平成最後のレッサーパンダ動物園はGWの埼玉こども動物自然公園（２）午前編：超混雑を凌げたコアラの子供たち詣&日差と新緑の中のレッサーパンダ他

2019/04/29 - 2019/04/29

本日2019年４月29日のレッサーパンダの布陣は、一昨年の2017年生まれのみやびちゃんがお外当番の日でした！　バンザーイ！
年頃のみやびちゃんは、ソウソウ・パパとは同居できないので、どちらかが室内展示場で、どちらかかが屋外でハナビ・ママと去年2018年生まれのリンちゃんと同居展示で、それがどうも日替わりのようなのです。
やはりレッサーパンダたちは、室内展示場にいるより、屋外にいる方が、食欲旺盛な春、草をむしゃむしゃ食べたり、タケノコを掘り返して食べたり、木に登ったりなど、生き生きしています。
であれば、いずれ他園にお嫁に行ってしまう可能性が高いみやびちゃんが外で生き生き過ごす姿を、今のうちにたくさん見ておきたいのです。

それから、ゴールデンウィーク中は無理かと思っていましたが、去年2018年生まれのコアラの子供たちも、目覚めて活動しているところがたっぷり見られ、写真もたっぷり撮れました！
コアラの方は、昼間、コアラ舎に入れない可能性も考えて、まず朝一番で見に行ってみました。
たまに子供のコアラ（いまは多摩動物公園にいるニーナちゃん）が、朝、目覚めてユーカリを食べていることがあったからです。
残念ながら、本日は、朝、目を覚ましているコアラは見られませんでしたが、９時45分では遅かった可能性もあると思います。
なので、昼、13時のユーカリ交換タイムよりも30分以上前にコアラ舎に向かったところ、まだ空いていたので、すんなり中に入って、良いポジションでスタンバイできました。
コアラたちも、13時よりも20分も前に次々と目を覚まし、交換前のきのうのユーカリを食べ始めたので、たいして待つことなく、目を覚ましている、生き生きとしたコアラたちをじっくり見ることができました。

埼玉こども動物自然公園（略して「埼玉ズー」）には、月一の頻度で通いたいと思っていたのですが、４月の訪問は、ゴールデンウィーク中になってしまいました。
ゴールデンウィークは、悪天候でない限り、どの動物園も年間で来園者がピークとなります。
でも、広い埼玉ズーは、適度に人がばらけるので、駐車場の問題が解決し、中に入ってしまえさえすれば、レッサーパンダを含め、ほとんどの動物の展示場は、さほど混雑しないし、一時的に混雑してもすぐに空くので、ストレスフリーで見学できます。
ただし、13時のユーカリ交換タイム前後のコアラ舎は別です。
また、11時45分からのコツメカワウソの食事タイムも、展示場の構造と場所柄、混雑して、見づらく、写真が撮りにくいかもしれません。
───というふうに、地元の動物園の強みで、そのような予測がつきやすかったおかげで、できるだけストレスフリーで、写真が撮りやすいように回り方をするのに、今回は成功しました！
やはり、埼玉ズーでは、レッサーパンダとコアラが２大ミッションになります。
なので、どちらも、混雑しているなら、見なくていいや、などと簡単にあきらめられないし、どちらも昼寝が長い動物なので、できれば目を覚ましていて、活動的な姿が見たいですから、これまでの経験から、レッサーパンダたちとコアラたちが目を覚ましている確率が高い時間を外さないように回りました。

というわけで、先に東園に行ったため、カピバラとベネットアカクビワラビーの可愛い食事姿も見ることができました。
やはり朝10時台あたりは、朝ごはん中の動物が見られる確率が高いようです。

それから、東園から北園に戻ったとき、最初に総勢11頭いるコツメカワウソたちを見に行ったので、まださほど混雑していない時間帯に、泳いだりけんかしたり遊んだり、と生き生きと過ごすコツメカワウソたちもじっくり見られました。
私はコツメカワウソの個体判別はあまりできないので、見られないなら見られないで、もっと我が家に近くてコツメカワウソが見やすい智光山公園こども動物園で見られればいいやと思うことができますが、それでも、埼玉ズーには去年2018年生まれの６つ子がいるので、３番目に楽しみにしていたのです。

