３度目訪台！　台湾縦断旅行　高雄・台南・そして台北　withゴエモン　Part6

2019/04/27 - 2019/05/02

祝新天皇ご即位＆令和元年！

はとりあえず置いといてせっかくの十連休、只ぼーっとして過ごすのはもったいないとgoemonp達は３度目の台湾旅行に行って参りました。

一回目の訪台は故宮博物館等台北市内の観光地を中心に巡り、
二回目は淡水、猫空、太魯閣渓谷等台北周辺の観光地を中心に回ったので、
三回目の訪台となる今回は、ついに台北を飛び出し、台湾新幹線を使って台湾第二の都市高雄から、古都台南を経て台北に至る５泊６日の台湾を縦断する旅で台湾を満喫して参りました。

もちろん我が家のマスコット、桜文鳥雛のぬいぐるみゴエモンも一緒です。

Part6は台南観光後編＋台湾新幹線で台北へＧＯ！です

エリア 台南(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

4日目の朝。

富信大飯店は朝食付きプランなので、1階の朝食会場に行きました。

洋食・中華などバイキングメニューが充実しています。

しっかり朝食をとって、タクシーで安平古堡へGO!

30分ほどで安平古堡に着きました。入場料は一人50NTDです。

場内には昨日の赤嵌楼に引き続きスターウオーズのキャラクターが。どうやらここも演奏会のチケット持ってるとタダで入れるみたいですね。

安平古堡は昨日の赤嵌楼と同じオランダによって作られた城塞で、かつてはジーランディア城と呼ばれていました。

一時は荒れ果てていましたが、日本統治時代に修復が始まりました。

現在はきれいに公園として整備されています。

赤嵌楼と同じく、オランダ軍の支配は民族英雄鄭成功によって撃退され、その後安平古堡は鄭成功の居城となりました。

鄭成功は長崎県平戸市の出身で母親は日本人であるとされ、18世紀には日本の浄瑠璃「国姓爺合戦」の題材にもなった日台双方における有名人です。

要塞なので砲台の跡もありますね。
ただしこれらの大砲は日本統治時代に設置されたもので、オリジナルではないようです。

現在丘の上にある建物も日本統治時代に建てられたものだそうです。
今は史跡記念館として、安平古堡に関する展示や土産物屋等が入っています。

看板にある「成功ビール」というのにちょっと惹かれましたが妻の眼が怖いのでやめておきました。

かつてオランダ時代はこのような要塞だったのですね。

それでは展望台に上ってみましょう。

内部はこんな螺旋上の階段になっています。

展望台からの眺め。

四方とも説明付きで便利です。

なぜか恋愛成就のためのロックが沢山ありました。

遺跡にご利益あるんでしょうか。それとも鄭成功の「成功」が縁起がいいということなのかしら？

近くにある安平開台天后宮へ。

天后宮は海の守護神、航海安全の神である媽祖を祀るお寺で、台湾でも最古の天后宮とされています。

本尊の媽祖像は何と鄭成功が大陸から持ち込んだ由緒あるものだそうです。

いろいろ見ていたら、突然けたたましい鐘と太鼓の音が寺内に鳴り響きました。

何事やあらんと天井を眺めてみたら、仕掛けで鳴らす鐘がありました。

反対側には太鼓も。

寺内には供物と思われる米とかが山のように積まれていましたが。その中には「田中（たなか）米」なるものが。

袋にもちゃんと日本語で「たなか」と書いてあります。

ただ後で調べてみたところでは、これは彰化県田中（でんちゅう）というところで採れたお米のようで、彰化県は台湾の米どころであり、残念ながら田中さんとは特に関係ないようです。

