エジプトに行ってみたかったーー！！①　出発日

2019/04/07 - 2019/04/14

世界の七不思議のマイトップ1であるピラミッド
半世紀近く昔、子供の頃は王様のお墓らしいという情報くらいしかなかったが、今日ではいろんなことが解明されている。
世界には不思議なものがあるという私の好奇心の始まりはピラミッド。、
実際にこの目で見て見たい、どんなところに建っているのか、どんな雰囲気なのか、4000年の時をずーっとギザの台地で立ち続ける姿を見るために　やっとエジプトに行くことができました。


初日
4月の初旬なら　まだ暑くないかと思い、旅立つことにしました。エジプトへ。
14：00に成田着。
エジプト航空使用なので第一ターミナルで　集合は17：55。
それまでに　今回はWi-Fiをレンタルしたので　受け取りと軽く食事をして、その後スーツケースを受け取りにいかねばならない。集合までに３時間あろうと　なんとなくあっという間です。

Wi-Fi　
今回初めてレンタルしてみた。
ネットで手続き決済し、成田で受け取り　返却は専用ポストへという簡単に誰でも出来そうなものを選んだ。しかも安い。
エジプトは電波状態が悪いと　いろんな口コミで聞いていたし、また今回のツアーは３泊４日のナイル川クルーズが組み込まれおり、船内にはWi-Fi環境がないらしいと思ったので　レンタルを思いついた。
窓口に行き、説明を受けて現地に着いたらスイッチを入れて使用開始、とのこと。

さて、やることリスト1個クリアー。

その後、時間があるなと思ったので、いやしくもカードラウンジにビールを飲みに行く。
せこい！と思われそうだが、エジプト航空は宗教上の理由でアルコール類のサービスなしなんです。
お酒を飲むことは好きなのだが、ビール１本で真っ赤になる人、そのまま集合場所へ向かう。

集合場所の前がちょうどエジプト航空。便利と思っていたが、着いてみるとなんかすごい行列。
先にやることリストのスーツケースを受け取り、ツアー会社の窓口に並んで諸注意を受け、手続きが済めばまたこちらに戻ってくださいと言われる。
えーーーこの列に並ぶんだよね。（汗）全く進んでないじゃん。しかもビジネス以上でさえ並んでるみたい。

とりあえず列に並ぶ。・・・・全く進まない。
気づけば、ペアでの旅行者が多いのか、なんとなく２列になっているけど、私はお一人様のため、空いた左側にご夫婦の奥さんの方が入ってきた。
こういうのってなんかイヤーな感じ。
この行列じゃ　たとえ順番を抜かれようとも　そう変わるわけじゃなし、また、たとえ遅れたとしても　乗ることができないようなことはないだろうと　最初はらくーにちらちらと横目で牽制しながら少しずつ行列は進んでいった。・・・・・時間は19：20。なんとここまでで１時間20分待ち。
これだけ並んでいるのに窓口は１個しか開けてないのだ。19時あたりでやっとビジネスとファーストクラスの窓口も　エコノミーに開放され進みだしたのだ。エジプト人のおおらかさ？を感じるね。（汗）



チケットを受け取り、再度ツアーカウンターへ。
なんかこのごたごたで席を希望することを忘れており、ツアー会社に自分の席はここと言ったときにハッと気づいた。一人だし当然通路側の席になっていると思ったら、Aと書いてあるため、窓側のようだ。窓側に座ってしまうと、トイレで立つときに非常に気を遣う。
添乗員さんに話したところ、「搭乗待合室で係員が来たら、席の変更を申し出ると空いていれば対応してくれますよ」

エリア ルクソール(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.5

• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: エジプト航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

搭乗待合室まで行くと　係員が出てくるのは１時間前だという。
フライト時間20：55。
結局かなりそこで待ち、無事、通路側の席に変更してもらった。しかも、隣の席は空席のため、ラッキーこの上ない(笑)