というわけで、コアラのユーカリ交換タイムのコアラたちもじっくり見られた後では、もう本日のミッションはクリアできたので、今日はもうこれで切り上げていいかもと思ったくらい満足でしたが……でも、まだまだ見どころがたくさんあったので、やはり閉園時まで過ごしました。
地元の動物園とはいえ、自宅から入園まで片道車で40分はかかるし、なにしろ広いので、動物たちがいるエリアが離れているところもあります。
それに、ぜひ見たいと気負っていなければ、回れば回るほど、動物たちの魅力的な姿が向こうから飛び込んでくるのです。
なので、ミッションをクリアした後も充実していましたが、そちらは後編の旅行記にまとめました。

＜月一の頻度で訪れるようにしている我が地元の埼玉こども動物自然公園で４月訪問が10連休ゴールデンウィーク前半で平成最後の動物園詣となった日の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）初夏の花とランチと森の教室のカンガルー博物館
■（２）午前編：超混雑を凌げたコアラの子供たち詣＆日差と新緑の中のレッサーパンダ他
□（３）午後編：巣に戻るペンギンや夕方で元気なレッサーパンダ～帰宅拒否ナマケモノ

埼玉こども動物自然公園の公式サイト
http://www.parks.or.jp/sczoo/

＜タイムメモ＞
08:55　家を出て車で向かう
09:25　正門手前の民駐車場前に駐車
（第２駐車場はまだ空きがあったが料金所前で渋滞していたため
09:35　正門から年パスで埼玉こども動物自然公園に入園
（開園時間はいつもより30分早い09:00）
09:45-10:15　コアラ舎
（コアラは全員寝ていて何度か見に行ったが目覚めず）
（＆ミナミコアリクイのチャオくん）
（＆シマオイワワラビー・ホウシャガメ）
10:15-10:25　カピバラ・ワラビー広場
10:30-10:40　噴水広場でチーズハッドッグ休憩
10:45-11:00　コツメカワウソ
11:00-11:10　ぴょんぴょん村＆なかよしコーナー
11:15-11:20　マヌルネコ
11:25　カナダヤマアラシ熟睡中
11:25-12:10　レッサーパンダ
（11:45～レッサーパンダのおはなし）
（トークのみでリンゴの差し入れなし）
12:10-12:15　プレーリードッグ
12:25-13:35　コアラ舎
（入る時はまだ空いていた）
（13:00～コアラのユーカリ交換）
13:35-13:40　シマオイワワラビー
（コアラ舎を出る時はGW恒例の大行列）
13:40-14:10　スピードくじ挑戦の後、休憩
14:15-14:40　森の教室
（カンガルー博物館＆休憩）
14:50-14:55　フラミンゴコーナー
15:00-15:05　乳牛舎
15:05-15:10　マヌルネコ
15:10-15:15　カナダヤマアラシ熟睡中
15:15-15:55　レッサーパンダ
15:55-16:05　プーズー
16:05-16:25　ペンギンヒルズ
（徐々に巣に帰る頃）
16:30-16:40　レッサーパンダ
16:40-16:50　フェネック・ヤブイヌ
16:50-16:55　夕食中の放飼マーラ
17:00-17:10　ワオキツネザル
（赤ちゃんは探せず）
17:15-17:25　コアラ（ピリーくんのみお目覚め）
（屋外コアラはすでにバックヤードへ）
17:25-17:30　フタユビナマケモノ
（ノンちゃんウォーキング中で帰宅拒否）
17:30すぎ　動物園を出る
（閉園時間はGW延長の17:30）
18:05 民間駐車場を出る
18:40-19:45　鶴ヶ島のサイゼリアで夕食
20:00　帰宅

※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

※そのうち、これまでの埼玉こども動物自然公園の旅行記のURL集は、この旅行記シリーズの最初の旅行記「平成最後のレッサーパンダ動物園はGWの埼玉こども動物自然公園（１）初夏の花とランチと森の教室のカンガルー博物館」の末尾にまとめました。
https://4travel.jp/travelogue/11487455

エリア 東松山(埼玉)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日は入園一番に東園のコアラ舎に向かう

