2019/04/28 - 2019/04/28
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ぬいぬいさん
今年のGWは世間では10連休。
私は仕事の都合で8連休ですがいずれにしても長い休み。
例年ならどこか近場の海外へ行くのですが、今年はなかなか安いチケットが取れず、タイミングを逸してしまい、何も予定が決まっていませんでした。
どこかに出かけよう、そう思ったものの宿の予約もなし。
車さえあればまあなんとかなるか。
そう思って平成最後の3日間を、7つのルールを決めて出かけることに。
ルールその1 高速道路は使わず一般道のみを走る
ルールその2 宿に泊まらず車中泊
ルールその3 各地の一之宮を中心とした神社を数多く参拝してパワーを 授かる
ルールその4 各地の道の駅に数多く寄る
ルールその5 入浴は日帰り温泉とする
ルールその6 安くておいしいローカルフードを見つける
ルールその7 事前に予定は立てず思いつくまま、気の向くまま行動する
一人旅が大好きな私ですが、元来めんどくさがりやの私は、車で長距離を走るのは好まず、家族で出かけること、旅先で車を借りることはあっても、自分の車を使っての宿泊を伴う一人旅って初めてなんです。
これは自分でも意外に思いましたね。
腰の具合が今一つなので、一人で運転して狭い車中で寝ることの心配はあるものの、まあ何とかなるか・・・
そんな軽い気持ちで旅をスタートしました。
初日は、千葉の香取神宮、息栖神社、鹿島神宮の東国三社巡り、佐原の古い街並み散策までを紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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特に予定は立てなかったものの、初日は前から行きたかった東国三社巡りと佐原の古い街並みを散策しようとまずは香取神宮へ
頼りはカーナビ イメージしていた道と違うスカイツリーの足元を抜けて4号線ルートの松戸経由で佐原へ向かいました。
最初のトイレ休憩は利根川の土手の脇にあった道の駅こうざき
まだ早朝なので開いていませんでしたがここは日本で初めての発酵をテーマにした道の駅なんだとか -
今回の旅で最初に訪れた場所は佐原
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古い街並みが大好きな私 過去訪れた街の中でもう一度行ってみたいと思った街の一つです。まだ8時過ぎなのでお店も開いていないので、香取神宮を先に参拝しもう一度来ることに。
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佐原の古い街並みからわずか2キロほどで香取神宮へ
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参道のもみじの新緑鮮やかです。
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香取神宮は、鹿島神宮、息栖神社と並ぶ東国三社の一社で、下総の国の一宮で、全国に約400社ある香取神社の総本社になる神社。
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ここは鹿島神社と一緒に関東の東を守る強力なパワーを持つ人気の神社です。
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この朱塗の楼門は徳川幕府によって今から320年前に、本殿と一緒に建造されたものであり国の重要文化財に指定されています。
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神々しい雰囲気のうっそうとした緑の参道を抜けて現れるこの朱塗の楼門を抜けた先にある、漆黒の本殿があって、その色のコントラストが、いかにも格式の高い神社だなあと実感しました。
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平成最後の3日間の一宮巡りの目的の一つが御朱印
まずは香取神宮の御朱印いただきました。 -
ご神木は拝殿を挟んで左右にありました。
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イチオシ
拝殿左側にある三本杉は香取神宮のパワースポットの一つ
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こちらの小さな祠は奥宮。
昭和48年の伊勢神宮の式年遷宮の際の古材を使って作られたものだとか。 -
参道の茶店、梅乃家でひと休み。
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イチオシ
酒好きな私ですが、実は甘いものにも目がないんです。
つきたての草餅に餡子と黄な粉をまぶした草団子、美味しくいただきました。 -
イチオシ
香取神宮の参拝を終え再び佐原の古い街並みへ
蔵造りの商家や格子戸の民家が軒を連ねる、古い街並みの佐原にあって、一際存在感を放っている赤煉瓦の近代建築が、旧川崎銀行の佐原支店として、大正3年、今から105年前に現在の清水建設の前身の清水組によって建てられた建物。前回来たときは中を見ることができましたが、今回は入口のシャッターが閉まっていて入れませんでした。
久しぶりに見たかったのに残念。 -
江戸時代利根川の水運の中継基地として栄えた佐原は、町の中心を流れる小野川を挟んで土蔵造りの商家や千本格子の町屋が今も軒を連ね、タイムスリップした気分の味わいながら街歩きのできる素敵な街です。
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小野川の忠敬橋の袂にある植田荒物店は創業260年を超える老舗。創業は江戸の中期からここに店を構え、箒や籠など職人の手作りの荒物を売り続けているというからすごいですよね。今は100円ショップで売っているような味気ないプラスチック製などが主流の時代ですが、こういった職人技のなせるものは貴重ですよね。
達磨落としなど懐かしい木製玩具なども売っていました。 -
町の中心を流れる小野川沿いには、あたかも江戸時代にタイムスリップした気になる、江戸情緒あふれる古いな街並みが保存されています。
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小野川では舟めぐりも楽しめ道路を歩いてみる風景とはまた別な角度からの眺めも楽しめます。
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今回久しぶりに訪れて驚いたのが、前回来たときは荒物屋だったこちらの中村屋商店が古民家ホテルに変身していたこと。