これから搭乗するエジプト航空の機体は　イシスとオシリスの息子のホルス神の描かれたかっこいい機体。


これからカイロ空港まで13時間のフライトで、多分今まで乗った飛行時間で最長です。
初めての航空会社だし、いろんなことが楽しみ。

見れば席の周り中　ホルス神だらけ。ヘッドレストカバーや毛布など　なかなかいいデザイン。

席は　前の座席との間が　割と広く　足置きがある。席を倒すと座面がスライドし、クッションもあるためなかなか快適です。

楽しみなエンターテイメントを確認すると、なんと、日本語で見ることができる映画は３本のみ。別に見たくないし。国際線を使うときの楽しみは　新作映画が先に見ることができることだが、なんと英語とアラビア語の物がほとんど。
しかもここで気づいたが、イヤホンがどこにもない。搭乗口で配っていたかなあ？

そのうち　ホルス神のデザインが入った小さなポーチを配られる。【アメニティの内容】イヤホン（ここにあったのね）靴下、洗顔？化粧水？歯磨き粉、歯ブラシ。結局ホラー映画を英語で２本見た。ホラーなら細かい英語がわからなくても楽しめるものね。

日本時間夜中の11時に夕食。
パスタは　チンの加減が良くないのか、一部カチカチでした。

日本時間深夜2時半に朝食。
割と美味しかったが　食後のコーヒーは美味しくない。ネスカフェの粉コーヒーを飲んでいるよう。

夕食と朝食の間に　真夜中の間食用なのか、ラップで巻いた手作りのサンドイッチが配られた。
いつでも飲めるようにとペットの水は持ち込んでいたが、夜中でも男性CAがお水を持って回っていたためありがたかった。
エミレーツに乗った時は　これが全くなくCAさんもほとんど回ってこなかったため　のどが渇いて仕方なかったから。くれても食事用の小さい水のパッケージだけだったもの。

長いフライトなので　たびたびトイレを言い訳に立つが、トイレはいつもストレスの元。紙コップなどなく　うがいがしにくい。水もちろちろくらいしか流れず、手が洗えないトイレもあった。また、便座シートやティッシュが一度に大量にでてくるため、困った困った。

現地時間明け方3：20、（日本時間朝の10：20）カイロ空港到着。到着した機内では　中東っぽい音楽が流され　これからの旅の始まりを高めてくれる。あのイヤーな成田の件も忘れていた。
現地時間朝の3時半にという早い時間にも関わらず日本との気温の差を感じる生温かな風。
タラップを人数制限されながら降りるが、眼下には赤色灯ならぬ黄色灯を点灯させたリムジンバスがお出迎え。なんか護送車のようで変な感じ。事件があったのかと思ってしまった。
振り返って機体を見ると　本当に大きい飛行機だったんだね。横に9列配置だったからね。
バスはかなり空港内を移動。かれこれ20分ほど移動し　着いたのは第3ターミナル。
砂漠の国って空港がでかいね。

到着したところでツアー客の顔合わせ。今回30名の大所帯。ご夫婦が多いです。

次にビザの取得。イミグレみたいなところでもらうのかと思ったら、トイレとトラベーターのある普通の廊下で　「こんにちは」と日本語でしゃべりながら　どなたかわからないエジプト人が　各自開いたパスポートにビザのシールを貼っていってくれる。
まるで、幼稚園児が先生から「みんなノートだしてぇーシール貼ってあげるよー」てな感じ。
さすがエジプト、アバウトだわ～
ビザ代25㌦は先に集金されているため、こんな感じなんだそう。
このあと入国審査だが、ここでも窓口が１つしかなく　1名の職員が「こんにちは」と日本語であいさつしつつ　ポンポンハンコを押してくれる。ツアーだから危険性はないと思われているのかな？個人で行ったら何か面倒なことがあるのだろうか？まあ、大らかだね。