ゴールデンウィーク中の13時からのユーカリ交換時間のコアラ舎前は大行列ができてしまいます。
なので、まずは入園して一番に向かってみました。
９時45分でした。

ちなみに、本日はゴールデンウイークで、開園時間が９時で、いつもより30分早まっていましたが、開園前に着いても、駐車場入りの車がずらっと並ぶでしょうから、開園30分後くらいに着くように家をでました。
あのままでも、第二駐車場くらいには駐車できたと思いますが、料金所前でどうしても渋滞してしまっていたので、待ちきれず、まだ空いていた手前の民間駐車場に駐車しました。

ピリーくんの、切れ込みがはいった葉っぱのような、後ろ姿

ピリーくんは寝ていました～。起きないかなあとしばらく待ちましたが……。

ちょっとだけ起きたピリーくん

でも、可愛い顔は見えず、結局、またすぐ寝てしまいました。

ちょっとだけ目覚めたけど、めちゃくちゃ眠そうだったリリーちゃん

うーん、いまは多摩動物公園にお嫁に行ったニーナちゃんは、朝一番だと、目を覚ましてユーカリを食べている確率が高かったのですが、残念ながらピリーくんもリリーちゃんも目覚めそうにありませんでした。
もっとも、食べ盛りの子供たちが、朝、目を覚ましてユーカリを食べていたとしても、寝ている最中にちょっと小腹が空いたからって程度で、時間は長くないでしょうから、タイミングが合わなかっただけの可能性もありました。

窓から飛び出したコタロウくんの後ろ姿

ユーカリの間からちょっとだけコタロウくんの顔が見えた＠

ドリーミングなコタロウくんを、ドリーミーに撮れました。

え、ミナミコアリクイがいる！

未亡人になってしまったコトちゃんは、再婚活のため、那須どうぶつ王国にお嫁に行ったはずです。
張り紙をみたら、この子は新しくやってきたチャオくんでした。
コトちゃんと入れ替わりにやってきた、まだ１才４ッ付の男の子でした。

元気よく木を降りるチャオくん

ミナミコアリクイも木から降りるときは頭から。
爪が鋭いし、しっぽもからめて、体重を支えることができるからでしょう。

まだ枯れ葉じゅうたんが残る地面も歩く

この日のチャオくんは、埼玉ズーにきてまだ日が浅いからか、午前中だけの限定展示でした。

遊具としての丸太の上もすいすい

ミナミコアリクイは、黒い吊りズボンを履いたような模様のあるタイプと、全身ほとんど白いこのタイプとがいて、亜種のようです。
このタイプの方が、ミナミコアリクイの生息地でも北の方に住んでいるそうです。
というのは、２日後の2019年５月１日の令和元年初日に訪れた伊豆シャボテン王国で聞いた話の受け売り。

ホウシャガメは、ぱくぱく朝御飯中

カメがごはんを食べる様子は、けっこうアグレッシブで、見ていて面白いです。

岩飛びするシマオイワワラビーのために作られたシマオイワワラビー・タワー

シマオイワワラビーが埼玉ズーにやってきてから少なくとも赤ちゃんが３回は生まれたし、やってきた時はペア展示でしたが、どうも２ペアは来園したらしいのですが、個体紹介がないので、いま何頭飼育されていて、だれが出ているのかはさっぱりわかりません。
ただ、ここのところ親子４頭展示が多いのではと推測。

タワーにいたこの子はきっと去年生まれの子供

少しだけ他の子より小さくて、動きがあどけなく見えたため。

後ろ向いても、まるっこいおちりがキュート！

今日のお外当番のコアラはピノっち

私がはじめて赤ちゃんのときから見守ることができたエミちゃんが埼玉ズーで唯一残してくれた子です。
エミちゃんは、オーストラリアから来園したボウくんが亡くなってしまったことで、当園内にお婿さんがいなくなり、鹿児島の平川動物公園に再婚に行ってしまいました。

ピノっちも熟睡中

ピノっちがホウシャガメのエリアまで侵入したり（そこにお気に入りのユーカリの木があるらしいです）、カメさんにちょっかいだしているところが見たかったですが、本日は、ピノっちが目を覚ましているタイミングで見に行けませんでした。

再びシマオイワワラビー・タワーへ

というか、ほんとは、ピリーくんやリリーちゃんが目を覚まさないか、行ったり来たりしていました。
ゴールデンウィーク中でも、午前中は空いていたから、それができました。

