2019年4月21日ポロンナルワ、アヌーラダプラ旅行　北部アヌーラダプラ遺跡見学とインドへの帰国編

2019/04/21 - 2019/04/21

1月にシーギリアとダンブッラに行き、スリランカの世界遺産が残り２つとなりました。
4/19がグッドフライデーで３連休です。ポロンナルワに行く予定にしていて航空チケットを買ったのですが、ほぼ同じタイミングで今年行われるインドの議会総選挙の投票日が4/18になったと連絡がありました。
慌ててスリランカ航空のチケットをキャンセルしてマレーシアのボルネオ島に行き先変更しようと思ったのですが、スリランカ航空のホームページからのキャンセルができないことが発覚！
ビジネスクラスを取っていたので手数料がかからず出発日時は変更できたので、ここは17日夜に出発し、チェンナイに戻る時間を22日の早朝2時過ぎに伸ばし、ポロンナルワとアヌーラダプラの両方に行き、スリランカの世界遺産を片付けてしまうことにしました。

出発3日前に強行して手に入れたレンズをカメラに装着して出発です。
今回立てた予定は以下のようです（実際のスケジュールはスケジュール欄をご覧ください）

-------------旅行計画--------------------------
4/17
https://4travel.jp/travelogue/11483243
スリランカ航空UL124便　チェンナイ21:15→コロンボ22:40
City Beds - The Regent宿泊

4/18
https://4travel.jp/travelogue/11483329
No.6011Udaya Devi Express コロンボフォート6:05→ポロンナルワ12:30
半日ポロンナルワ遺跡見学
Samagi Guest House& Cottage宿泊

4/19（前半）
https://4travel.jp/travelogue/11483565
ポロンナルワ遺跡　宮殿跡とクワドラングル見学

4/19（後半）
https://4travel.jp/travelogue/11487726
ポロンナルワ遺跡　寺院群と仏像群見学

Samagi Guest House& Cottage宿泊

4/20
https://4travel.jp/travelogue/11483596
バス　ポロンナルワ9:00→アヌーラダプラ12:00
アヌーラダプラ駅で翌日のインターシティの切符購入
アヌーラダプラ遺跡半分見学
Levi`s Tourist宿泊

★4/21★←この旅行記

アヌーラダプラ遺跡半分見学
AC-Intercity アヌーラダプラ16:32→コロンボフォート20:05
空港バス　コロンボバスターミナル20:30→コロンボ空港21:30
スリランカ航空UL125便　コロンボ1:00→チェンナイ2:25
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4/21
前日に続きアヌーラダプラ遺跡をレンタサイクルで観光したあとインドチェンナイに戻ります。
この日はアヌーラダプラ遺跡の北側を見て回ります。
その間にまさかコロンボやネゴンボで爆弾テロが起こるとは！

最後の１日は帰国するのも一苦労の一日となりました。

エリア アヌラダプーラ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 自転車 タクシー 飛行機
• 航空会社: スリランカ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

この旅行記は2019年4月20日ポロンナルワ、アヌーラダプラ旅行　世界遺産聖地アヌーラダプラ南部の遺跡編からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11483596
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おはようございます。7時半に朝食です。

まずセイロンティーをいただきました。

その後コンチネンタルブレックファーストが運ばれてきました。
トーストとオムレツ。フルーツはパイナップル、スイカ、バナナがメニュー。

よくしてもらいましたリーバイスツーリストの従業員の皆さんです。
自転車を借りてスタートします。
時間は9時です。
このとき最大都市コロンボ、空港のあるネゴンボなどでテロリストが仕掛けた爆弾が爆発していましたが、この時点では誰も知らないのでこの笑顔。

行ってきます～！

前日行ったスリー・マハー菩提寺の手前のB515号線を北に曲がります。
木の向こうにルワンウェリ・サーヤ大塔の白色のストゥーパの天辺の尖塔が見えます。

これから行くジェータワナ・ラーマヤナのストゥーパの尖塔が木の間に見えます。

B515号線の木の中にある交差点の角に世界遺産のマークの書かれた小さな塔がありました。今日の相棒、白色の実用車くんに入ってもらって撮影。
ここを右に回ります。

1937年にイギリス人が建てた博物館です。地球の歩き方では図書館と書かれています。中でアヌーラダプラ遺跡のチケットを購入して、展示物を見てから外に出てきました。

博物館の北側にあるジェータワナ・ラーマヤに向かいます。

その間に遺跡が点在しています。

お！鳥めっけ！

インドトサカゲリです！
そういえばこの間テレビでとり肉ってなんの肉って聞かれてKis-My-Ft2の二階堂くんが自信持って鳥って答えてたのを思い出したwww!