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隣の3階建ての土蔵はお店になっていますが母屋と裏にある倉庫は2人で一泊3.5万円から7万円もする高級ホテルになっていました。
フレンチが売りのホテルのようです。泊まってみたいけど料金が・・・ -
3階はミニ博物館になっていました。
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15キロほど移動して東国三社の一社息栖神社へ
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江戸時代にお伊勢参りが流行っていたころ、関東から北の人たちは伊勢神宮に参拝した帰りに、みそぎの三宮巡りと称して鹿島神宮と香取神宮を含めた東国三社を参拝する習慣があったそうです。
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ご神木からパワーをいただきます。
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そして今回2つ目の御朱印をここでいただきました。
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先ほどの香取神宮やこの後参拝した鹿島神宮と比べるとかなり地味な感じがありましたが、三社しっかりお参りして御朱印をいただいてきましたので、きっと何かいいことありそうです。
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鹿島神宮へ向かう途中ちょっと寄り道して、水郷潮来へ
水郷巡りの船の乗り場には橋幸夫の歌でおなじみの潮来の伊太郎像がありました。 -
ここで船に祈っての水郷巡りが楽しめます。
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あやめ園のあやめはあと1か月後
今は藤の花がきれいに咲いていました。 -
八重桜も今が見ごろ
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今回初めて見たのがこれ
なんだかわかります?
綿毛が足元にたくさんたまっているのでなんだろうと思ったら、しだれ柳の種子なんだそうです。
水郷の脇にしだれ柳の木が並んでいました。
次は利根川を渡って茨城県に入ります。 -
鹿島神宮に向かう神宮橋の橋の上から、水の中に建つ赤い鳥居が見えました。
これは鹿島神宮の西の一の鳥居。
海の中に建つ鳥居は安芸の宮島が有名ですが、水上に建つ鳥居では宮島よりも大きい日本一の鳥居なんだとか。 -
鹿島神宮は常陸の國の一宮。全国に600社ある鹿島神社の総本社になり、東国三社の一社になります。
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拝殿は神社の規模のわりに意外に小さく質素な感じがします。
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裏側の本殿のほうには柵があって回れませんでした。
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古くから神の使者の動物といわれる鹿、春日大社のある奈良公園では野生の鹿が普通にあちこちにいますが、鹿島神宮の鹿はフェンスに囲まれた鹿苑の中。
一説によると鹿島神宮のご祭神である建御雷命が鹿島から春日大社に移ってくる際に、鹿を連れてきたという伝承があるのだとか。
奈良神社の鹿のルーツは鹿島神宮にあったなんてびっくりですね -
たまたま隣を歩いていたボランティアガイドさんの説明が耳に入り見上げてみると、二股に分かれた木がハートに見える。
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拝殿は比較的空いていてすんなりでしたが、奥宮には参拝者の列が
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この神社の創建は古く、初代神武天皇が即位した紀元前660年になります。
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神宮と名のつくものは、今は全国にかなりの数がありますが、平安時代から神宮と呼ばれていたのは、伊勢神宮のほかは香取神宮とここ鹿島神宮だけだったそうです。
日本の歴史とともに存続する由緒正しい神社なんですね。 -
鹿島神宮は皇居から明治神宮、富士山、伊勢神宮、吉野山、高野山、剣山、高千穂へと続くレイラインの東の端になります。
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つまり「始まりの地」となるわけで、仕事や人生においての総合的な開運をもたらす力を持った関東最強のパワースポットなんです。
香取神宮、息栖神社、そしてここを参拝しパワーをいただいたので、休み明けにはきっといいことありそうな気がします。 -
参道の真ん中がロープで仕切られていて一段上がっていますが、ここは流鏑馬の馬が走るコースなんです。
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2か所こんな木で組まれた枠がありましたが、これが的になるようです。
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人気の神社なので御朱印の受付まで15分 もらうのに45分待ちだったのでその間は境内散策ができました。
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奥宮の御朱印も一緒にいただきました。それぞれ初穂料は300円でした。
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東国三社の御朱印を3つ集めると記念品がいただけます。
御朱印受付の際に係の人が香取神宮と息栖神社の御朱印を確認し、御朱印の受領の際にこのお守りをいただきました。
私はひもを通してフーテンの寅さんのように首から下げています。
他の2社が最後だった場合はそこの御守りがもらえるのかなあ? -
最後に本殿の裏のご神木のパワーをいただいて次の目的地大洗磯前神社へ向かいまう。
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平成最後の3日間 パワー充電の旅
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