GW10連休+1日安否確認③旅ブログ【Egypt/Giza】

2019/04/30 - 2019/05/01

2019_4/27--5/7
ゆく平成くる令和　✤祝10連休✤
一日いくらのバイトの身にはツライ給料減だけど、だからこそ遠慮なく＋１日休んで行っちゃうよ!!　4カ国5都市の弾丸旅行ヘ。
(家族ヘの遠慮はどこいった？)

いちお身内に向けて安否確認含めここで報告入れていくからね(^_-)
（この嫁の暴走は誰にも止められません）

3都市目
エジプト　ギザ

アラブ首長国連邦⇛カイロ　Air Arabia ￥22,033
カイロ空港⇛ギザ　タクシー$30(ボッタクリ)

エリア ギザ(エジプト)

エジプト・カイロ空港、小さい方のターミナルに到着。イミグレの手前にある両替所でアライバルビザをUS$25で購入。
ついでに日本円をエジプトポンドにExchange頼んだら、そこでは日本円取扱い出来ないとの事。
じゃカードキャッシングしようと窓口後ろのATMトライしたが動作せず。
ATMはイミグレ通過後の空港内に3台もありました。

海外キャッシング用にCedynaのJiyuda!カード作ってたので利用。キャッシング手数料はなし、ATM利用料も取られず、為替レートはVISAカード会社の規定通りだし、借入日数の利息のみ追加支払いで済んだ。その上ネット上ペイパル返済で全額すぐ返せる。一番お得に両替できたと思う。

入国審査は窓口２つ、なかなか進まない。
厳しくチェックしてるからなのか、のんびりな仕事っぷりなのか。

次は現地SIMカードを探さなければ。

空港ロビーを出た途端の「タクシー？」攻撃半端ない。振り払いながら探すが小さいターミナルから外に出てもSIMショップなし。

仕方ないので大きい方のターミナルまで歩く。
搭乗しないで空港に入るので、説明しながら空港内に入れてもらったり、何かと不便を強いられる。格安航空利用は結局こういった細かい点で不便が生じるものなのね。

カイロ空港の悪徳タクシーは有名でしたので、絶対Uber使うつもりでした。しかし日本で登録時、SMSで認証コード取得出来ず登録未完だったから、現地SIMは電話番号も含むものを購入。
空港内で試行錯誤の末、ようやくUberの配車手配までできるようになりました!!

…が、配車確定をした途端、エラーでUber使えず。調べながらトライしても全くだめでした(泣)

1時間近く空港であれこれやってた為、日没時刻が迫ってきました。
ピラミッドに落ちていく夕陽を見る為には、もう向かわないと！　諦めてそこらの勧誘してくるタクシーに乗ることにしました。

出口出るときはいつも少なからずビビる。みんながこっち見るから怖いんだよね～

勧誘タクシーの運ちゃんと交渉、25ドルと言われたが、何とか20ドルで頼む。それでも高い。Uberだったら千円位なんだから。

しかしこの運ちゃん、間もなく豹変。トラフィックがあるから、1時間かかるから、などと30ドル出せと言う。そんなの始めからわかってることでしょ、何年ここら運転してんだよ。
日本人なめられちゃいかん、今後の日本人観光客の為にも引き下がるもんかと頑張るつもりでした。
…が運ちゃん強い。絶対引かない。そのうち脅し口調になり恐怖を感じるほど。……で努力虚しく日本人観光客撃沈。やっぱ敵陣で戦うには語彙力とかヤクザよろしくコワモテでないと勝てないよ～
今後の日本人観光客を救えなかった、ごめんなさい(_ _;)

30ドルで決着するとコイツ今度は馴れ馴れしく手を触るとかしてきた。話がどんどんあらぬ方向へ行き、ギザ1泊ならそのあと僕のうちにおいでよとかふざけた事言い出した。僕はあなたを守りたい、んだそう。はぁ？よくわかんないその発想。
英語駆使して何とかNo！で通し、こっちか日本語で電話(するフリ)したら、ようやくしつこいのは諦めてくれた。
あとから調べたら、イスラム地域は女性ひとり行動はなく、ひとり旅などする自体、奇異に見えるらしい。日本ならひとりで旅できるのは強い女性とされてポジティブにとれるのだが。

このあと、エジプト滞在では民族の違いをまざまざと見せつけられることとなる。

空港からすったもんだで、ようやく今晩の宿に到着。あー疲れた。

でも疲れ果てた私を迎えてくれたのはこれ！
宿の屋上テラスに上がると 目の前に！
写真では 伝わりきれないぐらい、本当にすぐそこに素晴らしい眺めが広がっていました。
小学生だった頃からいつかは行ってみたいと思っていたこの場所。遠い異国だし 当時は60万円くらい用意しないと行けるような所ではなかった。それが今、現実になってここまでこれたことに感謝。