ジェータワナ・ラーマヤの前にも世界遺産の石碑がありました。

3世紀に建てられたジェータワナ・ラーマヤのストゥーパです。
大きい！！高さが約70メートルあるそうです。元々は122メートルあって今よりも大きかったようです。頂点に水晶が置いてあってそこまでは152メートルあったんだそうです。
靴脱いで参拝します。
南から入ります。

西側が正面。
ストゥーパの前に本堂とでも言う建物があります。

中には仏像があってみなさん手を合わせていました。

北側からです。ストゥーパの手前に柱がたくさん立っています。
ここに建物があったぽいですね。
本来はここが正面なんでしょうか。

ストゥーパにゾウさんが上半身だけ出しています。

ストゥーパの下はレンガを使った広いスペースになっています。
靴を脱いでいるから熱いのよ！！

南側に戻ってきました。アヌーラダプラのランドマークとも言えるジェータワナ・ラーマヤナをバックに世界遺産マークのところでアヌーラダプラでの世界遺産で一枚を撮影。
このときスマートフォンにYahoo!ニュースが入ってきました。
「スリランカで複数の爆発　死傷者が出ている模様」
ちらっと見てスマホをしまって２、３歩歩いて
ん！！！！！
慌ててもう一度画面を確認。
「スリランカで複数の爆発　死傷者が出ている模様」

まじか！！

って感じでしたが、人間って本当に二度見ってするんだと身を以て確認しました。

爆発が少し気になりますがアヌーラダプラはとりあえず関係なさそうですから森の中の道を自転車を走らせて観光を続けます。

15分くらい走りました。
前日に行ったルワンウェリ・サーヤ大塔の北500メートルくらいのところにあるトゥーパーラーマ・ストゥーパを見学します。
入り口で靴を脱いで入っていきます。

ストゥーパは一段高いところにあります。

高さ19メートルの小柄なストゥーパです。
今まで見てきた水滴型のストゥーパではなく、釣鐘型のストゥーパです。

ストゥーパの周りに柱が立っています。これはストゥーパに屋根をかけるためのものだそうです。

南東の森の向こうにルワンウェリ・サーヤ大塔の尖塔が見えます。
出口に向かいます。

正面から見て左手。帰りは右手にお寺の跡があります。屋根は残っていませんが、仏像が綺麗に残っています。
自転車を更に北に向かいます。
北の宮殿地区に向かう道はアヌーラマワサーとサンガミッタマワサーの二本があり、宮殿の跡が道沿いにあるサンガミッタマワサーを選択しました。

北上すること2分ほど。宮殿跡に到着しました。
地球の歩き方の地図ではサンガミッタマワサーの右側になっていますが、実際は左側にありました。

宮殿の建物跡を見ていきます。

建物跡の中に屋根付きの囲いが。

なんだなんだ？？壁ですね。

よく見ると色が残っています。

宮殿の建物の奥です。木の向こうに民家が見えます。
本当にアヌーラダプラの遺跡群は民家の中に点在しています。

サンガミッタマワサーを挟んだところに建物跡があります。
地球の歩き方には仏歯寺と書かれていますが、現場にいた白人の方２名連れてきていたガイドさんにあれは仏歯寺跡かい？と聞いたら違うとの答え。

実際はなにかはっきりとはわからなかったです。

更に北に向かいます。目指すはクッタムボクナ。

クッタムボクナの手前でチケットチェックがありました。そこの係員の人にクッタムボクナは王宮エリアを見てから戻ってきて！とのこと。
アヌーラマワサーを通って北上して王宮エリアを見てサンガミッタマワサーを南下して街に戻るのが正式なルートだったようです。

