2019GW 父を連れてスペイン～モロッコ旅④セビリア

2019/04/28 - 2019/04/30

去年のポルトガルがとても良かったこともあり、以前から興味のあった南スペインへ。ついでにちょこっとモロッコとポルトガルにも訪れました。

今回の相方は退職して、毎日が日曜の父。父と二人っきりで旅行なんてたぶん小学生ぶりです。

またまた移動して、アンダルシアの州都セビリアへ。都会だけど、観光地も充実してて大好きな街でした！
今回の旅行記の日程です→★
【旅程】
4/24（水）羽田(21:10）－北京(23:55）
4/25 (木）北京（2:30）-バルセロナ（9:00) バルセロナ泊
4/26（金） バルセロナ観光 （夜グラナダへ移動） 　グラナダ泊
4/27（土） グラナダ観光　 （夕方コルドバへ移動）コルドバ泊
★4/28（日） コルドバ観光　 （夕方セビリアへ移動）セビリア泊
★4/29（月)　セビリア観光　 　セビリア泊
★4/30（火） 昼過ぎにグラナダに移動　グラナダ泊
5/1（水） グラナダ観光　　　アルヘシラス泊
5/2（木） フェズへ移動　　　　フェズ泊
5/3（金) フェズ観光（夕方リスボンへ移動）リスボン泊
5/4（土） リスボンーマドリードー日本

エリア セビリア(スペイン)

コルドバからバスに揺られて約２時間、１８時頃にセビリア到着！
路線バスで本日の宿の近くに移動します。google mapで予め街をインストールしておけば、ネット環境でなくともバスがどこを走ってるか分かるので便利。

一応到着時間をメールしてたんだけど、呼び鈴を鳴らしても誰もいません。アパートタイプだから想定内の出来事だけど、、どうしたものか。
優しそうな老夫婦を捕まえ、家主に電話して欲しいとお願いしたけど、英語が通じないのか、電話はしてくれない。代わりにおじいちゃんが「おーい」と呼びかけてくれたり、扉をドンドン叩いた甲斐あってか、中からオーナーのおじさんが登場～

絶対寝てたよね。。。

無事宿に入ることができました。アパートタイプでベットルームも２室。リビングも広くてオシャレです。1泊~￥12,000だけど、ここにして良かった！

一人部屋っていうのがいいよね。（こんなに長期間父と２人なんて久々だから、ちょうどいい）
しみ父は、洗濯機があるので久々にズボンが洗えると嬉しそう。

家で（なく宿ですね）、2時間ほど休憩して夕飯に向かう途中にあったメリーゴーランド。

地元民で賑わってる生ハム系の店に。
イベリコの生ハム。何気にお通しのオリーブが美味しい！若いオリーブなのか、浅漬けなのか、さっぱりしてる。

右はスペイン風エビマヨ。クリーミーで美味しい。サラミともう１品（ズッキーニだったかな、失念、、）

サンドイッチを頼んでる人が多くて、我々も〆に注文した生ハムのサンドイッチ。パンがパリッとしてこれまた美味！
結構色々食べて、飲んで20～30ユーロ位でした。

おはようございます。
今日はガッツリ観光しますよ。バスで旧市街へと向かいます。市内バスは1.4ユーロ。
カテドラルの周りには馬車がいっぱい。

セビリアのカテドラルはヨーロッパで３番目に大きくスペイン最大。地球の歩き方によると、「後世の人々がわれわれを正気の沙汰ではないと思うほどの大聖堂を建てよう」という教会参事会in1401年によりモスクの跡地に建てられて1519年に完成した、とのこと。
当時セビリアは大航海時代の拠点港として、かなり儲かってたみたいです。

尖ってる部分がイスラム建築の名残ですかね。

確かに"正気の沙汰じゃないくらい”デカいです。
入場料９ユーロで見学しましょう。

感想はデカい！以外に出てきません。

天井まで彫刻はあるのだけど、下の方は地獄の様子を描写してるのかな？なんだか苦しそう。

教会の中にはコロンブスのお墓もあります。

左の建物はヒラルダの塔。
１２世紀末にモスクのミナレットとして建設され、１６世紀に鐘楼がつけられたんだって。塔にはカテドラルに入場後、別料金で入れるけど長蛇の列のためパス。

お腹もすいたのでお昼にしましょう。
市場でご飯を食べたくて、Ferio市場へと向かいます。

木陰は涼しいけど、日向は暑い！33℃くらいありそうです。

Ferio市場に到着。
だが、あんまり活気がないぞ。何店舗か肉屋や果物屋は空いてましたが、飲食店は１店舗だけしかやってない。イカや海老のフライが美味思想でしたが、混んでたので諦め、果物屋でビワを少し購入。

カテドラル方面に戻る途中で、適当な店に。
これは、しみ父が選んだ、中東系ディップ的な食べ物。
端に写るピンクの飲み物は、Tinto de Verano と言って、夏の赤ワイン、って意味。赤ワインを炭酸で割ってレモンが入ってます。爽やかで外で飲むランチにぴったり～