なにげにしぐさが可愛いこの子

シマオイワワラビーも、名前が知りたいなあ。

なにかが気になったか、顔を上げた横顔が可愛い

朝のコアラ舎で会えた動物たちはここまで。
コアラたちは目覚めず、フタユビナマケモノのノンちゃんは、部屋の窓は開いていたので外に出られるようになっていましたが、朝の段階では、ガラスの部屋の奥で寝ていました。

せっかく東園に行ったからには、朝のカピバラ・ワラビー広場に足を運ぶ

エミューやカンガルーコーナーやオーストラリアの鳥のケージは割愛。

入口近くのエリアにいる秋馬くん

繁殖コントロールのため、秋馬くんは1年中女子コアラと同居しているわけではありません。

秋馬くんはサツマイモを食べていたところ

10時15分でした。
朝ごはんをもらったばかりのようでした。

サツマイモを大事に確保するような手元が可愛い@

広い女子カピバラ・エリア

この周りは、ベネットアカクビワラビーの半放し飼いエリアです。

並んでごはんを食べていたベネットアカクビワラビーたち！

並んで食べるの、仲良しだね！

手でつかんで、もぐもぐもぐ

この子は去年2018年生まれの子供

去年2018年に生まれた子供たちが３頭、無事に成長していました。

みんな新鮮な草にむらがっていたけれど

早々とお昼寝していた子もいた@

女子カピバラ・エリアでも朝ごはん中

去年2018年10月生まれの五つ子ちゃんもすくすく成長中

お風呂に入っていた子

温泉はもう入っていないですが、カピバラはもともと水辺に生息する動物で、水の中で排泄するので、温泉に水は入っていました。

ぴょーんと出た@

寒くなくて、お湯が出ていない時は、排泄のためだけに入っていたようです。

がりがりっ子@

このあとは、北園に向かいました。

３面あるうち２面開放されていたコツメカワウソ展示場

１つめの展示場のプールがある下半分です。
11時45分からコツメカワウソの食事タイムがあるのですが、同じ時間にレッサーパンダのトークがあるし、そういうイベントがあるときは、このエリアは混みそうなので、早めに見に来ました。
コツメカワウソたちは、午後は寝ている可能性が高いですが、午前中なら、食事タイムでなくても、起きている姿が見られると思ったためです。
もっともコツメカワウソたちも、朝ごはんでおなかが膨れて、いったん休む可能性はありました。

１つめの展示場の上半分

水が流れているスロープになっており、両サイドは土があって草が生えている、コツメカワウソにとって良さそうな、自然にあふれた、いい展示場です。

プールから出て、小枝で遊んでる@

先月のコツメカワウソまつりの日に名前が決まった６つ子はすっかり大きくなって、見分けがつかなくなりました。

けんかしいてる～

子供らしい無邪気さを見せる子が６つ子かなと思いましたが、コツメカワウソは大人でも遊び好きですから断定できないです。

プールの排水用の塩ビ管は人気の遊び場所！？

コツメカワウソは、大人でも遊び好きというか、好奇心旺盛で、獲物を捕まえたり、生きるために必要な、本能に根差した性質でしょうね。

みんなでわらわら、真ん中の子、にっこり

先月は、子供に泳ぎの練習をさせようとしていたように見えた大人のスパルタ教育が垣間見られましたが、今回はそういうのは、もうなさそうでした。

水掻きのついたおててと、ちろ目＠

小枝遊びは楽しいね

先月のコツメカワウソまつりのときから解禁になった２面目

あの小さな出入口から、コツメカワウソたちが次々とやってきました。

一人がやってくると、みんなが続く

そして壁にからだをすりすりし始めました。

隣からひょいと出てきたところ

１頭ずつならスムーズですが、あわてて２頭で通り抜けようとして、詰まったりもしていました（笑）。

きれいな立ち姿を見せてくれたのは、ララちゃんママかな

ララちゃんママが一番体格がよいのです。

寝転がって、コンクリートにすりすり

少女漫画のようなおめめになっていました。

ニュースで見た、東松山市長からの特別出生記念証が掲示されていた＠

東松山のグルメのやきとりにちなんだ名前がついた６つ子なので、東松山市の宣伝大使にもなれそうです。

その一枚の詳細

お父さんはフランスの動物園からやってきたビジュくん、お母さんは大阪のみさき動物園からやってきたララちゃんです。」コツメカワウソたちは見ていて飽きなかったのですが、本日、まだレッサーパンダに会っていないので、15分で切り上げました。

