2019/04/04 - 2019/04/08
18180位(同エリア30112件中)
骨ヅルさん
台北最後の夜市は、台北駅南西の艋舺夜市です。
この名はここの通りごとの夜市の総称で、メインの通りである廣州街の名で記されることも多いようです。漢字も日本仕様のPCでちゃんと出ますし。
その他、昼に行った食堂もご紹介します。
この臺灣行は三十余年ぶりでしたが、そのときに比べ街には日本語表記や日本の製品・食べ物が溢れ、メンタリティや清潔感などすごく日本っぽく、快適でした。ただ、その分異国情緒が削がれているのが残念。(贅沢!)
反して、日本語自体は、通じる度合いが低くなっていたような気がします。強制的に日本語を話さなければならなった世代の多くが第一線を退き、一般人の英語力が向上したためでしょうか?
自らに返れば、日本語も英語も通じないときに筆談しようとするも、正しい漢字を書くことに超ー難儀しました。文章を手で書くことが極端に少なくなっているためとは明々白々ですので、もっと書かねば。でも、機会が少ない!
いずれにせよ、みな親切で、そのおかげで良い旅になりました。
なお、これは「台北4、九份と寧夏路夜市。」の続きです。
【2021年11月追記】
表題の夜市の名の漢字「艋舺」は、アップ時に化けて使えませんでしたが、今は改善されたようです。
表題も変えたいのですが、そうすると弊害が発生する恐れがあるので、しません。
ちなみに、中盤で記したい「歩」の中国書体(「少」の右点がないもの)は、この本文では化けますが、クチコミでは化けずに表示されます。チグハグ!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エバー航空 チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルを出て駅まで歩いていたら、お寺のような建物がありました。
ビルに挟まれて窮屈そうです。
前の日もこの前を歩いていたのですが、建物側の歩道を歩いていたので、まったく気付きませんでした。 -
全景を示すとこうです。
こんなの初めて。
この旅行記作成に際し調べたら、「財團法人台北市台疆樂善壇」との名で、寺的記述は見当たりませんでした。俗にいう新興宗教的なものでしょうか? -
台北駅地下街の携帯電話ショップで、10元(=40円弱)均一コーナーがあり、そこでUSBのアダプタ買いました。
中国(本土)製でパッケージは日本語のみです。どこぞで横流しされたブツなんでしょうね、きっと。 -
昼メシを食べた食堂です。
お勧め! by 骨ヅルさん冠京華(クワンチンホア) 中華
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メニューには日本語が添えられ、裏には英語が記されています。
そして、注文票が置かれ、量目を書き込むやり方です。 -
注文したお茶と、付け合わせなのか生姜が出てきました。
箸は金属製です。 -
小籠湯包150元と蝦肉[食昆]飩麺110元です。
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海老ワンタンメンは、(憶測ですが)ワンタンの中に汁が入っているのか、ラーメン汁が混入しそれが具材の味を溶かしているのか、とにかくラーメンのスープとは違う味のものが感じられました。麺自体と野菜も美味しゅうございました。
小籠包も及第点を楽々クリアです。 -
そのあと、家人に頼まれたものを買いに、有機食材店へ。
有機食材店(らしい) by 骨ヅルさん天和鮮物 その他の料理
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紅麹だの酒醸だの、オレには関係ねーものばっか。
重てーし、機内持込できないから梱包も大変だし、台湾くんだりまで来て買い物させられるとは! -
地下鉄駅の上に鎮座する、善導寺。
寺といっても近代的な感じで、どうもこっちの寺社には馴染めん!台北駅の隣 by 骨ヅルさん善導寺 寺院・教会
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向かいに「しまむら」がありました。現地綴りで「思夢樂」。なんと「流行服飾館」なんだと!
台湾スーパー by 骨ヅルさん全聯福利中心 スーパー・コンビニ
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その下のスーパーで売られていたエクレアです。
「閃電泡芙」とありますが、語源への当て字と形状の形容がみごとにマッチしています。
そして、旧日本海軍がらみの「閃電」という文字を使って違和感がないところが台湾ですね。これをどこぞの半島でやった日には、不買運動に発展??(それとも考えすぎ?)