空港の通路には　こんなものがあります。
ツタンカーメン立像と椅子、結構リアル感あり。
それでは一枚パシャ！！

1日目
晴れて入国。ルクソールまでのトランジットのため　国内線搭乗口に向かうが、早朝のため何もない。
やっと40分前に搭乗手続き。　セキュリティチェックに並ぶ。
靴を脱がされるが、係の人は私たちを見ることもなく　てきぱきとこなすわけでもなくおしゃべりしながらのセキュリティチェック。赤外線で荷物を見ているに人もただ座っているだけの感じ。

ルクソール行は　現地時間6：25発　日本時間昼の13：25　約1時間のフライトです。さすがに国内線だけありあちらの方が多い。　日本人は私達ツアー客くらい。ビジネスクラスは横に4席だが、エコノミーは6席。あちらの女性は豊満な方が多いので　このエコノミーによく座れるなあ。

すぐにクッキーと飲み物サービスが始まる。
エジプトはマンゴーが美味しいとやたら書いてあったので　紙パックのマンゴージュースをもらった。

おおっ！甘くておいしい！！
しかしこれとクッキーは残念ながら甘すぎて　一緒に食べられませんでした。

この小さな国内線だが、録音だろうが　日本語のアナウンスも流されてました。
そろそろ着陸態勢。上から見下ろすと茶色です。黄砂どころじゃない、砂嵐、埃っぽく見える街並み、所々に緑が見えている。


7：30ルクソール到着。ここまでで日本を出てから17時間。ここで本日終了ではなく、ここから1日が始まるのだ。大型バスに乗り込み、これから3泊4日かけて南下するクルーズ船に乗り込む。

日本語通訳現地ガイドは【ナセルさん】アスワンハイダムを造ったナセル大統領と同じ名前だと聞かされるが、【なっちゃん】と呼んでくださいとのこと。これからの旅にこの【なっちゃん】は役に立った。

このほこりっぽさ、わかるかな。

空港前の景色

このゲートを抜けると一般道。
もちろんゲートには銃を構えた警備の人がいるため、恐ろしくてそんな人達は撮影できません。

建設途中の上階に　筵のようなものをかけてある建物。

砂漠の国だけど　こんなきれいな花も咲いてます。

おおっ！これはスフィンクス通り！
ルクソール市内では　今これを整備中なのだとか。

エジプトの国旗

おーナイル川。
悠久のナイル川。会いたかったよ。

接岸してあるのが私たちのクルーズ船と思っていたら、なんと3隻横に並列駐車（駐船）してある一番奥が私たちの船だった。
写真は私たちの船ではありません。

一番手前から入り、次の船の中を通って行くのだ。
今、隣の船にわたっています。

船内フロント

船内ロビー
活けられているのは菊の花。
日本ぽいと思ったが、ツタンカーメンの棺の上に妻のアンケセナーメンが置いたのだろうと言われている花束は　確か矢車菊ではなかったか・・・？

食堂とは別のパーティーなどやるための広間。

チェックインする前にとりあえずここで遅めの朝食。
さっきクッキーをいただきましたが　今度はきちんとした朝食、なんか食べてばっかりだねと話しながらバイキングの朝食をいただきます。

まずハムやカット野菜などが並び、ジュースが2種類。オレンジとリンゴ？なんか薄い。ゴマのペーストにしたものとかお肉をにこんだのものとか・・パンは味がついてないものが美味しかった。デザート類もかなりの量。エジプト人は甘いのがお好きなのだとか・・
食事が終わり　チェックインをしていると観光が遅くなるとのことで、スーツケースもロビーに置いたまま3艘数珠つなぎの船から脱出、バスでルクソール観光に出かける。

オムレツを焼いてくれるコックさん
毎日　彼でした。

どんな味かわからないので少しずつ取ります。

カラフルなフルーツ類
フルーツは美味しいと聞いていたけど自然な味。
ごちそうさまでした。