10連休ものGW前半戦旅行記1「福井県の常神半島で、刺身の舟盛を満喫した家族旅」。

2019/04/26 - 2019/04/28

はじめましてこんばんは。さて今年のGWは何と10連休！ということもありずっと家にいても流石に暇になってしまいます。ということで私の家では「前半に家族で一緒に行動後、離れ離れに」と言った旅行スタイルで行くことに。刺身が凄いと聞いた「常神半島」での刺身満喫＆周辺観光から、その後は北へ北への鉄道の旅へ！？中部地方を縦断した、GW前半旅行のはじまりはじまり…

エリア 美浜・三方五湖周辺(福井)

今回の旅の起点は名古屋。適当な時間に出発し一路北陸方面へ。
渋滞にはまりつつも2時間程度で滋賀県へ。天気も悪く、観光にもちょっと…
しかし時間は余っており、最初に訪れたのは「近江鉄道」。

近江鉄道 本線 乗り物

新幹線の橋の脇に近江鉄道の線路があり、公園なので駐車場そしてトイレまで完備。

近江鉄道 本線 乗り物

そして待つことしばし、運用調査をして狙った「赤電」。
殆どの編成は顔が変わってしまっている中僅かに残ってる原型車を利用し西武時代の
カラーに戻すなんて粋ですよね～強い雨が降ったり止んだりでヒヤヒヤでしたが何とか本番時には回避出来ました。

近江鉄道 本線 乗り物

★その後は琵琶湖のほとりを行く道路を走り、ランチそして美しい新緑に癒され…
赤電撮影後は再度滋賀県を北上。そして琵琶湖沿いに走る湖岸道路に抜け、沿線にあった道の駅でトイレ休憩。尚多機能トイレ以外、男女共に和式トイレのみなので要注意です。

近江母の郷文化センター 道の駅

そこにあった食堂が良い雰囲気だったのでいざ入店。この日は強風が吹き付けとにかく寒かったので家族一同「温かいうどん」を注文しました。

近江母の郷文化センター 道の駅

寒い日にはやっぱりコレですね。冷え切っていた体が暖まり、天気も
青空が覗く良い天気になってきました。

近江母の郷文化センター 道の駅

そして食事後、琵琶湖の北部に来ると琵琶湖の水面に加えて、

琵琶湖 自然・景勝地

新緑のトンネル～。

琵琶湖 自然・景勝地

美しい琵琶湖の自然に癒され、あっという間に琵琶湖と
さよなら～山地へと入って行きます。

琵琶湖 自然・景勝地

★何とかつて北陸本線が走ってた線路跡を、車で走れる場所がある！？
琵琶湖に別れを告げ、やってきた「木ノ本」。ここから国道8号を行っても良いのですが、
「北陸本線の線路跡を道路にした」なんてルートが別にあり、しかも煉瓦積みの古ーいトンネルも車で通れます。

ということで国道３６５号を北上、途中で県道号に入るとすぐ、「信号機のあるトンネル」が現れます。このトンネル「柳ヶ瀬トンネル」は鉄道の単線規格のトンネルなので、自動車がトンネル内ですれ違うことは不可能。ということで上下片側交互通行のシステムを採っている訳です。

木ノ本側のトンネルはコンクリートに改築されてしまっていますが、洞内に入ると昔ながらの石や煉瓦積みの箇所も。今でこそ、地域の道路として静かに余生を送る柳ヶ瀬トンネルですが、大昔はSLが行き交う大幹線でした。

トンネルを抜けた後、車を停めて敦賀側の坑門を撮影。こちらは柳ヶ瀬トンネルが出来た時の姿がほぼそのまま残り、重厚な石造りの坑門がとにかくカッコいいです。
廃止から既に半世紀以上。こうして道路として余生を送っているおかげで、今もなお荒廃せずに姿を残す、貴重な鉄道遺産です。