次は台南最古の商店街とも言われる延平街を散歩してみましょう。

まだ時間が早いせいか全然お店が開いていません。

ちょっとした広場がありました。

あやしげなおじさんの像があります。

この動物は何なんでしょう。なんかの神様なのでしょうか。

どうやらイベント広場的な位置づけの場所のようで周りには屋台なども沢山ありましたが、何しろ時間が早いので何もやってませんでした。

お昼に安平名物のエビ春巻きを食べる予定だったのですが、時間が早いので近くにあった運河博物館で時間を潰そうと思ったら、なんと今日は閉館日でした。

仕方ないので公園のベンチでゴエモンとまったり。

のどかな風景です。

時間になったので、有名店の周氏蝦巻を訪問しました。

有名店なので店内は現地の人がすでに何人も来店中。

店の人は英語も日本語もできないので、なすすべもなくまごまごしていたら現地の人対応が切れたタイミングで、店の人がメニューをくれました。

メニューには日本語も書いてあるので、指差し注文。

goemonpは名物の蝦巻と担仔麺みたいだけど麺がビーフンみたいなのをいただきました。

なおビールは店内には置いてなく、隣の酒屋に自分で買いに行けとジェスチャーで言われました。

goemonp嫁は蝦巻とつみれ汁。

つみれ汁美味しかったそうです。蝦巻もクリスピーで美味でした。

安平はあんまりタクシーいないので、路線バスで台南中心街に戻ります。

なお停留所のバス時間はあまりあてにならないので、少し余裕を見て早めに停留所で待った方がよさそうです。

孔子廟前で下車。

昨日は素通りした国立文学館を訪ねます。入館無料。

もちろん中国語の文章はわからないので、雰囲気だけ。

アンネ・フランク展もやってました。

次はすぐ近所にある台南市美術館（１館）へ。


台南市の美術館は二つに分かれており、１館はかつての台南警察署を改修したレトロな建築、2館は近代的な建築になっています。

中庭には大きなガジュマルが繁る独特の雰囲気。

館内には陶磁器や。

書の数々。

そして絵画。

ゴエモン「雀の絵だ」

古い警察署の建物の屋上がテラスになっています。

こちらが台南市立美術館（2館）です。

1館からは少し歩きます。林百貨店の近くにあります。

こちらはぐっと近未来的な建築。

置いてある作品もどちらかと言えばモダンアートが多い印象。

「シチュエーション」という作品。これは何を表しているのでしょうか。

ゴエモン「アヒルが可哀そうじゃないか。」

何しろ暑いのと朝から歩きまわって疲れたので、ネットで検索して近くの「莉莉水果店」に行きました。お目当てはマンゴーかき氷。

事前に全く調べてなかったのですが、実はここ台南では有名店らしいです。

実は訪台３回目にしてマンゴーかき氷初体験！

なかなか美味しゅうございました。

バスで富信大飯店近くまで戻り、HSRの予約時間までホテル併設の喫茶店で待機。

ゴエモン「喫茶店と言ってるけど、飲んでるのはビールじゃないか。」

ホテルにタクシーを呼んでもらい、高鐵台南駅へ。

ところがここで実は台鉄台南駅と、高鐵台南駅はものすごく離れていることが判明。

まあ台湾はタクシー安いのと、時間的にかなり余裕を見ていたので、特に問題はありませんでしたがギリギリに出たら危なかったなあ。

無事にHSRに乗車することができました。

台北までの旅のお供はビール。。。にしようかと思いましたが、
ゴエモンの視線が痛いのと台南駅にスタバがあったので、コーヒーにしました。

1時間半ほどで、台北駅に到着。

今回のお宿は駅隣接で交通至便な天成大飯店（COSMOS　HOTEL)にしました。

デラックスツインの客室。

建築が70年代ということでさすがに建物や部屋の造りは古さを感じましたが、リノベされていて不潔感はありません。

広くはなく窓もない部屋でしたが、必要な設備はそろっているし、スタッフは日本人慣れしているし、何より交通アクセスが良い割にはお値段がリーズナブルなので、フォートラでも高評価で多くの方が定宿にされているのも分かりますね。

夜はちょっと張り込んで「青葉」でディナーをいただきました。

二人でいろいろ食べたかったので、コースメニューにしました。

アワビサラダ。

本当にアワビかどうかは疑問ですが美味しかったです。

紹興酒10年物もボトルでいただきます。

ホタテアスパラ炒め。アスパラの食感よし。

車エビのチリソース。

エビチリは車エビでなくてもいいかなあ。

そして〆のからすみチャーハン。大変美味しゅうございました。

うちでもやってみようとからすみをお土産で買ってしまったほど。

青葉さんGWということもあって客は日本人ばかりでした。美味しかったけど観光客向けの店なのでお値段高め。昨日の台南の担仔麺の店とくらべると7倍くらいの支払額でした。もちろん食べてるものが全然ちがうので単純に比較はできませんが。。。

ついに台北にたどりついたgoemonp達。
明日は午前は女王様に会いに野柳へ、午後はランタン上げに十分に向かいます。続きはPart7にて。