2019年3月　中国・ベトナム一人旅－２ 東興⇒モンカイ＜陸路国境越え＞

2019/03/08 - 2019/03/09

3月8日はベトナムとの国境の町東興へ移動。
まず桂林站から新幹線で南?最火車站まで。すぐ隣の地鉄?潔東客?畚站から南?最市?潔東汽車站までは地下鉄。そこからバスで東興まで。乗り換えの連続で僕にはちょっとハードルが高いかなと思ったが、案ずるより産むが易しですんなりと行けた。
ただ、残念なのはカメラの不調で南寧までの写真がほとんどない。

3月9日は今旅行のハイライトとも言える国境通過。
国境を越えモンカイに至ると、中国での堅苦しさが一変し人々の表情も明るくなったような気がする。

為替レート：10000ドン≒50円

4/05　岡山⇒上海⇒桂林（中国東方航空）
4/06　桂林　
4/07　桂林
4/08★桂林⇒東興（新幹線、長距離バス）
4/09★東興⇒モンカイ（中・越国境越：徒歩）
4/10　モンカイ⇒ハロン（長距離バス）
4/11　ハロン
4/12　ハロン⇒ニンビン（長距離バス）
4/13　ニンビン
4/14　ニンビン
4/15　ニンビン⇒ハノイ（統一鉄道）
4/16　ハノイ
4/17　ハノイ
4/18　ハノイ⇒上海⇒岡山（中国東方航空）

エリア モンカイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

4月8日。
桂林から南宁までは新幹線。乗車時間は約2時間半。
124.5元、2千円もしないから日本よりもずいぶん安い。

しばらくは桂林らしい景色が続く。
カメラの調子が悪く、シャッターを押しても残念ながら殆んど写っていない。

南宁火車站から案内掲示に導かれ火車站から地下鉄に乗る。
地鉄琅東客运站で降りて・・・

隣接する南宁市琅東汽車站。
ここから東興までのバスに乗るのだが情報が少なく、この接続が1番心配だった。

切符売り場ではなく、入ってすぐの案内所みたいなところで尋ねるとその場で1時間後のチケットを発券してくれた。

バスを待つ間、2階のKFCで食事。

上の看板写真を見て注文。

これが37元、なんだか高いような・・・。
恥かしながら、実は生まれて初めてKFCに入ったのです（笑）

このバスに乗りました。

車内の様子。座席は半分くらい埋まっていた。

3時間半くらいで東興站に到着。
バスを降りると、雨で濡れないように目の前にタクシーが待っていた。
徒歩でホテルまで向かうはずだったが雨なので致し方ありません。
1メーターくらいの距離だがメーターは使わず15元。
濡れるよりはよいでしょう。

東興站と国門の中間に立地する金达商務酒店。
Cトリップから予約しました。
ほとんど中国人しか泊まらないような古びたホテルです。

提示されている料金はずいぶん高いけど、実際は日本円で2000円ほど。
値段なりの部屋でした。

チェックイン後、早速街の散策。
情緒あふれる素敵な通りです。

旅行者は誰もいません。

明日はここを通って国門に向かいます。

夕食はホテル近くの食堂へ。
この店、ビールは置いてなく・・・

向かいのこの店で缶ビールを2本買い持ち込みしました。

ケースの中の具材をボールの中に入れ店の人に渡すと調理してくれます。
この方式の店は、今まで何度か利用していますが、野菜がたっぷり摂れ、値段も安く一人旅には最高です。