コツメカワウソ展示場の隣にある、うさぎのためのぴょんぴょん村へ

小屋のそばのうさぎたち

おうちに頭だけ突っ込んでいる子は何をしていたのかな。
ぴょんぴょん村のうさぎはとても自由で、見ているだけでほっこりします。

なかよしコーナーのクビワピッカリーのホクトくん

高台で休むヤギさんを、ゆたかな新緑を背景に

あごがかゆいの

すくすく育っていた子羊ちゃん

手前の子がそうです。

ごはんを食べていた羊たち

もふもふなおちり、略して、もふちり＠

前から見ても、もーふもふ＠

羊は換毛ができないので、人が毛刈りをしなくてはなりません。
たいていゴールデンウィーク中に毛刈りが行われますが、埼玉ズーでも、ゴールフデンウィーク最終日に毛刈りイベントがあったようです、。

なかよろしコーナーにいるモモアカノスリ

おそらく公開バードトレーニングで活躍トレーニング中の子だろうと思います。
11時からあったのですが、今回も逃してしまいました。
たぶん、終わったばかり（苦笑）。

なかよしコーナーのマゼランワシミミズク

この子もきっと公開パードトレーニングでトレーニング姿を披露したろうと思います。

なかよしコーナーでたっちできるうさちゃん

ふだんは、抱っこできるのですが、ゴールデンウィーク中は人出が多いことから、うさちゃんの負担を考えて、たっちのみでした。
おそるおそる手を伸ばした女の子の手と一緒にぱちり。

マヌルネコ舎で真っ先に目に入ったのは……

マヌルネコの女の子のおちり～！

じーっと同居中の姉妹を見ていたところがフォトジェニック！

さて、オリーヴァちゃんとプリームラちゃんのどちらか。
眉間の模様からすると、プリームラちゃんではないかと思います。

丸太の中から、じーっ

こちらはオリーヴァちゃんでしょう。

頭上に移動したオリーヴァちゃん

プリームラちゃんがやつてきたので、ちょっと警戒モードに（苦笑）

このとき隣にいたロータスくんは、うまく写真が撮れませんでしたが、午後は撮れました。
その写真は後編の旅行記にて。

マヌルネコ舎の隣はカナダヤマアラシ展示場

すでに11時25分なので、とうこさんも、こうしろうくんも、もう寝ていました。
ただ、今回、１頭しか探せなかったのが、気になってしまいました。

どこに顔があるかわかりにくいカナダヤマアラシ（苦笑）

とうこさんと、こうしろうくんの、どっちかな～。
ただ、ここは、こうしろうくんが好んでいる定位置でした。

11時25分にレッサーパンダ展示場に到着

11時45分からレッサーパンダのトークがあるために飼育員さんがやってくるので、レッサーパンダたちはそわそわして活動的になる頃合いでした。
ただ、埼玉ズーでは、せっかくのトークのときに、残念ながらリンゴの差し入れがないんですよねぇ。

だいぶ枝葉が伸びていた２本のクスノキ

先月や先々月は、クスノキがカットされたばかりだったので、丸見えの木の上が気に入らなかったのか、ハナビちゃんもソウソウくんも、地上でお昼寝していて、木に登ろうとしませんでした。
これくらい伸びてきたので、木の上は再びレッサーパンダたちのお気に入りの場所になったようです。

水を飲んでいるあの子は、おお、みやびちゃん！

今日はみやびちゃんがお外当番の日でした、バンザーイ！
2017年６月25日生まれのみやびちゃんは、今年で２歳になります。
レッサーパンダは２歳になったら、もうママになれるのです。
となると、みやびちゃんがいつ、他園にお嫁に行ってしまうかと思うと、いまのうちにできるだけたくさんあっておきたいと思っといました。

ハナビちゃん（奥）とリンちゃん

ハナビちゃんと亡きナツ・ママが、私がレッサーパンダにおちたきっかけの子たちです。
ハナビちゃんは当園に残り、跡取り娘になりました。
手前は、ハナビちゃんの次女にあたる2018年６月24日生まれのリンちゃんです。
まだゼロ才のリンちゃんは、まだすこーし大人より小さいです。