★道路改良の波から外れた「土木遺産小刀根トンネル」は、新緑の中に佇む現存最古のトンネル。

小刀根トンネル 名所・史跡

柳ヶ瀬トンネルから車を走らせること暫し。線路跡は高速道路もしくは県道自体の改良工事で消失している区間も多くなっています。

小刀根トンネル 名所・史跡

しかし「小刀根トンネル」のみは、道路改良の波から外れ、新しい県道がトンネルを迂回するように作られました。

小刀根トンネル 名所・史跡

そして、２０１４年に土木遺産に指定されトンネル周辺の草刈りもなされています。

小刀根トンネル 名所・史跡

トンネル内の石積みも、普通のレンガトンネルによくある石積みよりも乱雑な感じです。

小刀根トンネル 名所・史跡

これを見ても、技術が未発達だった黎明期にこのトンネルが作られたことが分かります。

小刀根トンネル 名所・史跡

道路側と反対側に行ってみました。訪れた時は新緑の黄緑色と重厚な坑門とのコラボレーションがとても美しかったです。

小刀根トンネル 名所・史跡

さて、これにて北陸本線跡巡りは終わり。敦賀の町を目指しましょう。

小刀根トンネル 名所・史跡

★赤レンガ倉庫の並ぶベイエリアで、美味しいスイーツに舌鼓。

金ヶ崎緑地 公園・植物園

国道を通りやって来た敦賀のベイエリア。かつての鉄道駅舎を復元した資料館や、

旧敦賀港駅舎(敦賀鉄道資料館) 美術館・博物館

赤レンガ倉庫等が整備された、敦賀の観光スポットになっています。

敦賀赤レンガ倉庫 名所・史跡

そして赤レンガ倉庫の中にある喫茶店でケーキを堪能。
量は少なめで、おしゃれなスイーツ。この日の夕食の量のことを考えれば、丁度良かったです。

ソニョーポリ グルメ・レストラン

さて車に戻って引き揚げようとしたところ、赤レンガ倉庫の死角に「キハ５８」の保存車を発見！慌てて車を停め、見に行ってみました。

敦賀赤レンガ倉庫 名所・史跡

既に稼働車はいすみ鉄道の１両のみになってしまったキハ５８。こうしてみると、今にでも走りだしそうな雰囲気です。

敦賀赤レンガ倉庫 名所・史跡

そして車で移動後、遅れてやって来た家族を途中の駅で拾うために一度「十村駅」に立ち寄り。

十村駅 駅

すると「ひょう」が降り出す最悪の天気から、晴れ間が覗くという天気に。これはもしや「虹」が見れるんじゃないか…と思ったら出ました！大きな虹の架け橋。いやー綺麗ですね…

十村駅 駅

そして列車がやって来ました。ローカル線ムード満点でよい感じですね～

十村駅 駅

無事家族と合流し、いざ今宵の宿にレッツゴーです！

十村駅 駅

★「常神半島 昭和館」さんで、夕食に出て来たヒラメと鯛の舟盛りに一同驚愕！
十村駅から車で移動し、17時半ごろに宿に到着。

海辺のワーケーションリゾート　昭和館ｍｕｋｕｒｉ 宿・ホテル

通された部屋は風呂トイレはなく、洗面所のみ完備。思っていたより綺麗で快適そのもの。

海辺のワーケーションリゾート　昭和館ｍｕｋｕｒｉ 宿・ホテル

こちらは共同トイレ。ちょっと狭いですが、リモコン付きの最新ウォシュレットになってました。

海辺のワーケーションリゾート　昭和館ｍｕｋｕｒｉ 宿・ホテル

そして18時からの食事は、1階の個室食事処で頂きます。

食事処に入ると既に舟盛りがセッティングされていましたが、その量にびっくり！
それを見た瞬間ただただ「すげー！」。この言葉以外、出て来ませんでした。

しかも鮮度抜群で切り身に歯ごたえもあり、東京ではまず食べられないであろう美味しさです。そんな贅沢な刺身がたくさんあるので1口で2切れ食べる。普段なら絶対あり得ない、贅を尽くした食べ方です。それに加えて、

海辺のワーケーションリゾート　昭和館ｍｕｋｕｒｉ 宿・ホテル

天ぷら(エビが絶品！)、カレイの煮付け、

海辺のワーケーションリゾート　昭和館ｍｕｋｕｒｉ 宿・ホテル

エビの揚げ料理、

海辺のワーケーションリゾート　昭和館ｍｕｋｕｒｉ 宿・ホテル

お吸い物そしてデザート等が付き、
もう大満足の上をいく超超超満足で、部屋に戻ったのでした。

海辺のワーケーションリゾート　昭和館ｍｕｋｕｒｉ 宿・ホテル

ヒラメちゃん、

海辺のワーケーションリゾート　昭和館ｍｕｋｕｒｉ 宿・ホテル

タイちゃん、ごちそうさまでした。ありがとう！

海辺のワーケーションリゾート　昭和館ｍｕｋｕｒｉ 宿・ホテル

そしてお酒の力もあり、私以外の家族全員は温泉に入らず寝てしまいましたとさ…

海辺のワーケーションリゾート　昭和館ｍｕｋｕｒｉ 宿・ホテル

★ということで夕食後、私1人で温泉に入りに。
常神半島のあたりには温泉は基本ないようですが、ここ昭和館さんでは近くの日帰り温泉のお湯を持って来ているみたいで温泉に入れます。少し狭く、混雑することもありますが湯温が熱めなので長居しなくても十分。あっさりしていて中々気持ち良かったです。