4月9日
昨日確認済みの東興国門景区を通ります。
雰囲気の良い通りです。

東興のバアサン達。
ニッコリ笑ってくれたら良いけど、何となく顔がこわ張っていますね。

対岸はベトナム、モンカイです。
泳いで渡れそうな感じ・・・

中国側にはこんな塀があり、向う側が見えるように配慮されています。

途中から遊歩道になっていて・・

約50m毎に道路に上り下りできる階段があるので、キャリーバックを引きずる僕にはかなり辛い。

振り返って中国側の景色。

ベトナム側に係留してある舟は水上生活用みたい。
泳いでも簡単に渡れるほどの距離です。

ベトナムにはあの橋を渡るようです。

もう少し行くと・・・

国境の橋がよく見えるようになりました。

遊歩道から国境の橋に行くには標識に従って・・・

このボーダーへの入り口を探さないといけません。
迷うことなく見つけました。

いよいよ中国を出国です。

ベトナム国旗が見えます。

段々ベトナムに近づいてきました。
一番ワクワクする時です。

おっと！見落とすところだった。
これが正真正銘のボーダーライン。

ちょっと跨いでみました。
左足が中国側、右足がベトナムです。

だけど不思議ですね、同じところに立っているのに。右足と左足と1時間もちがうなんて・・・

右側にある建物、ここで入国手続き。
特に混んでもなくすんなりと入国。
パスポートだけで何もいりません。

ベトナム入国後、モンカイの町
「广安酒店 」
4トラでも紹介されているホテル。
諸先輩のおっしゃる通り、交渉によりかなり安くしてくれる。22時間滞在して100元。

チェックイン後、街の散策。
ご近所の市場。

かなりの規模です。

期間帯もあるかもしれないがお客は少ない。

こんなの好きですね。
ベトナムらしい。

間口が1間半か2間。
学生時代住んでいた文化住宅と呼ばれていた長屋を思い出しました
ちなみにベトナムは間口の大きさで税金が違うらしい。

路上の両替屋。
国境を抜けるとこんな店が何軒もある。
試しに10０元ほど両替。
レートは335000ドン（日本円で約1670円）で悪くはない。
雨のためその場でよく数えなかったが後で調べると10000ドン札が数枚少ない。
やられた！これも話のタネです（笑）

AGRIBANKのATM
最大2000000ドン引き出せる。
帰国後のカード会社からのメールでは利用金額9700円。ATM使用料108円。
AGRIBANKはATM使用料は他の銀行ATMの半分以下です。

散策ついでに雨も止んだので2キロほど離れたバスステーションまで偵察に出かけました。
バスステーションはこの川を渡らないといけません。

対岸の立派な建物は
国境の町によくあるカジノホテル。

30分くらい歩いて目的の「モンカイバスステーション」

時刻表です。
明日のハロン湾行きはあるにはあるけどこれには載っていません。
窓口でも明日のチケットを売ってくれない。

各方面に行くバスが数台並んでいます。
ビッグバスもあればミニバスも・・・

この人たちは、バスの運転手兼車掌。
客引きをしています。

バイクタクシーが到着するやいなや・・・

すぐに駆け寄り客引きします。
チケット売り場などなくてもよいのです。

こんな具合だから、まあ、何とかなるでしょう。

これ何でしょう？
近づいて覗いてみると、ピンセットで何やら取っています。

ひょっとすると「シラミとり！？」

路上の散髪屋も見つけました。

カメラを向け「撮らせてくれ」と日本語で言うと・・
兄さんベベトナム語で「イイヨ！」・・といったと思う（笑）

終わった後、兄さん何やら注文をつけていました。

ちょっとやり直し。

散髪道具はたったこれだけです。

兄さんの後、僕もやってもらいました。
調髪と髭剃り、それに耳掃除もして5万ドン。
日本円で250円です。
路上だから洗髪はありません。

広い道路が通行止めになっています。

まだ宵の口ですから人は少ないようです。

フードストリートのネオンが・・・、
シェムリアップのパブストリートを連想させますが、看板倒れ・・。

人気のないこの店に入りました。

海辺の町、モンカイらしく魚介のバーベキュー屋です。

貝類を焼いてもらいました。

焼きしなの貝を食べやすいように金槌で割ってくれます。

日本のチューブ入りのワサビとともに出てきました。
2皿と缶ビール2本で1万ドン（500円）
今回の旅行で1番のごちそうだった気がします。

ホテルに帰ると、チェックインの時値段交渉したおっさんがロビーでお茶していました。おっさんここの社長のようです。

明日のチェックイン後、大変お世話になりました。

勧められるまま、僕も仲間入り・・

息子夫婦
このホテル、かなり大きいホテルですが家族経営です。

ベトナム入国早々,地元の人と触れ合いことができていい思い出ができました。