本日はよく木に登ったハナビちゃん

クスノキの木の上が再びレッサーパンダたちのお気に入りの場所になってよかったです。

クスノキの上で休むハナビちゃん（上）とリンちゃん（下）の母娘

えー、寝ちゃうの？
と思ったけれど、だいじょうぶ、この季節なら、埼玉ズーの子たちは、この時間、まだ本格的に昼寝をしないです。
特に子供たちはね。

リンちゃん、渡り木の上で、ちょっと休んでいるだけ

おめめはぱっちり開いていて、可愛く舌をちょろり。

むっくりと起き上がったリンちゃん

ちょっと猫背ポーズで渡り木を渡る

みやびちゃんが渡ろうとしていたのは、笹立てのそばの竹筒の組み木

緑を背景にできました。
ただ、この竹筒は、木登りが得意なレッサーパンダにとっても渡り切るのはハードルが高いらしく、みやびちゃんも途中で引き返してしまいました。
つるつるしていて、爪を引っ掛けられないからねぇ。

本日の室内当番はソウソウ・パパ

福井県鯖江市の西山動物園からお婿にやってきたソウソウくん。
娘のみやびちゃんがもう成熟しているので、みやびちゃんとソウソウくんはもう同居させることはでぎず、そのため、みやびちゃんとソウソウくんは室内当番と屋外と１日交代のようです。
１日の間に展示替えはありません。

室内展示場前の様子

雨が降っても見学できる屋根があるのが便利な反面、ガラスへの写り込みが厳しいです。
また、夏になると、水滴でくもってしまいます。
それでも、いい写真を撮りたいと気負わなければ、レッサーパンダがみやすい展示場です。

寝ていたソウソウくんが、ちょこっと目を覚まして……

見やすい展示場といっても、屋外と違って、室内のレッサーパンダはやれるこしとが少ないので、寝ている時間がどうしても長くなってしまいます。

ソウソウくんのあくび@

目覚めたソウソウくんは、起き抜けに、うんうんうん

まるで自分のしっぽを追うようにくるりくるりと回った後

BGMはショパンの「子犬のワルツ」を２倍くらい遅くしたかんじ？

可愛い顔して再び昼寝したソウソウくん

目覚めているソウソウくんには午後に会えましたが、その時は、ちーっとも立ち止まることなく、ずっと床の上で歩き回っていたので、撮影は断念。

鼻を突っ込むようにして、草を食べていたリンちゃん

春は食欲旺盛な時期。
そして主食の笹以外の草の中には、レッサーパンダにとっておいしいものもあるようです。
あるいは、食欲旺盛なので、用意されてある笹だけでは足りずに、食べられるものはなんでも食べようとしていただけかもしれませんが。

リンちゃん、鼻の頭が泥んこ

インビジブルネットと笹の壁の向こうで私がカメラを構えているのに気づいたのかどうか、リンちゃんはこのまましばらくじーっとこちらを見ていました。

みやびちゃんも草を食べる

２才になるみやびちゃんも換毛する時期だと思いますが、埼玉ズーの子たちは、ハナビちゃんも亡きナツちゃんも、ミンミン・パパも、換毛は穏やかで、あまり毛が抜けません。
そめをいうなら、埼玉ズー生まれではないけれど、ソウソウくんも換毛はあまり目立たないようです。

ハルジオンの花とみやびちゃん

みやびちゃん、花をくんくんしているように見えました。

ふとこちらに視線をくれたみやびちゃん

その背後を、リンちゃんが通りかかりました。
一応、姉妹ツーショット！

木から軽やかに降りてきたハナビちゃん

ハナビちゃんは2011年７月９日生まれ。
私が初めてハナビちゃんに会ったのは2012年１月で、ナツ・ママとミンミン・パパと同居していた、まだ赤ちゃんの時でした。
それがもう２児の母なのです。

ぺろっと舌を出しながら、軽やかに渡り木を渡るハナビちゃん

クスノキの中のハナビちゃん

11時45分からレッサーパンダのおはなしイベントがあり、飼育員さんがやってきたので、そそくさと木から降りてきたハナビちゃんでした。
でも、昔はトークのときにリンゴの差し入れをしていたのですが、最近は、しないんですよねぇ。
今回のトーク担当の方は、新しい飼育員さんのようでした。

