頭痛は出てしまいましたが、なんとか無事にたどり着けました。

中国旅に慣れてきたら行こうと考えてた四川省カンゼ・チベット族自治州にあるラルンガル・ゴンパというところがあるのですが、ここ3年ほど外国人の立ち入りが規制されており、現在行くことはできません。その代わりというわけではないですが、今回は以前から関心のあった同じくチベット族自治州である果洛（ゴロク）に行ってみることにしました。ただ、ゴロク方面に行くバスの時刻とか本数とか正確な情報がわからず、切符も当日買えるかもわかりませんでした。短い旅行期間の中でぶっつけ本番で臨んだので、もしゴロクに行けなかった場合の別の計画も考えてました。


【参考】ラルンガル・ゴンパ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AB%E5%83%A7%E9%99%A2





▽vol.1　野宿になるかと思った1日目
https://4travel.jp/travelogue/11491712

▽vol.2　煙台に来た理由は？
https://4travel.jp/travelogue/11491752

▼vol.3　標高3000～4000mを行くバス旅
https://4travel.jp/travelogue/11491798

▽vol.4　ラージャスー（拉加寺）へ
https://4travel.jp/travelogue/11491849

▽vol.5　標高3700ｍにあるお寺、喇日寺
https://4travel.jp/travelogue/11491874

▽vol.6　西寧のおいしいヨーグルト
https://4travel.jp/travelogue/11491921

▽vol.7　煙台山はおすすめです。
https://4travel.jp/travelogue/11491985

▽vol.8　煙台動物園にパンダはいませんでした。
https://4travel.jp/travelogue/11492013

エリア 中国

7回目の訪中にしてはじめての青海省

西寧空港に到着。

西寧は標高2200mほどの場所にある青海省の省都です。2200mくらいであれば大多数の人はまだ高山病の心配はないと思います。多少息切れしやすいかとは思いますが。

西寧空港からの空港バスの行き先はこんな感じ。

私は空港バス2号線で中心広場まで行きます。

バスは満席となったところで出発。飛行機を降りてからバスが出発するまで約50分。手荷物受け取ったりバス乗り場探して間違いないか確認したりしてると50分なんて案外すぐ過ぎてしまう。

中心広場で下車し、路線バスのバス停に歩いて向かってる途中。

西寧での宿はチェーン店の錦江之星。108元（1836円）。

2019.4.30

8時15分頃、西寧南川西路バスターミナルに到着。西寧には西寧駅の近く等にいくつかバスターミナルがありますが、ゴロクに行くにはこのバスターミナルからが一番多く本数があるそう。

不確実な情報であったが　朝一のバス8:45があるっぽかったので取れたらいいなと思ってたが、朝早いバスはもう全部売り切れで　今残ってるのでいちばん早いバスで11:30発、所要時間を聞いたら「6時間」と。11時半発なら到着は17時半か…　それならまだ十分明るい時間。　ということで、11時半発を取りました。105元（1785円）。

3時間も何して過ごそう…　バックパックも重いしそう遠くは行けない。。とりあえずバスターミナル付近をぶらぶら。。

市場ぶらぶら

肉が落ちてるし…

最近見えません。パソコンの使い過ぎなのはわかってますがどうしたらいいでしょう。　

比較的お客さんが入ってたこの食堂に入ってみた

メニュー見ても違いがようわからんし、英語も通じない。

隣のテーブルの女性が食べてるのを指さして　「あれ、ください」と　あれを注文した。

あれというのがコレです。　8元（136円）。普通においしかったです。

早めにバスターミナルに戻ってきました。やるべきことがあるのです。ゴロクに行くことが決まったので　ゴロクから西寧に戻ってくる時の飛行機をネット予約しました。往復ともバスってのは時間的にも体力的にもしんどいので飛行機を取るつもりでいました。それから、西寧に戻ってからの宿と最後の煙台の宿もネット予約。ゴロクでの宿は　宿予約サイトで検索しても全然ひかっからないし、もし取れたとしても「外国人ダメー」と着いてから言われてもキツいんで、現地で飛び込みで取ります。

バスの切符には乗車口1って書いてあったので乗車口1の近くで待ってました。しかし、11時半近くになっても動きがなくて最初は遅れてるのだろうとのんびり構えてました。11時28分になっても動きがなく、逆に奥の方にある乗車口3のところは人の動きが少しあったので行ってみて　係員に切符を見せたら　「もう出発する、すぐ行け」と合図され、乗車口3を抜けると　そこにまさに大武行きのバス（拉加鎮を経由して大武に行くバス）がありました(^^;　　　ギリセーフ⊂（＾ω＾）⊃　

乗ったらすぐ出発。荷物をトランクに預ける時間がなくバックパックは膝の上　orz　　しかも、最後列座席の真ん中で結構最悪。デカい荷物持ったのがギリギリに飛び乗ってきたわけで左右の客は少し迷惑そうな顔しているように見えたｗ

拉加鎮までは3回くらい休憩がありました。

こんなバスです。乗客15人+運転手2名の17人乗りくらいだったと思う。

2200mの西寧からどんどんのぼっていきました

窓側じゃなかったし、悪路も多かったのであまり写真は撮れませんでしたが、良い景色が続いていました。さらに青空だったらめちゃくちゃ良かっただろうな。

途中、私が日本人とわかるとバスの運転手や乗客も好意的に接してくれました。「一人で来たのか？」「旅行なのか？」「中国語わかる？」「あなたの住んでるところの写真があれば見せてほしい」とか話しかけられました。

2015年に行った内モンゴルの景色に少し似てる気がする。内モンゴルは標高1000mくらいだけど　ここは3000m超。

6時間と言ってたけど　実際は5時間15分くらいでした。早い分にはありがたい。

橋を渡って目星をつけていた宿方面に向かいます。　というか、もう見えてますｗ

黄河賓館

ここらへんでいちばん良い宿らしいです。中国語のサイトでは最安部屋が138元と出てたけど200元と言われました。そしたら「138元と言うのは古い情報で今は200元」とのこと。「200元は高いです。小さくていいので安い部屋がいいです」と言うと少し下げてくれた。そこからもうちょっと粘って150元（2550円）にしてもらいました。
ゴロクエリアで外国人が泊まれる宿はあまり安くないという情報もあったので、ま、こんなもんかと。。標高の高い場所で無駄に歩き回って疲れて高山病の症状がひどくなっても困るし。。高山病といっても軽い頭痛があった程度です。心配してましたが軽症で良かった。

黄河賓館のロビー。

ちなみにこの黄河賓館あたりの標高は3000mちょいらしいです。

まあまあの部屋でした。

が、シャワー室のタンクの水漏れがひどく　便座に座るとちょうど背中に水滴が落ちてくる状態だったので　後で同型の部屋に変更してもらいました。

部屋から黄河が見えました

食事を兼ねて少し外出してみた。先人が訪れたという　天津小なんとか包　に入って見ました。

今の時間、左下の2種類のメニューしかないとのこと(^^;　香なんとか油菜包　というのを注文しました。9元（153円）。

先人の旅ブログには旦那さんと奥さんがやってるお店と書いてありましたが、奥さんしかいませんでした。

なかなかおいしかったです^^　赤いタレみたいなのは辛いのでちょっとにしておいた方がいいですｗ

あっちに見えるお寺に明日行きます。

おいしいものが入ってるのかな？