なお、ひとつ買って食してみましたが、チョコレートの味が今イチでした。 -
夜市はやっぱり暗い方が良いってんで、夜まで暇つぶし。
どうしようかと悩んだ末、まだ滷肉飯に満足していなかったので、向こう河岸のジモピー御用達の食堂へ。
未だ夕食にちょっと早い時刻でしたが、時を追うごとに列が増えました。でも、七割は持ち帰り。売る方も素早いので、直ぐに自分の番が来ました。 -
店頭では、たくさんの大きな鍋が並べられ、いろいろなものがグツグツ。どれも旨そう!
注文するときに、聞き齧った中国語を言ってもどうせ通じないと思い、看板に書いてある漢字を紙に書いて見せたのですが、理解してくれず、英語が少し分かる店員をわざわざ呼んできました。彼らの字は草書に近い行書というか、流れているような書き方なので、ゴジのように四角く書いた私の字が分からなかったようです。
もっとも、世辞にもキレイな字とはいえないので、単にそれで分からなかっただけかも知れませんが。 -
魯肉飯30元、魯蛋10元、魯豆腐10元、竹筍排骨50元で400円弱。
ここの滷肉飯は、滷汁の味、煮込み具合(硬さ)ともに絶妙。しかも100円ちょっとなのでお代わりをしたくなりましたが、夜市のためにグッと堪えました。
同じ汁で煮込んでいるであろう、タマゴと豆腐も良い味でした。
パーコーの椀に見える白いものは、豆腐かと思いましたが、これがタケノコです。 -
最寄駅の近くに「中山藝術公園」があり、そこには鳥居みたいな門がありました。
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夜市近くのお寺です。
門には電光掲示器が付けられ、違和感ありありです。夜市の近く by 骨ヅルさん龍山寺 寺院・教会
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境内の小さな池。
やっぱり中国(広義の)ですねぇー。 -
夜も更けて、お目当ての[舟孟][舟甲]夜市に来ました。
ここはそのメインゲートともいうべき廣州街の入り口です。この通りを進むと2本の通り、華西街と梧州街と交差しますが、そこにもいろいろな店が立ち並んでいます。
この一連の夜市は、他と違い、食べ物、商品ともけっこう変な物が売られ、路地裏には春を売る方々もいらっしゃいました。地元色豊かな夜市 by 骨ヅルさん廣州街夜市 市場
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一連の夜市と違う、もうひとつの重要なこと。それは、車両に注意することです。
この狭隘なところに、(少ないけど)乗用車や単車(これはたくさん)が入り込んできますから。行人徒歩區と書いてあるにも拘らず、です。
危ないし、食べてるところでの排気ガスには閉口しますが、地元では了解事項なんでしょうか? -
乾燥イカ屋がけっこうあります。するめとも違うものがたくさん。
5元と値を記した紙が大きなイカの上に置かれていたりして、オー安いとばかりに買おうとすると、それはウン百元と。じゃあ5元のものは、と質すとコースターみたいに小さくて小僧寿し級の薄さのものを出してくれます! -
ここは、旗魚のすり身揚げ屋です。
「黒輪」はおでんですが、ここでは差し詰め揚げおでんというところでしょうか?
短いけどいつも列ができています。 -
1本買って食べてみました。
ま、普通に喰えます。特段に旨いものではありません(当たり前)。
でも、並んでいるときに、30本くらい買っている人がいました。 -
交差する梧州街を少し北に行ったところ。
この通りでは、鶏もののほか、魚介類も多く、蛇のようなゲテモノ(というと怒られる?)を扱っている店が目立ちます。
そして、けっこう呑んだくれている輩が多いように映りました。 -
廣州街の西の突端すぐ手前で、炭火焼き([石炭][火考])の看板が目に留まり、ネタも良さそうなので、食べることに。
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撮り逃しましたが、この網の下には煌々と燃える炭火が確かにありました。
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鶏翅20元と鶏腿肉串40元です。
どちらも油がしっかり落ちてしつこくなく、美味しゅうございました。 -
焼き餃子屋がありました(新記 手工煎餃)。
台に向かって右の価格表には、猪肉10顆$50、蝦仁8顆$50、綜合10顆$60とあり、ミックスを買ってホテルでビールと共に食べました。旨かった!