「なぁんだ、リンゴの差し入れ、ないのね」

あからさまに残念そうな顔をしていたハナビちゃん（苦笑）。
レッサーパンダは表情がとても豊かなのです。

細い枝ばかりの灌木にジャンプして遊んでいたリンちゃん

１歳児くらいまでだと、この灌木にジャンプして遊んだりできますね。
非常に写真が撮りにくいのですが、ついに撮れました！

みやびちゃんも、リンゴの差し入れがなくて、ふて寝？

みやびちゃんは、さびしげな表情がとってもキュとです。
でも、全開の笑顔が見たいな～。

おちりをあげて、頭を低くしながら降りてきたみやびちゃん

地上の様子を伺いながら降りてきたみやびちゃん、ポーズが決まってる@

ミンミンじいちゃん、お隣が気になる様子

ハナビちゃんやみやびちゃんやリンちゃんの色白は、ミンミンじいちゃんゆずりです。

隣はにぎやかだなあって思っていたかな

ナツちゃんの急逝はほんと残念でした。まだまだ若かったのに。
ミンミンじいちゃん、ナツちゃんの分も長生きしてね。

ごはんが差し入れられていたので、プレーリードッグたちも出てきて食事中

去年の６頭の赤ちゃんはほんとに残念でした。
今年も赤ちゃんが生まれて、今度は無事育つことを願います。

小動物コーナー改めエコチューハウスのオープンが待ち遠しい

建物がちょっとコンパクトになった気がするのですが、どのような展示になっているか、楽しみです。

13時からのユーカリ交換タイムのために12時25分にはコアラ舎でスタンバイする

まだコアラたちは全員寝ていたので、コアラ舎の入口は空いていました。
リリーちゃんは、朝、見たときから場所を移動していて、取り～・ママによりそっていました。
やはり朝いったん起きたようです。
リリーちゃんのむっちりおちりがキュート！

リリーちゃん、可愛いおちりとあんよで、木から降り始める

ゴールデンウイークのコアラ舎前のあの行列を思えば、コアラたちが寝ているとはいえ、30分以上前に中で待つのも仕方がないと思いましたが、10分ほど待っただけで、コアラたちに動きがみえました！
もっとも、いつも13時よりも前に目覚めて、活動していた子たちがいたと思います。特に食欲旺盛な子供たちは。
なので、早めに行っても、けっしてずっと待ちぼうけにはならないだろうと、どこか期待していたところもありました。

ユーカリの茎をひっぱるリリーちゃん

でも、葉っぱがなかなかやってこないね。
リリーちゃんが前に進んだ方が届くと思うよ。

どのユーカリを食べようか、あちこち動き回るリリーちゃん

リリーちゃんはほんとよく動くようです。
おかげで組み木の間を歩くのもどんどん上達しました。

お気に入りのユーカリを見つけたね、リリーちゃん

ピリーくんのいるところに、クインちゃんが近づく

ピリーくんも、朝とは違う位置にいました。

クインちゃんもぱくぱく

姉妹だから当然かもしれませんが、リリーちゃんはほんと、クインちゃんの小さい頃を思い出させます。

後ろ足でしっかり枝をつかみながら、きょろきょろするクインちゃん

後足が持ち上がっているため、おちりの丸みがとっても可愛らしいポーズになりました！

あれれ、眠くなってきちゃったかな、クインちゃん

リリーちゃんはほんとによく動く

本日も枝から枝へぴょんぴょん飛ぶところもよく見せてくれました。

ユーカリに手を伸ばすピリーくん

やっとピリーくんの顔が見えました！

ピリーくん（向かって右）とクインちゃん（左）と移動したあとのドリーちゃん（奥）

子供たちに注目していた間に、ドリーちゃんもどんどん移動していました。

ピリーちゃん、ジャンプする気、満々！

写真は撮れませんでしたが、手前の枝にぴょんと見事に飛びました。

一方、ピリーくんは、その場からあまり動かずに、ユーカリに手を伸ばす

「これはボクの好きなユーカリかな？」と匂いで確かめるピリーくん

コアラはあまり目がよくないので、嗅覚に頼るようです。

ぱくぱく食べるピリーくんのおちょぼ口

あーん！

きのうのユーカリでも大満足していたピリーくんだけど……

そしてその後、13時になり、きのうのユーカリはいったんすべて撤去され、新しいユーカリと交換されました。

きのうのユーカリが撤去されて、はだかんぼうになったコアラたち@

いや、コアラたちはいつもはだかんぼうで服を着ているわけではありませんが、ユーカを撤去した時の女子コアラは、なんだかはだかんぼうにされたように見えてしまうのです（笑）。
これはリリーちゃんです。丸いおちりと短い足がキュート！

