全通なった三陸鉄道に乗る

2019/04/20 - 2019/04/21

2019年4月２０日土曜発　２１日日曜着

東京9:08―八戸12:01はやぶさ９号
八戸12:22―久慈14:07：リゾートうみねこ
久慈14:13―宮古15:51：三陸鉄道
宮古16:13―釜石17:36：三陸鉄道（今回開通した部分）
釜石18:18―盛19:07：三陸鉄道
盛19:20―気仙沼20:28ＢＲＴ

東日本大震災の津波により不通になっていたＪＲ山田線の釜石、宮古間がＪＲ東日本によって修復され、今回三陸鉄道に移管後開通した。以前から運行されていた南北リアス線と合わせて久慈から盛まで１６３Ｋｍが三陸鉄道リアス線として開通したので、久慈、盛間１６３Ｋｍを体験乗車した。
これまでに、南北リアス線の久慈、宮古間、釜石、盛間は何回か乗ってきたが、今回開通した宮古、釜石間は、ＪＲ山田線から都合30年ぶりになる。山田町、大槌町を含め津波被害が甚大だった。復旧に8年もかかったが、どこを街の中心にして、駅をどこに置くかの住民コンセンサスを得るのに時間が掛かったわけだ。
途中、三鉄車両の形を模した水門があったが、その高さまで津波が襲ったようだ。
この写真の切符は、途中下車できるタイプの切符。一般の普通切符では100Kmを超えても途中下車できないから、要注意だ。つまり、久慈、盛間の１６３Kmの普通切符でも途中下車が出来ない。また、乗り放題切符でもないので、逆戻りなどできない。

エリア 山田・大槌(岩手)

東北新幹線はやぶさで八戸に向かう。車内では警戒要員の巡回があった。

八戸駅で、八戸線に乗り換える。

八戸線ホームの駅票。

久慈までリゾートうみねこに乗る。（この日は平日のためか）空いていたし、社内販売は無かった。

3両編成の中間車両。4列シート自由席。

1号車と、3号車は3列シート。内、3号車は指定席。平日は指定する必要もないだろうが、休日は指定しておいた方がいいだろう。

久慈まで太平洋が見えるが、これは蕪島。

海が気持ちよい。

車内にある津波被害の場合の注意書き。

久慈駅に着くと、「TOHOKU EMOTION」と並ぶ。

三鉄久慈駅駅舎。NHKの朝ドラあまちゃんの頃から有名。

この横断幕が各駅に掲げられている。

つり輪は、色々の木の素材で、色々のデザインで作られている。

所々で、高所橋梁を通るが、いったん停車してくれる。

三陸道の橋が見える。

車内の様子。

田野畑にある水門。三鉄の車両の水門管理室。３．１１ではここまで津波がきたそうだ。

島越駅。この駅も流されたが、数年前に修復されていた。

まだ宮古市内だが、防潮堤など復旧工事が行われていた。

三鉄車両のデザインは、このアカと、白いろのものがあった。

新区間で、駅で手を振る地元のかた。

桜が満開だった。

陸中山田駅。津波で完全に流され、かさ上げされた場所に新しく建てられたようだ。

船越駅。ここは被害はなかったのでそのまま使れている。

同上。

（南行き列車の）左側にはきれいな海が見える。

ラグビースタジアム。鵜住居復興スタジアム。今年は全日本の国際試合、来年はＷＣが記載される。

釜石駅構内では満開の桜。

釜石駅着。隣は、ＪＲ釜石線の車両。

釜石駅構内にあるモニュメント。寄付支援した人のプレートが張られている。

旧新日鉄釜石の名前も、日本製鉄に変わっていた。