と言うことで西に自転車を向けます。

王宮地区最初の見学ポイントは風雨から守るための屋根の下にある

4世紀に作られたサマーディ仏像です。
できた時は屋根はなくこの後ろに菩提樹があって本当に仏陀が悟りを開いた場面のようだったそうです。
仏像のひざに猿が！

仏像の上の木にも猿。

こら！仏様の上で物を食うな！
猿には関係ないもんね～！

仏像の真正面Dhatusena王が建てたブッディサッティヴァ　イメージ　ハウス跡。
寺院があったんでしょうね。
自転車で次の遺跡に移動します。

大きなストゥーパに行き着きました。アバヤギリ大塔です。
靴を脱いで東側から参観します。

時計回りに見ていきます。先に見たジェータワナ・ラーマヤのストゥーパ同様象さんが土台の上部に並んでいます。

紀元前1世紀に建設されたストゥーパでスリランカの大乗仏教の総本山だったところです。

南側です。入り口に柱があり奥に参拝する建物があってその奥にストゥーパ。

ストゥーパの隙間から草木が茂りだしています。
ちなみにこのストゥーパの現在の高さは75m。
東側に戻り、更に自転車で西に向かいます。

菩提樹の下に仏像がありました。
写真だけ撮ったら西へ向かいます。

更に西側に向かって行くと、仏像が鎮座していました。

上の仏像を超えると大がかりな建物の跡がありました。

寺院の食堂の跡です。

ここが流しの跡

かまどの跡もありました。
食堂の跡から更に西に向かうと

大きな池があります。

エレファントポンド（象の池）です。

自転車まで戻ってきたら草を食べて彷徨う牛の群れが周りに。
急いで自転車で脱出！
北に方向を取ります。

ラトゥナ・プラサーダです。石の宮殿跡です。奥に入ります。

スリランカで一番美しいと言われる入口のガードストーン。8世紀のもので彫られているのは王の姿。

ここに石造５階建ての宮殿が建てられていました。

自転車を停めている駐車場にあるこのお店で水分補給をすることにします。

冷たいファンタオレンジをいただきました。
次に見たいのはムーンストーン。場所を確認するとこの裏から歩いていけるとのこと。

お店を出たら言われた方向に少し進むと入口がありました。

ここの建物跡は王妃の建築跡です。
建物全体は朽ち果ててしまっていて見るべきものはありません
でも、

初期のムーンストーンが残っています。
一番外に人間の欲望を意味する炎の輪。
その内側に象（誕生）馬（老齢）ライオン（病）牡牛（死）を刻んで全体として輪廻を表しています。
更に内側には純潔を意味する花を加えた鳥（ソン）がいて、中心には天国を意味するハスの花があります。

ちなみにこれがポロンナルワで見てきたムーンストーン。
一番古い首都アヌーラダプラとその他の都市にあるムーンストーンの違いは牡牛がいないこと。
ポロンナルワに首都が移る以前にヒンドゥ教がスリランカに伝わっており、その神である牛はムーンストーンから外されました。

王宮エリアの見学を終えて、改めてサンガミッタマワサーの方に戻ります。

サンガミッタマワサー沿いの駐車場に到着しました。

タッタム・ポクナ。
２つ大きなプールがあります。

五又のコブラの彫刻が目を引きます。

アバヤギリ大塔の麓にあった僧院の僧たちの沐浴場だったところです。

これでアヌーラダプラの遺跡観光そしてスリランカの世界遺産観光はコンプリート。
レンタサイクルの返却のためにホテルに戻ります。

自転車を返却します。
聞けばランチを作ることができるとのこと。
ランチをいただくことにします。

まずは冷たいビールを。

注文したのはチキンカレー。
この時こんな会話に
オーナー：「今日わが国で問題が起こったことは知っていますか」
ぱっしょん：「ネットで見ました。」
オ：「先ほど連絡が来て空港には5時間前に着くようにとのこと。すぐにでも出た方がいいです。」
ぱ：「バスターミナルからネゴンボに行くバスは出てますか？」
オ：「出ています。」
ぱ：「じゃあすぐに出ることします。」

時間は14時を過ぎたあたりです。夕方の列車で空港に向かう予定でしたが2時間半ほど早くアヌーラダプラを離れることにしました。

歩いて15分。アヌーラダプラ旧バスターミナルに到着しました。
南方向に行くバスはここから出発します。
手前に見える04番バスに乗れと周りは言うけども運転手も車掌も他のバスに乗れと言います。
おそらく4番のバスは空港のあるネゴンボを経由するようですが、この時点でネゴンボでもテロが起こっていたので、バスを走らせることをやめたのではないかと思います。

15路のバスに乗り込みました。

バスは北に向かって走りはじめました。
この後ダンブッラを経由してコロンボに向かいます。
キャンディー発ネゴンボ行きのバスに乗り換えることができるニタンブワの街までの切符を購入。