スフィンクスが私を見てる

夕暮れ時はこんな風景。 今日は霞んでしまっているけど、夕日が落ちていくさまを見たら感動的だろうな。

朝起きて部屋からの眺めもこれ。 贅沢の極み。
宿はPyramids View innシングルルーム朝食付き1100エジプトポンド（7000円少しくらい）
3つ星ホテルとなっているが、設備は古いし狭いのでホステルの部類に入ると思われる。
シングル予約でトリプルルームを使わせてもらい荷物もひろげて広々使えて満足。

この景色を眺めながら 日本にいる子どもとLINEする。もう遠い異国じゃなくなった感。ここ数年の移り変わりの速さに驚きを感じる。

ピラミッドの上を飛行機が飛んでいった。その風景を、何千年も前、当時ピラミッド建築に携わった多くの人たちが想像できただろうか。地球というものが太陽の周りをまわってることや、遠くからでも何時間かで見物に来られるなんてことを。

さて、夜の徘徊編。20時半から1時間位の街ぶら。
砂っぽい道路や舗装が崩れた道にはゴミやフンがそこらじゅうに。牛、馬、ヤギの臭い、クラクションの音。
食事できるところ探すが、見当たらない。食堂らしい造りの店内に大勢男どもが座っているが食べているわけでもない。街に女性はほとんどいない。
無駄に座ってるだけの男どもは珍しそうにこっちを見る。10mごとにヘイ!チャイナ！ニイハオ!などと声をかけられる。面倒くさいので足早になってしまう。

食堂やってないから、夕食はきれいめなお店のパンにする。小さめサイズでたくさん並んでる。値段表記はアラビア数字、1～9の読み方予習してきて良かった。
私が選んだ3個のパンを商品見もしないで「ワンダラー」と言ってくるスタッフ。なわけないでしょ、とレジに座るおじいさんにお勘定お願いすると2ポンドでした。約12円、お安い。危うく110円にされるとこだったわ。

広い通りでも、あちこちでこの状態。みんな、タバコはおろか大きめゴミもポイ捨てしてる。
涼しくなった夜の時間に子どもたちが道路で遊ぶ。無邪気にHello！と声かけてくれても二言目には「ワンポンド」……せつないな～
といって楽しそうに喋り始めてくれても、アラビア語だからこっちは？？だし、英語使ってもあっちが？？だしね～
ほんやくコンニャクがほしい∼∼
次の渡航からはいよいよポケトークやiliの出番かなぁ

気温が上がる前の
気持ちのいいエジプトの朝

ピラミッド眺望の屋上テラスで朝食を。

ギザ到着18:00,出発12:00　滞在18時間
結論、十分でした。ピラミッドエリア内には結局2時間半でしたので。
到着日に宿テラスから音と光のショーを鑑賞して、街歩きして、翌日午前ピラミッド観光、シャワー浴びてチェックアウト。丁度いいスケジュール。遺跡探求、フォトスポット追求する人でなければ十分。

太陽の登る方向を向くスフィンクス、カイロの街を見下ろしながら、何千年もピラミッドを守るように鎮座する。

エリア入り口は2箇所。宿はスフィンクス側なのでそちらから入場するも、ピラミッド内部見学のチケットはメインエントランスでしか買えないとの事。エリアに入って見物しながらメイン入り口へ向かう。

エリア入場160￡E(≒960円).
クフ王内部購入のつもりが
チケットはメンカウラー100￡E(≒600円)
これでも内部入れたけどホントは300￡Eのはず⁉
まだ改修中なのか、カフラー内部は販売なしでした。

ピラミッド内部見学
まえの欧米女性の方、写真ごめんなさいm(_ _;)m
少しの距離こういった通路になりますということで。
王の玄室は何も置いてなく、物凄い蒸し暑さ。
この温度で遺体を安置してたのか

クフ王ピラミッドのふもとから、隣のカフラー王のものを眺める

科学が進んでも、今なお色んな説が提唱される謎ばかりの遺跡。古代文明の不思議にロマン。

高校時代の世界史は大嫌いでいつも赤点。授業抜けてひとり学校近くで日向ぼっこしたことを思い出す。世界史の岡田先生の顔は今でも覚えてる。あの時はやる気なくてごめんなさい!!　今になってわかる、知ると楽しい分野だったんだなぁって。