海辺のワーケーションリゾート　昭和館ｍｕｋｕｒｉ 宿・ホテル

★宿を後にし、三方五湖と日本海そして白山の絶景！「レインボーライン」の展望台へ！
翌朝起床後は朝風呂に入り、その後朝食へ。夕飯が凄かった一方、朝ごはんは至って普通です。

海辺のワーケーションリゾート　昭和館ｍｕｋｕｒｉ 宿・ホテル

そして8時過ぎにチェックアウトし、車で常神半島の上を通る「レインボーライン」へ。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

通行料1040円とちょっと高めですが、日本海や三方五湖を見下ろす展望台等があって、楽しめます。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

最初に訪れた第2駐車場の展望台。なんとも言えないオーラを醸し出し、それがまた良い小人さん3人。駐車場中央の目立つ場所にあるのでインパクト大です。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

トイレ完備の駐車場の奥からは、若狭湾と日本海を遠くに望むことができますが、この道のメインスポットはここではありません。車に乗って更に山を登ります。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

第二駐車場から少し登った場所にある「第１駐車場」。ここには売店やトイレがあるレインボーラインの拠点。この駐車場からも絶景を望めますが、さらなる絶景を見に行ける交通手段がここから出ています。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

そう。「リフト」や「ケーブルカー」が山頂駅と駐車場を往復しており、整備された山頂の公園までを２分で結んでいます。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

往路はリフトに乗車。１人乗りのリフトから少し体をひねれば、日本海の絶景が良く見えます！

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

2分ほどで到着するリフトとケーブルカーの終点。三方五湖や日本海を見渡す抜群のロケーションにベンチが置いてあり、ゆっくり過ごすのに最適な場所です。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

天気に恵まれ、とっても気持ちの良い天空の楽園。流石GWとだけあり、次々に老若男女問わず、さまざまな観光客が訪れ賑わっていました。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

こちらには水仙の花が丁度見ごろ。丁度新緑も綺麗な季節です。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

そして三方五湖と街並みを見下ろす場所には何と足湯も！
入って行きたいところですがそろそろ時間が…

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

帰りはケーブルカーで麓におり、車で再び移動するのでした。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

尚駐車場は9時半ごろにはほぼ満車状態になっていました。繁忙期の混雑には
要注意です。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

こちらのケーブルカー乗り場の前にあったたぬきさん。さっきの小人さんと共にこちらもインパクト大。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

しかもたぬきの目の部分はフタになっていて、フタを開ければ顔を出すことが出来、閉じればたぬきの顔になって更にびっくり。

レインボーライン山頂公園 公園・植物園

★舞鶴の名物「肉じゃが料理」を堪能後、家族と別れて単独行動へ。

レインボーラインを後にし、両親に希望で三方の道の駅にある博物館に立ち寄り。その間私は周囲をプラプラ。

道の駅 三方五湖 道の駅

天気が良かったので売店で売ってた「飲むオレンジゼリー」を買って湖が見える場所で食べることに。しかしベンチがほとんど無く、食べる場所の確保に難儀…

道の駅 三方五湖 道の駅

結局美術館の近くに座って、頂きました。湖沿いの遊歩道にベンチくらい置いて欲しいものです。

道の駅 三方五湖 道の駅

そして舞鶴まで下道で一気に車移動。1時間40分くらいで西舞鶴に到着。
駐車場に車を置き、西舞鶴の駅前にある「カフェレスト　フォレスト」さんに入店。

駅前とだけあり、私たちが入った後あっという間に満席になってしまいました。しかし店員さんが２人だけみたいで全く供給が追い付いていません。ちょっと店員さんがかわいそうでした…駅前なので列車の時間が気になる方も多いかと思うので、人を雇うなりして改善してほしいところです。

「肉じゃがオムライス」を頂きました。何でも舞鶴は肉じゃがが名物だそうで、こういったメニューがあるとのこと。卵との相性も中々良かったです。

食事後は家族と別れ、ここからは長い鉄道旅行が幕を開けます。
長くなったので続きはまた次回。ご期待ください。

西舞鶴駅 駅