運転手の後ろの席に座っていましたが、そこは優先席。お坊さまが乗ってきたら席を譲るのがルール。
ダンブッラから1時間半くらい立って行くことになりました。

バスは出発して４時間経って休憩になりました。
マンゴージュースを飲んで水を購入。
休憩場所から30分ほど走ってニタンブワに到着。
ネゴンボ行きのバス停に行ったのですが、２台来たバスが無視するように通過していきました。
同じく帰宅難民になっていたスリランカ人の方に聞いたら、6時以降外出禁止令が出ているとのこと！
だから乗車拒否してるのかいな！！

ニタンブワで30分以上バスを待ち、UBERで捕まえたタクシーから乗車拒否にあい、どうにもならないと判断しました。
空港まで25キロ。歩くには遠い。コロンボまでのバスはバンバン通っているので、コロンボまで出てみるかと考えコロンボ行きのバス停を目指し歩き始めた時、スリランカ人を乗車拒否した後、近くに10分くらい停まっていたスリーウィラーに声をかけてみます。
最初は断られたんですが、2500ルピーでなら行ってやるとのこと。

お願いします！！

内部に絵が描かれ緑色の光で照らされていました。
途中雨は降るわ、車はほとんど走っていないわ、警察はたくさんいるわ。。。

降りるときに5000ルピー払いました。外出禁止令の中走ってくれたお礼です。
本当に助かりました。

空港の周りは渋滞しているようなので手前の駐車場で降りて少し歩きました。

コロンボ空港に到着しました。
入り口にすごい列ができていました。

なるほど５時間前の到着を指定された訳です。
入り口で全ての荷物を開けての検査を行っていました。

まぁ15分も待たなかったですが。

噂によると空港でも爆弾が見つかったとか。

今回のテロでお一人日本人がなくなりました。駐在員の奥さんだそうです。日曜日にご家族でホテルに朝食を取りに行ってテロに巻き込まれたようです。幼いお子様は怪我で済んだそうですが、旦那さんも意識不明の重体とのこと。
テロなんて卑怯な無差別殺戮には怒りを感じてなりません。奥様のご冥福と旦那さまの１日も早いご本復をお祈りします。

空港の中に入り、茶器を購入しました。
コロンボ空港の中にはお茶屋さんがたくさんありますが、茶器を売っているところはあまり多くはなく、Mlesna Tea Centreで選びました。

買ったのはこのティーポット。これは良い買い物でした。

隣のHalpe Teaのお店で１月にも購入したオレンジペコティーを購入。
買い物も終了。

Serendibラウンジで休憩致します。

機内食も出るので飲み物だけにします。
アップルジュースとコカコーラをもらいました。

この日のラウンジは空いていました。空港に入るのに時間がかかるので、ラウンジで休憩する時間がないのでしょうかね。

ビジネスクラスの搭乗は0時45分。最後のバスで搭乗になります。

チェンナイ行きUL125便はエアバスA321型飛行機で運行されていました。
シートは最新式シート。

大型モニターが付いて日本語の選択もあります。

ウェルカムドリンクはオレンジジュース。

1時15分。ちょっと遅れましたが飛行機は離陸。
コロンボの夜景を見ながら飛行機は高度を上げていきます。

テロがあったとは思えないいつもと変わらない夜景でした。

機内食があるからこの時間まで何も食べなかったのですが、深夜便のため軽食メニューでした。
すっかり忘れていました。ラウンジで少し食べても良かったかも。。。
サーモンバーガーとスモークサーモンのフォカッチャを選びました。

デザートはプリンとセイロンティー。

2時半にチェンナイに無事到着しました。

この旅行記へのコメント （2）

• 先任搭乗員さん 2019/05/14 09:20:04

  テロの影響で・・・

  ぱっしょんＫさん　おはようございます。
  スリランカ旅行お疲れ様でした。また、旅行記を興味深く拝見させていただきました。
  私も本年6月にスリランカに行く予定でしたが、昨今の状況では断念せざるを得ないと判断しました。この情勢が安定したら行こうと思います。
  それにしても、無事でなりよりでした。
  それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
  
  秘書課長 拝

  ぱっしょんKさん からの返信 2019/05/16 01:17:42

  Re: テロの影響で・・・

  秘書課長さん、おはようございます。
  そうですかスリランカに行くご予定がありましたか。
  インドでスリランカを管轄している会社でも渡航禁止になっていますからね。
  さらに４月末にネゴンボでイスラム教徒とキリスト教徒の衝突もあったようですので、今はいけないですね。
  早く行けるようになることをお祈りしますが、ちょっと時間かかるかもしれませんね。