2019/02/28 - 2019/03/01
189位(同エリア992件中)
tangentさん
- tangentさんTOP
- 旅行記28冊
- クチコミ3件
- Q&A回答1件
- 31,005アクセス
- フォロワー10人
eJALポイントの有効期限が迫っていたので、消滅してしまわないうちに飛行機でどこかに出かけたいなと思い、知床に行ってみることにしました。国内の世界自然遺産を訪問するのは初めてです。
色々と忙しくて1泊2日の弾丸旅行になりましたが、羽田から女満別へ朝早くの便で飛び、翌日最終便で帰ってくればかなり時間を有効活用できるので、充実したよいリフレッシュの旅になりました。
≪今回の旅程≫
・往路
JL565便 羽田空港(07:05)→女満別空港(08:50) 特典航空券
バス(知床エアポートライナー) 女満別空港(09:10)→ウトロ温泉バスターミナル(11:23)
・復路
バス ウトロ温泉バスターミナル(14:10)→斜里バスターミナル(15:00)
JR釧網本線普通列車 知床斜里(16:33)→網走(17:17)
バス 網走駅前(17:55)→女満別空港(18:25)
JL566便 女満別空港(20:15)→羽田空港(22:10)スーパー先得
※帰りもエアポートライナーに乗ろうとするとウトロを午前中のうちに出発しなければならず、2日目の午前中にアクティビティに参加できるか怪しくなってくるので、列車を挟んで移動するのがミソなのです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
羽田から女満別までは約100分のフライト。こうして雪景色が眼下に広がると、北海道来た!って感じがします。
-
女満別空港からバスで知床に向かいます。
ちなみに、以前ドイツで買ったスーツケースを連れての初旅行でした笑
(拙稿「2018年ヨーロッパ旅行:ミュンヘンからヴェネツィアへ。グルメとリモワと夜行列車と。」参照) -
この日は、午後から知床五湖のツアーに参加しました。五湖は世界自然遺産エリアにある知床のハイライトスポットのひとつですが、冬期は認定ガイドによるツアーに申し込むことで散策することができます。ツアー中ガイドさんがいろんな話をしてくださるのでとても楽しかったです。
-
このようなスノーシューを履いて雪に覆われた湿地帯を歩いていきます。湖ももちろん結氷していますので、ツアールートでは湖を横断したりというシーンもあります。
-
巨大なキノコが生えた木。この日は晴天に恵まれてよかったです。滞在期間の短い小旅行なだけに、やっぱり晴れてくれたのはうれしいもの。
昼間の気温が2度くらいで、この時期の知床にしてはかなり暖かい日だとガイドさんがおっしゃっていました。 -
最初の湖、五湖に到着しました。木々がなくて真っ白なので、ああ夏はここが水を湛えた湖なんだなって分かりますね!
-
ヒグマが爪でひっかいた跡、というのを見せてもらいました。ヒグマは木登りが上手でほいほい登れちゃうそうです。
-
続いて四湖。
-
キツネの夫婦が走っていくのが見られました!知床には野生動物がたくさん暮らしていますが、五湖エリアでこのようにキツネが見られるのは珍しいとのことです。たまたま見ることができて、とてもラッキーでした^^
-
散策していると、動物の足跡がこのようにたくさん残されているのが見つかります。(この写真は確かキツネとウサギの足跡だったと思います)
-
白い大地と青い空のあいだを、澄んだ空気を感じながら歩いていきます。(日焼け止めは塗っておいた方がいいですね)
-
三湖につきました!
-
バックには雪化粧した知床連山(知床半島の背骨にあたる山々)が広がります。この山の中は、まさに秘境であり自然の宝庫です。
-
二湖は5つの湖のなかでも一番面積が大きいです。
-
木の枝からはつららが垂れていました。
-
いよいよ最後の湖、一湖です!美しくそびえる羅臼岳を背景に。
-
一湖はかなり海に近い場所に位置しているので、少し歩いて高台に行くとオホーツク海が見えてきます。海だ!っていう感動がありますね笑
真冬期だと流氷でびっしりということもあるらしく、やはり今回は割と氷が少なめになっているようです。それでも、この旅で人生初めての流氷が見られたので、とても印象深くて。
ガイドさんが今日はガスっぽくて空気もきな臭いとおっしゃり、PM2.5か山火事か、対岸の大陸からの影響だろうなどと話していたのですが、後にホテルでテレビを見ていると、中国東北部で森林火災があったと報じられていました。そのせいだったのねと納得するとともに、はるか遠くからの影響が本当に来るんだという、地球の大気大循環はすごいなあと改めて実感したものです。 -
一湖沿いには自然木道が設置されていて、夏だとここから湖を眺めるというわけですね。
-
湖の反対側から木道のある西側を撮ってみたところ、右奥の人影がスケール感を感じさせる写真に。どこまでも白銀の湖面に太陽の光が反射して、自然の果てしなさに心が洗われます!