これ、どう考えても割高で、56.25元か9個50元にすりゃ良いと思うんですが、こういうこと考えること自体吝いんでしょうね。 -
途中、暑かったので、全家便利商店(ファミリーマート)新廣州店で、森永の抹茶牛[女乃]糖雪派(59元)を買いました。
チョコモナカジャンボの抹茶版ですね。これも美味い! -
日が変わって最終日は、午前中ホテルに近い迪化街をもう一度散策し、そのあと空港への途中、台湾風月餅を買いに太陽餅の老舗に行きました。
台湾菓子専門店 by 骨ヅルさん台北犁記餅店 スイーツ
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ここの製品は、デパート等で広く扱われていて、それなりの数が化粧箱に入れられていますが、ここでは希望の個数を1個から買うことができます(もちろんセット物もあり、しかも充実)。また、片手くらいの種類が試食できます(左のモニタの下の台)。
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太陽餅、食べ比べ用のパインアップル・ケーキも含め、いろいろ1~2個ずつ買いました。
棗泥蛋黄酥/なつめ白豆の小月餅(マッシュ卵黄入り)55元、
綠豆小月餅/緑豆の小月餅 50元、
綠豆椪/緑豆月餅(肉入り) 80元、
鳳梨酥/パイナップルケーキ 25元、
太陽餅 35元、
棗泥松子酥/なつめの月餅(松の実入り) 55元。
(左下は違う店のもの。) -
鳳梨酥3種。
左が上述の台北犁記餅店(25元)、中央が寧夏路の福田一方鳳梨酥(25元)でのもの、右はしまむら下のスーパーで買ったもの(台鳳鳳梨酥8個入り39元)です。
個人的には、福田一方のものが一番。家内は犁記餅店だと意見が分かれました。 -
こんなマンガのような漢字がホントにあるのかと不思議で、後で調べようと撮っておきました。
WinのIME Padから探してみたら、双方ともちゃんと存在しました。
ググッてみたら、牛x3は「奔」の古字で「ひしめく」、魚x3は「鮮」の本字との記述。私が無知なだけでした。
ちなみに、この店は肉や魚のビュフェ式ひとり鍋屋だそうです。 -
帰国便は松山空港からです。
狡い私は、もちろんMRTで行きました。台北の「羽田」 by 骨ヅルさん台北松山空港 (TSA) 空港
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帰りは初めて長榮航空に乗りました。
ここも元来は海運会社ですね。今は星連に入ってます。 -
時間が余って出発ロビー内を散策。
セブンイレブンにココイチとコラボの鶏咖哩丼が。なんか旨そうで食べたかったけど、ハラも空いてないし止めときました。最後の現地通貨の消費に最適 by 骨ヅルさんセブンイレブン (松山空港店) スーパー・コンビニ
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ここには日本がらみのものがけっこう置いてあって、余った小銭を掃くにはもってこいです。
タマゴは直ぐ食べるために買いましたが、それ以外はお土産です。でも日本の検疫のことを思い出して、ココイチのカレー味鶏のエンチラーダというかブリトーというかラップ(壹番屋-咖哩鶏排捲52元)は少しあとに食べちゃいました。
右上の光が反射してるのは、森永のキャラメル(森永日式[火共]焙茶牛[女乃]糖15元)ですが、日本で見たことないほうじ茶味です。
(ベビースターラーメン大腸麺線風味39元、茶葉蛋10元。) -
ゲートへの入り口である上の階には、上質な作りの土産物屋や食堂があります。
写真左手には、下から上がってくるエスカレータ。その奥に、所持品検査、出国審査場への入り口が見えます。 -
乗り込む直前、エアバス系の顔が見えました。
乗ってみたら、A330-300でした。 -
離陸直後の右舷には、台北の東部市街地が見えます。
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市の北側を流れる基隆河が折れてる少し手前の左側に、初日夜に行った饒河街観光夜市があります。
-
機が高度を上げる従い、雲がけっこう出てきました。が、九份の町が運良く切れ間から見えました。
赤丸の辺りに阿妹茶酒館があるはずです。 -
機内食。
往きの中華航空のものと、大差はありません。当たり前ですが。
このキャリア、なんか全日空みたい。返って中華航空は、日航って感じ。もちろん、個人的な感想ですが。
というわけで、無事東京に帰ったのでありました。
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