ポーションは思ったより小さいけど、タコめっちゃ美味しい！ソースはもう１品と少し被ったけどね。付け合わせのパセリの素揚げもナイスでした。

食後にウィンドウショッピング。スペインって靴屋が多い気が。畳風なんて、和風なデザイン。

暑いので、ジェラートタイム。ピスタチオとレモンにしました。ピスタチオは鉄板で美味しい！レモンはさっぱり普通。

アルカサル（イスラム時代の王宮）に入場しましょう。（入場料：11.5ユーロ）ネット予約の方がすんなり入れるようですが、そんなに混んでいませんでした。

９ー１１世紀に使われてたイスラム時代の城を、キリスト教徒の王様たちが改築したんだって。

王宮内はかなり広そうです。まず入って右手の建物へ。比較的新しそうな（19世紀くらい？）陶器が展示されてます。なんか漫画っぽい、というか下手じゃないか？

アルハンブラっぽいですね。
とあるキリスト教の王様は、かなりイスラム文化に凝ってたらしく、宮殿内ではアラビア語を話すことを命じた、とか。

ここは建物の屋根裏部分。水を溜めて天然のクーラーにしてたみたい。

ゲームオブスローンズという海外ドラマに帰国後ハマりまして。ドラマを見てると見知った光景が！ここはドラマのロケ地だったんです。（ドーン人の住むウォーターガーデン）
ここ貸し切ってロケするとか、ホント海外ドラマってお金かかってる。

庭もかなり広そうなので、ちらっと見学と思ってたら、花がたくさん咲いててとても素敵な庭！

右手に見える回廊は、上を歩くことができます。

ここにもオレンジの木。
南スペインでは、オレンジの木をよく目にします。庭にあった案内によると、オレンジはアラブ人によって、観賞用・香料用途として、この地に持ち込まれたものなんだって。
だから、街路樹としてオレンジがいっぱい植わってたのか～

オレンジ木の石垣もある～

庭の中にある、小さい建物。きっと王様が愛人との待ち合わせに使ったに違いない。

庭園にはミニモスク（モスク風の建物）もあります。

ヤシの木と池とイスラム建築が調和して本当に素敵！元気が出る美しさです。

クマかな？

緑色の池の中には丸々太った鯉がたくさん。
アルカサル、かなり見応えたっぷりで、満喫しました！

こんなに明るいけど、まだ夕方７時くらい。

一旦アパートに帰って休憩し、夕飯前に明日の朝ご飯を買いに行きます。
絞りたてオレンジジュースを購入。

魚売り場。海外のスーパーでパックが縦置きなんだよな。

お肉売り場。

魚介が食べたくて、アパートの近くのシーフードレストランへ。まだ８時半と早かったためか、客は我々だけ。

とりあえずカニのサラダと海老のフライを注文。
カニはあんまりカニを感じない。海老のフライ（写真とり忘れ）は美味しいけど、結構高級でした。お店の雰囲気も、高級な感じで居心地が悪かったので、１杯飲んで移動することに。

庶民的なお店に移動！
ミニイカのフライとマッシュルームのアヒージョを注文。フライは、油が良かったのでさっきの店の方が美味しいかな。でも２人でビール３杯（小さいけど）飲んで、9.35ユーロ！最初からここに来たら良かったなぁ。

アパートの壁。オシャレです。

ほとんど使用しなかったまったりスペース。

おはようございます。
今日の朝ご飯は、しみ父の手作り。
オーブンが強すぎたらしく、パンが少し焦げておりますが、まぁいけます。オレンジジュースも美味しい！

12時のバスに乗るので、朝早めにスペイン広場へ歩いて向かいます。
真ん中の建物は黄金の塔。

この旅行きたかった場所の一つであるスペイン広場！スターウォーズエピソード２のロケ地なんです。写真では、スペクトル感が伝わらないですね。
９時頃に行ったのですが、ツアー客のアジア人でいっぱい。たぶん、他の観光地はまだ開いてないから皆来てるんだろうな。朝ランで来るべきだったと、しみ父は嘆いてました。

さすが本家スペインのスペイン広場は、バルセロナとは違う（バルセロナはカタルーニャ広場の方が立派だった）と感動する、しみ父。

朝は逆光になってしまうので、夕方訪問がオススメです。

完全な円形ではないですが、半径２００ｍくらいあるかも。

もっとゆっくりしたかったけど、バスの時間もあるので、行かなくては。

セビリアもとってもこじんまりとした都会で良い街でした。スペイン広場でもっとゆっくりしたかったなー。後ろ髪を引かれながら、一度宿へ戻り高速バス停へと向かいます。

バス停のカフェテリアで軽めのランチ。
タパス2品（魚介のマリネ、マグロの焼いたマリネ）とチュロス・コーヒーセットとビール。（10.1ユーロ）
この大したことなさそうなタパスが庶民的であっさりして美味い！
チュロスは揚げたてで、砂糖とか何もかかってません。こっちの人はホットチョコレートにつけたりして食べてるね。私は、コーヒーに浸したり、砂糖をつけたりして食べました。
しみ父は、甘くなくてビールにあう、だって。

軽いランチを食べてバスでグラナダへと向かいます。明日は今回の旅のハイライトアルハンブラ宮殿です！

グラナダpart2へと続く。