-
知床五湖ツアーからの帰り、夕日に照らされた流氷の海がとってもきれいでした。流氷って、光に照らされると青っぽく見えるんですね。幻想的!
流氷びっちりの海も見てみたかったですが、夕景の美しさというところでは今回のように氷と水がバランスよく入り混じっているのも絶妙な良さがあるかな。
なお、知床での多くのツアーでは宿泊先等までの送迎も含まれているので行き帰りも安心です。 -
夕方の港町の風景。夏になったら、この船で漁に出るのかな。
-
ホテルに戻りました。今晩宿泊する、ホテル季風クラブ知床です。市街地から少し離れたところにあり落ち着いた宿で、一人旅でゆっくり過ごすにもとても良い宿でした。
貸切露天風呂等もあり、温泉が充実しているのもポイントです^_^ウトロ温泉 ホテル季風クラブ知床 宿・ホテル
-
昼間のホテルのロビーの様子。木のぬくもりを感じられる落ちついたインテリアで、暖炉が素敵な雰囲気を見せています。
-
2階の大窓からはすぐ近くのオホーツク海が飛び込んできます!
-
ホテルの夕食。知床の海の幸をはじめとする多数の料理に舌鼓を打ち、大満足ですっ。
-
この日は「知床流氷フェス」の最終日でした。夕食後、せっかくなので少し見物しようと思い送迎バスに乗って会場に行ってみることに。
-
こんな感じにライトアップされていて、様々な出し物が出展されています。
入場料が500円かかりますが、ホットワイン1杯と記念バッチがついてくるのでそこまで割高という感じでもなく。雰囲気を味わいに来てみた価値がありました。 -
キャンプ用品の展示なども。名前を忘れてしまいましたが、ハンモックみたいな設備でこの中に入って寝そべれるというやつです。
-
フェス会場の展望スペースから、流氷の港のほうを眺めてみます。
-
フェスから帰ってきて、星が撮れるかなと思いホテル前から少し写真撮影を。お昼行ってきた知床五湖のほうに北斗七星が輝いていました。(ちょっと写真が見づらいですね。。。*_*)
北斗七星といえばこぐま座、知床にもヒグマがたくさん暮らしているので、クマつながりでぴったりの組み合わせでした。 -
流氷の海も、夜に写真に撮ってみると独特の雰囲気があります。神秘的でミステリアスで、ちょっと怖いような気もするけど一方でどこまでも優しいような……なかなか表現しがたいけれど、素敵です。
-
翌日、しっかりと朝食をいただいて再びスタート。大変美味しかったです。
-
この日は流氷ウォークのツアーに参加しました。流氷ウォークは専用スーツを着て流氷の上を歩けるという、知床の目玉ツアーのひとつです。
流氷観光というと、例えば砕氷船に乗るような楽しみ方もありますが、知床に来たのなら、他では体験できない流氷ウォークもぜひぜひおすすめです! -
こんな感じで流氷の上を歩きます。いま、海の上にいるんですよ!
-
ガイドさんが氷の地形や状態について説明してくれます。昨日は結氷した湖面を歩きましたが、海だとまた違った雰囲気が楽しめます。
-
陸地側を振り返ってみるとこんな感じ。海の上に立ってるんだということを実感して印象的でした!