方向転換したとき可愛いお顔がよく見えた@

すたすた歩くリリーちゃん

床に下りてしまったクインちゃん

最初に床に下り始めたのはドリー・ママなので、娘たちもまねするようになったということかな。

ユーカリを交換する飼育員さんに近づく

きっと新しいユーカリの匂いがよくしたのだと思います。

新しいユーカリの中のピリーくん

同じ枝にしがみついていました。
ピリーくん、横着？　夜にはもっと運動しているのかな。

おちりかいかいピリーくん

顔のまわりの白い毛がエイブラハム・リンカーンのよう@

なんちゃって！

えっちらおっちら、幹を登る

うーん、圧倒的な運動量の差なのか、ピリーくんはまだまだ動きがおぼつかなかったです。

よいしょ、よいしょ、がんばる男の子！

ユーカリの中に埋もれたいピリーくん

細いユーカリを手にしたドリーちゃんだけど……

ドリーちゃんはひざにできもののようなものができていましたが、だいぶ治ったようでした。
よかったね！

ドリーちゃん、本日も元気よく、床歩き！

すました顔して細いユーカリを食べるリリーちゃん

ぴょんぴょん飛んで、ドリー・ママがいるところまで移動してしまったリリーちゃん

いまのリリーちゃんは、ママに甘えたいわけではなく、ママを通り越したい

「そっち行きたいんだけどなぁ、ママ」

でも、ママは動きません。

前がダメなら、後ろから

コアラのマーチ（コアラのおんぶ）っぽくなった瞬間

だけど、リリーちゃんはこのまま、ドリーちゃんを追い越してしまいました。

お寝坊ハニーちゃん、やっとお目覚め

寝起きでぼんやりした顔で、じーっ

ちょっと進んだけど、すぐに立ち止まったハニーちゃんの可愛いおちり姿の後ろ見

まだ寝ぼけていたかんじでした。

ピリーくんが休んでいるところへ、クインちゃんがやってきた！

クインちゃんがずんずん登ってくるので、ピリーくんは、あっち行ってよ、と怒る

クインちゃんがどうしてもぶつかってしまうので、ピリーくんは右手でぱしぱしとクインちゃんを叩いて怒っていました（笑）。

クインちゃんが手を滑らしたので、「わああ」とびっくりするピリーくん@

結局、ピリーくんの方がクインちゃんに場所を譲る

そしてさきほどまでピリーくんが休んでいたちょうど良い枝の場所は、クインちゃんの休憩場所となりました。

歩き出したピリーくんは、動きがまだまだおぼつかなくて……

リリーちゃんほど運動していないからかな。
それとも誕生日が１ヶ月遅いので、このくらい差が出てしまうのかな。

やっとお目覚め、ジンペランちゃん

ピリーくんのママはこちらです。

と思ったら、再び寝てしまったジンベランちゃん

ジンベランちゃんは、昼間に起きてくる確率は、他の女子コアラよりも低いです。

以上、ゴールデンウィーク中でコアラ舎前に大行列ができる中、無事に全員に会えました。

とぴだすコアラのコタロウくん

朝と同じ場所にいましたが、見学者が次々やってきた分、朝の方がコチロウくんも見やすかったです。

13時40分、コアラ舎を出てみると……

やはりできていました、コアラ舎の前に大行列！
これでもまだ半ばほどです。
ゴールデンウィークの前半ならまだこの行列はマイルドになるかと思っていましたが、全然でした。
早めにコアラ舎でスタンバイしておいてよかったです。
埼玉ズーのコアラ舎は、列を作らないで中に入れるのですが、どうしても入口付近で立ち止まってしまい、その後ろにいる人は、おとなしく待ってしまうので、入口で詰まってしまうのです。

午前編おわり。
午後も引き続き、レッサーパンダもコアラも見ることができましたが、その他にもペンギンヒルズの方まで足を伸ばしました。

「平成最後のレッサーパンダ動物園はGWの埼玉こども動物自然公園（３）午後編：巣に戻るペンギンや夕方で元気なレッサーパンダ～帰宅拒否ナマケモノ」へとつづく。