こうして流氷の海での貴重な経験をし、あとはお昼を食べて帰ります。 -
知床・ウトロでぜひ行ってみたいと思っていたのが波飛沫というラーメン屋さん。海を望むロケーションのお店は、ミシュランの評価を獲得したという名店です。
波飛沫 グルメ・レストラン
-
奮発して、塩味の特製トロチャーシュー麺の半熟玉子付きを注文しました。
柔らかくて大ぶりのチャーシューが5枚も、とても幸せです(^_^*)
スープも丁寧に作りこまれた複雑な味わいが麺に絡み合い、一口一口が良い意味で迫力のある、そんな一杯をいただくことができました。 -
ラーメンをいただいた後、バスまでまだ時間があったのではしごして、お茶をしていくことに。
ボンズホーム 宿・ホテル
-
こちらボンズホームはジャガイモ料理が有名と聞いており、メインメニューのグラタン等も試してみたかったのですが、時間の関係もあり今回は断念。ジャガイモのプリンとコーヒーをいただきました。
ジャガイモのプリンとはどんなだろう?と思って食べてみると、割と固めでしっかり目の舌触りが心地よい。食べ応えのあるスイーツ、美味しくいただきました! -
知床グルメを堪能して、帰りのバスです。空港直行バスはもうない時間なので、知床斜里駅から列車を併用して女満別空港を目指します。
-
知床斜里駅(バス停の名前としては斜里バスターミナル)につきました。
-
駅の近くのパン屋さんでパンを買いました。ベーカリー巡りは好きなので、旅先でもついつい足が伸びてしまいます。(さっきラーメンやプリンを食べたばかりなのに!笑)
-
列車へと向かう乗客たち。ホームでのありふれた情景ですが、写真に切り取ってみるとしみじみとします。
時間が合えば観光列車の「流氷物語号」にも乗ってみたかったですが、それはまたの機会ということで。普通列車で知床を後にします。 -
網走駅につきました。
-
駅には釧路行の列車が停車中。いわゆる横サボはとても久しぶりに見た気がします!
-
この網走駅ですが、市街地からは離れた場所にあるので、このとおり駅前はかなーり簡素です。駅ビルとかもありません。(市の中心部にはむしろ隣りの桂台駅のが近い)
道東の代表的都市の名前を冠した駅だけに、知らないとちょっと驚くかも。
駅前では特にすることもないので、1本早いバスで空港に行ってしまうことにします。 -
女満別空港に着きました。旅の締めに、網走名物の青いビール・流氷ドラフトを。オホーツクの流氷の使っているというこのお酒、味はあっさり目で飲みやすかったですよ。
こうして、帰りのフライトの時間となり、最終便で帰ってきました。
1泊で知床へ、やっぱり、飛行機の移動力はすごいですね。そして、特典航空券等で安価に飛行機に乗れたのも大きかったーーコンパクトな旅でしたが、冬の知床の大自然やグルメを目いっぱい堪能することができて、とても楽しかったです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- nikさん 2020/10/11 12:57:52
- 流氷ドラフト(初めて見ました…)
- いつもいいねをありがとうございます。
「流氷ドラフト」北海道のビールはあらかた飲んだと思っていましたが、このビールは初めて見ました。
情報ありがとうございます。
知床はいつか行ってみたい所です。
道東は何回か観光旅程を組んだのですが、いずれも不発に終わりました。
来年こそはぜひ出掛けてみたいものです。
- tangentさん からの返信 2020/10/11 23:59:29
- Re: 流氷ドラフト(初めて見ました…)
- こちらこそ、いつもご訪問・ご投票くださり大変ありがとうございます。
知床は、なんといっても自然の雄大さが体感できるのが魅力的でした。
ぜひ、流氷ドラフトとともに知床を楽しめる旅の機会に巡り合えますように!
私も、いつかもう一度、今度は夏の知床にも行ってみたいなと思っています。
北海道のビールを多くお飲みになっているとのこと、nikさんの印象に残っている銘柄などはありますか?
旅先で地ビールやクラフトビールを探すのが好きでして、もしよろしければ、北海道ビールのおすすめを教えていただけたらうれしいです。
- nikさん からの返信 2020/10/12 20:10:18
- Re: 流氷ドラフト(初めて見ました…)
- 千歳空港内で時間つぶしに飲む「ピリカワッカ」のバイツエンがお薦めですよ。
千歳空港では温泉もあります。
ひとっ風呂あびてのピリカワッカはサイコーです。
4種類ありますのでお時間がありましたら飲み比べなども面白いですよ。
札幌で時間が取れればアサヒビール園に立ち寄ることもあります。
出来立てのビールはなぜか美味しいのです。
- tangentさん からの返信 2020/10/13 00:03:18
- Re: 流氷ドラフト(初めて見ました…)
- ピリカワッカのバイツェンですね、ありがとうございます。今度探してみます!
新千歳空港の温泉も興味深いですね。これまでは、空港を利用したときもすぐに飛行機に乗ってしまって温泉に立ち寄れておらず、次こそは……と思います。
ああ、また北海道に行きたくなってきました。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったグルメ・レストラン
知床・ウトロ(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
48